GW残雪期 北アルプス縦走 上高地〜蝶ヶ岳〜常念岳〜大天井岳〜燕岳
- GPS
- 77:00
- 距離
- 32.6km
- 登り
- 2,717m
- 下り
- 2,783m
コースタイム
11:50新宿駅西口バス駐車場(昨年と場所が変わってます)−
5月3日(金)
−5:30上高地BT6:30-徳沢9:00−長壁尾根−14:00蝶ケ岳−14:20蝶ケ岳ヒュッテ
(コースタイム8時間20分)
5月4日(土)
蝶ケ岳ヒュッテ7:00−12:00常念岳12:20−13:30常念小屋
(コースタイ6時間30分)
5月5日(日)
常念小屋6:00−11:30大天井岳12:00−16:30燕山荘
(コースタイム10時間30分)
5月6日(月)
燕山荘5:30−6:00燕岳−6:30燕山荘8:00−合掌尾根−10:30中房温泉
(コースタイム2時間30分)
中房温泉−穂高駅−松本−新宿
天候 | 5/3 晴れ 5/4 晴れのち雪 5/5 快晴 5/6 晴れ(風強し) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地〜蝶ケ岳 残雪はあるがアイゼンストックで十分。下山者の縦横無尽なトレースで迷いやすいので指導標をよく確認すること 常念岳付近 ピッケルが必要。特に山頂付近のガレ場はアイゼンを岩にひっかけない様に注意 大天井岳付近 夏道のトラバースは危険なため通行不能。直登します。下山は細心の注意が必要 大天井岳〜燕岳 アップダウン多数で雪も多い。夏ルートコースタイムを大幅に上回った 大天荘は雪に埋もれてまだ営業してないが冬季小屋は使用可能 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
上高地〜燕岳残雪期ルート3泊4日、テントを背負っての縦走。
5/3
早朝5時30分に上高地BTに到着。先週まで降雪のため入山規制がかかっていたらしいが、その規制も解除され、入山者でごった返していた。
徳沢から長塀尾根を登る。トレースが縦横無尽にあってちょっと迷いやすい。尾根を抜けて蝶ヶ岳に出ると穂高・槍の稜線がくっきり見えた。蝶ヶ岳ヒュッテのテン場は雪が若干残っていた。
5/4
常念岳へ向けて出発。2500mまで下って一気に常念岳山頂2857mまで登る。風で雪は飛ばされ岩稜滞が広がっていたが所どころ凍結して歩きにくい。
山頂に到達したときには雪混じりの風が舞い、かなり寒かったので早々に下山。下山道はさらに岩と氷でかなり難儀した。常念小屋のテン場も雪が残っていた。
5/5
早朝からピーカン!ご来光を見て大天井岳へ向かう。
紫外線が痛いくらいの好天で、行程のすべてがシャッターチャンス。
大天井岳山頂は無風で思わず昼寝したくなるぐらいの気持ちよさ。ついつい長居してしまった。
大天井からの下りは夏ルートならトラバースする道があるが、残雪期は山頂から直で下る。ここが傾斜がきつい岩稜。油断したら滑落は必至で一番緊張した。
燕岳までの稜線歩きも気持ちよかったが、夏ルートより大幅に時間がかかってしまい、燕山荘に着いたのは16時を回っていた。
5/6
この日も快晴だったが若干風が強かった。ご来光と朝焼けの槍ヶ岳を眺めながら花崗岩の頂、燕岳を登頂。数々の名山を眺めた後、合戦尾根から下山。中房温泉で4日分の汗を流し、いい具合にタクシーを相乗りできたのがラッキーだった。(4人7400円)
(総評)
今年は残雪が多くルートも難しくなっていた。
特に常念岳や大天井岳付近は岩稜と氷が入り混じり、アイゼンが岩にひっかかって歩きにくかった。特に下山時は細心の注意を要した。やはりピッケル、アイゼンワークがしっかりしていないと難しい山であることは違いない。
しかし、それ以上にいい景色を堪能できて大満足の山行だった。自然の素晴らしさをお裾分けして頂いた、そんな気分になった。
100L入るザックってのも凄いですね。
それで上高地から上がってくとはさすがです。
ライチョウにたくさん会えたのですね!
本当にに雪山と同化してますね
大は小を兼ねるということで、山をはじめた大学1年にザックを購入しました。以来15年使ってしっかり元は取ったかな、という感じです。
最初はさすがに重かったですけど、食糧が減ってだんだん軽くなってくると楽になりますよ。
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