蝶ヶ岳 冬季小屋泊 長塀尾根から

2021年04月06日(火) ~ 2021年04月07日(水)

• GPS: 21:41
• 距離: 48.9km
• 登り: 2,772m
• 下り: 2,771m

コースタイム

1日目

• 山行: 11:15
• 休憩: 1:27
• 合計: 12:42

3:34 坂巻温泉
3:59 4:00 中の湯バス停
4:43 4:43 太兵衛平
4:55 4:55 大正池
5:21 5:21 上高地帝国ホテル
5:33 5:33 上高地バスターミナル
5:38 5:38 無料トイレ
5:48 5:48 河童橋
6:00 6:00 小梨平
6:42 6:42 明神館
6:48 6:48 徳本口
7:43 7:43 徳沢公衆トイレ
7:53 8:13 徳澤園
9:47 9:47 チューダイ広場
12:13 12:17 長塀山
12:22 12:22 カモシカの池
13:02 13:04 妖精の池
13:35 13:40 蝶ヶ岳
13:45 13:47 蝶ヶ池
13:47 14:15 蝶ヶ岳ヒュッテ
14:17 14:23 瞑想の丘
14:51 14:53 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐
15:04 15:07 蝶ヶ岳三角点
15:10 15:22 蝶槍
15:29 15:29 蝶ヶ岳三角点
15:38 15:38 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐
16:05 16:06 瞑想の丘
16:07 16:07 蝶ヶ岳ヒュッテ
16:12 16:13 蝶ヶ岳
16:16 蝶ヶ池

2日目

• 山行: 7:41
• 休憩: 1:15
• 合計: 8:56

6:14 蝶ヶ池
6:16 6:29 蝶ヶ岳
6:32 6:32 蝶ヶ池
6:36 6:36 瞑想の丘
7:03 7:03 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐
7:15 7:16 蝶ヶ岳三角点
7:23 7:51 蝶槍
7:54 7:56 蝶ヶ岳三角点
8:01 8:02 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐
8:23 8:23 瞑想の丘
8:39 8:39 蝶ヶ池
8:43 8:43 蝶ヶ岳ヒュッテ
8:44 8:44 蝶ヶ池
8:48 9:05 蝶ヶ岳
9:16 9:16 妖精の池
9:32 9:32 カモシカの池
9:39 9:39 長塀山
10:30 10:32 チューダイ広場
11:13 11:13 徳澤園
11:15 11:15 徳沢公衆トイレ
12:00 12:01 徳本口
12:05 12:05 明神館
12:44 12:44 小梨平
12:52 12:56 河童橋
13:21 13:21 田代橋
13:38 13:38 田代池
13:56 14:00 大正池
14:45 14:47 中の湯バス停
15:10 坂巻温泉

二日目は河童橋でスマホのバッテリーが上がり、坂巻温泉までのルートは手書きです。

天候

4/6　晴れのち曇り、夜は雪
4/7　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

坂巻温泉駐車場　
休館期間だったので無料でした。要確認。

コース状況／危険箇所等

◼️坂巻温泉〜河童橋　
　国道158号は車の往来に注意。ある意味核心部。
　県道24号上高地公園線は開通間近(4/17)で雪は無し。
　梓川沿い、田代池、大正池周辺の遊歩道にはまだ雪が残っています。
　遊歩道はサルの糞を避けて歩くのも大変です(笑)
◼️河童橋〜徳沢　
　小梨平過ぎから雪道と夏道のミックス。
　開山に向けて除雪作業が行われていました。
◼️長塀尾根　
　徳沢まで1km地点の表示より上で雪が繋がります。
　ここまでは雪道と夏道のミックスで一部氷化と踏み抜き注意。
　今回は二日間とも歩きやすく、雪は良く締まっていました。
　ただし踏み跡が少ない木々が密集した場所は踏み抜きます。
　下りで時々コースアウトして激しく踏み抜きました(笑)
　踏み抜きが頻発する場所、時期、時間帯は避けるのが無難。
◼️蝶ヶ岳山頂〜蝶槍　
　一日目はほぼ夏道。
　二日目は夜の降雪で雪道に。積雪量は2,3cm、深い場所でも5cm程。
　今後降雪が続かなければすぐに消えると思います。


持参したワカン、チェーンスパイク、ピッケルは使用しませんでした。
12本爪アイゼンも長塀尾根の取り付きで装着しましたが
夏道が出てすぐに外し以降は使用しませんでした。

その他周辺情報

蝶ヶ岳冬季小屋（ヒュッテ営業期間中は利用不可）
トイレは小屋内に併設、トイレットペーパー要持参

ひらゆの森　600円

写真

4/6 3:33

坂巻温泉から出発

4/6 3:59

異界の入口　釜トンネル

4/6 4:28

続いて上高地トンネル

4/6 4:44

太兵衛平から穂高連峰

4/6 7:33

前穂高岳と明神岳

4/6 7:43

徳沢に到着、大休止　
栗羊羹でエネルギー補給　
ゲイター装着、トレッキングポールを出して準備万端。

4/6 7:54

テント場から六百山

4/6 7:54

登ってみたいですね。

4/6 11:55

長塀尾根は雪が締まって歩きやすい。日が高くなると多少緩みますが問題ありません。

4/6 12:12

長塀山から
無雪期は展望ゼロですが、雪のおかげで南東方面は良く見えます。

4/6 12:12

富士山！

4/6 12:13

南アルプス北部

4/6 12:13

南アルプス南部

4/6 12:13

鉢盛山と木曽駒ヶ岳

4/6 13:00

妖精の池　
ここに春の妖精達が現れるのはまだまだ先ですね。

4/6 13:17

常念岳〜蝶ヶ岳

4/6 13:17

蝶ヶ岳ヒュッテ　
営業は4/25から

4/6 13:17

槍穂高連峰　
東側から見るのは2年ぶりです。

4/6 13:25

山頂へ　
稜線の西側にはほとんど雪がありません。

4/6 13:35

到着　
あらら、槍が…

4/6 13:36

頸城山塊〜浅間山、安曇野
こちらは視界良好。

4/6 13:36

大滝山、八ヶ岳、南アルプス

4/6 13:37

再び富士山

4/6 13:39

テン泊の予定でしたが冬季小屋泊に変更。天気が崩れそうなのと登山者は自分一人だけのようなので。

4/6 13:42

横尾谷

4/6 13:42

屏風のコル越しに涸沢小屋　
営業は4/27からの予定

4/6 13:43

涸沢　
GW明けにテン泊で北か奥に行こうかな。

4/6 13:47

冬季小屋入口　
角スコは重い扉のつっかえ棒

4/6 14:18

荷物は小屋に置いて空身で蝶槍までブラブラ

4/6 14:48

ほぼ夏道。白い雷鳥が現れる気配はまったくありません。

4/6 14:52

横尾分岐

4/6 15:04

三角点から蝶槍、常念岳

4/6 15:12

蝶槍到着

4/6 15:13

蝶槍〜常念岳

4/6 15:13

こちら側から見て怪しそうな場所は2592m直下と

4/6 15:13

ここかな

4/6 15:14

4/6 15:15

北鎌尾根　
いい感じに日が差しています。

4/6 15:19

まったりしたかったのですが雲行きが怪しいので戻ります。

4/6 15:30

イワヒバリ　

4/6 16:39

本日の夕食はおでん、追加具材はウインナー。具が少なくなったらうどんを煮込みます。仕上げはたっぷりのとろろ昆布で。

4/7 4:53

翌朝、冬季小屋前から。
昨晩は天気が悪く星空と夜景撮影は断念しました。

4/7 4:54

月と木星、少し遅かったので月の右側にある土星は見えませんでした…
グゥワー！
えっ！！！どこ！？

4/7 4:56

小屋西側の斜面で見かけましたがすぐに飛び立ち私の前を横切り屋根の上に。この時間帯の雷鳥撮影は難しいですね。ボケボケです。

4/7 5:02

槍ヶ岳〜常念岳　
雷鳥はすぐに飛び立ったので瞑想の丘へ移動。

4/7 5:02

常念岳　
刻々と色彩が移り変わるこの時間帯は見ていて楽しいですね。

4/7 5:02

槍穂高連峰　
掛かっていたガスも取れてきました。

4/7 5:11

天文薄明　
木星も見えなくなりました。

4/7 5:23

浅間山の右から日の出

4/7 5:24

すぐに上の雲に隠れてしまいました。

4/7 5:29

ちょっと薄めのヴィーナスベルト　
御嶽山〜明神岳

4/7 5:30

槍穂高

4/7 5:34

二度目の日の出(笑)

4/7 5:34

浅間山のシルエット

4/7 5:36

3000mの稜線に日の光が

4/7 5:37

もう遮るものはありません。

4/7 5:38

喜作新道〜常念岳

4/7 5:39

小屋に戻り朝食を

4/7 5:40

うっすらピンク

4/7 5:42

振り返って瞑想の丘と槍ヶ岳

4/7 5:43

早朝に見かけた雷鳥の足跡。
ここから飛び立ち

4/7 5:43

こちらへ

4/7 6:16

蝶槍の前に三股、大滝山方面も少し覗いてきます。

4/7 6:17

これ以上進むと戻るのが大変なのでここまで。

4/7 6:18

タッチ&ゴー？

4/7 6:20

山頂へ

4/7 6:20

御嶽山　
登るのは三の池の雪が融け始める頃かな。

4/7 6:20

乗鞍岳　
乗鞍スカイライン 今年は開通(5/15)するのかな？
公式HPでは開通は8月中旬とのことです。

4/7 6:20

焼岳　
背後に見えるのは位山、大日ヶ岳、猪伏山かな？

4/7 6:23

今年は何回行けるかな？

4/7 6:25

鉢盛山　
木曽駒ヶ岳は雲が

4/7 6:25

足跡発見　
早朝見かけた雷鳥のものかな？

4/7 6:26

大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳

4/7 6:27

写真では分かりにくいですが下の雲がうっすら虹色。これも彩雲？

4/7 6:29

蝶槍へ

4/7 6:30

蝶ヶ岳でのテン泊は次回にお預け。

4/7 6:39

ホシガラス　
ちょっと遠い。

4/7 6:44

槍ヶ岳〜蝶槍　
新雪パウダースノーを踏む時にキュッキュッと鳴る音がたまりませんね(^_^)

4/7 6:51

足跡　
ハイマツから先は足跡無し。中に隠れてはいないようです。

4/7 6:52

着陸地点　
広げた尾羽の跡も

4/7 7:01

また足跡　
先ほどと同一個体かな？

4/7 7:15

三角点　
安曇野は雲海に包まれています。

4/7 7:15

三角点から蝶槍と常念岳

4/7 7:23

蝶槍到着

4/7 7:24

槍穂高

4/7 7:26

常念岳

4/7 7:27

槍沢

4/7 7:27

何度も撮ってしまいますねf(^_^)

4/7 8:17

小屋に戻り荷物をまとめます。

4/7 8:48

山頂から御嶽、乗鞍

4/7 8:49

槍穂高

4/7 8:49

槍ヶ岳〜常念岳

4/7 8:49

雲に隠れていた富士山がうっすら

4/7 9:11

往きはあちら側から山頂へ向かいました。

4/7 9:11

見納め　
長塀尾根へ

4/7 11:08

徳沢に到着　
ここか小梨平で二泊目のテン泊をする予定でしたが、時間が早いので一泊に変更し下山します。今年の初テン泊もお預けです。

4/7 11:42

フキノトウ　
上高地のお花はまだ少し先ですね。

4/7 12:50

清水川　
いつ見ても綺麗です。

4/7 12:52

五千尺ホテル前のテラスで小休止。抹茶あずき羊羹でエネルギー補給。
開山直前ということで清掃等業者の車が何台か停まっていました。今年こそ五千尺ホテルのスイーツを(笑)

4/7 12:55

南峰はまた来年に

4/7 12:59

定番アングル　
帰りは梓川沿い、田代池、大正池経由で

4/7 13:06

かわいい子ザル　
このあとサルの群れに取り囲まれました(汗)

4/7 13:09

おやじ狩りか!?　
これ以外にもたくさんのサルが周りに(´Д` )
人慣れしているのかこちらがちょっかい出さなければ、向こうから仕掛けてくることはなさそうです。

4/7 13:16

ケショウヤナギの赤色がもっと映える時期にまた来ます。

4/7 13:37

田代湿原

4/7 13:38

田代池から霞沢岳

4/7 13:56

大正池から焼岳

4/7 13:57

大正池から穂高

4/7 14:13

太兵衛平で穂高見納め

4/7 14:45

日常に戻ります。
長塀尾根より釜トンの下りの方がキツい。気持ちの問題だけでなくここの下りは確実に膝に良くない(>_<)

4/7 15:08

坂巻温泉に無事到着。
今年初のテン泊装備で久々のロング、もうヘロヘロ(´Д` )
あと10日で上高地線開通(4/17)なんですけどね。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

よりみち

私にとっての登山適期到来！
4,5,6月はGWを除き職場は閑散期で希望休が取りやすい。
今週は希望休ではありませんが6〜9日で四連休。

開山直前の静かな上高地も楽しみたかったので坂巻温泉から蝶へ。
徳沢テン泊で長塀尾根のピストンも考えましたが、
午後からの長塀は踏み抜き必至、山頂での滞在時間も長く取るため
蝶ヶ岳でのテン泊に。できればここで二泊したかったのですが
8日の午後は所用があり午前中には戻らなければなりません。
で二泊目テン泊を徳沢か小梨平に設定し早朝に下山する計画に。

結果的に蝶ヶ岳での初テン泊も今年初テン泊もお預けになりましたが
蝶ヶ岳を2日間貸切にできてとても贅沢な気分に浸ることができました。

これからの時期はまだ人も少なく(平日は)、残雪やお花など
楽しみも増えてきます。もちろん一番の楽しみは行動が活発になる雷鳥！
今回は雄一羽だけで撮影もダメダメでしたが会えただけで充分でした。

そして来週はいよいよ雷鳥天国立山へ。
ただ天気予報がちょっとビミョー(-_-;)