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記録ID: 2685050
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

大峰山 修験味わう周遊縦走(双門コース-弥山-八経ヶ岳-大普賢岳-山上ヶ岳-稲村ヶ岳-洞川)

2020年10月27日(火) ~ 2020年10月29日(木)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
38.5km
登り
3,241m
下り
3,080m

コースタイム

1日目
山行
5:00
休憩
0:10
合計
5:10
10:00
50
10:50
11:00
80
12:20
12:20
170
2日目
山行
8:20
休憩
1:00
合計
9:20
5:30
40
6:10
6:10
20
6:30
6:50
90
8:20
8:20
70
9:30
9:50
80
11:10
11:10
80
12:30
12:50
120
14:50
3日目
山行
5:20
休憩
0:20
合計
5:40
5:00
50
5:50
5:50
60
6:50
6:50
20
7:10
7:10
20
7:30
7:50
110
9:40
9:40
60
10:40
洞川温泉バス停
ルートは手入力です。休憩は細かく短めで取ってます。
天候 27日 晴れ
28日 晴れ
29日 ガスのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き
夜行バス 都内 → 奈良駅 
電車 奈良駅 → 大和下市駅
奈良交通バス 下市駅 → 天川川合 タクシー(1490円) → 熊渡
※公共交通機関だと、熊渡の出発時間が10時となり、双門コースはオススメはできません
※タクシーは天川に一台のみ、予約不可、土日は混んで難しそう

帰り 
奈良交通バス 洞川温泉 → 大和下市駅 →電車 → 京都 新幹線→都内
コース状況/
危険箇所等
《双門コース》
・関西屈指の難コース 沢歩きしつつ、高巻き道の踏み跡を少し、はっきりさせて、鎖、ハシゴを付け加えたようなルートです。ほぼ沢登り気味、登山靴でなんとか歩ける
・ルートファインディング(RF)がやはりポイントになる、テープ類はあるが紛らわしい所もあり、沢歩きの高巻き道を意識するようにして歩く必要がある、経験者との同行が望ましい
・判断に迷うところもあるので、アップなのか、ダウンなのか、トラバースなのか、渡渉するのか、慎重に行く
・ハシゴの質、数ともに、今まで歩いてきた岩稜ルートのなかでも、一番多くて、長いと思われます
・巌の双門は分岐のテープからトラバース沿いに薄い踏み跡を行く、テープあり、途中根元に錆びたワイヤーをグルグル巻かれたミズナラの大木を越え、もう少し進み支尾根を乗っ越してから、下に向かう踏み跡をたどる

《大峰奥駈道》
・道は整備されている、アップダウンはあるが踏み跡はしっかり
・大普賢岳稜線の七曜岳から大普賢岳までは鎖、急坂あり、時間を要する

《山上ヶ岳、稲村ヶ岳から洞川》
・山上ヶ岳は女人結界門あり、山頂からのレンゲ辻まで急、岩場あり、山上辻までトラバース道も慎重さが必要
・稲村ヶ岳、大日山へキレットのところまでトラバース後往復する
・法力峠から下り沿いの水場は全て利用可
・洞川自然探究路も整備されています
その他周辺情報 ・狼平避難小屋 キレイな小屋 トイレなし  沢利用 
・行者還避難小屋 キレイな小屋、トイレなし 登山道沿い北に10分弱 
・小笹ノ宿 トイレなし 沢水 引き戸の扉は壊れてなし、ベニヤ板を立てるだけ、板の間は利用可、戸開け期間中は登山者の利用ができるかは不明、参詣者優先らしい
・弥山山頂公衆トイレ、稲村小屋公衆トイレを利用
・洞川エコミュージアム 無料
・洞川温泉 11時〜 700円
小笹の宿にあった双門ルート概要
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小笹の宿にあった双門ルート概要
白川八丁 晴れてコンディションは良い、時間が遅めのスタートなのでサクサク進む  
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白川八丁 晴れてコンディションは良い、時間が遅めのスタートなのでサクサク進む  
沢途中に苔むしたカツラの巨木 幹回り5m弱くらい
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沢途中に苔むしたカツラの巨木 幹回り5m弱くらい
堂倉滝 水量は少なめのようです
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堂倉滝 水量は少なめのようです
ここは上でなくて、トラバース
ここは上でなくて、トラバース
桟道が整備されてなければ通れないルートです
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桟道が整備されてなければ通れないルートです
大台ケ原の大杉谷もキレイでしたが、大峰の渓谷も美しい
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大台ケ原の大杉谷もキレイでしたが、大峰の渓谷も美しい
ここも慎重にへつる
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ここも慎重にへつる
一ノ滝 黄葉に陽が当たりキレイ
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一ノ滝 黄葉に陽が当たりキレイ
急斜面のぼり始めに、大きな枝ぶりを発見
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急斜面のぼり始めに、大きな枝ぶりを発見
大トチの巨木でした、幹回り4m強くらい
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大トチの巨木でした、幹回り4m強くらい
ここを抜け
双門のハシゴは長さ、数、急と今までも一番多いルートかも、ハシゴが鎖場だったら、登れないと思う、整備に感謝
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双門のハシゴは長さ、数、急と今までも一番多いルートかも、ハシゴが鎖場だったら、登れないと思う、整備に感謝
黄葉を愛でる余裕はなし、足元のカラフルで我慢
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黄葉を愛でる余裕はなし、足元のカラフルで我慢
稲村ヶ岳が見える、右は鉄山かな
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稲村ヶ岳が見える、右は鉄山かな
登ってきた双門ルート 良い高度感、紅葉してます
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登ってきた双門ルート 良い高度感、紅葉してます
双門ノ滝、見に来るのがキツイ秘境の滝、スゴイ岩壁を流れる、時間の関係でゆっくりせず残念
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双門ノ滝、見に来るのがキツイ秘境の滝、スゴイ岩壁を流れる、時間の関係でゆっくりせず残念
巌の双門への分岐
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巌の双門への分岐
根元にワイヤーがグルグル巻かれたミズナラ大木
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根元にワイヤーがグルグル巻かれたミズナラ大木
巌の双門 落石が怖くて近寄れず、中々来れない所だがスケールに圧倒される
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巌の双門 落石が怖くて近寄れず、中々来れない所だがスケールに圧倒される
小豆島寒霞渓や妙義の石門なども見ましたが、ここのは日本離れして大きいと思う
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小豆島寒霞渓や妙義の石門なども見ましたが、ここのは日本離れして大きいと思う
こちらから沢まで、また急坂を下る
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こちらから沢まで、また急坂を下る
急だが紅葉がピーク
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急だが紅葉がピーク
沢に降りたと思ったら
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沢に降りたと思ったら
また高巻き道
きれいな流れです
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きれいな流れです
この鎖場は左から巻けるらしいが、直登する
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この鎖場は左から巻けるらしいが、直登する
空中回廊
橋を渡ると
狼平避難小屋、途中1パーティにあい、ほっとする、予定より早く到着できたが、集中していたので、疲労がどっと出る
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狼平避難小屋、途中1パーティにあい、ほっとする、予定より早く到着できたが、集中していたので、疲労がどっと出る
まずは弥山へ、国見八方睨からの大観、稲村ヶ岳から二日目の縦走路
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まずは弥山へ、国見八方睨からの大観、稲村ヶ岳から二日目の縦走路
特に目立つのは、大普賢岳で、剱八峰か、奥穂北尾根のようなシルエット
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特に目立つのは、大普賢岳で、剱八峰か、奥穂北尾根のようなシルエット
近畿最高峰
谷を隔てて奥高野の山並み
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谷を隔てて奥高野の山並み
台高南部越しに熊野灘がみえる
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台高南部越しに熊野灘がみえる
南奥駈、トンガリは釈迦ケ岳でしょう
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南奥駈、トンガリは釈迦ケ岳でしょう
台高北部方面、真ん中が池小屋山あたり?
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台高北部方面、真ん中が池小屋山あたり?
山頂近辺の立ち枯れ
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山頂近辺の立ち枯れ
弥山小屋付近、苔がキレイ
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弥山小屋付近、苔がキレイ
奥駈を進む、奥は釈迦ケ岳だと思う
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奥駈を進む、奥は釈迦ケ岳だと思う
紅葉が良い
笹と紅葉に彩られる素晴らしい縦走路
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笹と紅葉に彩られる素晴らしい縦走路
オレンジ
弥山が大きい、恵那山を思い出す、八経が小さくみえる
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弥山が大きい、恵那山を思い出す、八経が小さくみえる
鉄山 こちらからは鋭い
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鉄山 こちらからは鋭い
大普賢岳が近づいて来た
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大普賢岳が近づいて来た
行者還避難小屋と行者還岳
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行者還避難小屋と行者還岳
行者還の水場、避難小屋から意外に歩く、足場があまり良くない、落石注意
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行者還の水場、避難小屋から意外に歩く、足場があまり良くない、落石注意
行者還岳
色合いが良い
見上げる
稲村ヶ岳とバリゴヤの頭、山腹の紅葉が一番良かったポイント
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稲村ヶ岳とバリゴヤの頭、山腹の紅葉が一番良かったポイント
三普賢の大、小、日本岳の迫力が◎
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三普賢の大、小、日本岳の迫力が◎
大普賢山頂まであと一息
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大普賢山頂まであと一息
水太覗も谷深さに圧倒される
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水太覗も谷深さに圧倒される
七曜岳、国見岳を越えての大普賢岳は危険箇所もあり、達成感に包まれる
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七曜岳、国見岳を越えての大普賢岳は危険箇所もあり、達成感に包まれる
大日山を従えて、稲村ヶ岳
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大日山を従えて、稲村ヶ岳
こちらは山上ヶ岳、山頂の笹原はお花畑らしい
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こちらは山上ヶ岳、山頂の笹原はお花畑らしい
大台ヶ原のシルエットはっきり認識
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大台ヶ原のシルエットはっきり認識
弥山,八経ヶ岳から歩いて来た縦走路、真ん中左の入道形が行者還岳
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弥山,八経ヶ岳から歩いて来た縦走路、真ん中左の入道形が行者還岳
初日、二日目と疲労を感じながら女人結界門を越える
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初日、二日目と疲労を感じながら女人結界門を越える
北西側から大普賢岳を振り返る
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北西側から大普賢岳を振り返る
小笹の宿に着く、ドア壊れてなし、板の間だけでもありがたい
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小笹の宿に着く、ドア壊れてなし、板の間だけでもありがたい
寝過ぎて早起き、早めに出る、山上ヶ岳だけはやっつけみたいになってしまう
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寝過ぎて早起き、早めに出る、山上ヶ岳だけはやっつけみたいになってしまう
大峰、ハウチワカエデが多い気がします、落ち葉たっぷり
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大峰、ハウチワカエデが多い気がします、落ち葉たっぷり
稲村小屋から大日山へ向かう
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稲村小屋から大日山へ向かう
キレットからクサリ場を登り、大日山頂
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キレットからクサリ場を登り、大日山頂
ガスから晴れへ、弥山大きい
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ガスから晴れへ、弥山大きい
稲村ヶ岳山頂は展望台になってます
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稲村ヶ岳山頂は展望台になってます
逆光だが大普賢岳のシルエット、今回の山では一番印象的なピーク
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逆光だが大普賢岳のシルエット、今回の山では一番印象的なピーク
左端が山上ヶ岳、吉野の桜の時期と合わせて歩くのもいいかも知れない
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左端が山上ヶ岳、吉野の桜の時期と合わせて歩くのもいいかも知れない
一気に下り、母公堂
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一気に下り、母公堂
名水百選 ごろごろ水
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名水百選 ごろごろ水
洞川自然探究路を少し歩き、かじか滝を見る、最後も渓谷歩き
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洞川自然探究路を少し歩き、かじか滝を見る、最後も渓谷歩き
螳螂ノ岩窟 時間なく訪れなかったが有料で入れる、他にも鍾乳洞があるようです
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螳螂ノ岩窟 時間なく訪れなかったが有料で入れる、他にも鍾乳洞があるようです
洞川エコミュージアムに少し立ち寄り大峰山を振り返りつつ、龍泉寺にモミ林があることを知る
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洞川エコミュージアムに少し立ち寄り大峰山を振り返りつつ、龍泉寺にモミ林があることを知る
龍泉寺、紅葉のピーク
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龍泉寺、紅葉のピーク
少し登り尾根にはモミ大木あり、洞川八幡神社にもケヤキやスギ大木
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少し登り尾根にはモミ大木あり、洞川八幡神社にもケヤキやスギ大木
洞川の街と奥に山上ヶ岳がうっすら見える
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洞川の街と奥に山上ヶ岳がうっすら見える
洞川温泉でスッキリ、バス停前の食事処でアマゴ定食を食べ、大峰を満喫しました
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洞川温泉でスッキリ、バス停前の食事処でアマゴ定食を食べ、大峰を満喫しました

感想

大峰へ、双門コースから八経ヶ岳へは厳しいがとても気になっていたルート

和佐又ヒュッテがなくなり、八経ヶ岳、弥山、大普賢岳と山上ヶ岳、稲村ヶ岳の2回に分けて考えていたルートを一つにまとめたら今回のルートになりました。

思っているよりは距離を歩いていないが、大峰核心部分をたっぷり味わう濃い縦走
2週間前の船形山で沢歩きのルートを歩いていたので、
双門コースの沢歩きをスムーズに進むことができたのは大きい

雨の多いところだが、天気に恵まれ普段見慣れない山岳景観はすばらしかったです。
アクセスに難儀しそうだが、奥高野の小辺路、南奥駈、大雲取、小雲取など熊野をめぐるルートは、巨木めぐりのルートとしても気になるので、いつか歩こうと思います。

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コメント

大峰
双門コースを通られましたからsarariさんは「関西の山の最高点」を越えたと考えます。おめでとうございます!

とにかく祝意を表します 。さらに加えて、小笹の宿は当山派修験の聖地です。小屋は粗末ですがここで泊まられたことはたいへん意義深いです。
2020/10/31 23:44
Re: 大峰
Happa64さん こんにちは
双門コース厳しいルートでした。奥駈の縦走路も想像よりハードな所で、南奥駈に行く機会の時には、気を引き締めないといけないなと思います。

小笹の宿も雰囲気のある所で、山深さを感じつつも、歴史を実感できるルートでした。紀伊山地も面白そうな所が多く、ルート選定に迷いそうです(^_^;)
2020/11/1 9:40
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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