折立から〔雲ノ平〜鷲羽岳〜三俣蓮華岳〜黒部五郎岳・・一周時計回り〕
- GPS
- 59:35
- 距離
- 44.2km
- 登り
- 3,520m
- 下り
- 3,559m
コースタイム
- 山行
- 13:03
- 休憩
- 5:22
- 合計
- 18:25
- 山行
- 12:19
- 休憩
- 2:20
- 合計
- 14:39
- 山行
- 10:36
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 11:58
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 雲ノ平山荘、水は500㎖50円。水場のテント場まで片道20分かかるので注意。 |
写真
感想
参加者は男女10名、折立の広い駐車場は満車状態、小雨の降る中テント3張りを設営し終えた頃には雨も止んで、各自食材を広げてプチ晩賽会を行い、早々に就寝としました。翌朝お天気は回復し上々、長い登山道を黙々と登り太郎兵衛平に8:51到着、薬師沢小屋に11:11分に着いて昼食としました、ここからは吊り橋を渡って標高差460mを超える急登の登山道です。雲ノ平らしき所に登りきったのは15:00サンイチゲが中心でコイワカガミ、ミヤマダイコンソウ、イワオトギリ(写真)等のお花畑、とても美しく心に残る場所でした。物資輸送ヘリが去った後、富山県警のヘリが山荘脇に着陸、緊急救助ですね。2名を抱きかかえるようにして飛び立って行きました。初めて見る光景でした。
山荘で使用する水は基本的に雨水を煮沸したもので、洗面所の水も節約のため糸の様な量しか出ないようになっていてトイレ後の手洗いも満足にできません。水は500mmリットル50円、お湯は100円です。キャンプ場の湧水は美味しいとの事でしたが片道20分を要するとの事で買い求めました。夕食時に山荘の計らいで山荘の歴史につてご主人から説明を受けた後、DVDを使って当時苦労された様子を伺い、そのご苦労に感銘致しました。
翌朝はとっても良いお天気で水晶岳山頂より朝日が昇る。右に祖父岳、ずーと目を右に移していくと三俣蓮華岳の右奥に見事な姿の笠ヶ岳(写真)、更に右、山荘南西に黒部五郎岳とこれから縦走の山々が美しい。山荘6:05出発、登山道脇にはコイワカガミ、朝露に濡れたクロユリ等花々が咲き誇っている。6:20頃キャンプ場の水場に到着、必要量を確保冷たくて美味しい水でした。
祖父岳に8:05、槍ヶ岳を初め穂高の山々が目の前に見える。水晶岳を左に見ながら岩苔乗越に到着し、鷲羽岳10:22に登頂、真下に鷲羽池、赤い崩壊面が幾筋もの硫黄尾根の向うに槍ヶ岳、左奥に常念岳、見事な眺めにうっとり・・眺望を味わった後山荘目指して下山、11:41三俣山荘に到着、三俣蓮華岳登山途中、振り返ると鷲羽岳の雄大な姿が見事でした。13:37三俣蓮華岳山頂、15:35黒部五郎小屋に到着しました。最終の小屋泊、水も豊富で無料と満足の小屋でした。
最終日は朝食弁当持参で4:20頃出発、黒部五郎カールでの花畑とせせらぎにはとても心を癒されました。6:41黒部五郎岳直下に到着、ザックを下し、空身で黒部五郎岳に駆け上がり6:52山頂に到着、少しガスっている所もありましたが、私たちが通ってきたルートと薬師岳その遠く奥に大日岳、左にはこれから通っていく長いルートが見える。大展望この後、赤木岳に9:29に到着、しかしGPSデータで確認したところ赤木岳は300m程先だった。10:33北ノ俣岳山頂、下山途中ライチョウの親子に出会う12:17太郎平小屋に到着、12:53小屋を後にし、長い長い登山道を下り16:04折立の登山口に戻ってきました。割石温泉で汗を流し、夕食を採って帰路としました。
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