奥秩父縦走ー笠無ー比志の塒ー斑山(奥多摩駅〜韮崎駅)
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コースタイム
2日目:奥多摩小屋(4:15)-雲取山(5:00-5:10)-三ツ山(6:35)-飛龍山(8:25)-将監小屋(10:20-10:40)-唐松尾山(11:50)-雁峠分岐(13:05)-水晶山(15:10)-雁坂小屋(15:45)
3日目:雁坂小屋(3:20)-破風山(5:05)-甲武信ヶ岳(6:35-6:40)-富士見(7:45)-東梓(8:40)-国師ヶ岳(10:45-10:55)-大弛峠(11:25-11:40)-朝日岳(12:35)-金峰山(13:45-14:15)-富士見平小屋(16:25)
4日目:富士見平小屋(4:10)-八丁平(4:55)-小川山(6:15-6:25)-松ネッコ(8:00)-萱ダワ(10:45)-石ッコツ(11:55-12:05)-夕日アタリ(12:40)-信州峠(13:05)-みずがき山自然公園(14:45-15:00)-富士見平小屋(16:25)
5日目:富士見平小屋(4:05)-瑞牆山(5:05-5:20)-富士見平小屋(6:10-7:15)-瑞牆山荘(7:45)-増富温泉(9:30-9:50)-みずがき湖(10:40-10:50)-登山口(13:10-13:25)-笠無(14:45)-幕営地(14:50)
6日目:幕営地(4:15)-比志の塒(4:50)-幕営地(5:35-6:00)-林道(7:15)-登山口(8:45)-斑山(9:35-9:50)-林道(10:30)-ゆーぷるにらさき(13:50-16:40)-韮崎駅(17:40)
天候 | 1日目:晴れ 2日目:晴れ後曇り 3日目:晴れ後曇り、一時雨 4日目:晴れ 5日目:晴れ後曇り後雷雨 6日目:快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:JR韮崎駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
笠無への登り、下りで使ったルートは登山道ではありません。 ルートは手書きですので、正確ではありません。注意してください。 |
感想
考えてみたら、3泊以上の山旅を、3年以上もしていない。久しぶりに長い山行に行きたいと思う。
長距離の登山ルートとして、奥多摩駅を起点とした奥秩父の縦走が思い浮かんだ。GWに奥秩父を歩いていると、奥多摩から瑞牆まで歩くという人と、何度かすれ違う。自分もいつか歩いてみたいと思っていた。
まとまった休みが取れたので、1週間くらい山を歩いてみたい。1週間あれば、奥多摩から瑞牆で終わりにするのではなく、その東にある低山にも登れそうだ。笠無、比志の塒(とや)、斑山といった山々は、公共交通機関を使って山に登る私にとっては、アプローチが難しい。この機会に、それらの山を経由して韮崎駅まで歩く計画を立てた。
■1日目
すでに梅雨入りしたというのに、週間天気予報に1つも雨マークがないのは、ありがたい。
今日は月曜で、奥多摩駅で下車する登山者は少ない。すぐに歩き始め、通学中の小学生と挨拶しながら、登山口に向かう。8日分の食料とテントなどが詰まったザックの重さは22kg程。なるべくゆっくり進む。
石尾根への登路には、まだ歩いたことのない、三ノ木戸林道からのルートを取った。登山地図には取付部分で、迷マークが付いているが、林道の終点が登山口で分かりやすい。モノレール軌道沿いに、山腹を登って行く。
稜線から少し戻った所に、三ノ木戸山がある。南側に少しだけ展望があった。
石尾根に戻り、蝉の鳴き声で賑やかな中を、登って行く。六ツ石山に立ち寄ってから、城山、鷹ノ巣山と登って行くが、調子がでない。鷹ノ巣山は、平日にも関わらず大勢の人で溢れている。私も昼食休憩を取った。薄曇りで、富士は見えない。
この先、どうも疲れが酷く、日陰名栗山、高丸山、七ツ石山まで巻いてしまう。
今日は、雲取山荘まで行く予定だったけれど、奥多摩小屋でテントを張ることにした。他には4張程。
■2日目
4:15に歩き始めると、既に明るく、ヘッドランプが要らない。雲取山に着いた5時には、日がかなり登っていた。これから向かう方角には、国師ヶ岳が見えた。
三条ダルミから将監小屋まで、登山道は、ずっと南側を巻くように続いている。途中にある三ツ山も巻いてしまうので、登ったことがない。そこで、三ツ山の手前でザックを置いて、濡れた笹をかき分けて、稜線まで登ってみると、山頂はまだ少し先だ。しばらく稜線伝いに登る。
三ツ山の三角点を発見しただけで満足して、登山道に戻る。結構な急斜面で、踏み跡もないので、笹に掴まりながら降りた。
飛龍山は、2度登ったことがあるが、今回も寄って行くことに。その後、禿岩にも寄ってみる。ここからの眺めは、とてもよい。今の時刻は9時だ。今週休みを取らず、会社に行っていれば、今頃は満員電車の中で息詰る思いをしている頃だ。それが、今はこの大展望に囲まれ、心地よい風に吹かれているのだから、なんという贅沢だろう。
将監小屋に着くと、平日で早い時間のせいか誰もいない。小屋の管理人さんも不在で、日だまりのなか、しばらく腰掛けて休憩。ここは草原状に開けていて気持ちがいい。
水を補充して出発するものの、足裏が痛くて、ペースが上がらない。笠取山に登る元気が出ず、水干経由で巻いて雁峠分岐まで来てしまった。もう笠取小屋で泊まろうかと思うくらい、疲れが出て来た。それでも、まだ時間も早いことだし、やはり雁坂小屋に向かうことに。少し雲が出て来て、汗で濡れた体が冷えて、更に調子が悪くなる。
古礼山も巻いてしまい、フラフラしながら、雁坂小屋に着いた。寒気がするので、すぐに着替えて防寒着を着る。雁坂小屋の管理人さんも不在だ。料金箱に500円を投げ込んで、テントを張る。
テント場は、私ともう1人の単独行の男性だけだ。しばらくシュラフに潜り込んで横になっていると、体調が戻って来た。
夜中、鹿がテントのすぐ近くまで遊びに来る。
■3日目
今日は、富士見平小屋までの予定だが、昨日の調子だと到着が18時頃になってしまいそうだ。かといって、大弛峠までだと、少し短いし、その次の日の行動が難しい。それなら早く出発すれば良いと、3:20に出発。
甲武信ヶ岳まで、急ぎ気味に進む。破風山の前後は、岩場が連続して、なかなか大変。また、足裏が痛くなって来た。ザックの腰ベルト辺りが擦れて痛いのも辛い。
時間短縮のため、木賊山には寄らず、甲武信ヶ岳に到着。ここに来たのは、3年ぶりくらいだろうか。今日は天気が良く、ずっと先まで眺められる。国師ヶ岳、金峰山が遠くに見えた。
単独行の男性と前後しながら、国師ヶ岳に向かう。男性は、大弛までとのこと。シャクナゲやコケの生えた樹林帯を進んでいると奥秩父にやって来た感じがする。国師ヶ岳の手前で、残雪が出て来た。踏み抜くと40cmくらい足が潜る所もある。大分、ペースを落としながらも、国師ヶ岳に到着。ここも人が多い。丁度、ガスが出て来て、見えるのは、すぐ先の北奥千丈くらい。
大弛まで、長い階段を下って行くと、足の痛みが、また酷くなって来た。峠で、先に進むか考える。まだ、午前中だから、ここで泊まるのはもったいない。やはり、富士見平小屋まで行くことにする。
朝日岳に向かっていくと、天気が崩れて来た。今日は、夕方に雷雨があるかもとの予報だったので心配だ。雪解けで、ドロドロの道を登って行く。ダケカンバやシラビソの林の中を進む。
金峰山に到着すると、若者2人が五丈石に登ろうと、試行錯誤している。結局、登れずに断念したようだ。私もその後挑戦してみたが、最後の2mくらいがどうしても登れない。あまり無理すると落ちそうなので、そこで諦めた。
崩れかけた天気は回復して、晴天になった。大きな1枚岩の上で大の字になって昼寝をする。気持ちがいい日差しと風で、幸せな気分になる。
しかし、幸せは束の間で、この後の富士見平小屋までの下りが辛かった。延々と岩場が続き、固い岩に足を着くごとに、足裏に痛みが走る。時々、靴を脱いで、マッサージしてみるも、ほとんど効果なし。また天気が崩れはじめ、雨も降り出した。
誰もいない大日小屋を過ぎると、ようやく岩から解放されて、土の上を歩けるようになる。これだけでも助かる。雨に降られながら、ようやく富士見平小屋に到着。ここも管理人不在で、扉には鍵が2つも付けられている。扉の穴から、2日分のテント場代を押し込む。
夜中、そこら中が痛くてあまり眠れず。
■4日目
今日は、楽だが大変な日だ。楽というのは、テントを担がなくてよいので、荷物が軽いということ。今日は、テントを張ったまま、小川山に向かい、そこから信州峠まで尾根伝いに進み、林道経由で瑞牆山の裏側の登山口に行き、瑞牆山に登って小屋に戻るという計画だ。大変というのは、ルートが心配ということだ。小川山から信州峠までは、登山地図にも地形図にもルートが載っていない。
道が心配なこともあって、5.5ℓの水と2日分の食料を担ぐことに。それでも、昨日までの重さから比べると、大分軽い。急いで、小川山に向かう。小川山まで破線ルートが続くが、ここは以前も歩いたことがあるし、道は明瞭で、特に迷うことはなく順調に到着した。小川山に到着したのが、6時15分。予定よりも1時間以上早い。
ここからが、心配なルートだ。小川山はシャクナゲで覆われていて、その密薮だとのこと。狭い山頂から、西を確認すると、いきなりのシャクナゲの薮だ。テープもなく、ルートが良く分からない。薮の薄い北側から、尾根に向かって薮を漕ぐと、明瞭な踏み跡を発見した。テープも所々に出て来た。踏み跡に沿って行けば、案外楽に進めるのではと思ったが、2度程踏み跡を見失った。踏み跡から少し逸れるだけで、戻るまでが大変だ。シャクナゲは、踏み跡の上にも延びて来ているので、それを手で押し分けて進む。
地形図を見ると、北側の斜面が少し急なので、そちらを意識して進めば良いだろうと考えていたのだが、以外と広い尾根と薮の濃さで、なかなかその斜面が分からない。邪魔な倒木も多い。しばらく下ると、一度、シャクナゲが無くなり、楽になった。
P2101は、南側を巻いて、踏み跡とテープは進んでいる。しかし、その先、松ネッコの手前辺りで、踏み跡を見失い、テープもしばらく見なくなった。強引に北に向かうが、どこが松ネッコなのか良く分からない。
しばらくうろうろして、南西に下るルートを探すが見つからない。大分手間取ってから、ようやく踏み跡を発見した。
南西に向かって、勢いよく降りて行くと、またシャクナゲが出て来た。テープは、頻繁に見つかる。しかし、途中でテープを見失い、先に進むと岩の先端に出た。西を確認すると切れ落ちている。北側も急な斜面だ。何かおかしいと思ったが、西に進めないところまで降りて来てしまったのだから、1915に着いたものと思い込んでしまった。そこで、南に降りるルートを探すが全然見つからない。延々と南側を探し続けること30分程。冷静になって、少し登り返してみると、すぐに小ピークに到着。ここから、南に平坦に尾根が延びていることで、現在位置が正確に分かった。
結局、1915と判断した地点は、100m近く高い位置で、尾根が少し北西に向かう所だった。シャクナゲで北西に向かう尾根がよく見えなかっただけで、その地点から、右に下ることができるのが分かった。思い込みとは怖いものだ。
その後も、テープは頻繁に続くものの、尾根上が岩やシャクナゲに阻まれると、少し分かり辛くなる。途中、右手の谷に降りて行く明瞭な踏み跡にも惑わされたり、薮に突っ込んだりして、大分時間をロスして、萱タワに到着。なんと、小川山から4時間もかかっている。この時点で、今日は瑞牆山に登るのは止めることにした。
この後は、植生ががらりと変わって、低い笹が続くようになる。こうなると、地形の確認がとても楽だ。笹の中を延びて行く踏み跡が、うっすらと視認できることもあって、石ッコツまで特に迷うことなくもなく到着。石ッコツは南側を巻いて登った。
その先も分かりやすい。瑞牆山も止めたことだし、夕日アタリに寄って行くことにした。伐採した木が放置されていて歩き辛い。三角点と小さな山名プレートを見い出して、しばらく蝉時雨の中、休憩した。そこから信州峠までも、特に問題なく下れた。大変だったものの、以前から気になっていた区間が歩けて、今日は十分満足だ。
松平林道経由で富士見平小屋に戻る途中、瑞牆山の岩峰が目に入る。これに登らず帰るのはもったいないと、明日の朝、登ることにした。
■5日目
今日は、まず、昨日登れなかった瑞牆山に向かう。瑞牆山に登るのは、4年ぶりの2度目だ。サブザックにペットボトルを入れた軽身で、薄暗い中、山頂を目指す。小屋から山頂まで2kmもない。登山5日目ともなると、山慣れしてくるのか、連続する岩場もテンポよく登って行けた。1時間ほどで山頂に到着。雲海が広がり、そこから八ヶ岳や南アの山々が頭を出していて、富士は裾だけが見える。昨日、手こずった小川山からの尾根を眺めて、苦労を思い出す。
富士見平の小屋に戻って、テントを回収。今日は、笠無・比志の塒に向かう予定だ。瑞牆山荘に向かう道を降りて行くと、沢山の学生とすれ違った。皆大きな荷物を担いでいる。
今日は、車道歩きが長い。20kmくらいある。今日は、2日分の水を背負っているせいで、初日と同じくらい荷物が重い。
途中の増富温泉のベンチで少し休憩。あと少し待てば開館だけれど、温泉は明日の楽しみに取っておこう。靴洗い用の水道で、顔とタオル、バンダナを洗わせてもらって、先に進む。
もう初夏のような陽気で、ザックに引っ掛けておいたタオルがあっという間に乾いた。この辺りは、水田が多い。稲を植えたての水田を覗くとおたまじゃくしが沢山いて、子供の頃よく田んぼで遊んだのを思い出した。
みずがき湖から北に進路を変えて、小さな集落の中を登って行く。笠無(1476m)への登路は、事前に調べたところでは、西側からのルートがあるようだが良く分からず、結局、地形図から推測して、登りやすそうな北東の尾根から登ることにした。
登り口と考えていたポイントを見逃さないように、林道のカーブと地形を確認しながら進む。ようやくそのポイントに着くと、斜面がコンクリで固められている。
しかし、その右手から尾根に取り付けそうだ。と思ったら、ピンクテープが付いていて、何か踏み跡も見えるではないか。
これは助かると、喜んで尾根に乗ってみると、立派な踏み跡が尾根上に続いていた。心配した薮もなく、意外なほど快適な尾根歩きになった。地形図を確認しながら、ゆっくりと登って行く。
それでも、途中、踏み跡が少し怪しくなり、やはり普通の登山道のようには行かない。天気が急速に悪化しているのも気になる。
笠無の手前で、比志の塒に向かう分岐があるが、ここにある大きな岩が少し危険だ。左右が急斜面のため、巻くことが出来ず、強引に岩に登らないといけない。
少しパラパラ来たかなと思ったら、途端に土砂降りになり、稲光が走った。びしょぬれになりながら、笠無のピークに到着。
今日は、比志の塒まで行く予定だったので、比志の塒への分岐に向かって少し戻ったが、この雨では辛い。幸い、この辺りには、テントが張れそうな平地が沢山ある。落ち葉の上に素早くテントを張って、潜り込んだ。
雨は、1時間ほど降り続けたが、その後、また明るくなった。外を覗くと、森の緑は、水を得て、とても瑞々しい。
■6日目
今日がこの山行の最終日だ。無事に下山して、早く温泉に入りたい。
まずは、テントを張ったまま、比志の塒まで往復する。岩のある分岐点まで戻って、南に下って行く。踏み跡は、薄いながらもある。60mほど下って、30m登り返したところに、またもや邪魔な岩がある。ここは、左側を巻いて進むが、滑落しないように少し気を使う。しかも、その先にも尾根上に巨大な岩がある。左を巻こうとしたが、滑落しそうで怖い。右側を探ると、うまい具合に通り抜けられる隙間を発見する。そこを越えれば、あとはなだらかな道が続いた。1460のピークには何もなく、1452の三角点まで進むと、山名プレートがあった。展望はない。
テントまで戻って、すぐに撤収。下山は、笠無から西側に降りることにした。ここは、昨日、踏み跡とピンクテープを確認している。事前の調査では、地元の須玉町登山ガイドマップというものに、西側からのルートが載っているらしいのだが、見たことがないので、正確なルートは分からない。
西側の急斜面を下って行くと、踏み跡は少し分かり辛く、テープは少ない。1250mあたりから、踏み跡は南に向かい、テープもそちらに延びている。なるべく緩やかな尾根を選んで道がつけられているようで、その後も尾根の分岐では、緩い傾斜の方に踏み跡が続いていた。一番最後の林道に降りる所が急斜面だが、少し左手に逸れれば、緩やかに降りられる。しかし、これはガイドマップに載っている道ではない気がする。
ここからは林道を、斑山の登山口に向かった。斑山は、道がはっきりしているとの情報があったので、少し気が楽だ。暗く涼しい林道を長々と歩いていくと、前方に穏やかな山容の斑山が見えて来た。
貯水池の少し先に、西に向かう未舗装の細い林道がある。そこに少し入ると、尾根に取り付く踏み跡とテープが見つかった。その先は、尾根状に明瞭な踏み跡が続く。ただ、道標やテープの類いはない。広葉樹の明るい林を登って行くと、斑山の山頂に到着した。
またもや眺望はないが、それでも今回の山行の最終目的の山に無事着けて満足だ。山頂に直に腰を降ろし、涼しい風に吹かれながら、少しのんびりする。この山頂には、変なものがある。掘建て小屋と古いアンテナだ。小屋の中には、相当古い通信装置のような残骸があり、そこには真空管が挿さっていた。小屋の中には、「昭和37年 洋金TV」の文字が書かれている。TV関連の施設だったのだろうか。
林道まで戻って、ようやく安心できた。あとは、温泉に寄って駅まで歩くだけだ。距離は20kmほどあるが、時間はたっぷりある。アスファルトの道を延々と歩いていると、足裏の痛みが増して来た。それでも、温泉を楽しみに下って行った。
今回は、自分の登山の中では最も距離が長く、100kmを越えたのは初めてだ。前半の3日間は体力的に辛く、足に激痛が走り、後半の3日間はルート探しが大変で、腕は擦り傷だらけになったが、充実した6日間だった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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はじめまして、LArc と申します。
最近、奥秩父の魅力にとりつかれている半端者です。
超×6ロングコースのレコを拝見し、楽しませていただきました。
100km超えどころか、162kmも歩いていらっしゃいますし、累積標高は11000m、つまり富士山3個分登っている計算です。
天晴れでございます!
綿密な計画力と素晴らしい体力、そして精神力、足を痛めているとは思えない脚力。
どこをとっても賛辞の言葉しか浮かびません。
加えて山行を心から楽しんでいることが伺え、読んでいて本当に楽しませていただきました。
いつかjohndoeさんのように・・・は無理かもしれませんが、近づければいいなと思います。
いい山行を、いいレコをありがとうございました。
LArcさん、はじめまして。
LArcさんは、週末に西沢渓谷〜瑞牆山荘まで歩かれたようですね。甲武信小屋の混雑の写真拝見しましたが、やはり平日と週末では大違いですね。私は、広い富士見平小屋のテント場で、2張くらいでした。
奥秩父は、私もお気に入りでして、前から一気に縦走するのを考えていたのですが、念願が叶って良かったです。富士山3個分ですか、そんなに累積高度があったんですね。
テント装備で長距離歩いたこともあって、足は、下山後もかなり痛みが続きまして、ようやく落ち着いた所です。
LArcさんの山行記録も、時々拝見しております。
同じ山域歩いてますから、いつか遭遇するかもしれません。ヤマレコバッヂ見かけたら、声をかけるようにします。
とても素晴らしい文章で相変わらず楽しく読ませてもらってます。
今週末、自分も鋸にいってきます。 また報告しますが貴方の様に素敵な文章は書けないな〜。
いつか何処かの山で。
いつもコメントありがとうございます。
今回は、かなり疲れました。もう少し、体を鍛えないといけないですね。足裏を強化したいと思い、最近は外出時に地下足袋で歩いたりしてます。なかなかいいですね、地下足袋。
鋸とは、まさか愛鷹山塊の鋸でしょうか。だとしたら、かなり怖いところですから、お気をつけて行って下さい。
残念ながら今回は甲斐駒の鋸です。
別話ですが、なんだか前より明るく感じてしまいました。
それと足袋のハゼは何枚ですか?
boneさん、こんばんは。
甲斐駒の方でしたか。とてもいい山です。第1高点だけであれば安全ですが、第1から第2高点間を歩かれる場合は、危険ですから、お気をつけて。
地下足袋は、ヤマレコの地下足袋で有名なjinzaemonさんの日記(http://www.yamareco.com/modules/diary/9909-detail-37570)を参考にして、丸五社製の「万年地下12枚」を買ってみました。これがすごく良いです。
ワークマンで980円でした。軽くて丈夫、足にフィットして、散歩するだけで楽しいです。
まだ、山で履いたことはないですが、どこか、短く、安全なコースを歩いてみたいと思ってます。
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