妙義山2/表妙義縦走(せんせいといっしょ)

2021年04月10日(土) [日帰り]

• GPS: 09:05
• 距離: 7.4km
• 登り: 1,381m
• 下り: 1,115m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:11
• 休憩: 2:45
• 合計: 8:56

距離 7.4km 登り 1,381m 下り 1,129m

6:58 妙義神社
7:41 7:47 大の字
8:16 8:39 見晴
8:58 9:20 大のぞき
9:41 9:46 天狗岳
10:18 10:27 妙義山
11:42 11:43 バラ尾根のピーク
11:50 11:57 堀切
12:36 13:21 鷹戻し
14:14 14:21 東岳
14:29 14:30 こぶ岩
14:42 15:10 中ノ岳
15:20 15:32 第三石門
15:34 15:34 第二石門
15:45 15:47 轟岩
15:53 15:53 中之嶽神社
15:55 ゴール地点

天候

快晴☀️

アクセス

利用交通機関：

自家用車

地元在住ののじ先生とは第一駐車場に6:15の待ち合わせでしたが、イバラキスタン在住のたわしは前日入りすべく、21時前に現地入りしたところ夜間閉鎖されており開門6:30の看板が…😅
なので、第一駐車場の直下にある、妙義公園第二駐車場に前夜車中泊しました

翌朝合流後、たわしカーを第一駐車場にデポし、先生カーで妙義神社⛩赤門脇の駐車場に移動しました

コース状況／危険箇所等

夜間マイナス気温になる冷え込みで、北側や日陰に霜柱がちらほらでしたが、岩稜帯は乾いておりコンディション良好

写真

4/10 5:25

おはようございます☀
中ノ岳神社前の妙義公園第一駐車場より望む、ややモルゲってる妙義山です
第一駐車場の門はまだ閉鎖中ですが、中には閉鎖前に入庫して車中泊された方がちらほら
たわしは直下にある第二駐車場から、自販機のホットコーヒーを買いに☕️

ｻﾑ…⁉︎‼︎

4/10 6:43

第一駐車場開門後にのじ先生と合流して、たわしカーをそのままデポし先生カーで妙義神社赤門脇の駐車場へ移動

4/10 6:59

二本杉のパワスポで、山の神様から助力をいただけるよう祈願し

4/10 6:59

本殿にご挨拶
無事、縦走路を完踏出来ますように

4/10 7:35

相変わらずの大荷物を歩荷する、超人のじ先生😅
岩のコンディションは上々ですネ

4/10 7:39

ザックを直下にデポして、お久しぶりの大の字へ

4/10 7:40

最初来たときは、何じゃこりゃあでしたが、妙義においてはこの程度は序の口ですもんネ😳

4/10 7:42

パノラマ〜
え？まだ種蒔きの時期だのに、もう田んぼに水張ってある？と思ったら、なんと全部ソーラーパネルだそうです😅

4/10 7:43

壮年よ、大志を抱け👉
ではなくて、望める山々を説明するのじ先生です😆

4/10 7:57

中間道との分岐
気合い入れていきまっしょい😤

4/10 8:05

奥の院が見えて来ました

4/10 8:16

奥の院を過ぎて、稜線を目指します

4/10 8:22

ミツバツツジ？ここのだけ薄桃色でとても鮮やか🥺

4/10 8:29

稜線に上がって最初の見晴らし
裏妙義や赤城山が望めます

4/10 8:30

さらに奥にはまだ雪を被った白根山や、日光の山々が見えました

4/10 8:31

メタボ岩
ケツがデカいので通れません😵

4/10 8:35

昨秋来たときはここから大渋滞だったけど、今日はガラガラです

奥の院登った時もなんですが、2月に半遭難雪中登山した奥日光以来、これがひと月ぶりとなる山行でして

4/10 8:37

日本最高難易度とも言われる表妙義縦走、かつ昨秋の表妙義は怪我もあり鷹戻し手前で撤退、その後正月に古賀志山でも西尾根取り付き直後に左膝JKが激おこで撤退と、のじ先生に迷惑かけっぱなしでしたので、今回は何としても完踏せねばならぬと、正直ゲロ吐きそうなほど緊張してまして🤢

4/10 8:52

前回はワクテカしてサクサク登れた場所も、緊張のあまり心拍が乱れまくっていてやたら息が上がる😫

4/10 8:54

前回、この背びれ岩の下りで、残り1メートルのオーバーハングを踏み損なって大きく振られて半滑落して、右手の中指と小指に大怪我したので、慎重に下りました

4/10 8:59

大のぞきとうちゃこ
この先に先生が大好きな滑り台こと三段鎖場

4/10 9:03

長丁場ですが、ステップ踏めるところがいっぱいあるので楽しいです

4/10 9:14

三段目を下る先生
表妙義、こんなのばっかなので、本当にあたおかな登山コースだなと思います🙄

4/10 9:40

無風なので、浅間山の噴煙が垂直に上がってました

4/10 10:09

相馬岳とうちゃこ
11時までに到着が目標だったので、順調です

4/10 10:32

さて、前回堀切で撤退したので、よいよ未踏の鷹戻しから先へ参ります

あまりの緊張に、バラ尾根ピークでの昼休憩、ごはん食えずにインスタントお汁粉飲んだだけでした😅
メンタル豆腐かよ(笑)👊

4/10 10:33

バラ尾根ピークで休憩中、山岳部在籍ガチクライミング装備な逆ドリカム(男女女)3人組と遭遇し、その後鷹戻しから中ノ岳まで抜きつ抜かれつした群馬百名山挑戦中の、鷹戻しを猿のようにガツガツ登っていったこれまたガチクライミング装備で単独行な猿(ましら)ニキに挟まれる形になったのですが、たわしは念のため120と60スリングで自己確保用意してましたけど、あらためて思い知らされるワークマングローブのみで15�船�ーバーなザック背負ってる、丸腰のじ先生の超人っぷりですよ…

4/10 10:35

やあ！ミョウギコザクラさん！お初です！めんこい！🤗

4/10 10:35

群生してたら、さぞ素敵でしょうね〜🥺
中ノ岳の斜面に群生地があるそうですが、残念ながら北斜面なのでそちらはまだ蕾でした😢

4/10 10:37

鷹戻しに行くまでもなかなかの試練

4/10 10:46

これが鷹戻しですか？
先生「全然違うよ、まだ先」
ぴえん🥺

4/10 11:50

大岩を巻いて

4/10 12:00

何度も出てくる鷹戻しの看板よ

4/10 12:00

鷹戻し取り付き、カニ横みたくトラバースします

4/10 12:04

目指す中ノ岳方面はあっちのトンガリたち
マジかよ…と思ってしまう景観😵

4/10 12:46

ここはまだ小手調べ程度

4/10 12:48

この梯子の先が、鷹戻しの核心部になるそう

4/10 12:52

そしてよいよその直下に来ました
心拍が上がり過ぎて気持ち悪さすらあったので、しばし息を整えるために小休憩

逆ドリカムな3人組と猿ニキに先へ行ってもらいました
猿ニキはともかく、逆ドリカムを先行させたのは少々失敗でした😅

4/10 12:56

先行者、自己確保は良いんですが掛け替えに手間取るはまったく登れないはで全然進まず、5段ある鎖場の支点ひとつひとつで長時間の停滞を余儀なくされまして、体が冷えるのなんの🥶

こんな感じで支点ごとに停滞なので、怖くてモーレツぴえん🥺

念のためにスリング自己確保持って来て、本当に良かったと思いました
ここでむちゃくちゃ腕力削りまくったので🥵

4/10 13:30

鷹戻し越えたのち、頭にはよらず逆ドリカムを抜いて、猿ニキと併走する形で東岳の下りへ
二段構えの長い鎖場ですが、猿ニキは懸垂下降でスルスルと下りてしまいました

4/10 13:46

たわしはセルフビレイありますが、先生は丸腰です😳

鷹戻しで異常に腕力を使い、2本目の途中でオーバーハングする場所があり、足元を覗き込むために体を立たせて支える腕力が残っておらず、ギャーもう無理‼️と叫んで鎖を肩にかけ、スリングで取っていた自己確保のカラビナを掛け替える握力も失い、数分停滞し心の中でケアルを唱えまくるなどし、先に降下した先生の足元アドバイスを聞きながら、よちよちと下りきっての1枚

最近の人は二段ルンゼって言うのかフーン、地元や昔からの人は東岳の下りって言うけどナ…と言いながら、ほら撮りなよと看板持つ先生の余裕っぷりよ…😆

4/10 13:53

てかむちゃくちゃ嬉しい‼️
表妙義最大の難関である鷹戻しと東岳の下り、何とか登れたし下りれた‼️
膝のJKたちも大人しくしてくれてるし、今日は妙義の山の神様たちに、チカラを貸してもらえました‼️

4/10 14:05

あのギザギザを越えて来たんだよ〜😭

4/10 14:09

東岳とうちゃこ〜
猿ニキが休憩してました
先生と谷川岳談義になり、純露をお裾分けされました
猿ニキ、アラフォーだといってたけど、べっこう飴好きってもはや後期高齢者じゃん🤣

4/10 14:24

コブ岩
あれも越えるそうです
核心過ぎてもなお容赦のない妙義さんですネ😂

4/10 14:28

先生…もう鎖はお腹いっぱいです…🤮

4/10 14:31

コブ岩の上から振り返ると、逆ドリカムが東岳の下りをまさに下りてました…懸垂降下で

4/10 14:32

妙義公園の駐車場が見えます
いつのまにか満車です🚙

4/10 14:34

中ノ岳とうちゃこ

4/10 14:35

ここも猿ニキは懸垂降下でスルスル

4/10 14:40

猿ニキは主稜コルの分岐を下りず真っ直ぐバリエーションへ
たわしと先生は縦走終点の中ノ岳神社方面へ

4/10 14:54

溜まった落ち葉が滑るので注意しながら

4/10 14:58

稜線を下りきり、森の中へ

4/10 15:03

それでもなおこの斜面😓

4/10 15:04

正面の削れてる山肌から採掘される石、先生の会社でも扱ってるとか

4/10 15:19

縦走路基点まで下りてきました

4/10 15:20

石門分岐の吊り告知
去年の第四石門の東屋倒壊崩落事故から、今日で丁度1年なんですね

4/10 15:22

日暮しの景を別角度から、石門群を混じえて望める見晴台へ

4/10 15:22

振り返ると登って来トンガリ稜線が見えます
あのギザギザトゲトゲを歩いて来たんだと思うと、感慨深いです😳

4/10 15:24

妙義の奇石群、感嘆しか出ません

4/10 15:33

一路、中ノ岳神社へ⛩

4/10 15:38

おうちに帰るまでが登山ですからネ😆

4/10 15:42

スミレの仲間かな？

4/10 15:43

だいぶ下りて来ました
ゴールの神社はすぐそこ

4/10 15:44

あ、先生が言ってたうんちく看板
この辺りは2000年前、海の中だったなんて本当に不思議です

4/10 15:45

中ノ岳神社の御神体、轟岩です

4/10 15:48

西側の鎖場から登れるらしいですが、もう鎖はお腹いっぱいなので今回はパス

4/10 15:48

そして先生がまたしれっと、以前早朝この階段に死体があって、どうやら轟岩から落ちて来たらしいって話でさ、とか言うんですよ〜🤣

まあ滑落事故が多い山ですからネ

4/10 15:52

表妙義縦走、完踏‼️
八百万の神々さま、ありがとうございました‼️

4/10 15:52

縁切りと良縁成就が並んでる神社もあるんですね🙄

4/10 15:53

コロナ禍の手水舎、このタイプは初めて見ました🤣

4/10 15:53

何故か金色の大黒さんも居る
神仏習合あるある

4/10 15:59

中ノ岳神社の大鳥居⛩とうちゃこ‼️
念願の表妙義縦走路完踏、のじ先生のおかげです〜😭

4/10 16:00

🌸さくらの里、満開でございます

せっかくなので桜バックに記念撮影
先生、今日もありがとうございました‼️

4/10 20:40

えー、事後報告になりますが、実は4/5に成分献血に行きまして、成分濾し取ったあと戻される血液がうまく戻れず、アラームが鳴り響いたので何事かとおもったら、看護師さんが針を刺し過ぎたらしく穿刺性皮下血腫という内出血になってしまい、これが別にどこかにぶつけたわけでも何でもないのにすごいことになっていて、見た目だけでなく肘の曲げ伸ばしで疼痛があり、左腕にあまりチカラが入らない状態でした

登り出しからの緊張はこの腕の心配に起因してまして、鷹戻し以降での異様な腕力の消耗と回復のしなさも、これが原因かなと思いました😅
完治まで最低2、3週間かかるそうです😭

撮影機器：

iPhone 11 Pro Apple

感想

たわし

Gchanあらため、たわしでございます。他のSNSと統合性を図るため、HNを変更しました😆

さておき、昨秋、道中での怪我と時間切れにより、堀切から中間道へ下りて半縦走となってしまった表妙義リトライ。
無風快晴☀️でコンディションに恵まれ、状態の悪い左腕も騙し騙しながらなんとかがんばってくれましたし、自己確保を用意したことでヒヤリハットの連続でも無事完踏が適いまして、それもこれも八百万の神々と、のじ先生の各箇所での的確なアドバイスのおかげです、本当にありがとうございました😭

ひと月ぶりの山行がハードでしたので、本日は全身筋肉痛で死んでいます😅
前日三ツ岩岳、烏帽子岳と歩いてるのに、今日表妙義縦走してもなおケロリとしてるのじ先生にはとても敵いませんが、少しでも追いつけるよう、次回のコラボまでに精進したく思いますです😤

コメント

クロタン

お疲れ様でした。
お付きの先生は、初見にて只者でないな。とは思いました。
こういうヤマナカだと、ひと目でイケるかどうかがわかるものです。
縦走されて収穫もひとしお喜ばしいモノだと思っております。
お互いに、安全第一で末永く楽しめるように、またどこかでお会いできることを楽しみにしております。(過去の長らいな経験で何処かでまたお会いできると思っております。)

たわし

Re: お疲れ様でした。
コメントありがとうございます。
もしや大の字手前から、ビビリか背びれのあたりまで併走になった御二方の殿方さまで？
のじ先生、只者ではないオーラ出てましたかね？(笑)
まあ我が師、妙義縦走50回オーバーな生き字引ですから…😆

何処の山でまたお会い出来ること、たわしも楽しみにしております。その日までお互い、ご安全に！