ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 285021
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

【山梨100】北都留三山縦走(権現山・扇山・百蔵山)

2013年04月14日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:58
距離
20.7km
登り
1,663m
下り
1,668m

コースタイム

8:32 用竹バス停(標高335m)
9:07 尾根に出る(590m)
9:17 墓村からの道と合流(650m)
9:51 芦垣・大倉からの道と合流(885m)
10:22 寺入山(1028m)
10:51-55 雨降山、初戸からの道と合流(1177m)
11:33-12:15 権現山(1312m)
12:57 浅川峠(867m)
13:53-14:08 扇山(1138m)
14:14 鳥沢への下り口(1095m)
14:17 大久保山(1109m)
14:52 宮谷への下り口(765m)
15:52-57 百蔵山(1003m)
16:05 西登山道の下り口(895m)
16:30 水場(630m)
16:47-17:00 浄水場下のトイレ(505m)
17:30 猿橋駅(315m)

■所要時間:8時間58分
■歩行時間:496分(小休止を含む、昼食休憩を除く)標準CT(566分)の0.88倍。
■距離:20.7km
■累積標高差:+1,660m,-1,680m
■行程量:20.7/0.5+1660/50+1680/100=91.4P(★★★★)EK45.7
■ラップタイム:5.43分/P(マイペース登高能力:+415m/h、ランク供
(標準CT:6.19分/P、+363m/h)
■エネルギー定数:496*0.03+1.66*10+1.68*0.6+20.7*0.3=38.70
(ルート定数:566*0.03+.....=40.8)
■山のグレーデイング:5B
■消費カロリー:38.70*(79.0+(11.3+8.3)/2)=3,437kcal
※各指標の説明を、プロフィールの欄に書いています。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(行き)
上野原駅までJR
上野原駅北口→用竹バス停 富士急山梨バス(420円)
(帰り)
猿橋駅からJR
コース状況/
危険箇所等
■用竹バス停から権現山頂下の祠まで、尾根沿いに傾斜の緩い道が続きます。
■権現山、扇山、百蔵山の手前には急斜面の直登がありますが、手を使わずに足だけでも登れます。
■水場が百蔵山の西登山道の谷沿いにあります。
■公衆トイレは百蔵山の山麓にある浄水場の下にあります。このトイレをめざす場合は、百蔵山から西登山道よりも東登山道を下った方が早く着きます。(ただし、東登山道は急な坂です。)
■途中でエスケープする場合は、浅川峠から浅川バス停(大月駅行き)、扇山から大目バス停(四方津駅経由上野原駅行き)、扇山から鳥沢駅、などがあります。

*******ヒヤリ・ハット事案*******
■概要
落ち葉が深く積もっている区間(権現山〜浅川峠)で、谷側に足をついたら地面がなくてズルっと転けた。谷側の傾斜がもっと急であれば滑落していた可能性あり。
■登山ジャンル、場所
無雪期ピークハント、権現山から扇山との鞍部への下り道。
■時刻
12:45頃
■事故のきっかけ
【踏み外し】落ち葉踏み抜き。落ち葉で道が隠れて境界がわからなかった。
■事故分類(結果)
転倒
■傷病程度
けが無し
■対策
落ち葉に隠れて地面が見えない道は、極力山側を歩くこと。
用竹バス停を出発します。標識には権現山3時間40分と書いてありました。
用竹バス停を出発します。標識には権現山3時間40分と書いてありました。
右に曲がります。まっすぐに行っても、墓村経由で権現山に行けます。
右に曲がります。まっすぐに行っても、墓村経由で権現山に行けます。
右の坂道を上がります。
右の坂道を上がります。
ヤマザクラは散り始めていました。
ヤマザクラは散り始めていました。
尾根道に出ました。標識が倒れています。
尾根道に出ました。標識が倒れています。
墓村からの道と合流。
墓村からの道と合流。
尾根道を行きます。尾根の南側が植林で北側が自然林になっている区間。
尾根道を行きます。尾根の南側が植林で北側が自然林になっている区間。
芦垣・大倉からの道に合流。それにしても壊れている標識が多い。
芦垣・大倉からの道に合流。それにしても壊れている標識が多い。
寺入山(1,028m)
明るい自然林の林に出ました。
明るい自然林の林に出ました。
雨降山の標識
雨降山の頂上にある鉄塔。
雨降山の頂上にある鉄塔。
明るい林の中の道
明るい林の中の道
権現山が見えてきました。
権現山が見えてきました。
尾根の途中に設けられた休憩用ベンチ
尾根の途中に設けられた休憩用ベンチ
正面に三頭山、左奥に雲取山、右奥に鷹の巣山が見えています。
正面に三頭山、左奥に雲取山、右奥に鷹の巣山が見えています。
権現山の山頂手前にある祠。この先、頂上まではすぐですが、急坂の直登になります。
権現山の山頂手前にある祠。この先、頂上まではすぐですが、急坂の直登になります。
権現山の三角点
山頂標識その1
山頂標識その2
権現山頂上からの眺め。飛龍山と雲取山。
2
権現山頂上からの眺め。飛龍山と雲取山。
三頭山と笹尾根。
1
三頭山と笹尾根。
富士山は霞んで見えず。
富士山は霞んで見えず。
今日はチリトマトヌードル。
3
今日はチリトマトヌードル。
扇山へ行く稜線への下り口。扇山へ向かう道標が括りつけられてました。
扇山へ行く稜線への下り口。扇山へ向かう道標が括りつけられてました。
林間から扇山と百蔵山が見えます。
1
林間から扇山と百蔵山が見えます。
扇山への直登の道
扇山への直登の道
扇山の山頂
頂上は広場になっています。
頂上は広場になっています。
相変わらず霞んでいます。
相変わらず霞んでいます。
ここで一服。
鳥沢への下り口
大久保山(1109m)
1
大久保山(1109m)
大久保山から先は下りの坂道が続きます。
大久保山から先は下りの坂道が続きます。
樹間から姿を見せる百蔵山のとんがり帽子。
樹間から姿を見せる百蔵山のとんがり帽子。
百蔵山に到着
百蔵山の頂上広場
1
百蔵山の頂上広場
相変わらず富士山は霞んでいます。
1
相変わらず富士山は霞んでいます。
ここから西登山道を下山します。
ここから西登山道を下山します。
途中に休憩できる場所がありました。
途中に休憩できる場所がありました。
下界の眺望良し。
1
下界の眺望良し。
水場がありました。
水場がありました。
水場の説明書き
西登山道経由で遠回りして、東登山道の登山口まで来ました。
西登山道経由で遠回りして、東登山道の登山口まで来ました。
浄水場横の道。トンネルをくぐります。
浄水場横の道。トンネルをくぐります。
本日のコース上の唯一のトイレ。
本日のコース上の唯一のトイレ。
百蔵山を振り返る。
1
百蔵山を振り返る。
一つ目の橋を渡ります。
一つ目の橋を渡ります。
二つ目の橋を渡ります。
1
二つ目の橋を渡ります。
猿橋駅に着きました。
猿橋駅に着きました。
猿橋駅は無人駅になっています。
猿橋駅は無人駅になっています。
ここからは、道で見かけた春の草花です。
ここからは、道で見かけた春の草花です。
ミツバツツジ
タチツボスミレ
イチリンソウ
ヤマブキ

感想

 次週の埼玉での某大会の予行演習も兼ねて、少し長めのコースに挑戦しました。

 北都留三山は権現山、扇山、百蔵山の総称で、中央線の北側、奥多摩の笹尾根の南側に位置します。いずれも山梨百名山に選ばれています。三山を一気に縦走する場合は、西から歩く方法と東から歩く方法があります。西から歩く場合は中央線の猿橋駅を朝早く出発できますが、下り口の用竹や初戸での上野原行きのバスの便が限定されます。東から歩く場合は登山口へのバスの到着時刻の関係でタクシーを使わない限り出発が遅くなり、日が短い時期だと、私の足では日が暮れてしまいます。

 日が長くなってきたのと、ちょうど前日の4月13日(土)から、小菅行きのバスよりも20分早い8時08分に上野原駅を出発する飯尾行きのバスが増発されたので、これを契機に東から歩くことにしました。飯尾行きのバスは坪山に行くお客さんが多く、満席でした。途中の用竹バス停で下りたのは私だけです。

 8時32分にバス停を出発。墓村を経由する左コースではなく、早く尾根に取りつく右コースを行きました。権現山までは標高差が約1000mありますが、距離が長いためにその分傾斜が緩く、急斜面もつづら折りになっていて、頂上手前の神社の祠まで歩き易い道が続きました。

 権現山の頂上からの眺望は、南側は霞んでいて富士山がうっすらとわかる程度でしたが、北側の奥多摩の山々が良く見えました。正面に三頭山がデーンと構えています。その左後ろに雲取山や飛龍山、右に鷹の巣山、御前山も顔を出しています。

 山頂でのんびりと昼食休憩をとった後、扇山に向けて出発しました。権現山の巻き道に合流し、次のピークを登った所が扇山へ向かう稜線への下り口になっています。ここに扇山への道標を付けていただいた方には感謝します。浅川峠まで標高差400m以上を一気に下ります。この下り坂は、道に落ち葉があってクッションになりましたが、片斜面の道に積もっている落ち葉が曲者で、足を置く場所を間違えて谷側にズルッと行って転けてしまいました。幸い、ケガはありませんでしたが。

 浅川峠を過ぎると、しばらくは少しアップダウンがある程度の道でしたが、扇山の手前から急坂の直登になりました。この日のコース中では一番しんどい場所でした。

 扇山の山頂は広場になっており、家族連れなど休憩している人が多くいましたが、午後2時を回ると下山する人が多くなりました。この先の百蔵山に向かう道では、扇山を出発した直後に1人とすれ違っただけで、他には誰も歩いていませんでした。

 百蔵山への最後の直登は、扇山ほどにはしんどくありませんでしたが、尖がった山なので足のふくらはぎが緊張しました。ようやく登りきって、今日はこれ以上の登りはないと一安心しました。頂上からは霞んだ富士山が大きく見えました。

 下りは西登山道を経由しました。谷間に水場が設けられており、顔を洗ってすっきりしました。その後、「浄水場下にトイレあり」の標識につられて、予定のコースを外れて舗装道路を浄水場の下まで下りました。今回歩いたコースの中で唯一のトイレです。

 トイレ休憩と着替えを済ませた後、ちょうど5時になり、有線放送のスピーカーから新世界の「遠き山に日は落ちて〜」が流れてきたので再出発しました。この後、猿橋駅まで30分下ってゴールしました。

歩く前には、もっと時間がかかって猿橋駅到着が6時を過ぎることも予想していましたが、歩き易い区間も多かったので、何とかこの時間でおさまりました。富士山がもっとはっきりと見えれば申し分はなかったですが、久しぶりに1日歩くことができてリフレッシュしました。

 次は、昨年参加した埼玉の某大会。今年も天気が悪い予報ですが、日曜日までに筋肉痛を直して備えます。 

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2449人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 富士・御坂 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら