籾糠山-猿ヶ馬場山(癒しの森満喫プラン)
- GPS
- 07:54
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,972m
- 下り
- 1,974m
コースタイム
天候 | 曇り時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ゲート前に数台分の駐車スペースあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆宮谷ゲート〜籾糠山 ・1400mのポコまでは登り基調だが1250mあたりからうまく巻いていく必要がある。 ・1400mから1300mまで滑り込んで再びシール登行。沢床を歩いていく。 ・1600mから1700mまでも地形が複雑なのでできるだけ高度を上げずに低いところを歩いたほうが良い。 ・山頂直下は東面から登り上げると歩きやすい。 ◆籾糠山〜猿ヶ馬場山 ・籾糠山から1500mまで250mほどパウダーを満喫。 ・沢床から尾根に取り付いて1750mまで登り、徐々に西側へトラバース気味に歩いて猿ヶ馬場山へ登るのが効率的。 ◆猿ヶ馬場山〜籾糠山のコル ・山頂から北東の沢を滑って1480mまで降りる。 ・そこから1670mのコルまで200mほど尾根を登り返す。 ◆籾糠山のコル〜1300m沢床 ・何も考えずに登りのルートを辿って滑るだけ。 ◆1300m沢床〜1400mポコ ・同様に来た時のトレースを追ってシールで登り返す。 ◆1400mポコ〜駐車場 ・適当に滑りやすいところを滑って終了。 |
写真
感想
今年も癒しの森ツアーの日がやってきた。
癒しのブナの森がひろがる籾糠山だ。
メンバーはYSHRセンセー、大魔人さん、パク、トラさん、自分の5人。
ラッセルもそれほどないだろうし5人の強力PTなので籾糠山の先の猿ヶ馬場山まで足を延ばすことになった。
ここ数年は雪が少なかったので藪に苦労させられたが今年はドカ雪が降ったのでどこでも歩けるしどこでも滑れる。
朝3時宮谷ゲート発ということだが20分ほどフライングスタート。
気温は高めで歩き始めると汗が噴き出る。
早々にアウターを脱いでベースとミッドレイヤの2枚で十分だった。
最初は歩きやすいところをガンガン登って途中からアップダウンを作らないようにルート工作しながら1400mのポコまで進む。
そこでシールをはがして80mほど暗闇滑走。トラバース気味に沢床まで落として再びシール。
いつもならこの辺りで明るくなるのだが今日はやっぱりペースが速くて一向に明るくならない。
籾糠山手前まで複雑な地形があるのでトップをやらせてもらうがちょいとルートミス。
なかなかルート工作は奥が深い・・・けどだから楽しい。
ようやく明るくなってお互い写真を撮りあいながら籾糠のピークへ。
曇り空だが空気は澄んでいて隣の猿ヶ馬場山はもちろん、人形山や妙法山方面までよく見えていた。
大魔人さんはこの山域は地獄の時しか来たことがないらしく、景色を見たのは初めてだと言っていた。
籾糠山からシールオフで鞍部まで滑り込む。
ここはそこそこ斜度があるのでパウダーなら最高に楽しい。
そして今日もやっぱり楽しかった。が、あっという間に終了。
またシールを装着してパクを先頭に猿ヶ馬場山へ行軍開始。
やっぱりパクが先頭だと速いしセカンドでも疲れる。
まあこれはこれでトレーニングになるので問題ないんだけど。
パクもうまくルート工作して猿ヶ馬場山登頂!
相変わらずしらびその森が素晴らしい。
ほとんど余韻もなくYSHRセンセーを先頭に登りながら偵察した谷へ滑り込む。
うーんマンダム、生きててよかった。
トラさんも滑りながらにやけていた。
だがまだ終わりではない。
再びシールを着けて籾糠山方面へ登り返し。
標高差160mほどだが最後のラッセルは自分が買って出る。
地獄ゴーグルが暑くてたまらん。けど森のラッセルは楽しい。
あとは谷を滑って、1400mのポコまでもう一度登り返して駐車場まで滑るだけ。体力があり余ってる大魔人さんが飛ばしていった。
最後の斜面は雪崩があったり雪質も悪くなって難易度の高い状態だった。
パウダーのつもりでかっとんだら悪雪に足を取られてうっかり木に顔を強打…ヒリヒリ痛い。
地獄ゴーグルも吹っ飛んだ。
まあ身体に異常はないので消化試合をこなして車まで戻ったら3か所ほど流血して鼻血が出ていた。
明日仕事行ったらなんて言い訳しようか…
あ、マスクしてるからばれないか、いやばれるな。
昨日は大崩山を下山したらひらゆの森でのんびり。雪が小降りになったのを見計らって高山へ下りた。夕食は高山駅の近くにある地元民に有名な「ちとせ」の焼きそばを食べに行こうとしたが夕食の時間まで中休みだった。残念。安定の王将でおなかいっぱい餃子を食べて元気になった。せっかく高山に居るなら飛騨牛とか高山っぽいものを食べればいいのによりによって王将かよ、と思うかもしれないが高山の王将の味は高山でしか味わえないから。その後は明日の山の白川郷まで移動。気温はプラスでみぞれが降っていた。山は雪だといいが。白川郷の山は2年前の年始に猿が馬場に一度だけ来たことがある。雪が少ない年だったので激ヤブだった。僕の白川郷はあの激ヤブ猿のイメージなので「今週末は籾糠山で癒されます!!」とBOSSの連絡を聞いた時は厳しい山になるだろうな、と覚悟していた。
ところが行ってみたら雪はどっさり。ヤブなんて無かった。これが本来の白川郷の姿だ。昨晩雪が降り、風が無いおかげで見事な樹氷が育っていた。ヘッドライトの光を反射してまるでイルミネーション。明るくなってから見るのが楽しみだ。滑ったり登ったり何度もシールを脱着する忙しいルートだが無風のおかげで作業が楽。楽しいところをしっかり滑って登りやすいところをせっせと登る。17.5km移動して1,800mも登った。ログを見ると結構タフなルートだっただが最初から最後まで退屈しなかった。樹氷とブナ林、静かな森に響く鳥の声。今日はすっかり癒された。スカッと青空にはならなかったがおかげで雪は最後まで生きていた。こんな条件なら何度でも行きたい。白川郷のイメージが覆された。
そういえば帰りの登りで僕がせっせと前を歩いていると岩さんに「トレーニングのためにラッセルをさせよ」と言われた。EXP稼ぎたい的な。僕は昨日も行ってることだし岩さんと交代した。このやり取りは見覚えがある。そうだ。ファイアーエムブレムで強いユニットばかり前に出していると他のメンバーに経験値が入らなくて、後半になると育っているユニットが少なくて詰むやつじゃん。そうです、私がオグマです。
今日は冬型になるので森林限界以下で癒やされよう、雪も多いし久しぶりに籾糠山と猿ヶ馬場山をダブルで楽しもう。YSHR 大魔人 ガン パク トラの5人が集結。深夜3時宮谷ゲート発、よく寝て深夜1時に自宅を出て二時半白川郷に着くとすでに皆の衆はスタンバイしていた。
雪が多いから沢伝いの効率的なコースが取れる。ガリの上に新雪が乗りシールはよく滑った。久しぶりにヘルベントを出してきた。適宜先頭を変わりガンガン登って行く。帰りのことを考えてルートを作り込む、暗闇でも皆うまくルートを作り込んでいた。暗闇の中に樹氷が輝いていた。明るくなれば素敵だろう。スタートから4時間ちょいでようやく白み始めてきた頃籾糠山に着いた。
山頂からは猿ヶ馬場山がきれいに見えた。久しぶりだ。周囲は樹氷の森であった。山頂から猿ヶ馬場山方面へ沢まで滑り込んだ。良い雪だった。沢床から猿ヶ馬場山へ登り返す。パクが先頭の時は後続もハイペースで頑張らなくてはならない。籾糠山から1時間足らずで貸し切りの猿ヶ馬場山に着いた。白山方面は雲がかかり見えなかった。森林限界より上は厳しそうである。
さあ猿ヶ馬場山から素敵な大きな沢を籾糠山へ、ヘルベントがよく浮く素晴らしい沢であった。籾糠山の基部まで滑り込んで登り返して行きのトレースに合流。ここからはトレースも利用しながら緩斜面をウキウキで滑る。面の広いヘルベントは今日ははまり役であった。あっという間に登り返しのピークに着いて後はただひたすら飛ばしていく。
最後ガリガリモナカ斜面になるがヘルベントの敵ではなかった。10時半無駄なく二山をピクって素敵な滑りも楽しめた。下山後ガンが鼻血を出していた。顔も腫れ上がっている。エエ、滑りで木に激突したらしい、スキー一級のガンだが猿も木にぶっかる。お疲れさまでした。
今日はいつものメンバーにあんちゃんの代わりに高山のトラさんが参戦、5人で籾糠、猿ヶ馬場山をピクってきた。天気予報はゴン降りだったけど道中は積雪が無くて高速道路はスイスイ、深夜3時発の約束で宮谷ゲートに向かった。5人揃ったらスタート、トラさん初めまして。
取付きも新雪は無し、チビラッセルでガシガシ1400mのポコを目指していく。雪は豊富で何処でも歩けるしブーツラッセルなので早いのなんの、巻くところは巻いて暗いうちにポコに着いた。ここでシールを剝がして100m下の谷までナイター滑降をする。そして再びシールを貼って籾糠山を目指して沢を詰めていく。籾糠の迷路地帯でやっと明るくなり癒しの森が現れた、初めてのパクとトラさんは感動していた。
さあピクリました。天気は曇りで視界良好、いつも地獄なので過去に1度しか山頂からの展望は無かった。正面には猿ヶ馬場山がドン、登るルートと滑降するルートが手に取るように確認できた。2回目のシール脱着、谷に滑り込み山頂を目指していく。長いトラバースで高度を上げていく、トラさんも必死に付いてくる。後方には御嶽山が見え出した、もしかして晴れるんじゃないだろうかと思ったがそんなことはないべ。
猿もピクリました。1回の山行で2度美味しい籾猿ツアー。写真撮ったら楽しみます。ナイスパウダーを喰いまくり谷を滑っていく、あっという間に沢に合流して緩斜面の沢を登り返し地点まで滑り込む。3回目のシール脱着で籾糠鞍部まで登り上げる。おや、トラさんの呼吸が激しく乱れているじゃないか。僕たちは山の呼吸を使っているから息が上がらない、修業しかないですね。
鞍部から1400mポコ下まで滑り込んだら最後にシール脱着で登り返す。後はゲートまで一気に滑るだけ。しかし快適ナイスパウダーも標高が下がると悪雪になる。ガタガタモナカ斜面をジャンプターンで滑り降りる。試練の滑りでYSHRさんと僕がゴール、後の3人はまだだった。ボチボチと片づけを始めようとしたら皆帰還、どうやら事件が発生していたようだ。名手ガンちゃんが木に顔面をぶつけていたらしい…痛そう…。無事ではないけど無事でよかった。
終わってみれば貸し切りの籾猿ツアー、楽しかった。。。
今日は先週ダメになった籾糠山に行くことになりました。おまけに猿ヶ馬場山も踏んで滑ってまた戻ってくるってコース、登り返しどんだけかな〜こんなのはじめです、シールもつといいな〜と思ってました。
大魔神さんとも初対面とても楽しみにしていたので会えて嬉しかったです。いや〜ホントいい男でした^ ^
僕は白川郷でスキーをするのは2回目、今日は
2つも踏めるのでお得です。
僕は最初うちだけ先頭を歩かしてもらったんですけど色々勉強しながら歩きました。僕はいつも歩きやすいところを歩いてすぐターンをしてしまうけど、地獄の人たちは横にトレースを伸ばして帰りも自分たちのトレースが発見しやすいように歩いてました、ちょこちょこターンばっかりすると疲れるしね。
むずかしいところは先生が先頭でトレースしてました、帰りが快適でした流石です。
籾糠山の沢沿いを歩くところがあったけどか雰囲気が良いところでした。 今回は真っ暗だったけど明るくなってから歩きたいと思いました。
籾糠山の山頂からの滑走は今回一番よかったです、とても雪が軽くて斜度もある程度あったのでよかった^ ^ この辺はどこ滑っても楽しいのうな〜て思いました。ホント楽しいと勝手に声が出るね〜^^
滑ったらまたシールを貼ってまた登り返し今回何回はったかな〜こんなのはじめです。ブラシが大活躍でした最後までシールがもってくれてよかったです。
最後の滑走の時は雪がザクザクでほんと試練でした、それなのに先生と大魔神さんはあっというまに降って行きましたほんと早いです、僕はパクさんを追いかけるのにやっとでした、みんな休まずに滑走してましたね。
今日は2つもピークを踏めて大満足の1日でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する