記録ID: 2629686
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
八ヶ岳の核心部で空中散歩(赤岳〜横岳〜硫黄岳)
2020年10月05日(月) ~
2020年10月06日(火)


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 13:25
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,574m
- 下り
- 1,544m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 4:09
- 合計
- 9:19
距離 6.8km
登り 1,283m
下り 244m
2日目
- 山行
- 4:19
- 休憩
- 2:37
- 合計
- 6:56
距離 9.5km
登り 317m
下り 1,323m
13:32
ゴール地点
天候 | 1日目=曇りのち晴れ、暴風のち強風/2日目=晴れ時々曇り、強風のち微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・やまのこ村の駐車場は営業していませんでした。(と思います) ・日曜日深夜24時過ぎ着時1割の入り具合、月曜日07:30出発時8割、火曜日13:30帰着時9割利用 ・美濃戸口から美濃戸までの道はダート。やや悪路ですが、すれ違いスペースそれなりにあり。わだちとうねを上手に見極めれば普通乗用車でも問題ありませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース】美濃戸口からさらに奥に入った美濃戸発着。往路は南沢(行者小屋)から稜線へ。赤岳に登頂し横岳、硫黄岳を縦走して北沢(赤岳鉱泉)から美濃戸へ戻る周回。天気に恵まれれば稜線の絶景は特筆ものです。赤岳〜横岳は多少の岩稜地帯があり注意が必要。16km,up1700mの健脚コースです(コース定数41) 〇美濃戸〜行者小屋(南沢) ・沢沿いの道を延々歩きます。途中少し歩きにくい沢の中も歩きます。広い河原に入ったらもうすぐ小屋です。 ・小屋は営業していません。トイレと小屋前の湧水利用可能です 〇行者小屋〜(地蔵尾根)〜赤岳天望荘〜赤岳 ・最後の1/3の急登少し注意必要。階段や鎖があります(階段は合計100段はありませんが急だとおもいました)。落石にも注意が必要。ヘルメット推奨 ・地蔵の頭(主稜線)に出て、天望荘から赤岳は尾根の急坂を登ります。ザレているところは注意 ・赤岳天望荘は個室のみの利用となっていました。食堂もラウンジも眺望が良くておすすめです。食堂でバーナーを利用できるのもうれしいです 〇赤岳天望荘〜横岳〜硫黄岳 ・今回の核心部。いくつかのはしご、鎖場が続く。鎖場、岩場は急なところもあります。要注意です(八ヶ岳山域では、北横岳〜大岳〜双子池のほうが何倍も危ないと思います) ・360°の展望が期待できます ・硫黄岳山荘から登り返しとなる硫黄岳は爆裂火口壁を少しだけ周遊できます ・硫黄岳山荘は、あれこれ気が利いていました。淹れたてコーヒー美味でした 〇硫黄岳〜赤岳鉱泉 ・稜線から離れ高度を大きく下げますが、ほかの尾根道とは異なり岩場や梯、鎖はありません ・赤岳鉱泉のランチタイムのカレーはおいしかったです。水無料 〇赤岳鉱泉〜美濃戸(北沢) ・南沢より歩きやすいです。 ・堰堤まで12ヶ所くらい木の橋を利用します。 ・堰堤から美濃戸までは砂利道です(途中砂利道が大きく迂回する箇所にあるショートカットの小道は車道より少しだけ早いです) 【携帯電波】 稜線上はdocomoはほぼどこでも通話OKでした 【トイレ】 ・赤岳山荘前のやまのこ村/行者小屋/赤岳天望荘/硫黄岳山荘/赤岳鉱泉にあり ・赤岳頂上山荘は利用不可でした |
その他周辺情報 | ・美濃戸口にある「八ヶ岳山荘」で日帰り風呂(500円)やっていました(屋内風呂) |
写真
いよいよ稜線に向かいます。赤岳山頂に行かないと赤岳天望荘にたどりつけない文三郎尾根からルート変更。山頂経由せず小屋に行ける地蔵尾根に進路を取ります。荒天対策です。地図にある通り、半分くらいのところから急登に。階段が登場します
感想
快晴の八ヶ岳は最高でした。主稜線の小屋に泊まるプランとしました。なお、紅葉は今年は少し遅いとのことで、楽しめるのは10月中旬になるかもしれません。
過去八ヶ岳山麓には200日以上訪問・滞在したことがありますが、頂を一つも踏んだことがありませんでした。初八ヶ岳は初日昼過ぎ以降は晴れるという予報に導かれたものでした。実際、濃霧から快晴、暴風から強風、無風という多彩な変化。ウエアも目まぐるしく対応する2日間となりました。
まずは八ヶ岳最高峰・赤岳にご挨拶。そして稜線にある赤岳天望荘泊を前日に決め、翌日は天気が良ければ横岳、硫黄岳を空中散歩する行程にしました。
美濃戸をスタート、ゴールに、1日目は行者小屋から赤岳経由で山小屋へ向かう予定(文三郎尾根)でしたが、強風予報のため山頂を通らず直接山小屋へ行けるルート(地蔵尾根)に変更。結果的には、小屋で雲が消え、晴れたのをみて赤岳に登頂できました。小屋に戻るまでの1時間半、誰一人いない赤岳を堪能し、強風は続きましたが夜は星空も素敵でした。
2日目は、ご来光からのスタート。天気は穏やかで山行継続を決定。横岳、硫黄岳の稜線を立ち止まり、景色を見て写真を撮ったりののんびり散歩という至福の4時間の後、稜線を離れました。
今まで知らなかった沢山の八ヶ岳に心打たれ、八ヶ岳LOVEが更に高まりましたが、次はどの八ヶ岳を訪ねようかと早くも思いを巡らせています。
[日本百名山39座目]
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:841人
コメント
この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科 [2日]
美濃戸(南沢)〜行者小屋〜赤岳(文三郎尾根)〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜行者小屋〜阿弥陀岳(ピストン)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する