富士山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,606m
- 下り
- 1,610m
コースタイム
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 5:00
- 合計
- 10:55
天候 | 7/12:晴れ、13:曇りのち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありませんでした。高山病予防のため五合目で1時間待機してから登山開始しました。 |
その他周辺情報 | ふじやまの湯 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
|
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感想
7月12日晴れ
君津20:50-22:35談合坂SA23:05-23:35河口湖ICコンビニ23:45-23:55北麓駐車場(170km)
北麓駐車場5:30-6:00スバルライン五合目
五合目7:00(25)7:25六合目7:35(35)8:10七合目(花小屋)8:20(55)9:15八合目(太子館)9:35
(1:10)10:45御来光館11:55(45)12:40富士山頂17:20(35)17:55御来光館 (計4:25)
今回は年末のキリマンジャロに備えての高度順応登山。山頂に長時間滞在するのが目的なので、最短距離の富士 宮口から登り、山頂に宿泊するつもりだったが、静岡側のルートは残雪が多く、7/10の山開き後 も山頂までは登れず、山頂の山小屋も7/18からの営業なので、今回は吉田ルートを登り八合五勺の 御来光館に宿泊する。
荷物は約9kg、聖は約7kgだ。20:50に出発、談合坂SAで夜食のうどんを食べ、河口湖ICそばの ファミマで朝食を購入。富士山の夏山マイカー規制中の駐車場「富士北麓駐車場」に23:55到着。 家から170km、休憩込み約3時間、正味2時間25分だった。
北麓駐車場は富士吉田ICのすぐそばで、1400台収容する山梨県立の駐車場だ。入口で 駐車料金1,000円を支払う。一番広い第1駐車場はほぼガラガラ、バス停があるのは芝生の第3駐車 場だが、こちらはほぼ満車。トイレに近く、バス停にも近い第2駐車場の突き当たりに駐車した。 気温22℃で涼しい。ビールを飲み、2,3列目をフラットにし、マットを敷いて0:30頃就寝。車内は 暑いので、シュラフは使わず、窓を少し開けて寝た。
4:30起床。気温11℃と少々寒い。バスのチケット売り場には行列が出来ていたので、トイレに 行くついでに交代で並んでチケット購入。バス代は往復で1,860円。始発は4:30で22:00まで30分 間隔で運行している。「弾丸登山」自粛を呼びかけていながら、こんな遅い時間までバスを運行 するのは矛盾している。車内で朝食を食べ、5:30のバスに乗る。スパイダーマンやジャックスパ ローの仮装をした若者5人も乗り込んで、ほぼ満席で発車した。
所要時間45分だが、30分でスバルライン五合目に着いてしまった。
高山病対策として五合目で1時間ほど待機してから7:00に出発した。
六合目までは緩やかな道が続き、天気も快晴で快適な登山日和だ。
六合目からは急登の連続。七合目と八合目で休憩し八合五勺の御来光館には10時45分に到着。 五合目から3時間45分、正味3時間05分となかなかのペースだった。途中、スパイダーマンの一行 と何度か出会い、写真を撮らせてもらった。
御来光館にチェックインし、8,500円を支払う。小屋のお兄さんはiPadで予約の確認をしてい た。流石に富士山の山小屋は進んでいる。部屋は大きな二段ベッドで、まだ時間が早くチェック インした人は殆どおらず、一番奥の上段を選択した。布団1枚に2人で、まあ山小屋としては普 通だが・・・・
1時間ほど休憩して山頂に向けて出発。45分で山頂に到着。これで通算9度目、聖も4度目の登頂 だ。山頂の山小屋は全て閉まっている。小屋の前には何故かスノーボードが置いてあった。
小屋の裏手から火口を覗くと、雪がベッタリと付いている。風が強く、晴天ながらも気温は5 ℃程度で寒いので、小屋の裏手で風を避けつつ休憩。
先日購入したパルスオキシメーターでSpO2を測ると70前後とかなり低いが、頭痛や息苦しさな どの自覚症状は無い。深呼吸をすると94まで上がった。
聖はお鉢巡りのランニングに出掛けたが、剣ヶ峰直下に大きな雪渓があるため通行止めになっ ていて、引き返して来た。
それから逆回りでお鉢巡り。登山道から少し下ったところの雪渓で雪ダルマを造った。
剣ヶ峰直下の雪渓まで行ったが、ウォーキングシューズでは危険なので引き返した。それから 時計回りに剣ヶ峰を目指す。御殿場ルートと富士宮ルートの入口には通行止めの標識と縄張りがあった。 下を覗くと大きな雪渓が見えるが、何人かが登り降りしている。御殿場口から登って来た単独行 の山ガールに声を掛けると、富士宮口はまだマイカー規制がされておらず五合目までマイカーで 来たとのこと。コース中の雪はかなり多くて大変だったらしい。彼女と一緒に剣ヶ峰まで行き、 山頂でシャッターを押してもらった。なかなか爽やかできれいな山ガールだった。彼女の話だと 5月に火口でスノボをしていた人が滑落して死んだらしいが、小屋の前で見たスノボはその人の物 かも知れない。
18:00まで山頂にいるつもりだったが、寒いので17:20に下山開始。下山前に測定したSpO2は76 %で、深呼吸すると95まで上がった。
下りのブル道を駆け下り35分で御来光館に到着。夕食は18:30からとのことで、少し休憩。
600円のビールを二人で分け、ハンバーグとサラダの夕食をいただく。富士山の山小屋の食事と 言えばカレーと決まっているが、御来光館はなかなか進んでいる。夕食時間のチェックもiPadで していた。食堂には20人ほどの外人の若者グループがいて盛り上がっていた。
夕食後、19:00に就寝体勢に入るも、狭苦しいのでなかなか寝付かれず、何度も目を覚ました。
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7月13日 曇りのち雨
御来光館5:25(50)6:15七合トイレ6:25(45)7:10スバルライン五合目 (計1:35)
スバルライン五合目7:30-8:05北麓駐車場
北麓駐車場8:10-8:15ふじやまの湯9:05-9:10すき家9:25-11:40君津(176km)
4:00起床。あまり眠れなかった。軽く頭痛がするような感じで、昨日より調子が悪い。
夜中にトイレに行ったときに、山頂を目指す弾丸登山者の列が山頂まで続いていた。
4:30頃に小屋の前で御来光を待った。日の出はその名の通り小屋の正面からだったが、雲が多 く御来光は見えなかった。
小屋に戻って、昨夜の夕食時に受け取った朝食弁当を食べる。夕食、朝食ともに洋食、和食を 選択出来るが、両方とも洋食を選択。朝食はパン2つ、ジュース、ゼリー、シリアルバーだ。
予定では今日も山頂まで行き、しばらく滞在するつもりだったが、山専門の予報では天気は下 り坂で昼頃には雨になりそうなので、登らずに下山する事にした。
5:25に出発。山頂で日の出を見ようとした大勢の登山者が続々と下山してくる。少し飛ばして 大集団を追い抜いた。弾丸登山らしい人々は疲れ切っていてフラフラと歩いている。
ブル道の砂礫が靴の中に入り、時々取り出す必要があるが、なにより足元が軽いほうが良い。
延々と続く九十九折りのブル道は飽きてしまうが、1時間で800m下る効率の良さは富士山ならで はだ。
七合目の公衆トイレで休憩し、1時間35分で五合目に到着した。
7:30のバスで下山。北麓駐車場から約2kmの「ふじやまの湯」が7〜9時で朝風呂営業しているの で、汗と埃を落とした。
風呂上がりに近くのすき家で鰻丼を食べて帰路に付く。時間が早いので渋滞はなく、首都高が 少しだけ混んだ程度で、11:40に2時間15分で我が家に到着した。
今回は高度順応目的だったが、山頂の山小屋が閉まっていたので、8月後半には富士宮口から 登って山頂泊で登ろう。SpO2は山頂では70%前後と低く、高所に向いた体質では無いようだ。深 呼吸すれば90以上まで上がるが、深呼吸をやめると元に戻ってしまう。これはダイアモックスが 必要かも知れない。
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