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Yamareco

記録ID: 295963
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

白毛門〜巻機山

2013年05月03日(金) ~ 2013年05月05日(日)
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 新潟県
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
51:37
距離
41.1km
登り
4,333m
下り
4,528m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

■1日目
06:30 土合駅出発−09:40 松ノ木沢の頭−11:15 白毛門−12:40 笠ヶ岳−14:40朝日岳−幕営
■2日目
05:20 朝日岳出発−05:40 ジャンクション・ピーク−07:20 大烏帽子山−09:00 檜倉山−11:50 柄沢山−13:50 米子の頭−幕営
■3日目
04:50 出発−06:00 牛ヶ岳分岐−06:30 牛ヶ岳−07:00 巻機山−07:30 ニセ巻機山−10:00 桜坂駐車場−10:40 清水バス停
天候 5月3日:曇り時々小雪
5月4日:晴れ
5月5日:晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
行き:土合駅
帰り:
(バス)清水〜六日町駅
(電車)六日町駅〜土合駅
コース状況/
危険箇所等
【コース状況】
■1日目:土合駅〜朝日岳
1100m辺りまではトレースがあったものの、そこから先は、ノートレース。
松ノ木沢の頭まではアイゼンなしで歩行可。
雪はそれほど腐っておらず、時々踏み抜きはあるものの、少なめ。
■2日目:朝日岳〜米子の頭の少し先
早朝は良かったが、間もなくアイゼンにかなり雪がつきやすくなり、踏み抜きも多発。
アイゼンをはずして歩行したものの、柄沢山手前でワカン装着。
米子の頭ははいまつ、シャクナゲの藪こぎ。
その後も雪はグズグズで歩きにくい。
■3日目:米子の頭の先〜巻機山〜清水バス停
早朝は雪が締まっており、アイゼンで軽快に歩行可能。
ニセ巻幡から1時間ほど下ってからアイゼンをはずす。
雪はグズグスで、入山者も多く、樹林帯に入ってからは歩きにくい。

【温泉】
鈴森の湯 \650
アメニティあり。
雪のない土合駅。
ひろい・・・。
雪のない土合駅。
ひろい・・・。
登山道入り口には、1分咲きの桜が。
登山道入り口には、1分咲きの桜が。
登山ポスト。
この辺りは全く雪がありません。
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この辺りは全く雪がありません。
イワウチワがたくさん咲いてました。
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イワウチワがたくさん咲いてました。
この辺りは、トレースもバッチリ。
が、1100mを過ぎたあたりからトレースが途絶えます。
途中すれ違った方は、1100m辺りで引き返された模様。
この辺りは、トレースもバッチリ。
が、1100mを過ぎたあたりからトレースが途絶えます。
途中すれ違った方は、1100m辺りで引き返された模様。
鎖場出現。
松ノ木沢の頭到着。
ここでアイゼン装着。
松ノ木沢の頭到着。
ここでアイゼン装着。
松ノ木沢の頭から望むジジ岩、ババ岩。
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松ノ木沢の頭から望むジジ岩、ババ岩。
本日いちばんの難所?
白毛門の急登。
namenekoは、この後足がつってしまいました。。。
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本日いちばんの難所?
白毛門の急登。
namenekoは、この後足がつってしまいました。。。
白毛門山頂到着。
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白毛門山頂到着。
笠ヶ岳。
天気はイマイチ。
笠ヶ岳。
天気はイマイチ。
笠ヶ岳山頂到着。
笠ヶ岳山頂到着。
朝日岳山頂到着。
すっかりガスってます。
トレースもなく、視界も聞かない上に、冷たい強風が吹き荒れてました。
朝日岳山頂到着。
すっかりガスってます。
トレースもなく、視界も聞かない上に、冷たい強風が吹き荒れてました。
ガスも晴れ、いい天気に♪
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ガスも晴れ、いい天気に♪
朝日岳頂上方面に、いつの間にかテントがもう1張。
朝日岳頂上方面に、いつの間にかテントがもう1張。
ジャンクションピーク。
(難路・道ナシ)の記述に目が釘付け。
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ジャンクションピーク。
(難路・道ナシ)の記述に目が釘付け。
トレースのないきれいな雪面が広がります。
ジャンクションピークを下って行きます。
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トレースのないきれいな雪面が広がります。
ジャンクションピークを下って行きます。
絵になる一枚。
見えている湖が何か、協議中。
見えている湖が何か、協議中。
どうやら奥利根湖との結論。
どうやら奥利根湖との結論。
大烏帽子山の登り。
大烏帽子山の登り。
朝日岳・大烏帽子山・柄沢山
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朝日岳・大烏帽子山・柄沢山
立派な雪庇
牛ヶ岳分岐にザックを置いて、空身で牛ヶ岳往復。
ずっと歩いてきた稜線も見えます。
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牛ヶ岳分岐にザックを置いて、空身で牛ヶ岳往復。
ずっと歩いてきた稜線も見えます。
すっかり雪に埋もれていたのか、巻機山山頂には何もなかったのですが、実際にはこんな感じだったようです。
すっかり雪に埋もれていたのか、巻機山山頂には何もなかったのですが、実際にはこんな感じだったようです。
こちらはちゃんと標識がでてます。
こちらはちゃんと標識がでてます。
絶景を眺めながらの緩やかな下りは気分爽快!
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絶景を眺めながらの緩やかな下りは気分爽快!
駐車場に降りたら、満開の桜がお出迎え。
駐車場に降りたら、満開の桜がお出迎え。
どこにいるのか分からないくらい小さいですが、大瑠璃、だそうです。
どこにいるのか分からないくらい小さいですが、大瑠璃、だそうです。
雪山をバックに満開の桜、絵になります。
雪山をバックに満開の桜、絵になります。
1日3本・・・・。
分かっていても、改めて見るとなんとも言えず・・・・。
1日3本・・・・。
分かっていても、改めて見るとなんとも言えず・・・・。
バス停にあった案内板。
バス停にあった案内板。

感想

初日、小雨の降る中、土合駅を出発。
桜やイワウチワなど花を愛でながら、春山を実感。
高度があがり、小雨が小雪に変わったものの、本格的にはならず天気は小康状態。
程良い気温です。
途中、下山者1人とすれ違うものの、その他人気はなく静かです。
高度1100m位に達したあたりで突如、トレースが消えます。
先程の方はここまで来て引き返された模様。

天気は、時折晴れ間が覗くもすっきりとは回復しません。
残業続きですっかり体が鈍っているnamenekoも早々にバテながら何とかついていきます。
が、白毛門の急登でとうとう足がつります・・・。
落ち着いたところで騙し騙し山頂までたどり着くも、この日は一日中、右、左交代で足がつってしまい、シンドイ1日に。。

ようやく朝日岳に到着した頃には、風も強く、すっかりガスで視界がなくなってます。
もう少し先での幕営を予定していたものの、朝日岳を少し下ったところでGPSで現在地を確認すると、予め読み込んでおいた計画ルートから外れている事を確認。
トレースもなく、これ以上冷たい強風にさらされたままでいるのも良くないと、ここでの幕営を決定。
早々に整地し、テントを張って休憩。
現在地の確認と明日の予定を検討。
明日は一旦山頂に引き返してから進むことにし、もし、ガスが晴れなかった場合には引き返す方向で決着し、小宴会。
明日に備えて早めに休みます。

2日目。
まだ風が強そうな気配が残っていたものの、ガスは晴れてすっきりとした天気に。
出発時には風も少し落ち着き、山行日和。
きれいに稜線も見える為、山頂へも登り返さずにスタートします。

しばらくしてジャンクション・ピークに到達。
指導標の「難路・道ナシ」に思わず、目が釘付け。
そして見える稜線。
見ている分にはすごくきれいなのだけれども、ひたすらあそこを歩くのか、と思うと急に不安に。。

そして、ジャンクション・ピークを下って間もなく、急斜面のトラバース。
トラバース場所まで降りるのにも、キックステップがきちんと出来ずに、ズルズル滑り落ちます。
なんとか、止まり、トラバースを開始するも、技術不足に恐怖心が加わり、足が進みません。
結局登り返して、直登。
既にトラバースしたメンバが反対側から登り、足場を作って下さったので、無事合流。
ここですっかり1日分の気力と体力が切れてしまったのか、この日の後の記憶はかなりおぼろげです。。。

最初はアイゼンを付けて出発したものの、アイゼンへの雪の付着があまりにもひどいので、途中アイゼンをはずします。
大烏帽子を越えてしばらくしたところで、今度はワカンをつけることに。
ここで後から一人でいらした登山者の方に追いつかれ、トップ交代。
サクサク進まれあっという間に見えなくなりました。
この辺りまでは工程も比較的順調で、今日中に巻機山に到着するのでは!?との期待で盛り上がっていましたが、この後、namenekoが大幅なペースダウン。
残念ながら到達できませんでした。。

柄沢山で反対から来た方々とすれ違います。
ここからは、トレースバッチリです。

米子の頭では、ハイマツとシャクナゲの藪こぎ。
登るのに一苦労。
この頃にはすっかり体力がなくなり、あとどれだけ歩くのか・・・と、時間ばかりが気になります。

米子の頭を下り、登り返し始めた辺りで幕営出来そうな場所を選定。
ここを過ぎるとふた山くらい越えないと適地がなさそうとのことで、既に2歩歩いては一休みしなくては進めないnamenekoの体力も鑑み、ここで幕営決定。

3日目。
昨日より更に早い出発。
天気も良く、風も穏やかで、まだ雪がしっかりしまっていて、サクサクとアイゼンの音だけが小気味よく響く気持ちのいい山歩きです。
巻機山に到着後、ザックを置いて空身で牛ヶ岳に向かいます。
ずっと歩いて来た稜線もくっきり。
絶景に恵まれました。

巻機山に戻るも、以前はあったという標識やベンチがないとのこと。
まさか、巻機山じゃない??との疑惑も出ましたが、どうやら未だ雪の下だろう、今年は雪が多い・・・との結論。
ニセ巻機の避難小屋もまだ雪に埋もれて使えません。

巻機山日帰り登山の方も多いのか、下り始めると多くの方とすれ違います。
後は下るだけ、のはずが、意外と急でグズグスの雪に足を取られて思いの他、難関。

10時には桜坂駐車場に到着。

天気にも恵まれ、絶景も堪能できたはず、の山行でしたが、体力不足で途中はあまり楽しみ余裕がなかったのが残念でした・・・。

皆様、ご迷惑おかけしました&ありがとうございました。




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