【山梨100】北都留三山縦走(権現山・扇山・百蔵山)
- GPS
- 08:58
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,663m
- 下り
- 1,668m
コースタイム
9:07 尾根に出る(590m)
9:17 墓村からの道と合流(650m)
9:51 芦垣・大倉からの道と合流(885m)
10:22 寺入山(1028m)
10:51-55 雨降山、初戸からの道と合流(1177m)
11:33-12:15 権現山(1312m)
12:57 浅川峠(867m)
13:53-14:08 扇山(1138m)
14:14 鳥沢への下り口(1095m)
14:17 大久保山(1109m)
14:52 宮谷への下り口(765m)
15:52-57 百蔵山(1003m)
16:05 西登山道の下り口(895m)
16:30 水場(630m)
16:47-17:00 浄水場下のトイレ(505m)
17:30 猿橋駅(315m)
■所要時間:8時間58分
■歩行時間:496分(小休止を含む、昼食休憩を除く)標準CT(566分)の0.88倍。
■距離:20.7km
■累積標高差:+1,660m,-1,680m
■行程量:20.7/0.5+1660/50+1680/100=91.4P(★★★★)EK45.7
■ラップタイム:5.43分/P(マイペース登高能力:+415m/h、ランク供
(標準CT:6.19分/P、+363m/h)
■エネルギー定数:496*0.03+1.66*10+1.68*0.6+20.7*0.3=38.70
(ルート定数:566*0.03+.....=40.8)
■山のグレーデイング:5B
■消費カロリー:38.70*(79.0+(11.3+8.3)/2)=3,437kcal
※各指標の説明を、プロフィールの欄に書いています。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
上野原駅までJR 上野原駅北口→用竹バス停 富士急山梨バス(420円) (帰り) 猿橋駅からJR |
コース状況/ 危険箇所等 |
■用竹バス停から権現山頂下の祠まで、尾根沿いに傾斜の緩い道が続きます。 ■権現山、扇山、百蔵山の手前には急斜面の直登がありますが、手を使わずに足だけでも登れます。 ■水場が百蔵山の西登山道の谷沿いにあります。 ■公衆トイレは百蔵山の山麓にある浄水場の下にあります。このトイレをめざす場合は、百蔵山から西登山道よりも東登山道を下った方が早く着きます。(ただし、東登山道は急な坂です。) ■途中でエスケープする場合は、浅川峠から浅川バス停(大月駅行き)、扇山から大目バス停(四方津駅経由上野原駅行き)、扇山から鳥沢駅、などがあります。 *******ヒヤリ・ハット事案******* ■概要 落ち葉が深く積もっている区間(権現山〜浅川峠)で、谷側に足をついたら地面がなくてズルっと転けた。谷側の傾斜がもっと急であれば滑落していた可能性あり。 ■登山ジャンル、場所 無雪期ピークハント、権現山から扇山との鞍部への下り道。 ■時刻 12:45頃 ■事故のきっかけ 【踏み外し】落ち葉踏み抜き。落ち葉で道が隠れて境界がわからなかった。 ■事故分類(結果) 転倒 ■傷病程度 けが無し ■対策 落ち葉に隠れて地面が見えない道は、極力山側を歩くこと。 |
写真
感想
次週の埼玉での某大会の予行演習も兼ねて、少し長めのコースに挑戦しました。
北都留三山は権現山、扇山、百蔵山の総称で、中央線の北側、奥多摩の笹尾根の南側に位置します。いずれも山梨百名山に選ばれています。三山を一気に縦走する場合は、西から歩く方法と東から歩く方法があります。西から歩く場合は中央線の猿橋駅を朝早く出発できますが、下り口の用竹や初戸での上野原行きのバスの便が限定されます。東から歩く場合は登山口へのバスの到着時刻の関係でタクシーを使わない限り出発が遅くなり、日が短い時期だと、私の足では日が暮れてしまいます。
日が長くなってきたのと、ちょうど前日の4月13日(土)から、小菅行きのバスよりも20分早い8時08分に上野原駅を出発する飯尾行きのバスが増発されたので、これを契機に東から歩くことにしました。飯尾行きのバスは坪山に行くお客さんが多く、満席でした。途中の用竹バス停で下りたのは私だけです。
8時32分にバス停を出発。墓村を経由する左コースではなく、早く尾根に取りつく右コースを行きました。権現山までは標高差が約1000mありますが、距離が長いためにその分傾斜が緩く、急斜面もつづら折りになっていて、頂上手前の神社の祠まで歩き易い道が続きました。
権現山の頂上からの眺望は、南側は霞んでいて富士山がうっすらとわかる程度でしたが、北側の奥多摩の山々が良く見えました。正面に三頭山がデーンと構えています。その左後ろに雲取山や飛龍山、右に鷹の巣山、御前山も顔を出しています。
山頂でのんびりと昼食休憩をとった後、扇山に向けて出発しました。権現山の巻き道に合流し、次のピークを登った所が扇山へ向かう稜線への下り口になっています。ここに扇山への道標を付けていただいた方には感謝します。浅川峠まで標高差400m以上を一気に下ります。この下り坂は、道に落ち葉があってクッションになりましたが、片斜面の道に積もっている落ち葉が曲者で、足を置く場所を間違えて谷側にズルッと行って転けてしまいました。幸い、ケガはありませんでしたが。
浅川峠を過ぎると、しばらくは少しアップダウンがある程度の道でしたが、扇山の手前から急坂の直登になりました。この日のコース中では一番しんどい場所でした。
扇山の山頂は広場になっており、家族連れなど休憩している人が多くいましたが、午後2時を回ると下山する人が多くなりました。この先の百蔵山に向かう道では、扇山を出発した直後に1人とすれ違っただけで、他には誰も歩いていませんでした。
百蔵山への最後の直登は、扇山ほどにはしんどくありませんでしたが、尖がった山なので足のふくらはぎが緊張しました。ようやく登りきって、今日はこれ以上の登りはないと一安心しました。頂上からは霞んだ富士山が大きく見えました。
下りは西登山道を経由しました。谷間に水場が設けられており、顔を洗ってすっきりしました。その後、「浄水場下にトイレあり」の標識につられて、予定のコースを外れて舗装道路を浄水場の下まで下りました。今回歩いたコースの中で唯一のトイレです。
トイレ休憩と着替えを済ませた後、ちょうど5時になり、有線放送のスピーカーから新世界の「遠き山に日は落ちて〜」が流れてきたので再出発しました。この後、猿橋駅まで30分下ってゴールしました。
歩く前には、もっと時間がかかって猿橋駅到着が6時を過ぎることも予想していましたが、歩き易い区間も多かったので、何とかこの時間でおさまりました。富士山がもっとはっきりと見えれば申し分はなかったですが、久しぶりに1日歩くことができてリフレッシュしました。
次は、昨年参加した埼玉の某大会。今年も天気が悪い予報ですが、日曜日までに筋肉痛を直して備えます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する