箒沢公園橋バス停〜石棚山〜檜洞丸〜蛭ヶ岳〜丹沢山〜塔ノ岳〜鍋割山〜寄バス停
- GPS
- 07:47
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 2,726m
- 下り
- 2,937m
コースタイム
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 7:43
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
小田急線 新宿駅05:45>新松田駅07:04 富士急湘南バス 新松田駅07:15>箒沢公園橋08:21 <往路> 富士急湘南バス 寄バス停16:55>新松田駅17:20 小田急線 新松田駅17:26>新宿駅18:49 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし。 |
写真
装備
個人装備 |
パーゴワークス RUSH30
ハイドレ2L
エネジェル2P
菓子パン4個
全身着替え一式
ヘッ電2個
予備バッテリー多数
カメラ
AQUOS ケータイ SH-02L
速乾性長T
MHWゴーストウィスパーJKT
MHWタイツ
アシックス5本指ソックス
モントレイルFKT
雨具上下
カーボン製ストック2本
Garmin GPSMAP 62s
地図
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感想
2021年3月31日(水)、始発に乗って新松田駅に降り立ったのは、07:05頃になった。
天気は、晴れ。気温は、おそらく15度前後と半袖かつ日陰だと少し肌寒い気温。
コロナ禍のさ中ではあるけど、家と山の往復のみなので、通勤時と感染リスク(伝搬リスクも)は変わらないと判断。久しぶりに越境することにした。
スタートは、ここも久しぶりの箒沢公園橋バス停。新松田駅発のバスの乗車客は、6名程度と少ない。ここは平日登山のメリット。
今日のハイライトは、石棚山陵。なだらかで抜け感のある尾根歩きに期待する。
最初の分岐点となるヤブ沢ノ頭の標高は、約1300m。スタートから1時間20分位が経過している。新緑はまだまだ先という雰囲気は、標高が高いから。
残念なことにハイライトの気持ち良い尾根歩きは、あっという間に終了する。檜洞丸に近づくと、鹿避けの柵が目立つようになり、ちょっと興ざめ。しかも、標高を上げるにつれ、ガスが濃くなる。
西丹沢自然教室から続くつつじ新道と合流して、いつもの思いやり木道が現れる。ここで初めて登山客に会う。振り返れば富士山どーんのポイントもガスで視界なし。
てんくらでは天気はA評価ではあったけど、この時点で富士山は完璧に諦め。出発時の湿度が確か60%超えていたと思う。なので午後の眺望は絶望的とは思っていたけど、10:20頃でガスガスの天気で終日眺望ゼロが決定する。
檜洞丸山頂には、自分を入れて3名の登山客。挨拶をして、持参した菓子パンを食べる。人気の無い山頂は、ちょっと寂しい。長居は無用なので、臼ヶ岳方面へ進軍を開始する。
営業中かどうかは確かめなかったけど、青ヶ岳山荘に人影はない。
青ヶ岳山荘から先の登山路は、あざみの群生地帯でチクチク攻撃のバッドメモリーしかなかったけど、新緑前だったからなのか、今回はセーフ。チクチク攻撃は一切なかった。臼ヶ岳に到着するも写真だけ撮ってスルーする。
臼ヶ岳から、再び大きく下がって蛭ヶ岳への急登を行く。ここの下りは、ナイフリッジとまでは言わないけど、すぐ横が切り立った崖下なので、勢い余って落ちる可能性はゼロではないので注意が必要。今日イチで緊張した場所かもしれない。
眼下に広がる景色もガスガスではあるけど、バスで通過したほぼ満水だった丹沢湖とは対照的で沢に水は無かった。ずいずいと登って、蛭ヶ岳山頂に到着する。
蛭ヶ岳山頂に先客が1名。挨拶して、パンを食べる。しばらくすると神奈川県警のおまわりさん軍団が姫次方面から到着する。プロっぽい人とそうではない人がいるので、トレーニングといった雰囲気。一声かけて、丹沢山方面へ出発する。
そして、丹沢山頂に到着する。先客は目視できなかったけど、みやま山荘の発電機は回っていたので、山荘は営業中みたい。写真を撮って先へ進む。
ガスガスで涼しいのは良いけど、ホント、何も見えない。単なる消化試合の様相の中、あっという間に塔ノ岳山頂に到着する。
やはり、ここだけは吹く風が冷たく、ウィンドを羽織らないと寒いくらい。パンを食べてハイドレの水量をチェック。1L以上は残っているので、給水はなし。13時前なので、予定通り、鍋割山を経由して寄方面へ下山することを決める。
鍋割山までは、多少のアップダウンはあるが、なだらかな尾根歩きが続く。そして、鍋割山頂に到着する。鍋割山荘に人影はなく、発電機の音もしない。眺望はゼロなので、ここも写真を撮ってすぐに進軍を開始する。
鍋割山から寄までは、地味に長い。CTで2時間45分となっている。また、下降オンリーかというとそうではなく、栗ノ木洞だと思うけど100m位登り返しがある。鍋割山からの下山路の途中、遠くから見えるラスボスという風情で、覚悟しておくと精神的ダメージは少なくて済むと思う。
というのも、下山路で遭遇した子連れ登山隊は、かなりお疲れモードでパパとママで進路を揉めており、やや険悪な雰囲気だったw
聞いてみると、大倉方面へエスケープするかどうか逡巡しており、子供が栗ノ木洞越えできないというパパ判断とできるというママ判断で意見が分かれていた。地図を見せたところ、エスケープすることを選択したけど、駐車場まで到着できたかどうかは不明で、無事の下山を祈るしかない。
高度を下げていくと所々に満開の桜が目に入ってくる。寄は、桜が咲き溢れる町だった。
町民は見飽きたのか、花見客はゼロ。なんだかもったいないけど、平日だし、花見禁止をニュースで連呼しているさ中なので、そういうものなのかもしれない。バス到着までの間、缶ビールで無事の到着を乾杯する。
シダンゴ山、高松山を歩いてきたN田氏とバスの中で合流し、所要のあるN田氏とは新松田駅で流れ解散となり、帰路についた。
下山して3日目だけど、筋肉痛が酷い。出不精となり、山へ行っていなかった証拠だ。
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