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Yamareco

記録ID: 2725338
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
北陸

大笠山・奈良岳・見越山・赤摩木古山

2020年11月13日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
14:52
距離
32.5km
登り
2,317m
下り
2,322m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
14:10
休憩
0:30
合計
14:40
距離 32.5km 登り 2,321m 下り 2,329m
4:50
90
スタート地点
6:20
270
大笠山登山口
10:50
11:20
160
大笠山
14:00
120
奈良岳
16:00
30
赤摩木古山
16:30
60
分岐
17:30
120
ブナオ峠
19:30
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・新屋橋横西赤尾ゲート前に3台程度

・桂湖林道入り口ゲート前に10台程度
コース状況/
危険箇所等
・登山口〜大笠山 
登山道は比較的明瞭。今日は標高1300以上で雪があり、踝〜脛ラッセル。

・大笠山〜奈良岳
雪と藪で時間がかかった。踝〜脛ラッセル。ピンクテープがあるが、ルートを見失うこともあった。

・奈良岳〜ブナオ峠
道は明瞭になる。雪は少なくなるがまだある。

・ブナオ峠〜ゲート
道には草が生え、落石などもあった。途中数か所土砂が崩れていた。ゲートから1キロ程度上に大規模な土砂崩れがあった。ロープが張られており、通行する部分がわかるようになっている。
その他周辺情報 くろば温泉 大人600円。
明るくなってきた
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明るくなってきた
下部はまだ紅葉も楽しめる
2020年11月13日 06:17撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 6:17
下部はまだ紅葉も楽しめる
登山口に着くころにはすっかり明るい
2020年11月13日 06:18撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 6:18
登山口に着くころにはすっかり明るい
もういないと思うけど、スズメバチ注意の看板があり付け替え道になっていた
2020年11月13日 06:45撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 6:45
もういないと思うけど、スズメバチ注意の看板があり付け替え道になっていた
立派な立山杉
2020年11月13日 07:39撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 7:39
立派な立山杉
1300あたりから雪が
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1300あたりから雪が
登山道に雪が目立つようになってきた
2020年11月13日 08:37撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 8:37
登山道に雪が目立つようになってきた
日の当たるところには雪はない
2020年11月13日 09:13撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 9:13
日の当たるところには雪はない
ちょっと休憩
2020年11月13日 09:14撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
11/13 9:14
ちょっと休憩
大笠山も見えてきた
2020年11月13日 09:15撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 9:15
大笠山も見えてきた
気持よく登る
笈ヶ岳の雄姿

こんなに近くで見たのは初めてなので感動しました 5
2020年11月13日 09:16撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 9:16
笈ヶ岳の雄姿

こんなに近くで見たのは初めてなので感動しました 5
白山もきれいに見える
2020年11月13日 09:16撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 9:16
白山もきれいに見える
本日歩く予定の稜線
2020年11月13日 09:17撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 9:17
本日歩く予定の稜線
大門山まで行きたい
2020年11月13日 09:17撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 9:17
大門山まで行きたい
避難小屋後から雪は増える
2020年11月13日 09:57撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 9:57
避難小屋後から雪は増える
急登
2020年11月13日 10:08撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 10:08
急登
晩秋のダケカンバ
2020年11月13日 10:13撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 10:13
晩秋のダケカンバ
大笠山までの最後の登り
2020年11月13日 10:16撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 10:16
大笠山までの最後の登り
歩いてきた稜線を振り返る

気持ちいいっす c
2020年11月13日 10:37撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 10:37
歩いてきた稜線を振り返る

気持ちいいっす c
厳冬期に登る尾根を観察

どうやって行くんだろう…という感想 5

やはり聞いてみたいですね c
2020年11月13日 10:44撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 10:44
厳冬期に登る尾根を観察

どうやって行くんだろう…という感想 5

やはり聞いてみたいですね c
北アもすっきり見渡せる
2020年11月13日 10:44撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 10:44
北アもすっきり見渡せる
奈良岳方面との分岐
2020年11月13日 10:48撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 10:48
奈良岳方面との分岐
大笠山避難小屋
この景色に感動

ブラボー c
2020年11月13日 10:51撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 10:51
この景色に感動

ブラボー c
山頂直下
チカさん登頂

べいべー c
2020年11月13日 10:54撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 10:54
チカさん登頂

べいべー c
581さん山頂到着
おどけます
笈ヶ岳までの稜線を観察

近く見えて遠い 5

ここから行ってみたい c
2020年11月13日 10:55撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 10:55
笈ヶ岳までの稜線を観察

近く見えて遠い 5

ここから行ってみたい c
白山

前回はガスだったから景色を楽しめて感動 5
2020年11月13日 10:55撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 10:55
白山

前回はガスだったから景色を楽しめて感動 5
登ってきた尾根の向こうに北アが浮かんでいる
2020年11月13日 10:56撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 10:56
登ってきた尾根の向こうに北アが浮かんでいる
男は背中で語ります

マンダムなひとときを堪能させて頂きましたよ。 c
2020年11月13日 10:57撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 10:57
男は背中で語ります

マンダムなひとときを堪能させて頂きましたよ。 c
奥三方山かな
2020年11月13日 11:05撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 11:05
奥三方山かな
奈良岳、見越山
2020年11月13日 11:05撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 11:05
奈良岳、見越山
山頂石碑
2020年11月13日 11:17撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 11:17
山頂石碑
下りは慎重に
分岐からの下りは日が当たらないのか雪が多かった
2020年11月13日 11:32撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 11:32
分岐からの下りは日が当たらないのか雪が多かった
際どいところもある
2020年11月13日 11:52撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 11:52
際どいところもある
池塘越しに三ヶ辻山、人形山が見える
2020年11月13日 12:11撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 12:11
池塘越しに三ヶ辻山、人形山が見える
振り返って
2020年11月13日 12:15撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 12:15
振り返って
藪は目立つが問題ないレベル
2020年11月13日 12:39撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 12:39
藪は目立つが問題ないレベル
雪があると際どくなるところもある

雪が固かったらアイゼンでしたね 5
2020年11月13日 12:44撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 12:44
雪があると際どくなるところもある

雪が固かったらアイゼンでしたね 5
まだまだ先は長い
2020年11月13日 12:51撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 12:51
まだまだ先は長い
奈良岳までの鞍部で雪により登山道が不明瞭になる
2020年11月13日 13:24撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 13:24
奈良岳までの鞍部で雪により登山道が不明瞭になる
渡渉
2020年11月13日 13:31撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 13:31
渡渉
GPSの登山道表記と実際の登山道が違っていたのでルートロスした
2020年11月13日 13:31撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 13:31
GPSの登山道表記と実際の登山道が違っていたのでルートロスした
奈良岳までは藪が濃い
2020年11月13日 13:53撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 13:53
奈良岳までは藪が濃い
奈良岳

でかい熊の足跡がある…5

このあとちょっと獣臭がしましたね c
2020年11月13日 14:02撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 14:02
奈良岳

でかい熊の足跡がある…5

このあとちょっと獣臭がしましたね c
午後になり雲が増えてきた
2020年11月13日 14:05撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 14:05
午後になり雲が増えてきた
見越山までの稜線は雪がない
2020年11月13日 14:35撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 14:35
見越山までの稜線は雪がない
見越山の石碑

倒れているのかな 5
2020年11月13日 14:39撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 14:39
見越山の石碑

倒れているのかな 5
カモシカが斜面を駆け降りて行った
2020年11月13日 15:08撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 15:08
カモシカが斜面を駆け降りて行った
アップダウンを繰り返して赤摩木古山の最後の登り
2020年11月13日 15:42撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 15:42
アップダウンを繰り返して赤摩木古山の最後の登り
大笠山の雄姿が現れた
2020年11月13日 15:42撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 15:42
大笠山の雄姿が現れた
赤摩木古山

ここで協議の結果、大門山はパスすることに
2020年11月13日 15:59撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 15:59
赤摩木古山

ここで協議の結果、大門山はパスすることに
分岐でヘッデンを用意して最後の下り
2020年11月13日 16:00撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
2
11/13 16:00
分岐でヘッデンを用意して最後の下り
途中からヘッデンをともし、安全下山で無事ブナオ峠に到着
2020年11月13日 17:26撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 17:26
途中からヘッデンをともし、安全下山で無事ブナオ峠に到着
大規模な土砂崩れ
2020年11月13日 19:12撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 19:12
大規模な土砂崩れ
想像以上だった

けっこうやばいです、下手したら廃道か? c
2020年11月13日 19:24撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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11/13 19:24
想像以上だった

けっこうやばいです、下手したら廃道か? c
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター バラクラバ 毛帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 行動食 非常食 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 調理 器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ ヘルメット ウイペット クマベル
共同装備
クマスプレー

感想

581さんと大笠山に行った時に、ブナオ峠までの稜線を歩こうと話をしていた。今月のサブ登山として、天気も良いこのチャンスにこの稜線を歩いてみることにした。

西赤尾ゲート前に集合し、一台を置いて、もう一台で大笠山の登山口に向かう。桂湖への林道に入ったら、なんとゲートが閉まっていた。ガーン。リサーチ不足であった。どうすると二人で協議したが、ここから歩こうと意見が一致。車を空きスペースに停めて、歩き出した。

真っ暗な中、二人で笑い話をしながら登山口へ進む。最初から急登であるが、気温が低いので、汗をかかずになんとか登っていく。途中から雪が出始め、多少のラッセルはあるが、アイゼンをつけるほどではない。結局一日中アイゼンをつけなかった。

途中から笈ヶ岳が見えてなかなかかっこいい。山頂に到着すると北アや乗鞍、そして白山が素晴らしい。マンダムなひと時だ。少し休憩したら、さあ、奈良岳へ。

奈良岳の稜線は不安定な雪と藪が行き手を阻む。山頂直下では登山道が雪と沢になっており、完全に行先が分からなくなった。GPSに入っている登山道は実際と異なり、多少藪漕ぎしてみたが、登山道に復帰できないので困っていた。581さんが地図を見て、的確な指示をされ、なんとか登山道に復帰。無事に奈良岳山頂に到着した。そこからは道は明瞭となるが、相変わらず雪に苦しめられる。コースタイム通りの時間を費やして、なんとか赤摩木古山へ。

本来なら大門山にも登頂したかったが、今日はパス。ブナオ峠まで下り、久しぶりにヘッドライトを灯して下山することになった。あとは林道を二人で会話しながらテクテク歩く。最後に大規模な土砂崩れがあり、自然の猛威に驚嘆することになった。

ゲートに到着して、一安心。581さん、お付き合い頂いて、ありがとうございます。またお願いします。                    

当初頸城山域も候補にあったが、積雪状況で時間が読めないということで、以前に話していた大笠山から大門山までの縦走に行き先が決まった。こちらもずっと歩いてみたいと思っていたルートだった。

赤尾のゲートで待ち合わせて一台デポしてもう一台で大笠山の登山口に向かう予定が冬季ゲート封鎖で大幅に狂ってしまった。歩いて大笠山の登山口に向かうことに。計画をまかせっきりにしてしまったので全くリサーチしていなかったことを反省した。次回からはしっかり準備しよう。

大笠山までの登山道は一度歩いているが、夏で下草が多く、悪天で景色は全く見えなかったので、初めての山に登っている印象だった。夏には際どいトラバースだと思ったところは雪で覆われ歩く幅が広いので自由度があり、快適に歩くことが出来た。

雪はあるが、ラッセルというほど重くもなく、嫌な踏み抜きもないので大笠山まではいい感じで歩けた。しかし大笠山から奈良岳までは雪が一気に増え、登山道も不明瞭な箇所が多く、際どい斜面も増えてきた。雪がなければ登山道と分かるだろうけど、雪があるとどこでも歩けてしまうので行き先に迷う箇所が何度もあった。奈良岳までの最後の登りの手前の鞍部で登山道を見失ったのが一番時間がかかったが、いい経験となった。

奈良岳以降も雪は出たり消えたりし、特に薄く残っている雪が曲者で派手にスリップすることが多かった。下り基調なので体力的には楽だがスリップに気を遣うのでペースは上がらない。大門山にも登りたいという気持ちはあったが下山時刻を考えると今回はパスすることが賢明と判断した。ブナオ峠までの登山道は比較的楽なのでヘッデン下山でも慎重に行けば問題なかった。

今年は土砂崩れによりブナオ峠まで車で来ることが出来ない。昨年の晩秋には車で訪れているが、一年放置するだけでこれほどまでに藪が生い茂るとは思わず、廃道の雰囲気が漂っていた。林道入口からすぐの土砂崩れは想像以上で復旧は厳しいと思った。

予定外のことがいろいろあり、下山時間は遅くなってしまったが、色んな経験が出来て充実した山行だった。同行させていただきありがとうございます。林道は怖いですが、冬、また再訪出来たらいいですね!

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