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Yamareco

記録ID: 2890324
全員に公開
雪山ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

【ツェルトかぶって山頂で青空待ち】西尾根〜雨乞岳〜清水頭〜奥の畑谷

2021年01月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:17
距離
14.4km
登り
960m
下り
949m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:02
休憩
1:11
合計
8:13
8:55
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13
9:08
9:09
11
9:20
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162
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12:49
13
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66
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24
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18
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1
16:17
ゴール地点
天候 霧〜雲の中/曇り後徐々に晴れ間広がる
過去天気図(気象庁) 2021年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口前の路肩スペースに駐車
コース状況/
危険箇所等
アプローチでは10〜20cmの積雪。山頂近くでは20〜30cm程の積雪。
蓮如上人旧跡からの雨乞岳西尾根〜雨乞岳間と清水頭〜奥の畑谷間はバリエーションルートです。

登りに使うのは西尾根の方が歩きやすいと思います。
計画時には午後に青空の下で西尾根の霧氷を見るために逆回りすることも考えましたが、清水頭〜奥の畑谷間は西尾根以上の急斜面ですので、積雪期は今回の回りの方が良いように思います。(次回歩く時もこの回りにすると思います。)
岩ヶ谷林道起点手前のスペースに駐車。今日は昼から天候回復予報なのでゆっくり出発。
2021年01月31日 07:57撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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岩ヶ谷林道起点手前のスペースに駐車。今日は昼から天候回復予報なのでゆっくり出発。
千草街道、蓮如上人旧跡。ここまでに5人の登山者と出会う。
2021年01月31日 09:20撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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千草街道、蓮如上人旧跡。ここまでに5人の登山者と出会う。
西尾根はノートレース、ここからワカン着用して写真右手の尾根に取り付く。
2021年01月31日 09:30撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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西尾根はノートレース、ここからワカン着用して写真右手の尾根に取り付く。
急登部は風で雪が飛んでいることが多く、もう少し積雪が欲しいところ。
2021年01月31日 10:00撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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急登部は風で雪が飛んでいることが多く、もう少し積雪が欲しいところ。
右手の崖を巻くように登る。
2021年01月31日 10:41撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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右手の崖を巻くように登る。
徐々に霧氷が現れる。
2021年01月31日 10:49撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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徐々に霧氷が現れる。
青空がないと映えないが、この辺りはずっと霧氷の森
2021年01月31日 11:16撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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青空がないと映えないが、この辺りはずっと霧氷の森
霧の濃い雨乞岳山頂台地笹もまだ隠れていない。あと10cmの積雪が欲しい。
2021年01月31日 11:56撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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霧の濃い雨乞岳山頂台地笹もまだ隠れていない。あと10cmの積雪が欲しい。
雨乞岳山頂には複数の足跡あり。ちょうどお昼になったが、まだ天候回復しないので、小一時間ツェルトにくるまってうたた寝しつつ青空を待つ。
2021年01月31日 12:03撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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雨乞岳山頂には複数の足跡あり。ちょうどお昼になったが、まだ天候回復しないので、小一時間ツェルトにくるまってうたた寝しつつ青空を待つ。
じっとしているのも寒いので、南雨乞岳南尾根を偵察。足跡が1つあった。戻って来てようやく青空が現れ始める。
2021年01月31日 13:16撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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じっとしているのも寒いので、南雨乞岳南尾根を偵察。足跡が1つあった。戻って来てようやく青空が現れ始める。
清水頭が現れる。この時点ではまだ右奥の綿向山は雲に覆われている。
2021年01月31日 13:24撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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清水頭が現れる。この時点ではまだ右奥の綿向山は雲に覆われている。
徐々に綿向山も姿を見せてくれる。
2021年01月31日 13:31撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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徐々に綿向山も姿を見せてくれる。
帰りに下る予定の奥の畑谷
2021年01月31日 13:33撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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帰りに下る予定の奥の畑谷
雨乞岳が太陽の光を浴びて白く輝く。
2021年01月31日 13:47撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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雨乞岳が太陽の光を浴びて白く輝く。
綿向山も山頂の雲が晴れる。
2021年01月31日 13:49撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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綿向山も山頂の雲が晴れる。
清水頭へのビクトリーロード、何とか粘って青空の下でこの景色と再会できたことが嬉しい。
2021年01月31日 13:50撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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清水頭へのビクトリーロード、何とか粘って青空の下でこの景色と再会できたことが嬉しい。
霧氷の森の奥に鎌ヶ岳の勇姿
2021年01月31日 13:53撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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霧氷の森の奥に鎌ヶ岳の勇姿
清水頭の先から適当に尾根の急坂林間を下る。ブロック状に雪が崩れるので歩きにくい。
2021年01月31日 14:14撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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清水頭の先から適当に尾根の急坂林間を下る。ブロック状に雪が崩れるので歩きにくい。
奥の畑谷に着く。ここからはスノーシューの跡が1つあり。今朝登って来られたようだ。
2021年01月31日 14:28撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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奥の畑谷に着く。ここからはスノーシューの跡が1つあり。今朝登って来られたようだ。
のんびりと奥の畑谷中央部の雪原を歩く。
2021年01月31日 14:34撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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のんびりと奥の畑谷中央部の雪原を歩く。
渡渉
2021年01月31日 14:43撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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渡渉
ここも渡渉して左手へ
2021年01月31日 14:52撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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ここも渡渉して左手へ
ここも渡渉
2021年01月31日 14:55撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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ここも渡渉
千草街道に合流
2021年01月31日 15:02撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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千草街道に合流
避難小屋通過
2021年01月31日 15:30撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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避難小屋通過
桜地蔵に無事下山の挨拶
2021年01月31日 15:36撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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桜地蔵に無事下山の挨拶
帰りに「善住坊の隠れ岩」に寄る。「黄金の日々」での川谷拓三さんの名演技を思い出す。
2021年01月31日 15:57撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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帰りに「善住坊の隠れ岩」に寄る。「黄金の日々」での川谷拓三さんの名演技を思い出す。
雪は下山時はほぼ溶けていた。
2021年01月31日 16:16撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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雪は下山時はほぼ溶けていた。
撮影機器:

感想

日曜日はどこに行こうかと迷ったが、午後から晴れ間が広がることを期待して滋賀でも少しでも南部の方が日本海側の影響を受けないだろうと雨乞岳へ。前回は2017年の2月、この時は笹原が雪原に変わった新雪の雨乞岳に感激した。あの感動を再び、という目論見だ。

今回は天候回復予報の午後に稜線歩きと行きたいので、いつもより遅めの8時出発、汗をかかないようにゆっくりと登る。おそらく最後尾に近い出発なので、ノートレースはメインルートでは期待できないだろうと、登りでは雨乞岳山頂へのダイレクト西尾根、下りは清水頭から奥の畑谷へのルートを考えていた。

西尾根取りつきは狙った通りのノートレース、早めにワカンを着用して急登に取り掛かる。次第に霧氷が現れ、やがて一面の霧氷の森の中を歩く。青空の下であれば、感嘆の声をあげて足が前に進まなかったかもしれないが、あいにくの霧の中、モノクロームの世界だ。私にとっては霧氷と青空はセット物なのだ。青空がないと心が動かない。これでは山頂に早く着いても仕方ないのでゆっくりと進むが、それでも12時には雨乞岳山頂に着いてしまった。まだまだ雲の中で霧は晴れそうにない。帰りの時間を考え、13時まで粘ることにして、ザックからツェルトを取り出してかぶり横になって小一時間うたた寝する。しっかり着込んだ訳ではないので寒さに耐えかねたところで、暖まるため歩き出す。まだ霧は晴れない。いつか歩くこともあるだろうと南雨乞岳から伸びる南尾根を偵察(スノーシューの足跡あり)し、再び南雨乞岳山頂へ戻ってきた頃、ようやく薄日がさして天候が回復してきた。

南雨乞岳を少し下ると霧が晴れ、標高1000m以下の視界は良好だ。ここから清水頭迄の稜線歩きは劇的に変化する天候とともに全貌を見せる雨乞岳が白く輝く、この景色こそ、ツェルトかぶって待った甲斐があったという物だ。

清水頭で鎌ヶ岳の勇姿に別れを告げた後、適当なところから奥の畑谷を目指して急降下。新雪が薄く地面の枯れ枝にワカンが引っかかって危なっかしい思いを何度もする。もう少し積雪がないと快適とは言えない。
それでもあっという間に奥の畑谷に着く。ここにはスノーシューの足跡があった。おそらく稜線ですれ違った方のものだろう。奥の畑谷を渡渉を繰り返しながらのんびりと歩き、千草街道に合流。

行きに安全登山を願った桜地蔵に下山感謝し、善住坊の隠れ岩を覗く。善住坊とは、かつて大河ドラマ「黄金の日々」で川谷拓三さんが演じた人物でこの地で信長を狙撃し負傷させたという逸話が残っている。

登山口には私の他に残る車は1台。だが、予定通り16時台には下山できた。今日は思ったほど天候回復せず、雲の多い日となったが、山頂でのツェルト待機が功を奏したと言って良いだろう。その意味では、計画通りの山行だった。


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ハイキング 御在所・鎌ヶ岳 [日帰り]
雨乞岳,東雨乞岳〜甲津畑ルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
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