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Yamareco

記録ID: 2716307
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

赤岩岳〜大ナゲシ〜宗四郎山 埼玉・群馬県境の岩峰を巡る

2020年11月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:02
距離
9.3km
登り
1,299m
下り
1,292m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:06
休憩
0:56
合計
6:02
8:11
52
スタート地点
9:03
9:10
19
9:29
9:35
14
9:49
9:49
35
10:24
10:30
26
10:56
10:56
18
11:14
11:14
20
11:34
11:35
21
11:56
12:23
13
12:36
12:36
15
12:51
12:58
15
13:13
13:14
25
13:39
13:40
33
14:13
ゴール地点
天候 晴れ☀風も穏やか
過去天気図(気象庁) 2020年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場所:赤岩橋付近の路肩
※付近に駐車場はありません
県道210号線「出合」から「赤岩橋」の区間は道幅の狭い1車線となります
終始舗装路です
昭文社さんの2020年版山と高原地図に出合トンネル以北通行止めと
記載されていますが解除され通行可能でした
コース状況/
危険箇所等
◆今回のルートでトイレはありませんでした

■ ⇒ 赤岩峠■
登山口から赤岩峠まで絶え間ない登りでキツかったです
地図でコースタイムを確認した際に短時間ですぐ終わるだろうから
ここは問題なしと考えていたので正直面食らいました
体力的にこの日のルートで一番きつかったです

■ ⇒ 赤岩岳■
赤岩峠から赤岩岳へは前半北東に進路を取り
コルへ出たら南へ進路を変更します
岩場を越え樹林帯の急坂を登り詰めると山頂です
コルに出る前のルンゼでは石を蹴落としての落石に注意

■ ⇒ 大ナゲシ■
赤岩岳から赤岩峠まで来た道を戻り
西へ進むと大ナゲシへの分岐に辿り着きます
分岐からは北に進路を変えて進みます
そのまま進むと大ナゲシ南面直下にて道が二手に分かれます
左手(西側)のルートは岩を巻くように登り、右手(東側)は岩を直登します
私は登りで左ルート、下りで右ルートを通行しましたが
右ルートは斜度がきつく危険が伴う為、下りでの通行は避けた方が良さそうです
大ナゲシ山頂は見晴らしが良く爽快です

■ ⇒ 宗四郎山■
大ナゲシより来た道を分岐まで戻り西へ尾根伝いに歩きます
宗四郎山へ向かう途中に雁掛ノ頭、六助ノ頭の二つのピークを越えます
六助ノ頭東側直下の斜面が急登に加え堆積した落ち葉により
滑りやすく歩きづらいです
宗四郎山の東側直下より尾根南側に鹿柵が設置されています
尾根伝いを直登するのではなく、柵沿いを西に進みます
その後一度尾根伝いに岩を登ったら再び柵沿いを進み、
右手に赤テープが見えたらその場所から再度尾根伝いを歩き、
岩を少しの区間登り上げると山頂です
ここも見晴らしが良く奥秩父の山々が眼前に迫ります

<?POINT>
雁掛ノ頭直下東側の道が不明瞭です
特に下りで通行する際は南側の尾根に迷い込まない様注意
GPSにて進路を確認しながら進みましょう
赤岩橋から
見上げると赤岩岳
6
赤岩橋から
見上げると赤岩岳
ここを左手に進む
3
ここを左手に進む
小さな橋を渡り
本格的にスタート!
4
小さな橋を渡り
本格的にスタート!
最初は薄暗い樹林帯
4
最初は薄暗い樹林帯
尾根に乗り上げると
黄葉した木々達が
お出迎え
5
尾根に乗り上げると
黄葉した木々達が
お出迎え
再び尾根を外れ
斜面を登り詰めると赤岩峠
登山口からここまで
何気にきつかった(^^;
4
再び尾根を外れ
斜面を登り詰めると赤岩峠
登山口からここまで
何気にきつかった(^^;
まずは赤岩岳へ
北東へ巻く様に進む
3
北東へ巻く様に進む
ルンゼを登り詰めて
コルに出たら進路を南へ
ここから少し岩の区間となり
その後樹林帯の登りとなる
5
ルンゼを登り詰めて
コルに出たら進路を南へ
ここから少し岩の区間となり
その後樹林帯の登りとなる
赤岩岳頂上到着
西側の展望が良い
3
赤岩岳頂上到着
西側の展望が良い
赤岩岳から望む
大ナゲシ
6
赤岩岳から望む
大ナゲシ
大ナゲシへの分岐
ここから北に進路を取る
3
大ナゲシへの分岐
ここから北に進路を取る
大きな木の子
大ナゲシ下部岩壁
右手に進むと岩の直登ルート
左手に進むと岩を巻くルート
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大ナゲシ下部岩壁
右手に進むと岩の直登ルート
左手に進むと岩を巻くルート
切れ落ちた箇所あり
ここは鎖を頼りに進む
5
切れ落ちた箇所あり
ここは鎖を頼りに進む
西を向くと
中央右に宗四郎山
左に六助ノ頭
宗四郎山は見事なまでに
三角だね
7
西を向くと
中央右に宗四郎山
左に六助ノ頭
宗四郎山は見事なまでに
三角だね
中央ド真ん中に天丸山
その左手前に大山
さらにその左に帳付山
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中央ド真ん中に天丸山
その左手前に大山
さらにその左に帳付山
大ナゲシ上部の岩場
3
大ナゲシ上部の岩場
そして山頂到着
下の山名板が可愛いね!
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そして山頂到着
下の山名板が可愛いね!
山頂東側からの眺め
二子山が見えるぞい
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山頂東側からの眺め
二子山が見えるぞい
色付く山肌
山頂からの下りは
登りとルートを変えて
ロープの岩場を通る
ここはかなりの斜度
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山頂からの下りは
登りとルートを変えて
ロープの岩場を通る
ここはかなりの斜度
垂れ下がるロープの状態
少し劣化してますな
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垂れ下がるロープの状態
少し劣化してますな
大ナゲシ分岐まで戻り
西へ進む
素敵な秋色だわい♪
5
大ナゲシ分岐まで戻り
西へ進む
素敵な秋色だわい♪
六助ノ頭頂上
ひっそり
4
六助ノ頭頂上
ひっそり
六助ノ頭から少し下ると
道が穏やかに
すぐ終わるけど…
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六助ノ頭から少し下ると
道が穏やかに
すぐ終わるけど…
もう宗四郎山はすぐそこ
木が〜…
2
もう宗四郎山はすぐそこ
木が〜…
少しだけの岩登り
3
少しだけの岩登り
振り返ると
中央に両神山
左に赤岩岳
4
振り返ると
中央に両神山
左に赤岩岳
右に赤岩岳
中央左の鋭鋒が大ナゲシ
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右に赤岩岳
中央左の鋭鋒が大ナゲシ
そして…
宗四郎山頂GETだぜ!!
10
そして…
宗四郎山頂GETだぜ!!
橙、茶、緑
中央に見えるは帳付山
関東百名山だったかな
4
中央に見えるは帳付山
関東百名山だったかな
奥秩父の山並み
中央奥が三宝山
中央手前左のピークが南天山
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奥秩父の山並み
中央奥が三宝山
中央手前左のピークが南天山
六助ノ頭東側直下
この落ち葉が滑るんだわ〜
3
六助ノ頭東側直下
この落ち葉が滑るんだわ〜
この辺りはもう冬の雰囲気
4
この辺りはもう冬の雰囲気
雁掛峠
小さな祠が目印
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雁掛峠
小さな祠が目印
赤岩峠へと向かう途中
眼前に赤岩岳の雄姿
かなりの迫力だった
10
赤岩峠へと向かう途中
眼前に赤岩岳の雄姿
かなりの迫力だった
赤岩峠まで戻ってきた
かつて鉱石搬出の人馬が
ここを越えたそうな
5
赤岩峠まで戻ってきた
かつて鉱石搬出の人馬が
ここを越えたそうな
枯れる前最後の輝き
4
枯れる前最後の輝き
薄暗い樹林帯まで降りれば
ゴールはすぐそこ
3
薄暗い樹林帯まで降りれば
ゴールはすぐそこ
戻ってきたど〜
鉱山跡周囲から見える
燃え上がる紅葉
8
鉱山跡周囲から見える
燃え上がる紅葉
ふわふわと温かい色合い
6
ふわふわと温かい色合い
これは石灰石かな
めっちゃ真っ白だった
7
これは石灰石かな
めっちゃ真っ白だった
今日も無事に下山完了です★
8
今日も無事に下山完了です★

感想

埼玉県の山(分県ガイド)完登を目指し
いよいよこの山域に挑戦する時が来ました
ガイドブック内の指標値でも難易度の高い山域です
この日見かけた登山者の方々もヘルメットをはじめ、ハーネスを装着するなど
いつも行く山とは明らかに違う装備・雰囲気
下山後にお話しさせて頂いた方も相当な熟達者で
バリエーションルートの狩倉岳に行き、途中懸垂下降をする箇所を
通って来たとおっしゃっていました
私のルートは赤岩岳登頂後に赤岩峠へ戻り
大ナゲシ・宗四郎山へと行き来た道を戻る
赤岩岳から東の赤岩尾根へは求められる技術レベルが高く
経験も少ない私のレベルでは無理ですね(^^;

そんな私が計画した今回のルートで一番危険を感じたのは大ナゲシ直下です
特にロープの垂れ下がる直登ルートは斜度がきつく細心の注意が必要でした
指先が露出したタイプのグローブを装着していたのですが、岩を降りた後に
手を確認すると小指を擦りむき出血が…
指先の露出したグローブは細かい操作等をするのに不自由はないですが
当然のことながら外傷リスクは増しますね

大ナゲシ分岐から宗四郎山に掛けては
岩はほとんどなく、落ち葉の堆積した踏み後少ない道となりました
六助ノ頭直下では急斜面+落ち葉により滑り易く何度もヒヤヒヤしました
出来る限り転倒は避けたいですから

今回の山行で「埼玉県の山」を3座GET!
これで59座登頂となり残り12座となりました
短期間で一気に登頂できそうな感じもしますが、焦らず気長にやって行きます
次に狙うは…槍は槍でも…??

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