大笠山・奈良岳・見越山・赤摩木古山
- GPS
- 14:52
- 距離
- 32.5km
- 登り
- 2,317m
- 下り
- 2,322m
コースタイム
- 山行
- 14:10
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 14:40
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・桂湖林道入り口ゲート前に10台程度 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口〜大笠山 登山道は比較的明瞭。今日は標高1300以上で雪があり、踝〜脛ラッセル。 ・大笠山〜奈良岳 雪と藪で時間がかかった。踝〜脛ラッセル。ピンクテープがあるが、ルートを見失うこともあった。 ・奈良岳〜ブナオ峠 道は明瞭になる。雪は少なくなるがまだある。 ・ブナオ峠〜ゲート 道には草が生え、落石などもあった。途中数か所土砂が崩れていた。ゲートから1キロ程度上に大規模な土砂崩れがあった。ロープが張られており、通行する部分がわかるようになっている。 |
その他周辺情報 | くろば温泉 大人600円。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
行動食
非常食
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理 器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ヘルメット
ウイペット
クマベル
|
---|---|
共同装備 |
クマスプレー
|
感想
581さんと大笠山に行った時に、ブナオ峠までの稜線を歩こうと話をしていた。今月のサブ登山として、天気も良いこのチャンスにこの稜線を歩いてみることにした。
西赤尾ゲート前に集合し、一台を置いて、もう一台で大笠山の登山口に向かう。桂湖への林道に入ったら、なんとゲートが閉まっていた。ガーン。リサーチ不足であった。どうすると二人で協議したが、ここから歩こうと意見が一致。車を空きスペースに停めて、歩き出した。
真っ暗な中、二人で笑い話をしながら登山口へ進む。最初から急登であるが、気温が低いので、汗をかかずになんとか登っていく。途中から雪が出始め、多少のラッセルはあるが、アイゼンをつけるほどではない。結局一日中アイゼンをつけなかった。
途中から笈ヶ岳が見えてなかなかかっこいい。山頂に到着すると北アや乗鞍、そして白山が素晴らしい。マンダムなひと時だ。少し休憩したら、さあ、奈良岳へ。
奈良岳の稜線は不安定な雪と藪が行き手を阻む。山頂直下では登山道が雪と沢になっており、完全に行先が分からなくなった。GPSに入っている登山道は実際と異なり、多少藪漕ぎしてみたが、登山道に復帰できないので困っていた。581さんが地図を見て、的確な指示をされ、なんとか登山道に復帰。無事に奈良岳山頂に到着した。そこからは道は明瞭となるが、相変わらず雪に苦しめられる。コースタイム通りの時間を費やして、なんとか赤摩木古山へ。
本来なら大門山にも登頂したかったが、今日はパス。ブナオ峠まで下り、久しぶりにヘッドライトを灯して下山することになった。あとは林道を二人で会話しながらテクテク歩く。最後に大規模な土砂崩れがあり、自然の猛威に驚嘆することになった。
ゲートに到着して、一安心。581さん、お付き合い頂いて、ありがとうございます。またお願いします。
当初頸城山域も候補にあったが、積雪状況で時間が読めないということで、以前に話していた大笠山から大門山までの縦走に行き先が決まった。こちらもずっと歩いてみたいと思っていたルートだった。
赤尾のゲートで待ち合わせて一台デポしてもう一台で大笠山の登山口に向かう予定が冬季ゲート封鎖で大幅に狂ってしまった。歩いて大笠山の登山口に向かうことに。計画をまかせっきりにしてしまったので全くリサーチしていなかったことを反省した。次回からはしっかり準備しよう。
大笠山までの登山道は一度歩いているが、夏で下草が多く、悪天で景色は全く見えなかったので、初めての山に登っている印象だった。夏には際どいトラバースだと思ったところは雪で覆われ歩く幅が広いので自由度があり、快適に歩くことが出来た。
雪はあるが、ラッセルというほど重くもなく、嫌な踏み抜きもないので大笠山まではいい感じで歩けた。しかし大笠山から奈良岳までは雪が一気に増え、登山道も不明瞭な箇所が多く、際どい斜面も増えてきた。雪がなければ登山道と分かるだろうけど、雪があるとどこでも歩けてしまうので行き先に迷う箇所が何度もあった。奈良岳までの最後の登りの手前の鞍部で登山道を見失ったのが一番時間がかかったが、いい経験となった。
奈良岳以降も雪は出たり消えたりし、特に薄く残っている雪が曲者で派手にスリップすることが多かった。下り基調なので体力的には楽だがスリップに気を遣うのでペースは上がらない。大門山にも登りたいという気持ちはあったが下山時刻を考えると今回はパスすることが賢明と判断した。ブナオ峠までの登山道は比較的楽なのでヘッデン下山でも慎重に行けば問題なかった。
今年は土砂崩れによりブナオ峠まで車で来ることが出来ない。昨年の晩秋には車で訪れているが、一年放置するだけでこれほどまでに藪が生い茂るとは思わず、廃道の雰囲気が漂っていた。林道入口からすぐの土砂崩れは想像以上で復旧は厳しいと思った。
予定外のことがいろいろあり、下山時間は遅くなってしまったが、色んな経験が出来て充実した山行だった。同行させていただきありがとうございます。林道は怖いですが、冬、また再訪出来たらいいですね!
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