記録ID: 308849
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
八ヶ岳・硫黄岳・横岳・赤岳 ツクモグサと3山縦走・日帰り単独(美濃戸→北沢→南沢周回)
2013年06月09日(日) [日帰り]
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- GPS
- 09:30
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,490m
- 下り
- 1,477m
コースタイム
○日帰り3山ループの所要時間
通常の天気を考えると地蔵から赤岳ですが、今年最初のヤツ。
調整を兼ねて、登りの足場が良い、先に赤岳鉱泉ー硫黄岳へ。
(美濃戸-北沢-ジョウゴ沢-硫黄岳-横岳-赤岳-文三郎-南沢周回)
6:55 美濃戸P 7:05
7:15 (山の神)登山の安全祈願
7:45 (柳川北沢・堰堤広場)
8:30 赤岳鉱泉 8:40
8:50 (裏同心ルンゼ・ジョウゴ沢)
9:50 (赤岩ノ頭)
10:10 硫黄岳 10:20
11:10 ナイフリッジ
11:20 横岳(奥ノ院)
11:35 横岳(三叉峰)(昼食含)12:00
12:50 (地蔵尾根ノ頭)
13:00 赤岳天望荘
13:40 赤岳(南峰) 13:50
13:55 (キレット分岐)
14:00 文三郎道分岐
14:50 行者小屋 15:00
15:10 (白河原)
15:50 (柳川南沢・祠)
16:30 美濃戸
※( )表記は通過タイム。
通常の天気を考えると地蔵から赤岳ですが、今年最初のヤツ。
調整を兼ねて、登りの足場が良い、先に赤岳鉱泉ー硫黄岳へ。
(美濃戸-北沢-ジョウゴ沢-硫黄岳-横岳-赤岳-文三郎-南沢周回)
6:55 美濃戸P 7:05
7:15 (山の神)登山の安全祈願
7:45 (柳川北沢・堰堤広場)
8:30 赤岳鉱泉 8:40
8:50 (裏同心ルンゼ・ジョウゴ沢)
9:50 (赤岩ノ頭)
10:10 硫黄岳 10:20
11:10 ナイフリッジ
11:20 横岳(奥ノ院)
11:35 横岳(三叉峰)(昼食含)12:00
12:50 (地蔵尾根ノ頭)
13:00 赤岳天望荘
13:40 赤岳(南峰) 13:50
13:55 (キレット分岐)
14:00 文三郎道分岐
14:50 行者小屋 15:00
15:10 (白河原)
15:50 (柳川南沢・祠)
16:30 美濃戸
※( )表記は通過タイム。
天候 | 6:00-11:00 快晴、11:00-16:00 晴れ(ガス無し) ※6月7日(金)いつも通り前日正午の天気図確認 8日(土)AMは、梅雨の前線の影響による雲残りそう 9日(日)高気圧の動きが緩慢(予報)なため、稜線上 無風でガスが発生しにくい予想。(横岳・ 赤岳はPMに曇天率が高い)9日の山行決定。 ★当日は快晴、無風、ガス無しでした★ http://guide.tenki.jp/guide/chart/past_detail?selected_day=5&selected_hour=3 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
インターから左折して一般道(県道425号)へ、直進すると ズームラインに。つきあたりT字路を左折で八ヶ岳鉢巻道路 (県道484号)へ。直進5分で、美濃戸方面看板が進行方向 出ます。別荘内の道を数分登ると八ヶ岳山荘が見えます。 その前にバス停と美濃戸口駐車場があります。(150台) 美濃戸への道は、登山道と同じ道になります。斜め左方向 の林道です。登山者に気をつけて、登りは2速、下りは LOWで進んでください。一般車の車高があれば、路面の穴 を避け、回り込むように運転すれば、1箇所もこすりません。 この林道の入り口に、車両通行止めの看板が置かれた時は、 美濃戸の駐車場(130台)が満車であることを意味します。 ○美濃戸やまのこ駐車場 駐車料1000円(込)/日帰り 美濃戸駐車場収容台数:やまのこ村70台、赤岳山荘60台 今回は、ぎりぎり美濃戸駐車OKでした。これからのシーズンは、 やはり土曜日入山の1泊2日客で駐車場が埋まる確率が高く、 日曜日の日帰り縦走は、美濃戸口に駐車し片道1時間多く登山 計画に見込むかが一番の悩みです。★集中する日は要注意★ |
コース状況/ 危険箇所等 |
(1)6月9日 現在の登山道の路面チェックと写真を残しました ○北沢〜赤岳鉱泉 登山道は良好です。 ○赤岳鉱泉〜赤岩ノ頭 ジョウゴ沢を渡った鉄ばしごの上部から角度がきつくなりますが、その 標高2400m付近の登山道に、残雪が断続的に数か所あります。いずれも 20m程度で、軽アイゼンは不要です。また、赤岩ノ頭の直下にも 数10cm残っていますが、問題ありません。 ○硫黄岳〜横岳〜赤岳 昨シーズンと比較して、新たなザレ場等はありませんでした。また、 くさり場、鉄ばしご、標識等、良好です。 ※奥ノ院直下の鉄ばしごにぐらつき感がありました。一応全て固定 されていて、異常個所を見つけることはできませんでした。 ※一部、植生上踏み込みを制限する緑のロープがはずれてしまっている 個所があります。 ○赤岳核心部〜行者小屋 ★無雪期整備前 階段下の歩行注意です★ 文三郎道分岐から先、通称マムート階段とその直下でのザレがはげしく、 滑りやすい状況です。特に階段区間の終了後から河原に下る道の間で、 赤土道の上にザレが堆積。確保できる足場がなく滑りやすい状況です。 また、河原〜行者小屋の間に残雪区間があり、歩行に気をつけて進む 必要があります。軽アイゼンは不要です。 ○南沢〜美濃戸 中間地点の祠を過ぎたあと、高度1900m〜1800mの間の約100mが、ガレ場、 倒木、こけ、ぬかるみ等、登山道の荒れが目立ちます。 (2)6月10日現在のツクモグサの開花状況について ★中旬迄が見ごろです★ ○開花時期 蕾状態のフワフワのツクモグサは、今週一杯の様子で、既に 大きく開花してしまっているものもあります。 ○開花場所 主稜線上で、様々な方とツクモク情報の交換をしましたが、 現状は下記です。 分布は、奥ノ院〜台座ノ頭 10% 奥ノ院〜日ノ岳 90% いずれも、主稜線西側の崖付近に開花。台座ノ頭側からくると、1カ所 だけ、カニの横ばいをすぎて梯子を登ったナイフリッジで、相互通行 の待機中、西側で目視できる崖上にあります。撮影は控えた方が無難。 つぼみ個所は、三叉峰直下、石尊峰直下、日ノ岳直下の西側です。撮影 に熱中するあまり、周りが見えていない方が多数います。少し危険な 感じ。それだけでなく、他の撮影者のことを考え、譲ってあげて。 (3)6月9日現在のキバナシャクナゲの開花状況 赤岳から硫黄岳の大ダルミ間で、3分咲きです。特に、大ダルミと横岳の 三叉峰 の間の主稜線脇の東側の開花が早いです。 (4)その他の高山植物 ウルップ草:間も無く開花、オヤマノエンドウ:満開 初夏の高山植物が最高な季節です。 (4)付近の施設 ○登山届ポスト:八ヶ岳山荘前案内所(美濃戸口)、赤岳山荘(美濃戸) ○最終コンビニ:ファミリーマート諏訪南インター店 インター左折、原村方面に向かってすぐです。 http://cvs-map.jp/print/574193 ○温泉施設 美濃戸口に戻ってきての八ヶ岳山荘のお風呂も、いいですが、 原村内のもみの湯(大人500円 21時半まで、第3水曜日休み) 美濃戸口から車で10分で、広くてオススメです。 ○ガソリンスタンド:上記コンビニの隣にENEOSがあります。 価格は当然、山価格です。 http://www.vill.hara.nagano.jp/www/info/detail2.jsp?id=1404 |
写真
美濃戸(1700M)から林道を上がり、山の神から堰堤広場(2000M)まで30分。その先は北沢沿いに高度をあげるので、晴れていると清流と横岳岩峰群の眺めが嬉しいです。更に高度を上げると大同心が見えます。
赤岳南峰(2899M)から、北峰の赤岳頂上山荘を望みます。本日の最高地点です。今日は、久しぶりに午後にも関わらず、ガスが登ってこない梅雨の晴れ間。3座全て晴れは、今回が初めてでした。山頂でスタバのコーヒーを一杯。
さて、下山です。
さて、下山です。
【チェック10】マムートの階段、その下の階段と、連続してザレ場が続きます。その階段の直下に赤土道があるのですが、ここに崩れ落ちてきたザレが堆積し始め、危険な状態です。ザレの上に足を乗せないと下りる道がありません。当然滑ります。
【チェック13】最も、登山道が荒れていた、標高1900Mから1800Mまでの南沢の北側登山道。私はジュラシックパークの庭と名付けました。倒木、根、ガレ、河原石など、なんでもあり。歩きにくく、今回の登山道では、無雪期一番の荒れようでした。
撮影機器:
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備時計電池 1
筆記具 1
保険証・登山保険コピー 1
エマージェンシーシート 1
笛 1
医薬品・ファーストエイドキット 1
水(2000ml) 1
お湯(800ml)・水筒 1
ティッシュ 1
SUUNTO方位磁石 1
SUUNTO高度計 1
携帯電話 1 docomo要所通話OK
GORETEX雨具上下 1
防寒具 1
ストック 2
時計 1
非常食・ゼリ・バー 1
サングラス 1
昼食(予備含む) 1
軍手 1
ハーネス・カラビナ・牽引ロープ 1
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---|
感想
○天気を読むのに、かなり苦労しました。梅雨、ツクモグサ、
週末のみとなると登山できる日はかなり絞られます。特に、
ヤマレコでの開花情報を毎日読んで、行く日を決めました。
○この時期の八ヶ岳は、初めてでしたが、既に山は初夏です。
ツクモグサにひかれて登る方の気持ちがよくわかりました。
いいですねえ。なんとなく、花を求めている人々が集うと、
良い雰囲気になります。行きかう人、「咲いてました?」
「あったよ」とか、「崖の後ろ側だからね」とか、秘密情報
をお互い共有して、共同戦線ができあがるもの。
しかし、ツクモグサは、横岳、それもナイフリッジ〜日ノ岳
の間にほぼ群生しているので、岩峰群に登らないと観れない。
登りなれている中級者以上は、観ることができても、梅雨空
の天気次第では、いつ牙をむくかわからない季節。崖の近く
ですので、雨天は慎重に、というかお勧めできません。
○しかし、私は、今夏の南北八ヶ岳の縦走チェックもかねて
3座を歩いたのに、「しばらく来れないから阿弥陀まで行く」
と言っていた奈良からのK氏。5座は凄いもんです。
登りの急登でのストックワークを見させてもらいましたが、
見事な腕前。確かにこのスピードならと、思いました。
○高尾山とは異なる、良いクライマーが集う山。八ヶ岳はいつも
ほっとしますね。
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科 [2日]
美濃戸(南沢)〜行者小屋〜赤岳(文三郎尾根)〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜行者小屋〜阿弥陀岳(ピストン)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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