ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 296440
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒

2010年09月04日(土) ~ 2010年09月05日(日)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
--:--
距離
33.1km
登り
2,471m
下り
2,149m

コースタイム

省略
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
省略
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
9:00、伊勢原駅集合で出発。
秦野から東名→御殿場→須走から富士五湖道→大月→甲府昭和→芦安駐車場というルートで向かう事にする。
「アホなカーナビ(Oさん談)」のガイドを徹底シカトしてなんとか御殿場の渋滞を抜け、ほぼ予定通り芦安駐車場着。
上のバス停近くの駐車場は既に埋まっているようで、兄ちゃんの案内でバス停から15分ほどの駐車場に停める。ザックを背負って活動開始。
9:00、伊勢原駅集合で出発。
秦野から東名→御殿場→須走から富士五湖道→大月→甲府昭和→芦安駐車場というルートで向かう事にする。
「アホなカーナビ(Oさん談)」のガイドを徹底シカトしてなんとか御殿場の渋滞を抜け、ほぼ予定通り芦安駐車場着。
上のバス停近くの駐車場は既に埋まっているようで、兄ちゃんの案内でバス停から15分ほどの駐車場に停める。ザックを背負って活動開始。
橋を渡ってすぐ、「広河原行くのケ?」みたいな方言で乗り合いタクシーの運ちゃんに捕まる。バス停まで歩くのも嫌だし、料金は100円高いだけなので即決。デメリットは、熟達&熟年のバスガイドの案内が聞けないくらいか。
その場で他の客を10分ほど待つ間に弁当を食い、結局誰も来ないので貸し切り状態で出発する。
途中の道の写真撮らなかったが、よくもまあこんな山の中に、すさまじいやり方で道をつけたものだと、何というか、執念というか怨念の様なものを感じる。費用対効果という言葉を飲み込ませるだけのすさまじさがある。
橋を渡ってすぐ、「広河原行くのケ?」みたいな方言で乗り合いタクシーの運ちゃんに捕まる。バス停まで歩くのも嫌だし、料金は100円高いだけなので即決。デメリットは、熟達&熟年のバスガイドの案内が聞けないくらいか。
その場で他の客を10分ほど待つ間に弁当を食い、結局誰も来ないので貸し切り状態で出発する。
途中の道の写真撮らなかったが、よくもまあこんな山の中に、すさまじいやり方で道をつけたものだと、何というか、執念というか怨念の様なものを感じる。費用対効果という言葉を飲み込ませるだけのすさまじさがある。
乗り合いタクシーの出発が早かったので、北沢峠行きのバスまでは1時間ほどある。
ちょいとこのあたりを散策することにする。
乗り合いタクシーの出発が早かったので、北沢峠行きのバスまでは1時間ほどある。
ちょいとこのあたりを散策することにする。
北沢峠行きのバス。
このときは、一日4便しか無いのに、何で4台も停まっているのかと思っていたが、輸送力に柔軟性を持たすためとあとでわかった。
北沢峠行きのバス。
このときは、一日4便しか無いのに、何で4台も停まっているのかと思っていたが、輸送力に柔軟性を持たすためとあとでわかった。
奥が北岳。
カメラだと距離感出ないが、とても遠い。
去年確かに登ったのだが、よくもまあ行く気になった、と思う。去年は曇りだったのでこの距離感も知らず、しかも3000m峰初体験でがむしゃらに登ったというのもあるが。
奥が北岳。
カメラだと距離感出ないが、とても遠い。
去年確かに登ったのだが、よくもまあ行く気になった、と思う。去年は曇りだったのでこの距離感も知らず、しかも3000m峰初体験でがむしゃらに登ったというのもあるが。
登山口への吊り橋。これは振り返って撮っている。
登山口への吊り橋。これは振り返って撮っている。
吊り橋から北沢峠方面。
甲斐駒ははるか右の奥にいるはず。
吊り橋から北沢峠方面。
甲斐駒ははるか右の奥にいるはず。
登山口の小屋まで行って引き返す。
途中振り返って北岳のアップ。
雪渓が残っている。
登山口の小屋まで行って引き返す。
途中振り返って北岳のアップ。
雪渓が残っている。
バスは2台出た。
ピーク時なら4台出るのだろう。臨時便も出るかも知れないが、仮に40人乗りとして、40×4台×4便で640人。北沢峠の小屋の収容数が300弱くらいで、半分はテント泊だとして、まあそんなものかと思う。
今回は小屋2つに予約を断られ、3つめでやっと取れた。夏のピークは、早めの予約が必要なのだと心得た。
道は途中から未舗装に変わり、25分ほどで北沢峠に着く。途中、甲斐駒がチラ見えするポイントで、車内の録音アナウンスがあり、バスを停めてくれた。車内のあちこちで声が漏れる。写真撮るのも忘れるくらいテンションが上がる。
これは北沢峠ついたところ
バスは2台出た。
ピーク時なら4台出るのだろう。臨時便も出るかも知れないが、仮に40人乗りとして、40×4台×4便で640人。北沢峠の小屋の収容数が300弱くらいで、半分はテント泊だとして、まあそんなものかと思う。
今回は小屋2つに予約を断られ、3つめでやっと取れた。夏のピークは、早めの予約が必要なのだと心得た。
道は途中から未舗装に変わり、25分ほどで北沢峠に着く。途中、甲斐駒がチラ見えするポイントで、車内の録音アナウンスがあり、バスを停めてくれた。車内のあちこちで声が漏れる。写真撮るのも忘れるくらいテンションが上がる。
これは北沢峠ついたところ
本日の宿、長衛荘。定員140人。完全予約制。
なかなかモダンな建物だ。
本日の宿、長衛荘。定員140人。完全予約制。
なかなかモダンな建物だ。
手続きして小屋内部へ。
1Fは食卓と寝室がワンフロアに同居する作りになっている。
2Fはザコ寝の大部屋。
右のゾーン、カメラよりこちら側の壁際が我々にあてがわれた。一人あたりのスペースは、目算で240×60くらいか。使い捨て枕カバーも支給されて、文句は全く無い。
手続きして小屋内部へ。
1Fは食卓と寝室がワンフロアに同居する作りになっている。
2Fはザコ寝の大部屋。
右のゾーン、カメラよりこちら側の壁際が我々にあてがわれた。一人あたりのスペースは、目算で240×60くらいか。使い捨て枕カバーも支給されて、文句は全く無い。
14:50小屋着で、晩メシは17:00。
やること無いので酒盛りを始める。
山っぽく、ソーセージなど焼いてつまみにしてみた。
14:50小屋着で、晩メシは17:00。
やること無いので酒盛りを始める。
山っぽく、ソーセージなど焼いてつまみにしてみた。
地図見ながら明日の計画を立て、なんやかや話しながらそこそこ飲んでたら夕食の時間。
メニューはカレーであった。
汁気の少ない独創的なカレー。山小屋の食事はひどいと聞かされてきたOさんは、洒落たカレーだと喜んでいる。
地図見ながら明日の計画を立て、なんやかや話しながらそこそこ飲んでたら夕食の時間。
メニューはカレーであった。
汁気の少ない独創的なカレー。山小屋の食事はひどいと聞かされてきたOさんは、洒落たカレーだと喜んでいる。
飯を食い終わってもまだ明るい。
明日は暗いうちに出ようと思っているので、腹ごなしも兼ね、ヤバいところないか下見することにする。
飯を食い終わってもまだ明るい。
明日は暗いうちに出ようと思っているので、腹ごなしも兼ね、ヤバいところないか下見することにする。
10分ほど歩いて北沢駒仙小屋。
ここは二番目に電話してみたが、定員オーバーで断られている。
長衛荘に満足していたので特に気にもとめなかったが、後学のため中入ってみれば良かった、と今思った。
10分ほど歩いて北沢駒仙小屋。
ここは二番目に電話してみたが、定員オーバーで断られている。
長衛荘に満足していたので特に気にもとめなかったが、後学のため中入ってみれば良かった、と今思った。
テン場にはそこそこのテント。40張くらいか。
テン場にはそこそこのテント。40張くらいか。
橋を渡って登山道へ。
橋を渡って登山道へ。
案内板。
右の栗沢山は、鳳凰三山縦走コースへのショートカットとなっている。
案内板。
右の栗沢山は、鳳凰三山縦走コースへのショートカットとなっている。
沢沿いを登っていく。
沢沿いを登っていく。
道はこんな感じ。
暗い中ヘッドランプでも何とかなりそうと算段する。
道はこんな感じ。
暗い中ヘッドランプでも何とかなりそうと算段する。
何のつもりで撮ったのか不明。GPSは小屋に置いてきたので位置も不明。
この辺で、明日は大丈夫そうと見切りをつけて引き返したのだと思われる
何のつもりで撮ったのか不明。GPSは小屋に置いてきたので位置も不明。
この辺で、明日は大丈夫そうと見切りをつけて引き返したのだと思われる
帰路、再びテン場。
全部山用のテントで、日光のキャンプ場とは明らかに様相が違う。
そのうち私もこの仲間に加わり始めるのだろうか。
今のところは、金にものを言わせて小屋泊まりでいく予定なのだが・・・
帰路、再びテン場。
全部山用のテントで、日光のキャンプ場とは明らかに様相が違う。
そのうち私もこの仲間に加わり始めるのだろうか。
今のところは、金にものを言わせて小屋泊まりでいく予定なのだが・・・
長衛荘へ戻る。
やはり洒落ている。
長衛荘へ戻る。
やはり洒落ている。
これは2Fの様子。
3Fもあるらしいが、進入は諦めた
これは2Fの様子。
3Fもあるらしいが、進入は諦めた
その後、消灯まで軽く飲む。
満天の星空を拝みたかったが、ガスが出ていたのか何も見えず。
19:30頃には布団に入ったと思う。
その後、消灯まで軽く飲む。
満天の星空を拝みたかったが、ガスが出ていたのか何も見えず。
19:30頃には布団に入ったと思う。
軽く寝入って起きたのか、寝付けずタバコを吸いに行ったのかは、もう忘れた。
消灯後の小屋内部の様子。
大いびきかくヤツと、それに腹を立てて壁ドンするヤツがいたなあ、という曖昧な記憶があるが、そこそこよく眠れたと思う。
軽く寝入って起きたのか、寝付けずタバコを吸いに行ったのかは、もう忘れた。
消灯後の小屋内部の様子。
大いびきかくヤツと、それに腹を立てて壁ドンするヤツがいたなあ、という曖昧な記憶があるが、そこそこよく眠れたと思う。
起床は3時ちょい過ぎ。
まわりがガサガサやっていて、起床が近づいてるのを何となく感じながら浅く眠っていたら、Oさんに脇腹をつつかれて起こされる。
8時前に布団に入ったので起きれないというほどの事でももないが、一人ならもう一眠りしたいところ。
起きて一服して、朝食にする。
朝食と昼飯は前日の6時過ぎくらいに、弁当形式で既に配られているので、それを食う。チープだが悪くはない。おかわり自由の味噌汁が嬉しい。
起床は3時ちょい過ぎ。
まわりがガサガサやっていて、起床が近づいてるのを何となく感じながら浅く眠っていたら、Oさんに脇腹をつつかれて起こされる。
8時前に布団に入ったので起きれないというほどの事でももないが、一人ならもう一眠りしたいところ。
起きて一服して、朝食にする。
朝食と昼飯は前日の6時過ぎくらいに、弁当形式で既に配られているので、それを食う。チープだが悪くはない。おかわり自由の味噌汁が嬉しい。
4時。
朝のいろんな儀式済ませて宿を出る。
ヘッドランプつけて、体操して歩き始める。
写真には撮れないが、頭上にはオリオン座。
4時。
朝のいろんな儀式済ませて宿を出る。
ヘッドランプつけて、体操して歩き始める。
写真には撮れないが、頭上にはオリオン座。
40分ほど歩いて仙水小屋。
慢性下痢気味なのでここでトイレを借りたかったが、宿泊者では無いので断られる。
このあと1時間くらい苦悩しながら歩くことになる。
食事が良いらしく、ここに真っ先に電話して断られたが、こんな了見の狭い宿には泊まってやらない。と思う。たぶん。
40分ほど歩いて仙水小屋。
慢性下痢気味なのでここでトイレを借りたかったが、宿泊者では無いので断られる。
このあと1時間くらい苦悩しながら歩くことになる。
食事が良いらしく、ここに真っ先に電話して断られたが、こんな了見の狭い宿には泊まってやらない。と思う。たぶん。
空が明るくなり始めた。
空が明るくなり始めた。
仙水小屋を過ぎると、ゴロゴロした岩場歩き。
仙水小屋を過ぎると、ゴロゴロした岩場歩き。
これは振り返って仙丈ヶ岳。
これは振り返って仙丈ヶ岳。
正面に摩利支天(まりしてん)が見えてきた。
テンション上がると同時に、下腹もヤバい事になってきている。
大人になって初かもしれない野外プレイを覚悟する。
正面に摩利支天(まりしてん)が見えてきた。
テンション上がると同時に、下腹もヤバい事になってきている。
大人になって初かもしれない野外プレイを覚悟する。
仙水峠着。
いろんな事を忘れさせる、素晴らしい光景。これはなかなか。
仙水峠着。
いろんな事を忘れさせる、素晴らしい光景。これはなかなか。
右手前が摩利支天、奥が甲斐駒。
このときは長居しなかったが、今見ると、この白い山肌が朝焼けに染まるまで待つのも良かったのかと思う。
ここから森林に入り、甲斐駒の雄姿はしばらくおあずけとなる。
右手前が摩利支天、奥が甲斐駒。
このときは長居しなかったが、今見ると、この白い山肌が朝焼けに染まるまで待つのも良かったのかと思う。
ここから森林に入り、甲斐駒の雄姿はしばらくおあずけとなる。
雲海が名残惜しいが、先に進むことにする。
左奧の山は金峰山ではないかと思う。
雲海が名残惜しいが、先に進むことにする。
左奧の山は金峰山ではないかと思う。
樹林帯の、キツイ登りを進んでいると、太陽がお目見え。
樹林帯の、キツイ登りを進んでいると、太陽がお目見え。
進む先が右から赤く染まっている。
絵としてはキレイだが、登りはキツイ。
進む先が右から赤く染まっている。
絵としてはキレイだが、登りはキツイ。
仙水峠から20分しか立っていないが、朝焼けタイムは終了。
日の出前後の20分というのは希少なのだな、と今改めて思った。
仙水峠から20分しか立っていないが、朝焼けタイムは終了。
日の出前後の20分というのは希少なのだな、と今改めて思った。
視界が開けて、正面に駒津峰。
まずはアレが中間の目標。
このころにはいつの間にか腹の調子が直っていた。
汗をかいて水気が飛んだからだろうか。
視界が開けて、正面に駒津峰。
まずはアレが中間の目標。
このころにはいつの間にか腹の調子が直っていた。
汗をかいて水気が飛んだからだろうか。
岩場をずんずん登る。
岩場をずんずん登る。
振り返ると雲海。声が出るほど美しい。
振り返ると雲海。声が出るほど美しい。
これは栗沢山。
ピークから左に稜線を進むのが、早川尾根という鳳凰三山への縦走路。
稜線の左端、ちょんととんがったのが地蔵岳のオベリスク。
これは栗沢山。
ピークから左に稜線を進むのが、早川尾根という鳳凰三山への縦走路。
稜線の左端、ちょんととんがったのが地蔵岳のオベリスク。
それを中心に撮り直すとこうなる。
雲海を海とすると、オベリスクは岬に立つ灯台のようにも見える。
それを中心に撮り直すとこうなる。
雲海を海とすると、オベリスクは岬に立つ灯台のようにも見える。
視界がちょっと開けて甲斐駒。
まだまだ遠い。
視界がちょっと開けて甲斐駒。
まだまだ遠い。
ちょっと進んでまた視界が開けて仙丈ヶ岳。
このあたりは、ひいひい言って登っている。
写真の数だけ足を止めて休んでいるとも言える。
ちょっと進んでまた視界が開けて仙丈ヶ岳。
このあたりは、ひいひい言って登っている。
写真の数だけ足を止めて休んでいるとも言える。
キツい登りが続く。
この道中、一番ツラいのはここではなかったかと思う。
このあとの登りは、実際はここよりマシなのだが、ここでごっそり体力取られたので、相対的にキツくなっている、ということではないか。
キツい登りが続く。
この道中、一番ツラいのはここではなかったかと思う。
このあとの登りは、実際はここよりマシなのだが、ここでごっそり体力取られたので、相対的にキツくなっている、ということではないか。
振り返って、塩見岳じゃないかな、と思って撮った。
北岳は手前の山に隠れているはず。
振り返って、塩見岳じゃないかな、と思って撮った。
北岳は手前の山に隠れているはず。
ちょっと登ると、隠れていた山が顔を出す。
たぶん間ノ岳ではないだろうか。
もう少し登れば、北岳が姿を現すはず。
ちょっと登ると、隠れていた山が顔を出す。
たぶん間ノ岳ではないだろうか。
もう少し登れば、北岳が姿を現すはず。
その通り、北岳が顔を出す。
日本の標高ランキングでは、中央の北岳が2位で3192m、右に行って4位間ノ岳3189m、16位塩見岳3047mとなる。
南ア三兄弟。
その通り、北岳が顔を出す。
日本の標高ランキングでは、中央の北岳が2位で3192m、右に行って4位間ノ岳3189m、16位塩見岳3047mとなる。
南ア三兄弟。
鳳凰三山の後ろに富士山が見えた。
鳳凰三山の後ろに富士山が見えた。
アップ。
甲斐駒が近くにあって、これだけ壮大な山に囲まれていても、富士山が顔を出すだけで嬉しくなってしまうというのは、やっぱり富士山は大スターというか、国民的英雄なのだと思う。
AKBのメンバと飲める機会があって大興奮していたら上戸彩、でもいいし、部長3人とミーティングしているときに本社の社長がひょっこり、という感じでもいい。ちょっと別格な感じがある。
アップ。
甲斐駒が近くにあって、これだけ壮大な山に囲まれていても、富士山が顔を出すだけで嬉しくなってしまうというのは、やっぱり富士山は大スターというか、国民的英雄なのだと思う。
AKBのメンバと飲める機会があって大興奮していたら上戸彩、でもいいし、部長3人とミーティングしているときに本社の社長がひょっこり、という感じでもいい。ちょっと別格な感じがある。
とか思っていると甲斐駒。
イイ!
テレビの美人の話をしている場合ではなく、目の前の美人だ。美しすぎる。
とか思っていると甲斐駒。
イイ!
テレビの美人の話をしている場合ではなく、目の前の美人だ。美しすぎる。
振り返って鳳凰三山のアップ。
オベリスクがはっきり見える。中央奥の山が薬師岳だと思う。
振り返って鳳凰三山のアップ。
オベリスクがはっきり見える。中央奥の山が薬師岳だと思う。
やがてキツイ登りも終わり、見晴らしの良い尾根となって・・・
やがてキツイ登りも終わり、見晴らしの良い尾根となって・・・
看板の左、手前の山々は、中央アルプス。一番高いとろが木曽駒ヶ岳だろう。
その右奥に見えるのは、たぶん御岳。
看板の左、手前の山々は、中央アルプス。一番高いとろが木曽駒ヶ岳だろう。
その右奥に見えるのは、たぶん御岳。
360度、ものすごく見晴らしがよい。
これは鋸(のこぎり)岳。甲斐駒から裾を引いている。
360度、ものすごく見晴らしがよい。
これは鋸(のこぎり)岳。甲斐駒から裾を引いている。
鳳凰三山と富士山。
鳳凰三山と富士山。
甲斐駒と摩利支天。
甲斐駒と摩利支天。
単独でフレームに入れるとこう。
白いのは雪ではなく、花崗岩。
そういえば、なぜ山の名前に駒ヶ岳が多いのか、という話をOさんとしていたが、今ちょっと調べたら、山によって説があり、以下のようなのが多い。
〇海了僂馬に似ている
∋沈磴、馬の形に見える
「こま」=高句麗で、昔の韓国の人が名付けた(または高句麗人が住むとされた)
甲斐駒の場合は、巨摩郡にあるからという説もあるようだ。
昔は白崩山と呼ばれていたらしい。白崩山の方が味があっていいな。
単独でフレームに入れるとこう。
白いのは雪ではなく、花崗岩。
そういえば、なぜ山の名前に駒ヶ岳が多いのか、という話をOさんとしていたが、今ちょっと調べたら、山によって説があり、以下のようなのが多い。
〇海了僂馬に似ている
∋沈磴、馬の形に見える
「こま」=高句麗で、昔の韓国の人が名付けた(または高句麗人が住むとされた)
甲斐駒の場合は、巨摩郡にあるからという説もあるようだ。
昔は白崩山と呼ばれていたらしい。白崩山の方が味があっていいな。
小休止の後、再び歩き始める。
ここからは尾根続きになっている。
小休止の後、再び歩き始める。
ここからは尾根続きになっている。
振り返って鋸岳。
奥の山(北アルプス)をアップで撮ると・・・
振り返って鋸岳。
奥の山(北アルプス)をアップで撮ると・・・
槍ヶ岳!!
(とんがってるヤツ)
左の塊は穂高かと思っていたが、今地図を見たら乗鞍だと思う。
槍ヶ岳!!
(とんがってるヤツ)
左の塊は穂高かと思っていたが、今地図を見たら乗鞍だと思う。
鋸と槍のツーショット。
鋸と槍のツーショット。
コル状の地形になっている。
ここはなかなかの下り。
コル状の地形になっている。
ここはなかなかの下り。
下って振り返るとこんな感じ。
アレを登り返さないと帰れないのだなあ。
下って振り返るとこんな感じ。
アレを登り返さないと帰れないのだなあ。
特に意図があって撮ったわけではないが、コントラストがカッコいい。
特に意図があって撮ったわけではないが、コントラストがカッコいい。
六方石と呼ばれる岩石。
六方石と呼ばれる岩石。
それを過ぎて振り返ったところ。
下っている集団は、駒津峰のちょっと前から、奇声をあげながら近づいてきている集団。駒津峰の小休止で一緒になったが、全員麦わら帽、ネルシャツにコットンのズボン、使い古された革の登山靴、横に広い昔のザックといういでたち。
数分おきに、
リーダー:「気合い入れていくぞゥッ!(かなり早口)」
全員:「うえーぃ」
みたいな感じで行軍している。
私立の、歴史ある登山部の新人イビりかなあ、と勝手に思っている。
それを過ぎて振り返ったところ。
下っている集団は、駒津峰のちょっと前から、奇声をあげながら近づいてきている集団。駒津峰の小休止で一緒になったが、全員麦わら帽、ネルシャツにコットンのズボン、使い古された革の登山靴、横に広い昔のザックといういでたち。
数分おきに、
リーダー:「気合い入れていくぞゥッ!(かなり早口)」
全員:「うえーぃ」
みたいな感じで行軍している。
私立の、歴史ある登山部の新人イビりかなあ、と勝手に思っている。
さて、直登ルートと巻き道の分岐に着く。
昨日ビールを飲みながら、行けるようだったら直登ルート(相当厳しいらしい)を行こうと話していた。
さて、直登ルートと巻き道の分岐に着く。
昨日ビールを飲みながら、行けるようだったら直登ルート(相当厳しいらしい)を行こうと話していた。
見上げるとこんな感じ。
我々を涼しい顔で追い抜いていったジジババのパーティは、これを登っていった。
追いついてきた登山部連中はここで足をとめ、リーダーがひょいひょいと登っていき、「ムリだ!巻き道行くぞ!」と言った。
さあ、どうするか。
当然巻き道なのだが、癪なので見えるところ(写真中央のペンキのついた岩)までは行ってみた。
あ、これはムリです。一人なら行ったかも知れないが、何か起こしたら何言われるかわからない脛に傷を持つ上長と部下が、セットで進むべき道ではない。
見上げるとこんな感じ。
我々を涼しい顔で追い抜いていったジジババのパーティは、これを登っていった。
追いついてきた登山部連中はここで足をとめ、リーダーがひょいひょいと登っていき、「ムリだ!巻き道行くぞ!」と言った。
さあ、どうするか。
当然巻き道なのだが、癪なので見えるところ(写真中央のペンキのついた岩)までは行ってみた。
あ、これはムリです。一人なら行ったかも知れないが、何か起こしたら何言われるかわからない脛に傷を持つ上長と部下が、セットで進むべき道ではない。
右に分かれて、巻き道を行きます。
右に分かれて、巻き道を行きます。
巻き道の樹林帯を過ぎると、花崗岩地帯に出る。
巻き道の樹林帯を過ぎると、花崗岩地帯に出る。
振り返ると、直登ルートを進む人たちが見える。
気持ちよさそうだが、その気持ちよさも危なさも知るよしもない。
振り返ると、直登ルートを進む人たちが見える。
気持ちよさそうだが、その気持ちよさも危なさも知るよしもない。
人が歩くうちについたのか知らないが、人工的にも見える、ちょうど靴の幅分えぐれている道。
人が歩くうちについたのか知らないが、人工的にも見える、ちょうど靴の幅分えぐれている道。
これは何だっけ、巻き道の左を見上げたところか。
すごく角度がついて見えるが、我々はこれを左から右に歩いていて、それほど角度は感じていないはず。
これは何だっけ、巻き道の左を見上げたところか。
すごく角度がついて見えるが、我々はこれを左から右に歩いていて、それほど角度は感じていないはず。
さっきの山岳部。
いい絵になっている。左のリーダーが檄を飛ばしているところだろうか。
月の沙漠である。またはサザエさんのエンディングか。
さっきの山岳部。
いい絵になっている。左のリーダーが檄を飛ばしているところだろうか。
月の沙漠である。またはサザエさんのエンディングか。
摩利支天への分岐着。
地図ではあと10分ということになっている。
たぶん、相当へばっていた。
摩利支天への分岐着。
地図ではあと10分ということになっている。
たぶん、相当へばっていた。
摩利支天へのルート。
余裕あれば帰り道に寄り道するつもりでいたが、この時点でほぼ無いと思っている。
摩利支天へのルート。
余裕あれば帰り道に寄り道するつもりでいたが、この時点でほぼ無いと思っている。
ルートの先の摩利支天。
今のこのへばり具合ではムリでしょう。
ルートの先の摩利支天。
今のこのへばり具合ではムリでしょう。
足場は粗い砂地状で、深くないので比較的歩きやすい(と言って楽なわけではないが)。
時折、手を使うような独特の岩場が出てくる。
足場は粗い砂地状で、深くないので比較的歩きやすい(と言って楽なわけではないが)。
時折、手を使うような独特の岩場が出てくる。
振り返って摩利支天山頂部のアップ。
振り返って摩利支天山頂部のアップ。
歩いても歩いても頂上がわからない登り。
歩いても歩いても頂上がわからない登り。
振り返って鳳凰三山。
あいつらより高いところに来た、という感じが出て来た。
振り返って鳳凰三山。
あいつらより高いところに来た、という感じが出て来た。
八ヶ岳方面を撮ったつもり。
八ヶ岳方面を撮ったつもり。
たぶんもうちょっとなのではないのだろうか。
足場は悪く無いのだが、一歩一歩がキツイ。
たぶんもうちょっとなのではないのだろうか。
足場は悪く無いのだが、一歩一歩がキツイ。
なんとなくゴールが見えてきた。
なんとなくゴールが見えてきた。
これは黒戸尾根への分岐点。
あとちょっとである。
これは黒戸尾根への分岐点。
あとちょっとである。
これは鋸岳か。
三角点。
よくがんばりました。
三角点。
よくがんばりました。
左端が北岳で右は仙丈ヶ岳。
この風景と気持ちの良さは十分なご褒美。
左端が北岳で右は仙丈ヶ岳。
この風景と気持ちの良さは十分なご褒美。
北ア方面。
鳳凰三山。
これは東京方面だろうか。いい絵だ。
これは東京方面だろうか。いい絵だ。
仙丈ヶ岳。
北岳と仙丈ヶ岳。
中央一番奥は光岳(てかりだけ)だろうか。
全部歩いたらたぶん1週間強のコースになるだろうが、いつか歩いてみたい、と思う。
右の仙丈ヶ岳から尾根を下り、途中北岳右の間ノ岳に寄り道し、その右奥の塩見岳まで縦走するコースがあって、それは山小屋三泊。
出来れば今年中、ムリでも来年には歩いてみるつもりでいる。
北岳と仙丈ヶ岳。
中央一番奥は光岳(てかりだけ)だろうか。
全部歩いたらたぶん1週間強のコースになるだろうが、いつか歩いてみたい、と思う。
右の仙丈ヶ岳から尾根を下り、途中北岳右の間ノ岳に寄り道し、その右奥の塩見岳まで縦走するコースがあって、それは山小屋三泊。
出来れば今年中、ムリでも来年には歩いてみるつもりでいる。
中央アルプス方面だと思う。
中央アルプス方面だと思う。
これは鋸岳なので、遠く見えるのは北アルプス。
これは鋸岳なので、遠く見えるのは北アルプス。
これはどこを撮ったのか不明。
これはどこを撮ったのか不明。
たぶん、八ヶ岳方面を撮った。
たぶん、八ヶ岳方面を撮った。
雲が出て来た。
三兄弟の写真写りも怪しくなって来た。
本当ならここで昼飯なのだが、1時のバスに乗るためには、あまりゆっくりもしていられない。
少ないバッファ込みで下り4時間と見ているので、既に押している。
でも、コーヒーくらい飲んでも罰は当たらないだろうということにして、湯を沸かし、前回の宿題だった山でのドリップコーヒーを飲む。
雲が出て来た。
三兄弟の写真写りも怪しくなって来た。
本当ならここで昼飯なのだが、1時のバスに乗るためには、あまりゆっくりもしていられない。
少ないバッファ込みで下り4時間と見ているので、既に押している。
でも、コーヒーくらい飲んでも罰は当たらないだろうということにして、湯を沸かし、前回の宿題だった山でのドリップコーヒーを飲む。
これは、コーヒー飲み終わって下り始めか。
予定より20分遅れている。
この時点では、まだ時間と戦っていない。
これは、コーヒー飲み終わって下り始めか。
予定より20分遅れている。
この時点では、まだ時間と戦っていない。
少し下って、摩利支天を見下ろしたところ。
行きたいのはやまやまだが、バスの時間を考えると諦めざるを得ない。
少し下って、摩利支天を見下ろしたところ。
行きたいのはやまやまだが、バスの時間を考えると諦めざるを得ない。
もう少し下って摩利支天。
鳳凰三山も雲に巻き込まれ始めている。
後で聞いたら、下は雨の所もあったらしい。
もう少し下って摩利支天。
鳳凰三山も雲に巻き込まれ始めている。
後で聞いたら、下は雨の所もあったらしい。
八ヶ岳方面か。
下ではどんな風に雲がみえているんだろう。
曇っているのは確かなのだろうけどちょっと想像つかない。
八ヶ岳方面か。
下ではどんな風に雲がみえているんだろう。
曇っているのは確かなのだろうけどちょっと想像つかない。
摩利支天の分岐。
すぐ通過したのだが、疲れているせいもあって、それほど後ろ髪引かれたわけでもない。
摩利支天の分岐。
すぐ通過したのだが、疲れているせいもあって、それほど後ろ髪引かれたわけでもない。
北岳もお隠れになった。
北岳もお隠れになった。
六方石。
あの馬の背を登り返さないと帰れない。
六方石。
あの馬の背を登り返さないと帰れない。
間違って六万石としてしまったのを誰かが直したのか、六方石を誰かがいたずらしたのか。
ちゃんとした看板なので後者と思いたいが、だとしたらデッサン狂ってる。
間違って六万石としてしまったのを誰かが直したのか、六方石を誰かがいたずらしたのか。
ちゃんとした看板なので後者と思いたいが、だとしたらデッサン狂ってる。
六方石手前の分岐点。
ここまでは単純な下りだったが、ここからは労働を強いられる
六方石手前の分岐点。
ここまでは単純な下りだったが、ここからは労働を強いられる
登り返す途中で振り返る。
甲斐駒も見えなくなってきた。
登り返す途中で振り返る。
甲斐駒も見えなくなってきた。
これは馬の背から右に見える戸台川。
左岸上部に道がついていて、伊奈側から北沢峠までバスが来ている。
これは馬の背から右に見える戸台川。
左岸上部に道がついていて、伊奈側から北沢峠までバスが来ている。
がんばって登り返したところ。もうちょっと先が駒津峰。
がんばって登り返したところ。もうちょっと先が駒津峰。
駒津峰に着いた。
現在10時47分。バスは13時05分。あと2時間15分ちょいしかない。
昭文社の地図だと、コースタイムは1時間50分。
我々の足取り・気力・血圧・中性脂肪と尿酸値で間に合うだろうか。
駒津峰に着いた。
現在10時47分。バスは13時05分。あと2時間15分ちょいしかない。
昭文社の地図だと、コースタイムは1時間50分。
我々の足取り・気力・血圧・中性脂肪と尿酸値で間に合うだろうか。
急いでいるとは言え、その通り体がついてくるわけでもないから、水分補給と軽い休憩。
急いでいるとは言え、その通り体がついてくるわけでもないから、水分補給と軽い休憩。
さて、気を取り直して歩き始める。
帰りとは別のルート。
看板に、「双子山経由」と書いてあったので、念のため地図を見ると、ひたすら下るだけと信じていた尾根筋に、山が書いてある。
そして前方にそれっぽい山。
まさか、アレを登り返して降りるのか・・・
さて、気を取り直して歩き始める。
帰りとは別のルート。
看板に、「双子山経由」と書いてあったので、念のため地図を見ると、ひたすら下るだけと信じていた尾根筋に、山が書いてある。
そして前方にそれっぽい山。
まさか、アレを登り返して降りるのか・・・
どうやらそうらしい。
さっきからぼやきが増えているOさんは、そんなわけはない、横を巻いて通過するに違いない、と根拠の無い希望を語っている。
どうやらそうらしい。
さっきからぼやきが増えているOさんは、そんなわけはない、横を巻いて通過するに違いない、と根拠の無い希望を語っている。
下ってきた道を振り返る。青空・雲・緑・岩の黄金ブレンド。
下ってきた道を振り返る。青空・雲・緑・岩の黄金ブレンド。
ここから樹林帯に入る。
ここから樹林帯に入る。
残念なことに、道はモロ登りになってきた。
残念なことに、道はモロ登りになってきた。
目を引く植物。赤いつぶつぶは、個人的に全部ナナカマド、ということにしている。
目を引く植物。赤いつぶつぶは、個人的に全部ナナカマド、ということにしている。
あたりはガスっている。
あたりはガスっている。
何度も歩を止め、疲れた体を騙し騙し登る。
「そんな仕打ちがあるわけない」とOさんが言うので良く地図を見てみると、確かにルートは双子山の頂上からずれていた。
道をつけた人の良心に期待しながら歩いてきたが、今登っているルートは、どう考えても尾根である。
何度も歩を止め、疲れた体を騙し騙し登る。
「そんな仕打ちがあるわけない」とOさんが言うので良く地図を見てみると、確かにルートは双子山の頂上からずれていた。
道をつけた人の良心に期待しながら歩いてきたが、今登っているルートは、どう考えても尾根である。
結局着いたのは頂上だった。
結局着いたのは頂上だった。
ガスで視界は無い。
いま、11時25分。バスまで1時間40分。

京都から来たという、山慣れた感じの二人組のパーティーが休んでいて、1時のバスに乗るつもりという。どのくらいかかるのか聞くと、1時間弱かな?と言い、ポケットから去年の登山データを出して、ああ、1時間ちょっと、と言い直した。

山慣れない・過去の実績のない二人が、この二人の2/3の速度で歩くことが出来れば、バスに間に合う計算だ。
乗り遅れると、約2時間のバス待ちロスと、渋滞リスクのアップ、および明日への疲れ持ち越しとなる。ここは、我々の体力とヒザ・足の堅牢さに祈る。
ガスで視界は無い。
いま、11時25分。バスまで1時間40分。

京都から来たという、山慣れた感じの二人組のパーティーが休んでいて、1時のバスに乗るつもりという。どのくらいかかるのか聞くと、1時間弱かな?と言い、ポケットから去年の登山データを出して、ああ、1時間ちょっと、と言い直した。

山慣れない・過去の実績のない二人が、この二人の2/3の速度で歩くことが出来れば、バスに間に合う計算だ。
乗り遅れると、約2時間のバス待ちロスと、渋滞リスクのアップ、および明日への疲れ持ち越しとなる。ここは、我々の体力とヒザ・足の堅牢さに祈る。
ずんずん下り始める。
ずんずん下り始める。
とにかく歩を休めず下る。
同じく1時のバスを目指すと思われる、数組のパーティーが我々を追い越していく。
奇跡的に、1人で歩いていたGパンのおっさん(外国人か?)を追い越した。
思い起こすと、今回の山行のなかで、誰かを追い越したのは初めてかも知れない。
下界ではそんなにヒヨワで無いつもりでいても、たどり着くまで半日かかる北沢峠でフィルタリングされると、我々は最下層と言うことか。
飲んだビールの量くらいしか勝てる要素は無い。
とにかく歩を休めず下る。
同じく1時のバスを目指すと思われる、数組のパーティーが我々を追い越していく。
奇跡的に、1人で歩いていたGパンのおっさん(外国人か?)を追い越した。
思い起こすと、今回の山行のなかで、誰かを追い越したのは初めてかも知れない。
下界ではそんなにヒヨワで無いつもりでいても、たどり着くまで半日かかる北沢峠でフィルタリングされると、我々は最下層と言うことか。
飲んだビールの量くらいしか勝てる要素は無い。
道がつづら折りになり始める。あと40分。
さっきの双子山からバス停までの標高差は600mで、残り時間は1時間30分だった。100m15分で下ればい計算で、ちょうどそのくらいのペースで降りてはいるが、腕時計の高度計の誤差は平気で50mくらいあり、どっちにブレているかわからないので、到着時刻は全くわからない。
でも、バスの音とか聞こえてきたのはこのあたりか。
道がつづら折りになり始める。あと40分。
さっきの双子山からバス停までの標高差は600mで、残り時間は1時間30分だった。100m15分で下ればい計算で、ちょうどそのくらいのペースで降りてはいるが、腕時計の高度計の誤差は平気で50mくらいあり、どっちにブレているかわからないので、到着時刻は全くわからない。
でも、バスの音とか聞こえてきたのはこのあたりか。
なんか案内板あった。
遊歩道と書いてある以上、ここから先はスニーカーで行けるくらいの道だと思って、ちょっとだけ安心する。道がラクなのと所要時間には関連性が無いので、何かが約束されるわけではない。
なんか案内板あった。
遊歩道と書いてある以上、ここから先はスニーカーで行けるくらいの道だと思って、ちょっとだけ安心する。道がラクなのと所要時間には関連性が無いので、何かが約束されるわけではない。
いろいろバタバタあったので写真は撮っていないが、バスには無事乗れました。
バス発車の、10分くらい前につきました。
頂上で弁当食ってたらアウトだし、摩利支天に行っててもアウトでした。ご来光を待たなかったのも正解でした。雨なんか降ったら当然アウト。
所々に目標作って時間見ながら歩いていたものの、9時間の行程で10分でギリギリセーフだったので、これは幸運に助けられたと思って良いでしょう。

これは、Oさん運転で帰るので、私だけビール飲んでいるところ。Oさんはネクターで我慢。お言葉に甘えて申し訳ございません。
いろいろバタバタあったので写真は撮っていないが、バスには無事乗れました。
バス発車の、10分くらい前につきました。
頂上で弁当食ってたらアウトだし、摩利支天に行っててもアウトでした。ご来光を待たなかったのも正解でした。雨なんか降ったら当然アウト。
所々に目標作って時間見ながら歩いていたものの、9時間の行程で10分でギリギリセーフだったので、これは幸運に助けられたと思って良いでしょう。

これは、Oさん運転で帰るので、私だけビール飲んでいるところ。Oさんはネクターで我慢。お言葉に甘えて申し訳ございません。
帰り道。
中央道は一宮御坂のあたりから渋滞とあったので、下道を通り、御坂の手前に最近出来たらしい、新しいトンネルくぐるルートで富士五湖に抜けて帰りました。
河口湖と御殿場の渋滞はそこそこうまく抜けたものの、予想外の事故渋滞で東名で時間食って、鶴巻温泉19時、帰宅21時近く、と言う結果になりました。
ちょっと不安でしたが、山の昼飯をつまみに(ここまで朝飯以外何も口にしていない!!)、たらふくビールを飲みました。塩っ気の聞いた鳥そぼろ飯で、良い感じにシェイクされていて、つまみにちょうど良かったです。
次に珍道中をやるとすれば、八ヶ岳か雲取山かなと思っています。
お疲れ様でした。
帰り道。
中央道は一宮御坂のあたりから渋滞とあったので、下道を通り、御坂の手前に最近出来たらしい、新しいトンネルくぐるルートで富士五湖に抜けて帰りました。
河口湖と御殿場の渋滞はそこそこうまく抜けたものの、予想外の事故渋滞で東名で時間食って、鶴巻温泉19時、帰宅21時近く、と言う結果になりました。
ちょっと不安でしたが、山の昼飯をつまみに(ここまで朝飯以外何も口にしていない!!)、たらふくビールを飲みました。塩っ気の聞いた鳥そぼろ飯で、良い感じにシェイクされていて、つまみにちょうど良かったです。
次に珍道中をやるとすれば、八ヶ岳か雲取山かなと思っています。
お疲れ様でした。

感想

今日は珍しく一人ではない。
上長&飲みトモダチ&会社役員Oさんリクエストによるペア登山。
厳しいスケジュールだが、バスに乗り損ねて月曜出社出来ず社内で揶揄されるとか、万一の事が起こってテレビにネタを提供してしまうとあっては立つ瀬が無くなってしまうので、慎重に行動しようと心に誓っている。
生活習慣病亥年コンビによる2度目の本格登山。

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無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [3日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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