滝ノ上温泉から乳頭山〜笊森山周回
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- GPS
- --:--
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,115m
- 下り
- 1,116m
コースタイム
6:20 白沼(〜6:35)
7:55 乳頭山(〜8:00)
9:00 笊森山(〜9:10)
9:50 千沼ヶ原(〜10:15)
11:25 平ヶ倉沼(〜11:45)
12:10 車道
12:40 滝ノ上温泉
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
山登り再開して2回目の登山。やや歯ごたえのありそうな滝ノ上温泉からの周回ルートに入ってみる。
登山口で名簿を見ると一昨日の人、熊に出会ったという記述。
ブナ林の一登りで汗だくになりながら白沼で1本。まわりはしーんとして少々気味が悪いくらい。熊に見られている感覚をおぼえ、ザワっとする。
ダケカンバ林の急坂を登り切り1185mの湿原に出ると、一気にオオシラビソの甘い香りに包まれた。
草原の中の道はニッコウキスゲ・ヨツバシオガマ・ウラジオヨウラク・モミジカラマツ等花盛り。ガスっているがかえって涼しくて気持ち良い。
ややぬかるみの稜線をたどり乳頭山到着。あいにく展望がないのですぐ出発。
主稜線の割には刈り払い全くなされていなくて、露に濡れた笹藪をかき分けるような場所も多く、ズボンから靴の中はびしょ濡れで不快。だが、相変わらず両側のお花畑は見事でなぐさめられる。図鑑持参か、詳しい人に同行してもらえばよかった。
笊森への登りはニッコウキスゲの盛りで稜線漫歩と行ったところ。山頂ではイワヒバリが飛び交う。穏やかな微風で暑くも寒くもなく何とも快適。
千沼ヶ原へ下りつく。高校の時以来20数年ぶりか。見事な池塘群に感激した記憶がよみがえる。下段の湿原で大休止。濡れた靴下も脱いで木道に寝ころがる。上を見ると手の届きそうな高さを雲が通り過ぎる。いつまでも寝ていたいところだがそうもいかず。
登りたくはないと思えるヤセ尾根急坂、降り着いた平ヶ倉沼で一休み。こちらは明るく開けた大きな池という雰囲気で高倉山・三角山が立派に見える。
熱交換施設脇から舗装道路を辿り登山口に到着。7時間ほどかかって1周。数人としか出会わない静かな花盛りの山を満喫できた。
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