ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2843794
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
東海

正月登山 不動岳東尾根ピストン

2021年01月03日(日) ~ 2021年01月04日(月)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
30:30
距離
32.1km
登り
2,774m
下り
2,763m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:57
休憩
0:38
合計
6:35
7:08
7:11
4
7:15
7:15
53
8:08
8:11
18
8:29
8:33
127
10:40
11:00
45
上西河内
11:45
11:45
23
廃造林小屋
12:08
12:16
72
1188mP
13:28
1551mP (幕営地)
2日目
山行
6:27
休憩
0:57
合計
7:24
5:55
46
1551mP
6:41
6:41
50
1881mP
7:31
7:35
32
8:07
8:07
28
1881mP
8:35
9:01
35
1551mP (幕営地)
9:36
9:36
12
1188mP
9:48
9:53
26
廃造林小屋
10:19
10:27
34
上西河内
11:01
11:04
33
天地
11:37
11:41
15
11:56
12:03
65
13:08
13:08
2
13:10
13:10
9
天候 両日とも晴れ (強風)
過去天気図(気象庁) 2021年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
千頭ダムまでは舗装されており自転車で通行可
コース状況/
危険箇所等
千頭ダム堰堤〜天地第一吊り橋:
所々崩れているが徒歩での通行に問題はない。1箇所トンネルがあるので、要ヘッデン。
天地第一吊橋〜天地:
取り付きの尾根までのトラバースに踏み跡あり (数カ所ザレ場のトラバースがあり注意が必要)。尾根に乗れば後は天地に上がるだけ。
天地〜上西河内 (尾根下部が今回の山行の核心):
下降の尾根の最上部は支尾根の方が明瞭なのでそこを降りないよう注意(地図上には出ないが上西河内に向かって左に見える尾根が正解)。かなりの急坂のため滑落しないよう注意。下部はほとんどが崖となっており場所間違えるとロープで懸垂しないと河床まで降りられない(実際30m分懸垂しました)。上西河内に向かって左寄りの尾根末端ならなんとかロープなしで下降可。
上西河内の渡渉に関しては、現在、渇水期のため最狭部が2m以下となっており余裕のジャンプで通行可能。(この時期以外は靴脱いで渡るようですが…)
上西河内〜1188mP:
尾根への取り付きは問題ない。急坂だが人の入っている様子もある。途中に荒廃した造林小屋あり、そのまま上がれば1188mピークとなる。下降時はピーク直下の尾根が明瞭でないので、コンパス使ってしっかり方角を確認する必要がある。
ちなみに造林小屋下に段々の地形があるが、江戸時代の集落跡とのこと!
1188mP〜1551mP:
明瞭な踏み跡が各所に見られる。今は鹿道としてしか使われていないようだが、明らかに多くの人が通ってできた道と思われる。尾根としては比較的明瞭なので下降時の読図も難しくない。1200mを超えると積雪が見られる。
1551mP〜1881mP:
笹の急登だが危険箇所なし。積雪は10冂で笹もそれほど濃くないため大きな問題とはならない。地形図では尾根がぼやけているが、地図には出ない尾根があり、意外に下降時の読図は難しくない。
1881mP〜不動岳:
上部の積雪は最大30冂度。危険箇所もないのでノーアイゼンでOK。下降時は地形的に1920m付近の痩せ尾根までが難しそうだが、ここも地形には出ない尾根がありそれほど読図は難しくない。
その他周辺情報 下山後は寸又峡の日帰り温泉(タオルなしで500円)と食堂で疲れを癒せる。
寸又峡の駐車場。
閑散期&早朝なのでほとんど車がない。うっすら雪が積もってます。
2021年01月03日 06:49撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
1/3 6:49
寸又峡の駐車場。
閑散期&早朝なのでほとんど車がない。うっすら雪が積もってます。
まずは嫁から借りたチャリで千頭ダムを目指します。
林道往復は楽で良い♪
2021年01月03日 06:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
1/3 6:51
まずは嫁から借りたチャリで千頭ダムを目指します。
林道往復は楽で良い♪
夢の吊橋。近くに来るのは2回目だがいつも遠くから眺めるだけ。渡るのは年取ってからで良いかな。
2021年01月03日 07:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 7:04
夢の吊橋。近くに来るのは2回目だがいつも遠くから眺めるだけ。渡るのは年取ってからで良いかな。
前黒法師岳登山口方面。
2021年01月03日 07:09撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 7:09
前黒法師岳登山口方面。
林鉄トロッコ。ここまでがシャバです。
2021年01月03日 07:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 7:14
林鉄トロッコ。ここまでがシャバです。
ゲートを越え、さらに先に進みます。
落石が増えますが、通行には問題なし。
2021年01月03日 07:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 7:16
ゲートを越え、さらに先に進みます。
落石が増えますが、通行には問題なし。
滝も凍りつつある。
2021年01月03日 07:39撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 7:39
滝も凍りつつある。
トンネルにはでかいツララ。
2021年01月03日 07:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
1/3 7:53
トンネルにはでかいツララ。
小さい氷瀑も。
2021年01月03日 07:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
1/3 7:59
小さい氷瀑も。
ここにも氷柱。
2021年01月03日 08:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 8:03
ここにも氷柱。
千頭ダム到着です。
途中、中部電力の車と会いました。正月からご苦労様です。
2021年01月03日 08:07撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 8:07
千頭ダム到着です。
途中、中部電力の車と会いました。正月からご苦労様です。
自転車はここまで。
2021年01月03日 08:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 8:08
自転車はここまで。
チャリをデポします。やっぱりチャリ楽ですね。
後で分かりましたが、奥のチャリはここら辺を調査しているかなりマニアな方のものでした。正月から4日間林道を調査されたとのこと。
2021年01月03日 08:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
1/3 8:10
チャリをデポします。やっぱりチャリ楽ですね。
後で分かりましたが、奥のチャリはここら辺を調査しているかなりマニアな方のものでした。正月から4日間林道を調査されたとのこと。
千頭ダムのブルー。透明度も高いです。
2021年01月03日 08:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
1/3 8:13
千頭ダムのブルー。透明度も高いです。
先の林道も徒歩なら問題ない。
2021年01月03日 08:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
1/3 8:13
先の林道も徒歩なら問題ない。
地図にないトンネルがありました。
2021年01月03日 08:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 8:17
地図にないトンネルがありました。
途中倒木があるも通行できます。
2021年01月03日 08:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 8:23
途中倒木があるも通行できます。
天地第一吊橋につきました。
2021年01月03日 08:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
1/3 8:28
天地第一吊橋につきました。
思ったよりも朽ちている。。。
2021年01月03日 08:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 8:30
思ったよりも朽ちている。。。
皆さんが言うように末永くありますように。
2021年01月03日 08:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
1/3 8:32
皆さんが言うように末永くありますように。
ルートないと思っていたら、トラバースの踏み跡が。ラッキー!
2021年01月03日 08:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
1/3 8:34
ルートないと思っていたら、トラバースの踏み跡が。ラッキー!
一箇所トラロープすらあります。整備された方に感謝。
2021年01月03日 08:42撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 8:42
一箇所トラロープすらあります。整備された方に感謝。
取り付き尾根まで来ました。ここから天地までも問題ありません。
2021年01月03日 08:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 8:54
取り付き尾根まで来ました。ここから天地までも問題ありません。
天地上部には炭焼小屋跡?のようなものがありました。
2021年01月03日 09:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 9:17
天地上部には炭焼小屋跡?のようなものがありました。
下降の尾根です。後でわかったのですが、見えているのはハズレの支尾根。
2021年01月03日 09:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 9:24
下降の尾根です。後でわかったのですが、見えているのはハズレの支尾根。
その左のこちらが正解。
2021年01月03日 09:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 9:43
その左のこちらが正解。
上部ではこのハズレの支尾根の方が明瞭。
2021年01月03日 09:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 9:43
上部ではこのハズレの支尾根の方が明瞭。
尾根下部です。
すごい急斜面。しかも足場は脆く不安定。
2021年01月03日 10:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 10:03
尾根下部です。
すごい急斜面。しかも足場は脆く不安定。
ここまで来ましたが、荷物が重く不安定で、二進も三進も行かなくなりました。結局、20mロープで懸垂3ピッチし、河床まで降りることに。
2021年01月03日 10:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
1/3 10:13
ここまで来ましたが、荷物が重く不安定で、二進も三進も行かなくなりました。結局、20mロープで懸垂3ピッチし、河床まで降りることに。
最下後部から。ここは流石にロープないと無理。
2021年01月03日 10:39撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
1/3 10:39
最下後部から。ここは流石にロープないと無理。
渇水期のため上西河内の水量は少ない。
2021年01月03日 10:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 10:40
渇水期のため上西河内の水量は少ない。
幕営適地があります。ここで一休み。
予想以上に消耗しました。しかも、下降中にザックにつけていたストックなくすし。
2021年01月03日 10:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 10:41
幕営適地があります。ここで一休み。
予想以上に消耗しました。しかも、下降中にザックにつけていたストックなくすし。
尾根先端に行くと傾斜がましな場所が。こちらが正解でしたね。ここならロープなしでも行けそう。
2021年01月03日 10:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 10:41
尾根先端に行くと傾斜がましな場所が。こちらが正解でしたね。ここならロープなしでも行けそう。
不動東尾根までの取り付きが見えます。
2021年01月03日 10:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
1/3 10:41
不動東尾根までの取り付きが見えます。
川幅が非常に狭くなっており、ジャンプでいけそう。
なんという幸運。(沢シューズはただの荷物になったが、、、)
2021年01月03日 10:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 10:57
川幅が非常に狭くなっており、ジャンプでいけそう。
なんという幸運。(沢シューズはただの荷物になったが、、、)
その前に水3Lをチャージ!
2021年01月03日 10:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
1/3 10:57
その前に水3Lをチャージ!
いざジャンプ!
2021年01月03日 11:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 11:02
いざジャンプ!
ようやく東尾根に取り付きます。
2021年01月03日 11:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 11:02
ようやく東尾根に取り付きます。
こんなところですが、最近も人が入っている形跡が。
2021年01月03日 11:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 11:32
こんなところですが、最近も人が入っている形跡が。
急坂だが難しくない。
ただ、水をチャージして荷物がずしり。。。
2021年01月03日 11:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
1/3 11:32
急坂だが難しくない。
ただ、水をチャージして荷物がずしり。。。
荒廃した造林小屋まで来ました。
思っていたよりも大きい。よくこんなところに作ったものだ。
2021年01月03日 11:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
1/3 11:44
荒廃した造林小屋まで来ました。
思っていたよりも大きい。よくこんなところに作ったものだ。
さらに上を目指します。
2021年01月03日 11:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 11:47
さらに上を目指します。
1188mPまで来ました。うっすら雪が出てきました。
2021年01月03日 12:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 12:08
1188mPまで来ました。うっすら雪が出てきました。
ピーク直下のコル。なんとここからは明瞭なトレースが。
2021年01月03日 12:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 12:17
ピーク直下のコル。なんとここからは明瞭なトレースが。
現在は鹿が主な利用者だが、明らかにかつて多くの人が通ってできたと思われる。
2021年01月03日 12:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 12:19
現在は鹿が主な利用者だが、明らかにかつて多くの人が通ってできたと思われる。
鹿がいい感じに導いてくれる。
2021年01月03日 12:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 12:43
鹿がいい感じに導いてくれる。
光方面。ガスってます。
2021年01月03日 13:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 13:12
光方面。ガスってます。
信濃俣は相変わらず綺麗な形してますね。
2021年01月03日 13:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 13:26
信濃俣は相変わらず綺麗な形してますね。
1500m付近。だいぶ雪が出てきました。
2021年01月03日 13:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 13:28
1500m付近。だいぶ雪が出てきました。
1551mPの三角点。
上西河内までの下降と重荷で消耗したため、今回はここで幕営します。13時半と早いですが、正月ですし無理はしません。
ピストンなのに重荷を上げる意味もないですし。
2021年01月03日 13:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
1/3 13:28
1551mPの三角点。
上西河内までの下降と重荷で消耗したため、今回はここで幕営します。13時半と早いですが、正月ですし無理はしません。
ピストンなのに重荷を上げる意味もないですし。
幕営は爆風を避けられそうなここに決めた。
2021年01月03日 13:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/3 13:30
幕営は爆風を避けられそうなここに決めた。
まずは梅酒お湯割りを一杯。温まる。
2021年01月03日 13:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
1/3 13:55
まずは梅酒お湯割りを一杯。温まる。
2時半とかなり早いですが、今日の夕飯です。
餅入りラーメン(豚骨醤油、ナルトとネギ入り)が全身に染み渡る。
2021年01月03日 14:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
1/3 14:36
2時半とかなり早いですが、今日の夕飯です。
餅入りラーメン(豚骨醤油、ナルトとネギ入り)が全身に染み渡る。
翌朝。
さっさと帰りたいので、日の出前に出発です。
思ったより寒くない。テント内の水は少し凍ったが、-10℃なさそう。
2021年01月04日 05:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
1/4 5:55
翌朝。
さっさと帰りたいので、日の出前に出発です。
思ったより寒くない。テント内の水は少し凍ったが、-10℃なさそう。
朝焼け。左には朝日岳。
2021年01月04日 06:29撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 6:29
朝焼け。左には朝日岳。
笹丈が高くなってきたが、藪は濃くないので問題ない。
2021年01月04日 06:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 6:31
笹丈が高くなってきたが、藪は濃くないので問題ない。
丸盆が見えました。
2021年01月04日 06:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 6:36
丸盆が見えました。
前黒法師岳と丸盆岳。黒法師は影になり見えない。
2021年01月04日 06:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
1/4 6:36
前黒法師岳と丸盆岳。黒法師は影になり見えない。
1881mPの大岩。
2021年01月04日 06:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 6:40
1881mPの大岩。
光岳も見えてきた。
2021年01月04日 06:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 6:43
光岳も見えてきた。
鹿の遊び場になっていたが幕営適地。
2021年01月04日 06:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 6:45
鹿の遊び場になっていたが幕営適地。
丸盆と鎌崩の頭。そしてその間に鎌崩。
2021年01月04日 06:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 6:46
丸盆と鎌崩の頭。そしてその間に鎌崩。
光の奥には聖から連なる峰々が。
思ったよりも白くないね。
2021年01月04日 06:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
1/4 6:46
光の奥には聖から連なる峰々が。
思ったよりも白くないね。
雲に隠れていた日がようやく出てきました。
2021年01月04日 07:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 7:10
雲に隠れていた日がようやく出てきました。
朝日に照らされる不動岳。
後少しです。
2021年01月04日 07:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
1/4 7:17
朝日に照らされる不動岳。
後少しです。
黒法師が丸盆の影から出てきました。鎌崩の頭から鹿ノ平までも見える。
2021年01月04日 07:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
1/4 7:18
黒法師が丸盆の影から出てきました。鎌崩の頭から鹿ノ平までも見える。
中ノ尾根と合地。そして奥には池口の双耳峰。
2021年01月04日 07:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 7:26
中ノ尾根と合地。そして奥には池口の双耳峰。
聖と上河内も。
2021年01月04日 07:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 7:26
聖と上河内も。
不動岳の標識が見えました。
2021年01月04日 07:29撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 7:29
不動岳の標識が見えました。
山頂到着!
爆風です!鼻水が凍るくらいなので-10℃くらいかな?死ぬほど寒くはない。
2021年01月04日 07:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
1/4 7:30
山頂到着!
爆風です!鼻水が凍るくらいなので-10℃くらいかな?死ぬほど寒くはない。
黒法師方面。
鹿ノ平からも歩いた跡がなく、2021年一番乗り?
2021年01月04日 07:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
1/4 7:30
黒法師方面。
鹿ノ平からも歩いた跡がなく、2021年一番乗り?
記念撮影。
2021年01月04日 07:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 7:31
記念撮影。
昨年正月に歩いた中ノ尾根から黒沢山までもばっちり。奥には御嶽山も。
2021年01月04日 07:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 7:32
昨年正月に歩いた中ノ尾根から黒沢山までもばっちり。奥には御嶽山も。
爆風で寒いので、さっさと下山します。
2021年01月04日 07:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 7:36
爆風で寒いので、さっさと下山します。
下山途中の開けた場所から。名残惜しい。
2021年01月04日 07:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 7:43
下山途中の開けた場所から。名残惜しい。
御前崎も見えました。
2021年01月04日 07:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 7:56
御前崎も見えました。
1881mPの大岩。
2021年01月04日 08:07撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 8:07
1881mPの大岩。
大無間と風不入の稜線。見にくいが手前は2年前に通った朝日までの稜線。
2021年01月04日 08:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 8:15
大無間と風不入の稜線。見にくいが手前は2年前に通った朝日までの稜線。
積雪期の下りは楽で良い♪
2021年01月04日 08:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 8:30
積雪期の下りは楽で良い♪
あっという間に幕営地に戻ってきました。
2021年01月04日 08:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
1/4 8:34
あっという間に幕営地に戻ってきました。
テント内に放置しておいた水はさらに凍ってました。
もういらないので捨ててきます。
2021年01月04日 08:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
1/4 8:48
テント内に放置しておいた水はさらに凍ってました。
もういらないので捨ててきます。
しかし、立派な道があったもんだ。
2021年01月04日 09:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
1/4 9:11
しかし、立派な道があったもんだ。
1188mPまで難なく到着。
2021年01月04日 09:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 9:36
1188mPまで難なく到着。
造林小屋。うっすら雪かぶってる。
2021年01月04日 09:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 9:47
造林小屋。うっすら雪かぶってる。
急斜面下り。
2021年01月04日 10:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 10:14
急斜面下り。
上西河内。
2021年01月04日 10:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 10:18
上西河内。
サクッと渡渉。
2021年01月04日 10:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 10:19
サクッと渡渉。
そしていよいよ核心部です。
真ん中の岩から上がります。
2021年01月04日 10:21撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 10:21
そしていよいよ核心部です。
真ん中の岩から上がります。
荷物もだいぶ軽くなり、木の根も適宜あるので慎重に行けば問題なし。ここまでくれば一安心。
2021年01月04日 10:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 10:30
荷物もだいぶ軽くなり、木の根も適宜あるので慎重に行けば問題なし。ここまでくれば一安心。
急坂をひいこら言いながら上がり、天地上部が見えてきました。
行きで失くしたストックを探しながら上がったが、見つからず。
深南の遺物になってしまった。
2021年01月04日 10:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 10:53
急坂をひいこら言いながら上がり、天地上部が見えてきました。
行きで失くしたストックを探しながら上がったが、見つからず。
深南の遺物になってしまった。
行きでみた炭焼小屋?跡。あとは降るだけ。
2021年01月04日 11:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 11:05
行きでみた炭焼小屋?跡。あとは降るだけ。
尾根を下り、トラバース。
2021年01月04日 11:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 11:18
尾根を下り、トラバース。
吊橋まであと少し。
2021年01月04日 11:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 11:30
吊橋まであと少し。
天地吊橋が見えました。
2021年01月04日 11:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 11:32
天地吊橋が見えました。
ようやく到着。
2021年01月04日 11:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 11:36
ようやく到着。
いい吊橋です。末永く。。。
2021年01月04日 11:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
1/4 11:38
いい吊橋です。末永く。。。
吊橋すぐそばにはお立ち台までの登山口が。昔のものか。
2021年01月04日 11:42撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 11:42
吊橋すぐそばにはお立ち台までの登山口が。昔のものか。
林道をサクサク通り。
2021年01月04日 11:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 11:47
林道をサクサク通り。
トンネルくぐって。
2021年01月04日 11:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 11:52
トンネルくぐって。
千頭ダムまで戻ってきました。
お疲れ様ー。
2021年01月04日 11:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 11:56
千頭ダムまで戻ってきました。
お疲れ様ー。
ゲートまで来ました。
2021年01月04日 13:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
1/4 13:08
ゲートまで来ました。
最後は温泉で冷えた身体を温めました。
2021年01月04日 13:38撮影 by  iPhone 7, Apple
1
1/4 13:38
最後は温泉で冷えた身体を温めました。

装備

個人装備
ヘッドランプ
1
予備電池
1
1/25,000地形図
1
コンパス
1
ロールペーパー
1
ファーストエイドキット
1
筆記具
1
保険証
1
携帯電話
1
計画書
1
ザック
1
ザックカバー
1
タオル
1
防寒着
1
雨具
1
スパッツ
1
帽子
1
登山靴
1
水筒
1
時計
1
非常食
1
カメラ
1
日焼け止め
1
サングラス
1
ストック
1
ダブルストック
軽アイゼン
1
テルモス
1
アウターシェル
1
目出し帽
1
手袋(インナー,ミドル,オーバー,替え)
1
ツエルト
1
シュラフ
1
シュラフカバー
1
エアマット
1
沢シューズ
1
渡渉用
歯ブラシ
携帯バッテリー
共同装備
テント
1
Satoshi
ガスヘッド
1
Satoshi
ガス
2
Satoshi
コッヘル
1
Satoshi
8mmx20mロープ
1
Satoshi

感想

2021年一発目の正月登山。前回の深南縦走で残していた不動岳に行ってきた。
水窪の戸中山林道から入り鹿ノ平で幕営というのが一般的だが、ルート的につまらないので寸又峡から東尾根を詰めるルートとした。完全バリエーションや雪山なのはいいが、真冬の渡渉があり、おそらく誰もいないので若干不安を抱えつつのスタートとなった。

初日。
持ってきた嫁のミニベロを準備して寸又峡駐車場を出発!最初の林道は夢の吊橋の観光のため非常に良く整備されており、快適に進むことができる。トロッコ奥のゲートを過ぎると、落石が増え、道は悪くなるものの自転車での通行に問題はない。最近も車が通った跡があると思っていたら、なんと後ろから車両が!どうやら中部電力の方で千頭ダムの確認に来た模様。何か言われるかと思ったが、不動岳に行くというと「お気をつけて」とのこと。この方々のおかげでこの道が自転車で通れることに感謝です。
千頭ダム堰堤に着くとそこからは廃林道で自転車通行不可なので自転車をデポした。すでに一台自転車があり、さらに林道奥にも2台あり幕営している方が!正月にわざわざ千頭ダムまで来る人はいないと思ったが、いた。やっぱり自分含め物好きはいるんですね。幕営の二人はお立ち台経由で大無間山に向かうとのこと。
さて、ダムからの林道は崩れつつあったが、昨年黒法師で会った青年達の話通り問題なく通れ、天地第一吊橋も通行可能だった。ただ、この吊橋の敷板はかなり劣化しており、あと何年持つかといった具合である。
吊橋後は道は消えているという話ではあったが、行ってみると意外にもトラバースの痕跡は残っており、難なく天地まで上がることができた。
問題はここからである。上西河内までの下降の尾根を慎重に確認し、下降を始めたが、のっけからかなりの急坂で下が脆くこのまま200mも下降し河床降りられるのか?という状況となった。ただ、よく見ると上西河内に向かって左手にも尾根があり、どうやら地形図には出ない支尾根に乗ってしまっていたようだ。なんとかトラバースして、左の尾根に乗るとだいぶ下降しやすくなった。ただ、最後の30m程がどうにも急で、デカザックを背負ったままでは降りることができない。結局、20mロープを出し、3ピッチの懸垂で河床までたどり着いた。
ストックを持ってきていたが、下降中に固定用カラビナ共々外れ、消えていた。毎回山に来るとストックに何か起こる。(昨年正月は2本とも折れた)
河床に降り帰りの取り付きを探すと、左に曲がった尾根先端に行けば緩い場所があり、そこからならなんとかロープなしでいけそうだった。
上西河内の水量は少なく、なんとジャンプして渡れる場所があるではないか!わざわざ沢シューズ持ってきたものの何という幸運!デカザック背負ってえいや!でジャンプし難なく渡ることができた。
対岸の取り付き尾根は急だが、鹿やたまに人が通っているようで、歩きやすかった。ただ、上西河内で汲んだ3Lの水が重く、上西河内での下降でかなり体力を消耗しており、急坂をひいひい言いながら登った。途中荒廃した造林小屋を通り、1186mのピークにやっとのことで着いた。この時点で不動岳まではもう間に合わないし、かなり消耗していたので、とりあえず1551mのピークで幕営とすることにした(わざわざ重い荷物を上まで上げる意味もないしね)。
1186mP下のコルからは目を疑うようなしっかりとした道があった。今は鹿によって保たれているようだが、明らかに過去多くの人が通っていた形跡を感じる。マニアックな道だと思っていたのに意外だった(かつての作業道?)。
そこからは鹿が導く道をひたすら登るだけで、幕営予定地の1551mピークに辿り着くことができた。まだ13時半だが、今日は終了。さっさと幕営し、14時過ぎだったが夕飯の力ラーメン食べ、早速正月の酒盛りをはじめて今日の疲れを癒した。

2日目。
テント内の水は少し凍っていたが、それほど寒くない。爆風や鹿の鳴き声で何度か起きたけど、よく眠れた(子供がいない分、家よりも?)。今日はさっさと不動行って下山したかったので、サブザックに必要なもの入れて日の出前に出発。
最初は藪もなく快適な尾根を行く。しばらく進むと笹の急登となり、雪と相まって結構滑るが、アイゼンはいらないくらい。キックステップで一歩一歩登った。空荷なので楽だ。
順調に歩みをすすめ、1881mピークの大岩を越える。笹丈が高くなるが、濃くはないので苦労はない。雪も乾いていて軽く、多くても30センチ程なのでラッセルという感じではない。しばらく行くと、開けた場所に出た。丸盆、鎌崩の頭、そして鹿ノ平がよく見えた。いい眺め。
しばらく行くと1時間半程で不動岳到着。意外にあっさり着いた。山頂からはこれまで通した光、加加森、池口、中ノ尾根、黒沢、六呂場、鎌崩ノ頭、丸盆、黒法師、麻布の主稜線のパノラマがよく見え、素晴らしい景色だった。
鹿ノ平から誰かきてるかと思ったが、踏み跡はなくおそらく今年一番乗り?のようだった。山頂を越えると西からの爆風でサングラス、帽子が飛ばされた。流石に−10℃で強風に吹かれると寒い。長居は無用ということで適当に写真撮りさっさと下山することにした。
積雪があると自分のトレースが残るから、ルーファンがかなり楽だ。下山はあっという間で1時間程で幕営地に戻ることができた。テントを撤収し、デカザックを担ぐ。幕営地から下はほとんど雪がなかったが、予想よりも読図は楽で、あっという間に上西河内河床まで降りることができた。
河床で一休みし、いよいよ天地までの尾根に取り付く。無事尾根状に戻れるか心配していたが、慎重に行けば問題なく、無事核心部を通過し尾根に上がることができた。行きで無くしたストック探しながら急登を登った。結局、ストックは見つからず深南の遺物になってしまった。天地を越えれば、後は吊橋までサクッと下山し、千頭ダムまで戻ることができた。
寸又峡までの帰りの途中で、先にデポしてあったチャリの主と会った。かなりマニアな方で寸又峡林道やこの辺りの情報を色々と教えていただいた。諸沢山、合地山を狙っていたので、とても参考になりました。帰って調べたがどうやらYAMAPで有名な方のよう。
下山後は、冷えた身体を寸又峡温泉で温めた。

今年一発目としては、なかなか充実した山行だった。やはり深南は奥深い。オールスターはとりあえず全部登頂したが、まだまだ行くべきところが多そうだ。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1113人

コメント

正月不動岳とは剛の者!
帰り道に出会った年寄「とりあたま」でございます
あんまりな寒さに高所へ上がる気力が湧かないところへ、不動岳から帰還してきた強者に出会って感嘆致しました
改めてお疲れ様でございます。
未だ寒気が居座って土砂の押し出し部が凍結しているので、通過には十分ご注意ください。
滑りだした時の恐怖を身をもって体験したばかりの身ゆえ、老婆心ながらご忠告申し上げておきますね…
2021/1/9 18:07
Re: 正月不動岳とは剛の者!
とりあたまさま。
返信が大変遅れてしまい申し訳ありません。(最近ヤマレコチェックしておりませんでした。。。)
こちらこそ、正月に深南等マイナーなところに誰もいないと思っていたところ、危険極まりない日向林道の探索に行かれた方がいたことに驚いておりました。まだまだ深南初心者の身ですのでいろいろと興味深いお話が聞けて、お会いできたことほんとうによかったです。
また‘YAMAP'の方も検索し、大変興味深く拝見させていただきました。これから開拓していく上で大変参考になります。
正月以来山に行けていないですが、そろそろ深南不足気味になってきたので、ご忠告を肝に銘じてまた計画立てていきたいと思います。
2021/2/16 11:45
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら