青木鉱泉から廃道繋いで周回、かいじ国体踏査コース〜南御室小屋〜辻山〜大ナジカ峠


- GPS
- 08:29
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,517m
- 下り
- 1,526m
コースタイム
天候 | 晴。下界は曇っている所が多く、雲海が見られました。午後は少し雲がでました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<青木鉱泉〜(86年かいじ国体踏査コース)〜南御室小屋> 昔の登山地図には破線で載っていたルートですが、登山地図から消えて長く、ヤマレコでも記録が見つからなかった廃道です。地形図では林道は大棚沢を渡って丸沢に向かっていますが、ここを渡ると帰りの大ナジカ峠からの廃道ルートになります。地図には載っていませんが、渡る手前で渡らないで大棚沢を上流に向かう林道が有るので、それに沿って大棚沢の右側(左岸)を登ります。堰堤が見えますが、その手前で林道は沢を渡って沢の左側(右岸)に沿って堰堤を越えます。その先で林道は終わり、登山道となります。 左岸側に支流が合流する所で、沢を横切ります。登山道は暫く左岸沿いに進みますが、大きな堰堤の手前で崩落しており、ここは沢に下って堰堤の左側(右岸)から乗り越えます。ここが少し難しいかもしれませんが、あまり堰堤に近ずくと急斜面なので、少し手前から巻いて登る感じです。かなり古いトラロープも有りました。堰堤を越えて直ぐに沢の右側(左岸)に登山道は戻りますので、そのまま登山道沿いに進みます。大棚沢が二つに分岐する所で、二つの沢に挟まれた尾根を登ります。 尾根の登り口が少し分かり難いですが、全般的に道は尾根沿いで薄い踏み跡と、古いテープが有ります。たまに藪が有りますが、道に覆いかぶさっている様な箇所は、4,5m位なので、バリエーションルートに慣れている方なら迷わないでしょう。 ただ道はかなり急峻で落ち葉が積もって歩き難く、整備された登山道を登るより時間がかかります。 歩いた感じでは、急斜面で落ち葉が滑る事から、下りでは駆け下り難いので登り向きのルートだと思います。 <南御室小屋〜辻山〜大ナジカ峠> 一般登山道です。辻山〜大ナジカ峠は破線の急斜面ですが、慣れた人なら駆け下れるので、下りに使うのがお勧めです。 <大ナジカ峠〜(廃道)〜青木鉱泉> 赤テープから下り始めます。暫くはテープが有りますが、適当に下ってもあまり変わらない気がします。沢の上流に降りると、暫くは水なしの河原を下ります。基本的には左岸を下ります。ずっと河原沿いでも歩けると思いますが、左岸やたまに右岸に廃道らしきものが有るので、それを探しながら下るのも楽しいです。大きな堰堤が見えたら林道までもう少しです。今回は左岸沿いの細い踏み跡で堰堤の上に出ましたが、河原に下ると堰堤に丸い穴が沢山有って、そこを潜っても行けるそうです。堰堤を越えて直ぐ下の河原に下ると、後はすぐ先に見える次の堰堤に向かって下ると、堰堤の手前の左岸に林道の終点が有ります。 <青木鉱泉直ぐの渡渉点> 渡渉は川の水量によるのでその都度で状況は変わります。あくまでもこの日の状況と思って下さい。 行きは赤テープに従って渡渉しました。ちょっと迷いますが探せば濡れずに渡渉できました。帰りは行きより少し上流の、昔は橋が有って渡れたけど、今では使われていない所を渡渉しました。ここも少し迷いますが、探せば濡れずに渡渉できました。 水量が多くて渡渉できない場合は、林道で迂回すれば距離は長くなりますが橋が有ります。 <装備> 廃道の86年かいじ国体踏査コースの状況が分からず、沢靴とヘルメット、チェーンスパイクも持って行きましたが全て不要でした。但し雨の直後とか沢の水量が多い時は、状況が変わってくると思いますので、あくまでも今回の状況ではという事です。 |
写真
F) 帰りに橋が流されて現在はルートから消されている、どんどこ沢ルートの出だしから少し先で左にそれて沢を渡る方が、楽で距離も短く、3~5分位は時間短縮できた気がしました。
F) 僕が雉撃ちに行っている間に二人が消えてしまい、ひょっとしたらと思ったら戻ってきました(^^;
q)大棚沢を渡る。間違えたのは、もっと下流。この橋は渡って、右岸を歩いた。
F) そうかもしれませんね(^^; 分けたら21日の奥武蔵も晴れましたから。
q) そうですね。贅沢しようとすると女神様が嫉妬して雨降らすようです。
q) 前泊で下山中のかた1名と、本日ここにテン泊の2名とここでお逢いしただけかな。青木鉱泉では、登山準備中のかたに逢ったか。
F) 登りだと確かにこの穴を通りますね。下りだと気づきませんでした。
q) はい。こっちから見て思い出しました。2年前なのにだいぶ忘れてる。
感想
qwgさん、totoriさん、chi-sukeさんと山行に行く計画が延びに延び、結局21日と今回に分かれて実施になりましたが、両日とも快晴で良かったです。青木鉱泉から南御室小屋へ直に登る廃道は、数年前から知っていていつか行こうと思っていました。今回3人で歩いてみて、思った以上に道が残っていて楽しめました。ヤマレコやネット検索でも歩いてるレコを見つけられず、念のために沢靴等も持ってきましたが不要でした。なかなか良いルートなので、このレコを読んで歩く人が増えるかもね〜と3人で話していました。
ただ前日の人間ドックの胃のレントゲンの為に飲んだバリウムが下剤でも排出できず、途中で猛烈な腹痛に襲われて二人には先に行ってもらいました。今回はそんなこんなで、二人に先に行ってもらう事が多く、待たせてしまったのが心苦しかったですが、面白いルートだったので許してくれるでしょう。
因みに今回は休憩を5回も取って、そのたびに何か食べていました。21日の奥武蔵に続いて、かなりノンビリした山行でした。歩きながらヤマレコで参考になるレコや人の話題で盛り上がるのは、こういうグループでの山行ならではで楽しかったです。3人共、youtaroさんのレコがとっても参考になるという点が共通していたのも笑えます。
往路に使ったかいじ国体踏査コースは、廃道とは思えない程しっかりと残っていました。出だしから急登の連続ですが、雰囲気も良く、足元はフカフカ。バリエーションの入門としてもお勧めです。
ざっと見た感じではヤマレコ掲載なし!?のかいじ国体コースにFutaroさん、qwgさんと行ってきました〜(≧▽≦)果たして、どんなに荒れ果てているのかと心配しつつ期待しつつ。結果!超いい道だった!!!Σ(゜Д゜)藪はたった1か所ごく一部のみ!!所々マーキングあり!!マニアはどこにでもいるもんだ(笑)想定より1時間早く小屋までたどり着けました♪下山は大ナジカ峠から!時間に余裕もあったのでお二人にルーファイのコツを教えてもらいながら!!とっても勉強になりました✨
もともとはトトリさんも一緒で4人で山の計画だったのが、お天気で都合着かず残念💦男性陣は中3日でお山に付き合っていただきありがとうございました〜〜(≧▽≦)♪
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