鉢伏山
- GPS
- 11:44
- 距離
- 29.4km
- 登り
- 2,145m
- 下り
- 2,128m
コースタイム
- 山行
- 11:07
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 11:45
天候 | 雪一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
フロヤ谷登山口は駐車スペースはない。車で入ったら路駐になるだろう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・林道は落石や枝などがあるが、MTBでは通行できる。 本日は標高700辺りから雪が出始め、新雪で10〜15センチは積もっていた。帰りにカモシカと遭遇。声をかけると逃げてくれた。 ・フロヤ谷登山口から最初200mほど急登を登るが、雪があり若干迷うこともあった。トラロープもあるが、古くて頼る気にならない。ウイペット2本を使用し、なんとか登りきった。下りはアイゼンをはいて、慎重に下った。 ・標高1300辺りでワカンを履いた。ラッセルは踝〜膝程度。途中でクマと思われる大きな足跡があった。ピンクテープや道標なども少しある。 |
その他周辺情報 | 吉峰温泉がおすすめ。大人600円。モンベルの会員証を見せたら540円。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
靴
ザック
輪カンジキ
アイゼン
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ピック付きストック
カメラ
クマ鈴
ヘルメット
スリング60センチ2本
120センチ2本
環付きカラビナ2枚
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---|---|
共同装備 |
火器一式(R)クマスプレーと15mロープ(C)
|
感想
鍬崎山から見る姿も嫋やかで雰囲気があり目立つ。一度登りたいと思っていた鉢伏山。O36氏のレコを見てから近いうちに行こうと思っていた。581さんを誘うと了解してくれて、サブることに相成った。
朝、集合場所で581さんからラインが来て、少し待機することにしたが、小雨の中でも高ぶる気持ちに任せてスタートする。話をしながらのんびりペダルを回していると、途中で雪がでてきた。
がんばってしばらく漕いでいたが、斜度のあるところで雪でフロントタイヤが滑り、そのまますってんコロリンとなった。これではいかんとビンディングシューズを脱いで、登山靴に履き替えてすぐに足がつけるようにして再出発。
途中押し歩きもしたが、なんとか登山口に到着。雪があるので登山道がわかりにくいが、トラロープなどがあるのでなんとか道を認識できる。ウイペット2本を使いなんとか登りあげる。標高で200くらいあげると斜度も緩み、ルンルンハイクとなる。
ワカンをつけて新雪の中気持ちよく進む。冬はヤマスキーが多いので、ワカンハイクもなかなか新鮮で楽しい。途中で鳥ヶ尾山からの尾根、笹尾の頭からの尾根を観察したいと思っていたが、思いのほか時間がかかり、ピークハント優先にすることにした。
新雪は多いが、藪の上にのっているだけで、どこでも歩けるわけではない。小雪舞う登山道を忠実に歩いていく。霧氷が美しいし、途中青空も見えたり、至福の時間である。にせピークに騙されながらもなんとか山頂に到着した。
風もなく薬師や立山連峰を見ながらしばし休憩。おやつを交換し、のんびりとする。名残惜しいが時間もあるので、やおら下山にかかった。登りは時間がそれなりにかかったが、下りはトレースがあるので、らくちんだ。途中の登り返しでは581さんが気を利かせてくれていて登りやすくしてくれていた。ありがとう。
最後の急下り直前にアイゼンに換装し、慎重に下る。部分的にダブルウイペットで確保しながらのクライムダウンとなり、なかなか緊張を強いられた。無事に登山口に到着し、あとは自転車で雪のダウンヒルを楽しみ、あっという間にゲートについた。
ヤマスキーの下見に行こうぜと581さんを誘ったが、肝心の尾根を観察できなくて、申し訳なかった。でも主稜線はアップダウンが多く、雰囲気はつかめた。私のヤマスキーのレベルでは雪が固くなった春あたりになるだろうが、ぜひ再訪したい山だ。581さん、同行ありがとうございました。今日はパートナーがいないとピーク踏めなかったでしょう。また、刺激とアドバイスをくれたO36氏、ありがとうございました。またお願いします。
チカさんからお誘いを受け、急きょ決まった山行。山自体はニシデンさんから、冬は遠い山だと聞かされていたので興味があった。林道も閉ざされ、積雪もあるということで貸し切り間違いなし。装備は完璧にして万全の体制でピークを狙う。
天気は未明は雨、雪の予報だが、朝方からは回復傾向にある。現地に向かう途中の車中では雨は降ったりやんだりで、小矢部を過ぎたあたりからほぼ止んだ状態だった。しかし流杉に近づいたころ、土砂降りになってきた。この雨で林道自転車でずぶ濡れの状態で雪の積もる山に登るのは危険と感じて様子見しようと考えたが、林道入口に着くころには小康状態となったので、予定より少し遅れて出発となった。
林道の平均勾配は7.5%と市ノ瀬、別当間とほぼ同じ。大体の目安を考えていたが雨は雪に変わり、どんどん路面は白くなってきた。押し歩いたり漕いだりしてついに10センチ近くまで積ってきたので押し歩きになった。帰りのことも考えて登山口までもっていく。
登山口に着くころにはすっかり明るく、堰堤までの道を歩き、途中から登山道に分岐する。そこからは延々と壁のような斜面が続き、中途半端な雪で滑りやすい。ウィペットがなければかなり厳しい登りとなった。帰りは12本刃アイゼンを履き安全に下った。
稜線に上がると気持ちのいい雪山ハイキング。天気は標高を上げると青空もチラホラ見えだしテンションも上がる。5年ぶりとなるワカン装着で、所によっては膝下ラッセル、急斜面ではももラッセルまであっていいトレーニングが出来た。地形図で確認しながら歩き進めるが、地形図からは読み取れない起伏が多数ありいろいろ勉強になった。
チカさんと先頭ラッセルを交代しながら最後の鞍部を超えてやっと登頂。山頂からは薬師岳、立山が見えて最高のご褒美となった。風はなく穏やかなのでおやつを食べながらしばらく景色を満喫した。
下山はトレースがあるのでサクサク歩く。気温が低いので霧氷はまだ生きていて、会話しながら気持ちよく歩けた。最後の急斜面に向けてアイゼンを装着して無事下山。自転車も慎重にこなし無事ゲートまで帰還出来た。
色んな要素のある充実した山行に誘っていただいてありがとうございます。次は山スキーで再訪出来たら最高ですね!
コメント
この記録に関連する登山ルート
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お、僕も行ったルートだと喜んで見ました。僕が行ったのはもう6年前、o36さんと同じ11月22日でした。状況も似た様だけどo36さんめちゃ速い。お二人は林道から雪でまた凄かった様ですね。
スキーで亀谷からは3月位ですかね。今度行きましょう。
師匠、まいどです。
今回はなかなかハードでしたが、
強力パートナーがいて
なんとか山頂踏めました。
小雪舞う初めての登山道を部分的にルーファイしながら
ラッセルまわして進むのはなかなか楽しかったです。
山頂でも薬師がドーンと迎えてくれました。
3月にヤマスキーで再訪しましょう。
Nishidenさん おはようございます
記録拝見しましたら、同じ場所で僕たちもどちらに行くか迷いました。沢筋の道は雪でわからないし、尾根を跨げば登山道に復帰できるとはわかっていたのですが、最終的には沢筋を慎重に行きました。中途半端に雪があると大変ですが、それも面白さだし思い出に残りますね。
もっと積もったら是非山スキーで再訪したいですね。
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