弓折岳 積雪した鏡平から槍ヶ岳を望む
- GPS
- 09:47
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 1,572m
- 下り
- 1,570m
コースタイム
- 山行
- 8:47
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 9:47
6:13 新穂高無料駐車場到着 4℃
6:21 新穂高温泉無料駐車場出発
6:28 新穂高登山指導センター
6:37 双六岳・笠ヶ岳登山口到着
7:17 笠新道登山口到着
7:27 サワビ平小屋到着
7:45 小池新道登山口到着
7:53 小池新道登山口出発
8:31 秩父沢出合到着
8:42 チボ岩到着
8:57 イタドリが原到着
9:24 シシウドヶ原到着
10:06 鏡池到着
10:34 鏡池出発
11:25 弓折分岐到着
11:33 弓折分岐出発
11:40 弓折岳山頂到着
12:20 弓折岳山頂出発
12:56 鏡池到着
13:03 鏡池出発
13:23 シシウドヶ原到着
14:16 小池新道登山口到着
14:25 小池新道登山口出発
14:50 サワビ平小屋到着
15:00 笠新道登山口到着
15:51 双六岳・笠ヶ岳登山口到着
15:59 新穂高登山指導センター到着
16:08 新穂高無料駐車場到着
平面距離 22.4km
沿面距離 22.9km
記録時間 09:47:37
最低高度 1,051m
最高高度 2,589m
累計高度(+) 1,675m
累計高度(-) 1,683m
平均速度 2.3km/h
最高速度 13km/h
登り歩行時間
双六岳・笠ヶ岳登山口〜笠新道登山口:40分 6:37〜7:17(休憩なし)
笠新道登山口〜小池新道登山口:28分 7:17〜7:45(休憩なし)
小池新道登山口〜鏡池:2時間13分 7:53〜10:06(休憩なし)
鏡池〜弓折分岐:51分 10:34〜11:25(休憩なし)
下り歩行時間
弓折岳山頂〜鏡池:36分 12:20〜12:56(休憩なし)
鏡池〜小池新道登山口:1時間13分 13:03〜14:16(2分程の休憩を含む)
小池新道登山口〜笠新道登山口:25分 14:25〜15:00(紅葉撮影で10分程度の休憩を除く)
笠新道登山口〜双六岳・笠ヶ岳登山口:35分 15:00〜15:51(紅葉撮影等で16分程度の休憩を除く)
天候 | 快晴 昼からガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
一番上のスペースに10台程度 |
コース状況/ 危険箇所等 |
小池新道入口からしばらく進むと登山道に積雪が現れる シシウドヶ原でチェーンスパイクを装着 秩父沢出合の橋は架かっていて、周囲のコースを5、6名の方がコンクリートでメンテされていました(頭が下がります) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
ゲイター
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
GPS
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
サングラス
タオル
カメラ
ポール
|
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感想
飛騨の山友さんと25日に爺ヶ岳、26日に奥丸山または弓折岳への山行を予定していたが、爺ヶ岳は多めと予想される積雪と強風、低温予想によりあきらめることにした。
今日も積雪の状況を見て弓折岳か奥丸山を選択の予定だったが、北斜面の急登登山道を往復する奥丸山でなく、雪は多そうだが自分が初めてということもあって弓折岳に決定した。
新穂高温泉の登山口からは白く輝く笠ヶ岳が見えている。空は青く快晴だ。久しぶりの晴天山行に期待が高まる。
気温は4℃で先週の蝶ヶ岳の時よりは暖かいが、山から吹き下ろす風が冷たい。
左俣林道を進むと紅葉が見頃を迎え、朝日に照らされ雪山にまけじとこちらも輝いている。
林道歩きは紅葉撮影でなかなか前に進めない。
小池新道登山口でこれからの登りに備えて行動食をとり、いざ鏡平へ向けて出発。小池義清氏らにより開設された登山道で、大きな岩がきれいに敷き詰められている。百名山のテレビで見たことがあり、あこがれの鏡平を経由して弓折岳、双六岳へと続く登山道だ。
ガラ場では岩をグリップせずになんか滑る。よく見ると岩に霜が付いていた。
少し進むとダケカンバの紅葉がトンネルになっている。ちょっと写真を撮影しているとあっという間に山友さんの後ろ姿は見えなくなってしまった。
紅葉のトンネルを抜けてしばらく進むと登山道にも積雪が現れた。下山者の足跡が凍っていたりするが、滑って歩きにくい程でもない。
チボ岩を経てイタドリが原に到着。各ランドマーク毎に山友さんは待っていてくれる。
ただし、ランドマーク間のスパンが長い場合は20分から30分程も待たせてしまっているのだろうと想像される。
小池新道登山口から鏡池までは2時間以上もかかるが、ランドマークがいくつもあるので離れては付いてを繰り返す。
クマの踊り場を過ぎると笹原の登りになり、いよいよ鏡平なのかと期待が高まる。
緩い坂を登り切ると思った通り鏡平に出た。思わず感嘆の声が出た。池の畔には山友さんの他に今朝2時に出発して来たという、かなり軽装な感じの若者が下山を始めるところだった。
槍ヶ岳が目の前に飛び込んでくる。今まで見たどの場所からよりも大きな槍ヶ岳だ。早速槍ヶ岳をアップで、そして鏡池と共に。
4月の残雪期にスノーシューでやって来ると、山小屋の屋根が隠れてしまう程の積雪で池がどこにあるのかも分からなくなり、鏡平の最東端にまで行けるそうで、より槍ヶ岳を近くに望めるとのこと。
鏡平はとても人気の場所なので、ハイシーズンは人混みで大変なことになると想像される。水鏡に映る槍ヶ岳も見たいが、無人の鏡平は最高だ。
あまりの絶景に30分近くも休憩を取ってしまい、急いで弓折岳に向けて出発した。
鏡平山荘の脇にある橋が通れないため、東側を巻いてから尾根に登る。尾根に出ると槍穂高がまたまたきれいに見える。
尾根歩きをしばらくすると右へ右へと緩やかにトラバースして行き、急登ではない。
弓折岳の稜線上にある弓折分岐に到着すると槍穂高の見晴らしがさらに良くなると思っていたが、槍ヶ岳の山頂がガスで見えなくなっていた。
鏡平で時間を使い過ぎたのがいけなかったのか、自分の歩きが遅すぎたのか。途中で振り返って槍ヶ岳を撮影しておいて良かった。弓折分岐に出る手前での1枚が本日最後の槍ヶ岳山頂となってしまった。
弓折岳の山頂はすぐそことのことで、笹原の間を抜けて登ると左にピークらしきものが見えるが、そこに道はなく窪地の先にある高い場所が山頂のようで、山友さんは新雪を踏みしめて窪地を通り抜けようとしている。無雪期なら左を巻くらしく、窪地の左側にトレースがある。
今日は先週と違ってスパッツを着けているので山友さんが今付けられたばかりのトレースをたどり、途中から未踏の場所を直登して弓折岳山頂に到着した。
ここは双六岳方面と笠ヶ岳方面の分岐点になっているので、山頂近くを通過する登山者は多いが、この三角点を踏む人はとても少ないだろうと思える場所だ。抜戸岳の山頂も同様にすぐ脇を通る人は多いが山頂を踏む人は少なそうだった。
初めての自分としては山頂を踏むことが出来て大いに満足している。
次ここに来る時は大ノマ岳からの登り返しにヘロヘロになりながらも笠ヶ岳山行の帰り道であってほしい。
いや、その前に双六岳に行けるようになっていないとダメなのだろう。
山頂に到着してすぐにガスが一気に広がり、見えていた隣の大ノマ岳も一切見えず、槍穂高も中腹より下しか見えなくなってしまった。
ガスが晴れるのを昼食をとりながらしばらく待ったが、晴れそうにないので下山を開始して途中の眺めを期待することにした。
弓折分岐からの下りは雪が緩んできていたが、気持ちの良い雪上歩きだった。
トラバースと尾根道が終わると鏡平が見えるので下りの進捗がよく分かり、あっという間に鏡平山荘の北側に出た。
ここまで下りても一向にガスは晴れないので、次は左俣林道の紅葉を期待して下山する。
シシウドヶ原でチェーンスパイクを外し、小池新道登山口まで小走りはせずに一気に下った。
左俣林道では登り時同様に紅葉に目を奪われ、撮影休憩をたっぷりとりながらの下山となった。
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