代打、竜ヶ岳!
- GPS
- 04:50
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 944m
- 下り
- 934m
コースタイム
- 山行
- 4:29
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 4:50
天候 | 雲 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
料金500円。トイレもあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回のルートは、すべて積雪期の一般登山道になります。 特に危険箇所等はありませんが、雪や天候の状況等により、雪面が凍りついたり、場所によっては踏み抜く箇所もありますので十分な注意が必要です。 必要に応じて、チェーンスパイク・アイゼン・ワカン等を使用した方が安全かと思います。 |
写真
感想
この日、自分は御池岳を鞍掛橋から登ろうと国道306号線を走っていた。
積雪が多いのはわかっていたが、登山口のある鞍掛橋かその近くまでは自分の車でも十分に行けるだろうとタカをくくっていた。
しかし、そのような甘い考えは鞍掛橋手前で打ち砕かれた。
想像以上に積雪が多く、自分の車ではとても登山口近くまではとても行けそうもない。
道路脇の空きスペース等に駐車して歩いていこうかとも考えたが、路肩はすべて多くの雪で埋め尽くされている。万事休す。
心が折れそうになったが、今から別の山に登ろうと考える。
この日、自分の中で御池岳の次点だった御在所岳の藤内沢はどうかと考えるも、必須アイテムのヘルメットを持ってきていない。
またまた折れそうな心を持ち直し考える。
そうだ、今日ここまでの往復で通る石榑峠近くの宇賀渓から竜ヶ岳はどうだろうと思いつく。
自分は、無雪期や少しだけ雪の残った残雪期には登ったことはあるものの、実は積雪期に竜ヶ岳に登った事は無かった。
しかも、積雪期の竜ヶ岳は凄くイイとの評判も聞いていた。
善は急げ、速攻で登山口のある宇賀渓に車を走らせた。もちろん安全運転で・・・。
日曜日という事もあり、宇賀渓の駐車場は多くの登山者で賑わっていた。
8時の時点で駐車場は8割方埋まっている感じだ。
速攻で準備をし、竜ヶ岳に向かう。
今回は急な予定変更だったので、どこの登山道を登ってとか下りはどのルートでとか何も考えていない。
無難に超定番の遠足尾根ルートで登り、金山尾根ルートで下ることにするか・・・。
少しの林道歩きのあと遠足尾根ルートに取り付くが、雪はまだ少なく斑模様みたいになっている。
標高500m〜600m辺りから段々と積雪量が増え、雪山らしくなってくる。
ただこの標高だとまだ定番の樹林帯の真ん中なので、雰囲気はお察し。
遠足尾根に乗ってしまえば、さらに雪山感が味わえる。いや、やっとか・・・。
しかし空が重苦しい。それどころか雪も降ってきた。
御池岳からの流れで、まだテンションが上がってこない。
せめてお日様だけでも顔を出してくれたらなぁ。
こうなれば無心で登り続けるしかないか。
前日まで多くの降雪があったので、稜線ではある程度の踏み抜きは覚悟していた。
しかし、ルート上はすでに多くの登山者に踏まれており、しかも風の影響なのか踏み抜くような箇所もほとんど無く、意外と歩きやすい。
登りで唯一気を遣ったのは、金山尾根までの開けた登りだけだった。
ここは先週の雨の影響かどうかは分からないが、雪面が凍りついている場所があり、ツルんっと滑って転倒しないように注意しながら登っていった。
あとは竜ヶ岳頂上まで名物の強風でフラつきながら登っていく。
ガスはますます濃さを増し、視界を奪っていく。
強風とガスのダブルパンチ・・・。
竜ヶ岳の頂上は、ある意味竜ヶ岳らしかった。
じっとしてたら体温を奪われそうだ。そそくさと下山しよう。
下りもツボ足で行こう。
頂上直下を始め、ツボ足では歩きにくい箇所は沢山あるだろうが、今日は時間もたっぷりとあるしツボ足の練習と割り切る事にする。
金山尾根に入り、お腹が鳴ってきた。
そういえば今日はスタートしてから何も食べてない。
おやつと温かいコーヒーで休憩しよう。
こんな日は温かいコーヒーは本当に身に染みる・・・旨い。
ここに来てやっと風も治まってきたのでゆっくりと休憩できたのは助かった。
あとは金山尾根を下って駐車場まで戻るだけだ。
しかし、この金山尾根の下りがとにかくツルツル滑る。
沢山の踏み跡が圧縮されているのに加え、気温の上昇で雪が弛みズルズルなのだ。
なるべく踏み跡を外しながら、あえて踏み抜くようにして下っていく。
金山尾根から魚止橋・白滝丸太橋を渡り、舗装された林道まで何とか転倒せずに戻ってこれた。
雲は流れ太陽の光が差し、さっきまでの寒さが嘘のようにポカポカと暖かい。
まぁこんなもんさ・・・。
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