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Yamareco

記録ID: 2715270
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

【阿寺】若栃山(1593m)

2020年11月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:54
距離
13.9km
登り
1,047m
下り
1,052m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:54
休憩
0:00
合計
7:54
7:27
474
スタート地点
15:21
ゴール地点
友人に、飛騨小坂の巌立峡(がんだてきょう)に車で向かう・・・と話すと、「観光で訪れたことがある」と即座に答えが返ってきました。母親と二人、満足のチャリ観光だったそうです。

けれども、観光地のイメージとは裏腹に、早朝の巌立峡は人っ子一人いない。せっかくの紅葉の盛りも、私一人のためばかりじゃ申し訳なさすぎる。

巌立峡は、御嶽山の魔利支天の噴火に伴う溶岩が、はるばるここまで流れ着いたもの。何と6万年前の話です。この悠久の時の流れの前には、さすがの私もひよっ子だ(意味不明)。

今回のコースは遊び心で、ハート型を意識して一筆書きしてみました。
過去天気図(気象庁) 2020年11月の天気図
アクセス
いつものように
観光地を素通りして
駐車地へとまっしぐら
2020年11月08日 07:30撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 7:30
いつものように
観光地を素通りして
駐車地へとまっしぐら
災害復旧工事現場や現場詰所を過ぎて振り返ると
乗越峠尾根や大沢上山が見えます
2020年11月08日 08:10撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 8:10
災害復旧工事現場や現場詰所を過ぎて振り返ると
乗越峠尾根や大沢上山が見えます
林道の崩落地点
2020年11月08日 08:13撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 8:13
林道の崩落地点
昨夜までの雨で
林道を埋め尽くす濡れ落ち葉が絵になる
2020年11月08日 08:24撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 8:24
昨夜までの雨で
林道を埋め尽くす濡れ落ち葉が絵になる
林道の崩落地点
2020年11月08日 08:44撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 8:44
林道の崩落地点
ヤマハンノキの幼木が目立ちました
2020年11月08日 08:49撮影 by  SH-M12, SHARP
11/8 8:49
ヤマハンノキの幼木が目立ちました
ここを下山口とします
2020年11月08日 09:03撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 9:03
ここを下山口とします
林道の崩落地点
2020年11月08日 09:06撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 9:06
林道の崩落地点
オッケー (*^^)
2020年11月08日 09:10撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 9:10
オッケー (*^^)
大岩を3つ数えると
2020年11月08日 09:37撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 9:37
大岩を3つ数えると
林道に岩盤が出てきて
2020年11月08日 09:28撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 9:28
林道に岩盤が出てきて
そこには金属製のプレートが埋め込まれています
2020年11月08日 09:22撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 9:22
そこには金属製のプレートが埋め込まれています
かたわらにはカーブミラーが倒れていて
そこが登山口になります
2020年11月08日 09:24撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 9:24
かたわらにはカーブミラーが倒れていて
そこが登山口になります
ホオノキの林床に座り込んで腹ごしらえ
2020年11月08日 09:28撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 9:28
ホオノキの林床に座り込んで腹ごしらえ
アスナロの立つ登山口から入山
2020年11月08日 09:42撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 9:42
アスナロの立つ登山口から入山
はじめこそ踏み跡はしっかりしてるけど
2020年11月08日 09:44撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 9:44
はじめこそ踏み跡はしっかりしてるけど
この先
獣目線で歩かないと
あさっての方向へ行ってしまう
2020年11月08日 09:50撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 9:50
この先
獣目線で歩かないと
あさっての方向へ行ってしまう
ピンクテープはあっても
このスプレー缶見たら
少々戻って南々西っぽく
正規ルートを探した方がいいかも
探せばそちらにもテープありです
2020年11月08日 10:31撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 10:31
ピンクテープはあっても
このスプレー缶見たら
少々戻って南々西っぽく
正規ルートを探した方がいいかも
探せばそちらにもテープありです
私はかまわず前進して
ルンゼを強引に進み
2020年11月08日 10:35撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 10:35
私はかまわず前進して
ルンゼを強引に進み
宿命とも言える
やぶこぎ人生
2020年11月08日 10:54撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 10:54
宿命とも言える
やぶこぎ人生
この子
以前は食べられるって言われてたんだけどね
2020年11月08日 10:54撮影 by  SH-M12, SHARP
11/8 10:54
この子
以前は食べられるって言われてたんだけどね
タカノツメは葉緑素が薄いのかなぁ
コシアブラとかもそうだよね
2020年11月08日 11:02撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 11:02
タカノツメは葉緑素が薄いのかなぁ
コシアブラとかもそうだよね
シャクナゲの
ジャングルジム
2020年11月08日 11:12撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 11:12
シャクナゲの
ジャングルジム
突如として山頂
2020年11月08日 11:23撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 11:23
突如として山頂
三角点はカラマツの帽子をかぶってました
2020年11月08日 11:24撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 11:24
三角点はカラマツの帽子をかぶってました
腰掛けたいけど
高すぎるので
2020年11月08日 11:26撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 11:26
腰掛けたいけど
高すぎるので
サルノコシカケはあきらめて
こちらの一畳岩に腰を下ろします
2020年11月08日 11:28撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 11:28
サルノコシカケはあきらめて
こちらの一畳岩に腰を下ろします
カラマツ林に憩う至福
2020年11月08日 11:29撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 11:29
カラマツ林に憩う至福
ちょっぴり素敵♪
2020年11月08日 11:42撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 11:42
ちょっぴり素敵♪
とっても素敵♬♩
2020年11月08日 11:52撮影 by  SH-M12, SHARP
11/8 11:52
とっても素敵♬♩
むむっ
名古屋っ!
(´〜`*)
2020年11月08日 11:58撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 11:58
むむっ
名古屋っ!
(´〜`*)
1453峰から東に下ると
反射板
御嶽山の見えるポイントですよ!
2020年11月08日 13:22撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 13:22
1453峰から東に下ると
反射板
御嶽山の見えるポイントですよ!
君はなんて美しい
アカヌマベニタケ
2020年11月08日 13:46撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 13:46
君はなんて美しい
アカヌマベニタケ
ヤマハハコ
2020年11月08日 14:23撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 14:23
ヤマハハコ
林道を下り
大伐採地を歩いて下山です
(^^♪
2020年11月08日 14:55撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
11/8 14:55
林道を下り
大伐採地を歩いて下山です
(^^♪

感想

唐谷林道ゲート前の特等席は、先着一名様限定。その栄誉に預かり、車を停めさせて頂きます。ということで、READY・SET・GO!

すぐに砂防えん堤工事の作業現場。その先にK組の現場事務所があります。この先の林道は三箇所の崩落ポイントがあって要注意。そのたびごと緊張感が走りますが、目の前のゴジュウカラはどこ吹く風。のん気に口笛を吹いています。

明け方までの雨で、路面の濡れ落ち葉がキラキラしています。振りかえると、鉄塔線の走る乗越峠尾根だとか、大沢上山がいい感じです。

大規模伐採地を越えて歩きます。反射板巡視路の入口を見て、さらに進むと三つ目の崩壊地。これらは全部、同じ沢の土石流がその原因です。

林道脇の三個の巨岩の先に、Y組の唐谷林道プレートの埋め込まれた岩盤があります。そこにはカーブミラーが倒れていて、沢沿いルートの入口を示しています。朴葉の散り敷いた林道脇でひなたぼっこ。ホオノキの枯れ葉の上にあぐらをかき、まずは腹ごしらえ。

では、出発です。涸れ沢の左岸側、アスナロの木の脇からとりつき、ゴーロ帯を渡渉。ケモノ目線でルートを探しながら高度を稼ぎます。

雨裂に出ると、持ち前の強引さで直上。ある程度の確信を持って選んだルートですが、正式とされるルートはさらに西寄りです。自業自得のヤブコギの責め苦を経て、公式ルートに合流。ササヤブをこぐと、カラマツの落葉が首筋に入り込んでくすぐったい。タカノツメの淡い褐色の枯れ葉も華奢で素敵です。

そうこうするうち、いきなり山頂三角点に立ちました。その唐突感は、稜線上の一通過点に思える地形ゆえでしょうか。そこに三角点が置かれたのは、その標高と、西向きから臨んだ際の存在感でしょう。

山頂の東側の方が標高が高く思えました。遺恨を残さないよう、東に寄ってみました。一畳分ほどの岩畳があって、くつろげます。

展望は予想通り残念です(笑)。許されれば、樹間から加賀白山、位山三山、笠ヶ岳、槍ヶ岳、乗鞍岳、御嶽山、空木岳、小秀山の絶景なんですが・・・

下山です。アップダウンを丁寧になぞって1453峰へ。振り仰ぐ若栃山はヒノキのグリーンと、カラマツのゴールドの絶妙のツートン。

1453峰の分岐点から東を取ると、すぐ反射板。裾野だけの御嶽山がほの見えました。まずは沢に降ります。スギヒラタケやアカヌマベニタケを見ながら、沢沿いに右岸の踏み跡を探します。林道に降り立つと、ヤマハンノキやヤマハハコが出迎えてくれます。

お疲れさまです。巌立峡の駐車場には車が一杯じゃないですか。紅葉の盛りに、皆さん満足げ。さあ、私は道の駅『南飛騨小坂はなもも』に向かいます。

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