サギダル尾根
- GPS
- 04:45
- 距離
- 1.2km
- 登り
- 261m
- 下り
- 244m
コースタイム
天候 | 晴れ時々ガス、稜線上はそれなりに風有り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・菅の台バスセンターからロープウェイしらび平駅の移動はバス。 ・ロープウェイしらび平駅から千畳敷駅の移動はロープウェイ。 https://www.chuo-alps.com/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ヤマレコのおすすめルート :宝剣岳 / サギダル尾根 [バリエーションルート]を参照。 https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/guide_detail.php?route_id=1129 |
写真
装備
個人装備 |
登攀装備1式
|
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共同装備 |
50mダブルロープ×1
60mダブルロープ×1
ファーストエイドキット
ツエルト
|
感想
山岳会メンバーのAくんがサギダル尾根へ行きたいということで1/9に一緒に行く計画を立てた。1/9は全国的に悪い天気予報だったので日程を翌1/10へ変更しアタックすることにした!
ヾ響
・Aくんはもちろん私もサギダル尾根は初見なのでネットでコースタイムを下調べして登山計画書を作成しました。その他の情報はサギダル尾根より宝剣岳への縦走路のほうが難しいとしかインプットしていなかったのですが、そこに落とし穴がありました。
・サギタル尾根の取付からフリーで登っていき目の前に岩峰が出てきたところの灌木で支点を構築しロープを出しました。岩には雪が付いていて一見右から登ったほうが簡単そうだと思ったのですが、最初の支点をどこで取ろうか迷って時間が過ぎ(時間切れの一因。)、結局左の灌木で支点を取り中央から登りました。登り始めたらあとは問題なく登れました。ルンゼのところでロープ半分のコールがあったので上部に見える灌木までロープを伸ばし終了点としました。2P目、サギタルの頭まではフリーでいけそうでしたが(実際中間支点は1個も取らずに登りました。)ロープを仕舞わずに登ってフォローのAくんは念のため確保しました。
・Aくんがサギタルの頭に登ってきてアンザイレンを解除しロープを仕舞い時間を確認すると13:50・・・稜線上はガスってるし風も強い、ロープウェイ最終便までの時間も無いので今回は宝剣岳を登って乗越浄土から下山するルートは諦めてエスケープルートにしていた極楽平の適当なところから下山することにしました。
反省
・初見ルートを数多くこなしてきたつもりですが、プロテクションどうする?という一番大事なことを瞬時に判断できる能力はまだまだなんだと痛感しました。完全に実力不足です。支点が取れなさそうな自然物のところでいかに確実に支点を取ることができるか!を今後の課題としたいと思います。
・私の作った登山計画書の装備品には個々で50mダブルロープを1本と書いておいたのですがAくんが持ってきたダブルロープは60mの物(そのことについてはAくんはフォローで登っているときに思い出したらしく私はその事実を知らないままフォローのAくんをビレイし、1P目を登り終えてからその事実を聞かされました。)私は同じマムートのロープだったのでロープいっぱいの段階で弛みはないと思いこみビレイしてました。Aくんから『新しいほうのロープ弛んでるんで張ってください!』とか『新しいほうのロープ60mでした。張ってください!』とかのコールがあればロープを弛ませることビレイできたのですがそういったコールは無し。その挙句に弛んだロープが引っかかって大変だったと登った後で言われても・・・青と青になったのは新しい青、古い青とコールすることで区別しようと解決しましたが、そもそも計画書を作成する段階でロープについて確認するべきだったと思いました。(私の方でロープ2本用意することも可能だっただけに・・・)
・Aくんはアルパイン経験が浅くいろいろわからないことがあったと思うし私に聞きづらい(そういうオーラが出てる?)こともあったと思います。常日頃とは言いませんが行きの車の中でいろいろ意思疎通を図っておくことも大事だと思いました。また当たり前だと思っていることの確認も大切だとわかりました。
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