七曲峠〜七尾山☆晩秋の峠道から静寂の郡界尾根へ
- GPS
- 04:29
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 658m
- 下り
- 705m
コースタイム
天候 | 晴れたり曇ったり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
○長浜市鍛冶屋町より林道七廻線に入って直ぐの路肩にもう1台を駐車(スタート地点) |
写真
感想
yamanekoさんからuriuriさんを紹介するのでと嬉しいお誘い。ブナフェチ同志としては二つ返事快諾する。当日は冬型の気圧配置か予想されている。南の軽い山をお願いすると七尾山と決まる。
七尾山は私が中学生の時、麓に住んでいた従妹に連れられて登った記憶がある。けれど登頂した記憶はないので中腹ぐらいまでだったのだろうか。七尾山を眼前に臨むコンビニでお二人と合流する。ウリさんとは初対面なのでお互いに自己紹介、品のある京都弁に懐かしさを覚える。今では使わなくなったが、自分も実家にいる時は京都弁に近い湖北弁だった。
縦走するとは山猫さんから聞いていたが、果たして草野川を遡り左岸の鍛冶屋集落の林道奥まで入って行く。辺りはキンと冷気が張りつめている。この後、大失態をやらかしてしまう。七曲峠の上でザックの口が開いていることに気が付く。峠下の古道でザックが枝に引っかかったが強引にすり抜けた。この時アウターを持っていかれたようだ。
印象深いのは・数百年の月日、峠を通る人々を見守り続けた石仏のある七廻り峠。・指南山から七尾山の間で見えた懐かしい湖北の景色。・七尾山から下る時の落葉が積もった雰囲気のよい自然林の尾根。・近年閉校になった七尾小のグランドからは、ドッヂボールをしている児童の歓声が聞こえてきそうだった。この後の詳細は山猫さんにお任せする。
下山後は七曲り峠まで戻って、落としたアウターを探していただけることになった。自分で行くからと断ったのだが親切に甘えさせてもらう。峠の上をウリさん、下を山猫さんが探してくださる。10分ほどで見つかったとの電話があり安堵する。山猫さん、ウリさんありがとうございました。爺は峠で待っているだけの楽な役目、お二人にお世話になりました。大感謝です。
ウリさんとは、今回初めて同行させていただきました。気配りが利く心優しい方で女性にモテる理由が分かりました。次回もよろしくお願いします。
山猫さん具だくさんピラフ美味しかった。今回も同行ありがとうございました。熟練者に同行させてもらうと大変勉強になります。懲りずにまたお願いします。
ヤマネコさんから月末の土曜日の山行をお誘いいただいた。当日naojiroさんをご紹介くださりご一緒出来るとのことだ。楽しみでワクワクする。
週間天気予報を見ながら訪れる山域を検討して下さっていたのだが、この日は冬型の気圧配置が強まり北部の方面は軒並み悪い予報である。結局辛うじて雲のかかり方が少なそうな山域と言う事で七尾山にしましょうか、との連絡をいただく。
七尾山って・・・いくらnaojiroさんのお住まいが福井だといっても能登半島は遠いな。それこそ冬型じゃないのか。和倉温泉に浸かってから帰るのだろうか?それは楽しそうだけど・・
なぁ〜んて一瞬考えたのだが、どうやら長浜市の東部で米原市との境界、伊吹山の西側に位置する標高700m弱の山のようだ。
一体どんな山だろう。
山行途中での雨降りも覚悟して予定日の朝を迎えた。
琵琶湖大橋を渡り湖周道路を北へ走らせる。湖西の比良山地も東の鈴鹿方面も暗く重そうな雲に覆われている。高島や野坂山地の山々の方向を見てもやはり真っ暗だ。
しかし何てことだろう。ちょうど長浜以北の辺りだけ雲が晴れており青空も覗いている。伊吹山がその雄大な山容を見せており、長浜の街には光が降り注いでいる。
これは幸運だなぁと思いながら長浜駅へ向かう。
駅でヤマネコさんと合流する。6月に大谷山でお逢いして以来の再会なのだが、何故かそのブランクを感じない。いつも気にかけて下さっておりコメントやメッセージを頻繁に頂戴しているからだろう。
集合場所のコンビニに到着すると既にnaojiroさんが来ておられた。緊張しながら初対面のご挨拶をさせていただく。優しい笑顔を返してくださった。
ここ最近、私が滋賀でも北部方面、さらに嶺南・野坂山地方面へよく訪れるようになったこと、お互いに山毛欅林好きのブナフェチ仲間ということもあり、いつもレコにご訪問くださりコメントも頂戴する。是非お目にかかりたいと思っていたので本当に嬉しい。
山行の内容についてはヤマネコさんが詳しく説明して下さっているので私が述べるまでもないのだが、ヤマネコさんが後に今日の山行の核心部でしたね、と仰った序盤の七廻峠への古道を辿る道のりは非常に楽しめた。掘割式の道、幅広い巻き道、苔むした石積みの道、峠の地蔵。
峠へ上がった際にヤマネコさんが、こんな「すいきょう」な山行を誰もしないよな、とポツリと仰った。学の浅い私は「すいきょう」の漢字が思い浮かばず意味が分からなかった。
あとで調べてみると「酔狂」だと分かる。ジャッキーチェンのドランクモンキーかクレイジーモンキーを思い出すような言葉なのだが「人と異なる行動をとる」とか「物好きな」という意味である。
しかし私が最初に思い浮かべた漢字は「粋興」。もちろんこんな言葉は無いのであるが、とても粋(イキ)で興味深い山歩きだったと感じたのだ。
ヤマネコさん発案ならではの印象深い山行に連れて来ていただき心から感謝である。
初対面のnaojiroさんは大きな背中が頼もしくて安心感のあるお父さんだった。口数は決して多くないのだが、時折り仰る言葉は深く重く、山行中にたくさんのことを教えていただいた。
七尾小学校に下山後、もう一台の車の回収のために再び鍛冶屋町の林道へ向かったのであるが、訳あって七廻り峠まで車で登り、宝探しゲームをすることになった。朝に歩いた登山道を私は上へ、ヤマネコさんが下へ。ゲームはヤマネコさんの勝ち。私は宝物を探し当てられなかった。
しかしこの日は新たな山友という素晴らしい宝物に巡り逢えた。ずっと大切にしたい宝物である。
この日、uriuriさんとの山行にnaojiroさんをお誘いさせて頂く。当初、考えたのは山行先の候補はいずれも江若国境か江越国境の山々だったのだが、この日は低気圧が日本の東海上に通過したところで、西高東低の冬型の気圧配置となるのは間違いなく、湖西までも天気が悪いが、長浜から米原にかけての一帯のみは好天の予報だ。そこで七尾山を提案させて頂く。
以前よりこの山を訪れる際は北の七曲峠から尾根を縦走するコースを辿りたいと思っていた。この七曲峠から七尾山にかけては山行の記録はほとんど見当たらないが、尾根上には送電線鉄塔が立ち並んでおり、送電線巡視路が通じているのは間違いないだろう。ちなみにこの尾根は現在は米原市と長浜市の境界となっているが、かつては坂田郡と東浅井郡の郡界をなす尾根であった。
七曲峠は国土地理院の地図では七廻り峠と記されているが、これは明らかに「七曲」を「七廻り」と誤記したようだ。現在、この峠を越える道は新たに作られた道であり、かつての峠越えの道が国土地理院の地図にも破線で記されている。長浜の鍛冶屋町と尾根の東側の米原市の吉槻集落を結ぶ峠であるが、かつては長浜と奥伊吹の地区を結ぶ経路であり、さらに揖斐と近江を結ぶ要路であったものと思われる。峠にお地蔵様の石仏が残っているというのも魅力の一つだ。
七尾小学校の廃校跡の駐車場に車を停めると、草野川に沿って北上し、林道七曲線へと入る。指南谷への林道の手前から歩き始め、地図上の破線ルートへと入ったが、峠への新道が指南谷を越えたところに小さな石仏があり、ここから峠越えの古道に取り付くことが出来ることに後から気がつく。
古道に入るとすぐ植林の中の平地には数基の苔むした宝篋印塔が現れ、荘厳な雰囲気が漂う。ここからは松ヶ谷の左岸に入ってゆく明瞭な道が現れる。幅広い古道は段差もなく緩やかに斜面を登ってゆく。古道の広さからするとかつては牛馬が歩いた道だったのだろう。道の法面が崩れている場所はあるが、辛うじて古道の痕跡は残っている。
ネットで調べると、七曲峠は同名の峠が全国に数多くあるらしい。正確に七回曲がる訳ではないだろうが、「ななまがり」という語調が良いのだろう。そういえば「太陽に吠えろ」の舞台となったのが七曲署であったことをuriuriさんが指摘される。
谷を横切る箇所に来ると石垣が現れる。右岸の斜面をトラバースすると再び広い道が現れ、まもなく七曲峠にたどり着いた。峠には期待通り、形の良いお地蔵様の石仏がある。そのすぐ右手には石組みがあり、石組みからは水滴がゆっくりと滴り落ちている。水の多い時には多くの旅人の喉を潤すしたことだろう。反対側の斜面には「七曲峠開通記念碑」と刻まれた石碑があった。
お地蔵様の上からは明瞭な道が続いている。浅い掘割の道であり、尾根通しにつけられた古道のように思われる。最初のピークに登ると椅子に大鍋、樹に括り付けられたテントが現れる。誰かがここで寝泊まりしているのだろうが、鍋はすっかり錆びついている。使われなくなって久しいようだ。小さなケルンの上には古い石仏がある。
送電線鉄塔のある小ピークが続くが、樹林に遮られて眺望がきかない箇所が多い。尾根は植林が多いが、所々で下生のない自然林が広がっており、快適な尾根歩きが続く。
指南山への登りはわずかな距離ではあるが急登となる。鍛冶屋町から登ってくる尾根と合流するとすぐに指南山の山頂だ。この山頂は平坦な山頂部は植林の中であり、山名標が無ければそこがピークだとは到底、気がつかないだろう。山名標の西側に三等三角点の柱石があった。
指南山の南で、斜面の東側の送電線鉄塔に出ると伊吹山から国見岳へと続く伊吹北尾根の好展望が広がる。伊吹山の北斜面には霧氷がついた樹々が白く輝いているのが見える。
その後もアップダウンの少ない尾根道が続く。p597の手前の小さな鞍部では再び石仏と祠が現れる。ここも西側の醍醐町と東の上板並との間をつなぐ、かつての峠越えの道なのであろうが、今や歩く人もいないだろう。
次のピークp597は広く切り払いされた平坦な山頂部には一面のススキの原が広がり、西側の展望が広がる。
送電線が尾根から離れていったためだろうか、七尾山の北、p663からは突然、尾根は藪っぽくなる。七尾山にかけての最後の登りは潅木の藪となるが、通行が困難というほどではない。自然林の尾根を登ると突然、視界が開けて、西側が大きく切り払いされた七尾山の山頂に出た。
眼下には先日辿った横山丘陵が見渡せる。琵琶湖の対岸には比良山系を望むことが出来るはずだが、相変わらず山麓に至るまで白いカーテンの中だ。風は強めではあるが、真新しい山名標の陰で、バターでシメジと舞茸、鴨ロースを炒めると、塩オニギリを投入してピラフ風にする。
食後は南池への登山道を下降する。尾根には七尾小学校の学校登山の際につけられたものであろう。樹に白いプレートがつけられている。「忍耐」と書かれたプレートはこの尾根を登る者に向けられたメッセージだろうか。「勝」と一文字のみ記されたプレートの裏には「サッカーが強くなりたい」と小さな文字で書かれており、なんとも微笑ましい。
自然林の尾根下るにつれて名残の紅葉が目立つようになる。尾根には深い掘割の古道も現れる。
車道に出るとすぐに七尾小学校の廃校跡に帰り着く。廃校となったのは平成二十九年、二年前のことのようだ。校舎はまだ真新しいが、ガランとして椅子や机のない教室が寒々しい。小学校にはなぜか続々と車が到着する。何かと思えば小学校のグランドは少年野球の練習場として使われているようだ。
振り返ると校舎を山裾に抱くように雲ひとつない蒼穹を背景に七尾山が大きな山容を広げていた。この小学校に通う生徒達にとっては七尾山は格別な山であったことが容易に理解できる。小学校跡を後にすると再び鍛冶屋町に向かう。
再び七曲峠に到着すると早朝のまだ陽が差さない時とは違って、名残の紅葉の残った晩秋の峠道はなんとも明るく感じられる。七曲峠からはゆっくりと西に傾いてゆく午後の陽を反射して、琵琶湖の湖面が黄金色に輝いていた。
この七曲峠から七尾山までの郡界尾根の縦走路は予想通り地味な尾根であり、この酔狂な山行にお付き合い頂いたnaojiroさんとuriuriさんには申し訳なかったかも知れないが、この日の好天に免じてご容赦頂きたい。七曲峠からはゆっくりと西に傾いてゆく午後の陽を反射して、琵琶湖の湖面が黄金色に輝いていた。
コメント
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naojiroさん、 uriuri4211さん、yamaneko0922さん こんにちは。
いつもみなさんのレコを楽しく拝見しています。yamaneko0922さんの発案で、私が日々の生活でいつも目にしている山々を歩いておられるのを見てうらやましくなってしまいました。みなさんのレコを参考にさせていただいて私も行ってみたいと思います。私の場合、七廻り峠下に自転車をデポして、みなさんとは逆コースを辿ろうと思います。雪が積もる前に行ければいいのですが・・・。みなさんのレコを見ていて、私も山毛欅フェチになりました。
mmminonさん コメント有難うございます。
mmminonさんは以前お会いした際、米原の近くとお伺いしたように思いますが、七尾山が見えるところにお住まいなんですね。ついついその上にある伊吹山に目が行きますが、横山から見上げると七尾山は実に存在感のある山であると思います。
もしも七曲峠から峠越えの古道を辿られるようであれば、何箇所か道がわ先にはテープの類は一切ありません。峠からの広い道をそのまま下ると、すぐに道がわかりにくくなりますが、谷の石垣を目印にトラバースして頂ければと思います。しばらくは踏み跡も不明瞭かもしれませんが、斜面をトラバースすると広い道が現れると思います。
mmminonさん、こんにちは。
一年半前にたった一度きり一瞬お会いしたことが思い出されます。
いつも私の拙いレコにご訪問下さって有難うございます。
今回は完全アウェーの湖北のお山にヤマネコさんに連れて行ってもらいました。そうでなければ恐らく知らないまま、古道の峠道も辿ることは無かったことでしょう。普通は七廻峠までは車でアプローチされるのでしょうが、ヤマネコさんならではですね。
是非訪れてみてください。
mmminonも最近ブナフェチですか?😁いいですねー。
私もnaojiroさんに仲間に入れてもらったばっかりです。また色々山毛欅の尾根を辿りたいと思っています。
yamaneko0922さん、早速アドバイスをありがとうございます。地図を見ることは好きなんですが、現地に立つと全く反対に進んでしまうような私です。みなさんのレコとアドバイスを頼りにルートファインディングします(チョット大げさ)。七尾山に雪が下りてくるまでに晴れる日があれば行ってきます!!
mmminonさん、いつも拙い私のレコに訪問いただき嬉しく思います。
逆コースの方が光線の具合でよいと思います。
これからは朝の冷え込みがきついので、お守りの軽アイゼンぐらいはお持ちください。
ブナフェチになると呪縛が掛かって抜けられませんよ
uriuri4211さん、返信ありがとうございます。あの時はみなさんに1劼發弔い討い韻挫僂困しい思いをしました。今はあの時よりは歩けるようになりましたが、最近チョット調子に乗ってしまい鵞足を痛めたような始末です。ところで、山毛欅はいいですねぇ。登山を始めたばかりのころ高島トレイルで山毛欅の木洩れ日の下を歩きました。uriuriさんのレコを拝見していてその時の気持ちよさが思い出されました。これからもuriuriさんのレコを楽しみにしています。よろしくお願いします。
naojiroさん、返信ありがとうございます。私の場合、自転車で戻ることを考えると下り基調のルートを選択せざるを得ず、したがってトレッキングはみなさんと逆コースになってしまいます。実は、今の私はアイゼンの類は何も持っていません。当然装着して歩いたこともありません。そうですか、やっぱり持って行った方がいいのですね。まずはそこから・・・・。となると来年の春以降に持ち越した方がいいかもしれません。貴重なアドバイスありがとうございました。ブナフェチの仲間入り、よろしくお願いします。
mmminionさん 南池登山口と鍛冶屋町は標高差はほとんどないと思いますで下山口から自転車で登山口に向かうという方法もあり得ると思います。それでも標高差が気になる場合には道の駅まで自転車で向かい、そこから近江高山行きの湖国バスに乗るという方法、あるいは行きも帰り(市内循環)もバスを使うという方法もあると思います。
逆コースだと登りが得意な人はいいと思いますが、そうでなければ七尾山への登りでの体力の消耗が問題かもしれません。
軽アイゼンはまさかの時のお守りという意味です。携行していると安心です。チェーンスパイクも便利です。お守りですので、まず要らないと思いますよ
yamaneko0922さん、2度も貴重なアドバイスをありがとうございます。普段車ばかりで移動をしているので、バスを利用することは微塵も思いつきませんでした。また、自転車での予定ルートを思い浮かべてみるとどちらにしろ結構な登り下りがあるのに気づきました。一度実際に自転車の予定ルートを車で辿って検討してみます。さすがyamaneko0922さんです。地元の私以上に詳しくてビックリです。
naojiroさん、重ねてアドバイスありがとうございます。金曜日に大事な用事があるので行くとすれば土曜日以降になりそうです。まずはチェーンスパイクを用意しようかと思います。天気次第でどうなるかわかりませんが、無理はしないようにします。
10年くらい前に、みれさんと縦走しました
その後何回かに分けて、繋いで、鳥越峠まで行きました。
七尾山の山頂でガサッと黒いものが動いで、2人でキャー!
なんと関西からお越しの鹿の生態調査の方でした。(*_*)
この山域では、鉄塔巡視路整備の方とこの方だけでしたね
お会いしたのは、、
是非峠までつないでください。
特にカナ山近くには夜叉妹池もあり、なぜか鳥越峠まで整備されてる方が
居て、拍子抜けくらい藪が無くて登りました。
帰りの長命寺山〜も登ってみたいと思いました
参考にさせていただきます
jionさん コメント有難うございます。
私自身はいわゆる赤線繋ぎには拘りはないつもりなのですが、鳥越峠に至るこの郡界尾根は縦走したいと思っております。当然ながら次回は七曲峠から天吉寺山あるいはカナ山まで、その次は鳥越峠まで歩くつもりにしておりました。夜叉妹池もありますからね。
naojiroさん、はじめまして churabanaと申します。
uriuri4211さん、 yamaneko0922さん こんばんは
七曲峠からの七尾山ルートは、鈴鹿の山を歩きながら、yamaneko0922さんから伺いました。山頂に、醍醐への道標があったのは確認していましたが、こんな趣のある古道とは、思いもよりませんでした。
レコを拝見し、必ず歩くと決めました。
行きかう人々の安全や無事を願い、石仏を祀る。そして、手を合わせ祈る姿を思い起こします。
「かさこじぞう」のお話で、とてもなじみのある地蔵菩薩さまは、右手に錫杖、左手に宝珠を持っておられます。
六道(「天道」「人間道」「修羅道」「畜生道」「餓鬼道」「地獄道」)を巡りながら、すべての衆生を救済することを自ら決意し、苦しむ人の身代わりとなってまで救おうとされているとても優しく慈悲深い仏様です。錫杖は遊行の道具で、苦しみ悩む者があればどこへでも向かわれるためのものです。宝珠は如意宝珠ともいい、意のままに願いをかなえてやり、苦しみを抜いてくださる神通力を示したものです。
ご真言は「おん かかか びさまえい そわか」
churabanaさん初めまして。naojiroです。
六道輪廻、僧侶の説教で聞いたことがありますがよく分かっていません。
仏教は奥が深いのですが、歳を取る毎に気になるところです。
churabanaさんが七尾山を歩かれたひと月前は色好き初めでしたか。我々は名残紅葉でした。醍醐ルートはほとんど歩かれていない様子でした。
近江百山の上谷山は残雪期の限られた条件下でしか歩くのは難しい所です。
体力づくりがんばってください。私は越前広野側から歩いたことがありますが先行者が居るというラッキーなだけでした。
近江余呉側から強引に歩くマニアックな方もおられるみたいですが
naojiroさん こんばんは
上谷山を踏まれたのですね。
県内の二等三角点巡りも楽しませていただき、あと2つとなりました。
カクレグラは、何とかなるとおもうのですが、上谷山だけは、おっしゃる通り、条件が整わないと難しそうです。出きる限り歩き続けて、チャンスが訪れるのを待ちます。
churabanaさん、こんばんは。
この翌日の山行には仕事でご一緒することが叶わず残念に思いました。
地蔵菩薩さまが手にされておられる錫杖と宝珠の件、ありがとうございます。
慈悲深い仏様に守っていただけるよう、山中や峠道でお逢いしましたら手を合わせたいと思います。
churaさんも七廻峠のお地蔵様に是非お逢いに行かれてください。お気をつけて。
yamaneko0922さん、naojiroさん、uriuri4211さん、こんばんは
コメントされているmmminonさん、jionさん、churabanaさん、こんばんは
メジャーとは言わない七曲峠〜七尾山に、たくさんのコメントがあって、びっくりしました。
この日は天気が良くて、よかったです。前日夜は長浜も小雨がちらついていたりしてましたが、気持ちよく縦走されたようですね。時間もそんなにかかってないようで、やっぱり皆さん健脚ですね。
草川啓三氏が「琵琶湖の北に連なる山」という本を出されていて、その近くの住民の私にはとても参考になるのですが、その中にも七尾山が載っていて、七曲峠までの縦走ルートが案内されています。以前からそのルート歩きたいなと思っていたのですが、七尾山の北はヤブっぽいようなので、行く時期を考えあぐねてました。
ジオンさんの山歩きも拝見させてもらっていたのですけど、今回、皆様からいろんな情報いただいたので、また行ってみようと思います。
ポツンポツンと稜線の天吉寺山、カナ山には登ったのですが、できれば金糞岳の鳥越峠までつなげてみたいですね。(鳥越林道、滋賀側から復活してもらわないと困りますけど)でも、もうそろそろ雪山になってきますかね。
また、皆様の楽しいレコ、参考になるレコ期待しています。ありがとうございました
yonedaさん、おはようございます。
先駆けがyamanekoさんなのでグイグイ引っ張ります。
付いて行くのに必死、おかげで鍛えられました。
七尾山から北は数分間が背丈の低い笹で大したことはありませんでしたよ。
私は今まで、この山域に何故か踏み入らなかったのです。伊吹山も北尾根だけです(yonedaさんと知らずにすれ違いましたが)。
これからは伊吹や金糞、天吉寺山などに登ってみたいと思います。ではまた
yo_yonedaさん、おはようございます。
当日の朝まで天気予報は不安定で、カッパを着る登山になるかなぁと不安に思っていましたが、皆さん(私以外の)の普段からの良き行いのお陰でこの山域だけ天候に恵まれました。
私は長浜や湖北の山々は全く未知の領域。伊吹山一般ルートしか歩いたことがありません。今回の山行を自分の世界を広げるきっかけにしたいと思う次第です。
また宜しくお願いします。
yo_yonedaさん、コメントありがとうございます。「琵琶湖の北に連なる山」という本のことを初めて知りました。まずは図書館で検索してみます。貴重な情報をありがとうございました。
yonedaさん おはようございます。
草川啓三さんの本でこのルートが紹介されていたとは不覚と言わざるを得ません!
早速にも本を開いてみましたが、紹介されているルートは上板並からの道なき尾根を登るとんでもないルートですね。私も節分草の咲く季節に上板並から周回してみたいと思ってはいたのですが。
七尾山の北尾根は笹だけでなく下生があるのですが、今の時期は下生の草木が落葉している今の時期や初春が歩きやすいのではないかと思います。
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