記録ID: 306251
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ハイキング
北陸
人形山 〜緑緑♪緑緑♪緑緑♪山行〜
2013年06月04日(火) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,067m
- 下り
- 1,062m
コースタイム
【コースタイム】
08:40 登山口
09:25 第一休憩所
10:00 第二休憩所
10:35 宮屋敷跡
11:20 梯子坂乗越
11:45 人形山山頂 12:30
12:50 梯子坂乗越
13:20 宮屋敷跡
13:45 第二休憩所
14:05 第一休憩所
14:40 登山口
【登り時間:03:05】
【下り時間:02:10】
【昼食時間:00:45】
【総行動時間:06:00】
08:40 登山口
09:25 第一休憩所
10:00 第二休憩所
10:35 宮屋敷跡
11:20 梯子坂乗越
11:45 人形山山頂 12:30
12:50 梯子坂乗越
13:20 宮屋敷跡
13:45 第二休憩所
14:05 第一休憩所
14:40 登山口
【登り時間:03:05】
【下り時間:02:10】
【昼食時間:00:45】
【総行動時間:06:00】
天候 | 【富山県西部(伏木)当日天気】 天 気:晴れ 最高気温:23.0℃ 最低気温:16.7℃ 露点温度:15.8℃ 湿 度:71% 風 向:北北東 風 速:4m/s 現地気圧:1015.7hPa 海面気圧:1017.2hPa 降 水 量:0.0mm 積 雪 深:--- 日 の 出:4:33 日の 入り:19:06 【現地天候】 好天に恵まれて 汗の吹き出す登りでしたが 心地よい風が吹いていたので 非常に気持ちイイ山行 2年前と同様に下山時の13:00より 人形山の山頂部は雲に覆われていました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道158号線から五箇山荘へ 五箇山荘から田向集落へ向かい人形山標識に従い左折して林道へ 舗装路終焉から更に左折し未舗装路を登っていくと 中根山荘(無人)を過ぎて、更に1km進むと人形山登山口に着く 五箇山荘から人形山登山口まで25分ほどです。 【アプローチ】 《住処:07:30〜東海北陸自動車道〜登山口:08:15≫ 【駐車場】 登山口には東屋や社があり、整備された駐車場で30台程度駐車できそうです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 登山ポストは見当たらず 【ト イ レ】 山開き(6月第一日曜日)以降は 登山口に簡易トイレあります。 【洗い場】 登山口の社に前に飲水はできませんが、洗い場があります 今年は洗うには水量が少なかったです 【山菜取り禁止】 飲酒検問にスピード違反、シートベルト検問など、 今までに警察の検問に合った事はありますが 今回初めて 『山菜取り検問』に合いました!! 下山後に林道から田向集落生活道路へのT字路手前で警察による 『山菜取り検問』が実施されていました 人の良さそうな警察官2名が低姿勢で 『人形山の登山の帰りに、ごめんなさいね。気分悪くしないでください。 ちょっと、そのリュックの中も見せてもらえますか?ごめんなさいね。』 話を聞くと、人形山周辺は田向地区の私有地で山菜取り禁止なのに 最近、悪徳業者が根こそぎ山菜を取っていくそうで検問をしてたそうです。 なんだか、『山菜検問』って長閑でいいなぁ〜って思いました。 人形山付近での山菜取りは禁止です。 【登 山 道】 .登山口〜第一休憩所 杉林の登山道が続き、傾斜も緩くなだらかに登っていきます。 身体を慣らすのに調度イイです。 .第一〜第二休憩所 傾斜が少し急になるも、急登箇所はなく、まだまだ登り易い。 第二休憩所手前から登山道に残雪があり解け出して登山道は泥土状態。 .第二休憩所〜宮屋敷跡 第二休憩所からブナ林の中の登山道になり新緑が美しく、歩いていて清々しい。 第二休憩所の木々の合間の覗きから人形山が見えます 宮屋敷跡手前から登山道の左右にイワウチワやショウジョウバカマが咲き誇っています 登山道の残雪が増えて泥土状態は更に泥濘ます。 .宮屋敷跡〜梯子坂乗越 宮屋敷跡を過ぎると低木となり、視界が開けてきます。 宮屋敷跡を過ぎて大きな雪田となり一旦下ると三ヶ辻山が正面に見えて、右手に 人形山の稜線が見えてきます。 トラロープが設置されている箇所があります。そして急斜面の雪渓もありますが その急斜面の雪渓にもトラロープが設置されています。 梯子坂乗越手前にカタクリが登山道の左右に咲いています。 梯子乗越手前にまたトラロープが設置されており、登りきると梯子乗越。 .梯子坂乗越〜人形山山頂 梯子乗越で三ヶ辻山、人形山への登山道に分かれいます。 西進して人形山へ。 乗越からは、笹とハイマツの低木で気持のイイ尾根歩き。 再びカタクリが登山道の左右に咲き誇っています。 山頂手前で残雪を歩いて人形山山頂に至ります。 【登山口〜山頂へ総じて】 山開き後でもあり、よく踏まれており非常に整備されていて登山道も広くて歩き易い。 全体的に緩やかな登山道であると感じます、 急登も2箇所ほどありますが、急登と箇所の距離が短く差ほど苦としません。 一本道で道迷いの危険性は低いと思います。 この時期、まだ登山道に雪が残り解け出していて登山道は泥濘状態の箇所が多く 下山時には気を付けたいです。 【雪 質】 所々に雪田がの残っていました。 軽アイゼンを必要とする方もいるかもしれませんが 僕は使用しませんでした。 【他の登山者】 男性のソロ:2組 夫婦 :1組 【人形山(にんぎょうざん):1726mについて】 五箇山のシンボルとして仰ぎ見られ親しまれているお山。日本三百名山の一つ。 『白木水無県立自然公園』の西端に位置する。山稜部は高層湿原で、なだらかな女性的山容。 現在は、ニンギョウザンと呼びますが、古くはヒトカタヤマと言ったそうです。 泰澄開山の伝承がある霊山で、中腹標高1584mに地点に祀られていた白山宮は、後に旧平村の 上梨に移され、その跡地に宮屋敷と呼ばれ、鳥居が建っています。 5月下旬から6月中旬にかけて、この山の中腹に2体の人の形をした雪形が現れ、 山名もこの雪形に基づきます。 緑の中に手を繋いだ2名の人形には伝説があります。昔、山姥の病を治すために、 人形山の山頂にある権現堂に祈願に登った姉妹が吹雪きにあり遭難死してこの雪形になった 哀話が民話となって語り伝えられています。 人形山の開山は、養老年間(717〜723)に加賀の白山を開いた泰澄大師が開いたとされる。 1833年(天保14年)に書かれた上梨白山宮の縁起によれば、泰澄大師が人形山に篭って修行され 17日目の満願の明け方、十二面観世音菩薩が光明を放って現われてお告げがあり 泰澄大師は白山を本地仏とし白山を開山したとあるそうです。 【人形山山開きについて】 毎年、6月第一日曜日に開催されています 日 時:平成25年6月2日(日) 午前7時30分 集合場所:中根登山口 内 容:安全祈願神事のあと、みんなで山頂を目指します。 http://www.city.nanto.toyama.jp/cms-sypher/www/event/detail.jsp?id=7952 http://www.city.nanto.toyama.jp/cms-sypher/open_imgs/event/0000035842.pdf 【人形山の残雪にまつわる物語】 昔、むかし、山のふもとに信心深い年老いた母と娘が住んでおりました。 あるとき母は、重い病気になりました。二人の娘は一生懸命看病しましたが、 病は重くなるばかりです。 娘たちは毎朝、山の頂上に祭ってある白山権現様に向かって両手を合わせ 「母の病が早く治りますように」と 拝んでおりました。 二人の熱心な願いが通じたのか、ある夜の事です。権現様が夢枕に立たれ 「これこれ娘達よ、病に良く効く 湯がある。谷川を探すが良い。」と告げられました。夜明けを待って二人の娘は谷川をさかのぼり、夢のお告げの 湯を探しに 出かけ、とうとう探し当てました。喜んだ娘たちはそれから母を背負っては、 毎日その湯へ通い続けた。 不思議にもあれほど重かった病が目に見えてよくなり、やがて母はすっかり 元気を取り戻しました。 そこで二人の娘はお礼参りをするため、山頂の権現堂を目指して険しい山を 登りました。ところがこの山は、 山伏たち男だけの荒々しい修行の道場で 女が登ることは固く禁じられていたのです。権現堂にお礼をのべ、 家へ帰 ろうと山を下りかけたところ、急に山が荒れ雪が舞い始めました。二人の 娘は吹雪の中手を取り合い、 歩き続けました。 ふもとの家では、母が帰りを今か今かと待っておりましたが、ついに 娘たちは戻って来ませんでした。 やがて長い冬がすぎ春を迎えたある日のこと母は山肌に二人の娘を 見つけたのです。それは手をつないだ姿に見える 残雪でした。 それからは、春になると決まって「ひとかた」が現れるようになり、 村人たちは、親孝行な二人の娘が手をつないだ 姿だと信じて、誰から ともなくこの山を「ひとかた」と呼び人形山というようになりました。 【日帰り温泉】 五箇山荘 日帰り入浴の方 / 10:00〜21:00 (毎週水曜日:10:00〜16:00は営業休止。但し、祝日の場合は営業します) 料金:500円 HP:http://www.gokasansou.com/ |
写真
感想
梅雨入りを前に
好天の緑の山行
花々も咲き始め
まさに山笑う山行
新緑のグリーンチャージ満タン
ありがとうございました
人形山さん
以前に富山県教職員山岳研究会と富山県高等学校体育連盟山岳部が編著し
昭和48年(1973年) 8月に北日本新聞社から発行されるた『越中の百山』
『越中の百山』は北アルプスの有名な山は除いて700m以上のふるさとの山が
取り上げられている。実際には100座以上の豪華版で123座も選定されています
6月3日に『富山の百山』決定と新聞を読みました。
『富山の百山』では、中部山岳国立公園の3000m級の峰々も44座が入っています
新聞にあるように2年後の北陸新幹線開業に伴い、県外から富山のお山に多くの
人が登ってもらう意図があるのでしょう。ひいては地域の活性化に繋げたいとの
意気込みも感じます。県民としては大賛成です。
でも富山県内の端くれ登山者としては何故か『富山の百山』より『越中の百山』
に魅了を感じています。より身近に感じるお山が選定されているからでしょうか
しかし、富山の百山にも期待大です。これをきっかけに廃道となりつつある古里の
お山の登山道などが見直されることにも繋がればって思います
『山、高きが故に貴からず』
「山、低きと言えども卑しからず』と思う
もちろん3,000m級の峰々に登りたですし
里山から中低山まで楽しみたい
『山に富む』県と書いて、富山県
今日も元気に県内のお山に登ります
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コメント
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kennkenさん、こんばんはー
GWに行った白川郷から見えるお山が気になって
スマホの山カメラで調べたら、人形山で
ヤマレコで調べたら、kennkenさんの二年前のレコがヒットして 気になってた、行きたいお山のひとつでした
やっぱり、いいですねーーー。
機会見つけて行ってこようと思います。
県内のお山で気になるとこ、だいたいkennkenさん行ってらっしゃいますもんねー、素晴らしい
『越中の百山』っていうのもあるんですね
こちらも調べてみようっと
『山に富む』県と書いて、富山県
ほんとそうですね。
遠方でなかなかお邪魔できませんが、
kennkenさんの山行記で楽しませていただいてます。
人形山お疲れさまでした!
はじめまして。
わたくし、福井に住んでおります。
近そうでちょっと遠いというのが富山県のイメージですが、
こんな素敵なお山もあるのですね。
お花の写真も素敵です。
?のお花は、
ピンクのがイワナシ。
白くて小さいお花が集まっているのがユキザサ、
その隣はチゴユリではないでしょうか〜?
kazumi_hiさん
コンニチワ
実は
人形山の山開きに参加してみたいなぁ〜
なんて思っていたのですが
なかなか都合が合わずに
4日の平日に登ってきました
登山道整備協力金として500円支払いと
熊鈴などが貰えたそうです
そして無料で五箇山鍋も食べれたとか
今だ、どの山の山開きにも参加したことが無いので
一度は参加したいと思います
『越中の百山』 調べて下さい
興味津々な魅力的で誘われるお山がありますよ
xyzJINさん
コンニチワ
今だ、富山のお山を案内できていないですね
是非にも
県内のどこぞのお山をxyzJINさんと
一緒に歩きたいですね
xyzJINさんの健脚であれば
いろいろなお山が候補に上がりますよ
seasunさん
コンニチワ
お花のお名前のご教授
ありがとうございます
お花は種類が多くて
一度、見ただけでは覚えていないものですね
まだまだ勉強が必要です
私も福井の山は近くて遠いイメージです
荒島岳と赤兎山にしか登ったことが無いのですが
経ヶ岳や取立山や大長山などにも登ってみたいです
kennkenさん、こんばんわ。
少し雪が残る、人形山いいですね。
コーラーが冷やせてさ。おいしそ!
でも、開けた時、ブシュウーってなりませんでしたか?
歩き方がおしとやかでならないのかな?
山開きの前日に、人形山か、八乙女山(風神堂)へ行こうかと
思っていたのですが、やはり思っただけで終わってしまいました。
今日は、運動会、足腰が××。
鍛えていますよ!
ちょっと、ひざがやられていたのですが、今日の縄跳びで、とどめさされました。
うずく〜。
usavichさん♪
おはようございます
雪の残る山頂を抱くこの季節の登山の
楽しみの一つは
残雪で冷やした飲み物を口にすることです☆
運動会
お疲れ様でした
一緒に鍛えましょ♪
特別なことはできないけど
登山も一つのトレーニングと考えて楽しく
登ることにしてます☆
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