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Yamareco

記録ID: 308849
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳・硫黄岳・横岳・赤岳 ツクモグサと3山縦走・日帰り単独(美濃戸→北沢→南沢周回)

2013年06月09日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
09:30
距離
15.4km
登り
1,490m
下り
1,477m

コースタイム

○日帰り3山ループの所要時間
通常の天気を考えると地蔵から赤岳ですが、今年最初のヤツ。
調整を兼ねて、登りの足場が良い、先に赤岳鉱泉ー硫黄岳へ。
(美濃戸-北沢-ジョウゴ沢-硫黄岳-横岳-赤岳-文三郎-南沢周回)
6:55 美濃戸P 7:05
7:15 (山の神)登山の安全祈願
7:45 (柳川北沢・堰堤広場)
8:30 赤岳鉱泉 8:40
8:50 (裏同心ルンゼ・ジョウゴ沢)
9:50 (赤岩ノ頭)
10:10 硫黄岳 10:20
11:10 ナイフリッジ
11:20 横岳(奥ノ院)
11:35 横岳(三叉峰)(昼食含)12:00
12:50 (地蔵尾根ノ頭)
13:00 赤岳天望荘
13:40 赤岳(南峰) 13:50
13:55 (キレット分岐)
14:00 文三郎道分岐
14:50 行者小屋 15:00
15:10 (白河原)
15:50 (柳川南沢・祠)
16:30 美濃戸
※( )表記は通過タイム。
天候 6:00-11:00 快晴、11:00-16:00 晴れ(ガス無し)
※6月7日(金)いつも通り前日正午の天気図確認
8日(土)AMは、梅雨の前線の影響による雲残りそう
9日(日)高気圧の動きが緩慢(予報)なため、稜線上
     無風でガスが発生しにくい予想。(横岳・
     赤岳はPMに曇天率が高い)9日の山行決定。
     ★当日は快晴、無風、ガス無しでした★
http://guide.tenki.jp/guide/chart/past_detail?selected_day=5&selected_hour=3
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
○美濃戸迄の行き方:諏訪南IC→美濃戸口 (念のため記載します)
 インターから左折して一般道(県道425号)へ、直進すると
 ズームラインに。つきあたりT字路を左折で八ヶ岳鉢巻道路
 (県道484号)へ。直進5分で、美濃戸方面看板が進行方向
 出ます。別荘内の道を数分登ると八ヶ岳山荘が見えます。
 その前にバス停と美濃戸口駐車場があります。(150台)
美濃戸への道は、登山道と同じ道になります。斜め左方向
の林道です。登山者に気をつけて、登りは2速、下りは
LOWで進んでください。一般車の車高があれば、路面の穴
を避け、回り込むように運転すれば、1箇所もこすりません。
この林道の入り口に、車両通行止めの看板が置かれた時は、
 美濃戸の駐車場(130台)が満車であることを意味します。
○美濃戸やまのこ駐車場 駐車料1000円(込)/日帰り
 美濃戸駐車場収容台数:やまのこ村70台、赤岳山荘60台
 今回は、ぎりぎり美濃戸駐車OKでした。これからのシーズンは、
 やはり土曜日入山の1泊2日客で駐車場が埋まる確率が高く、
 日曜日の日帰り縦走は、美濃戸口に駐車し片道1時間多く登山
 計画に見込むかが一番の悩みです。★集中する日は要注意★
コース状況/
危険箇所等
(1)6月9日 現在の登山道の路面チェックと写真を残しました
 ○北沢〜赤岳鉱泉 登山道は良好です。
 ○赤岳鉱泉〜赤岩ノ頭 
  ジョウゴ沢を渡った鉄ばしごの上部から角度がきつくなりますが、その
  標高2400m付近の登山道に、残雪が断続的に数か所あります。いずれも
  20m程度で、軽アイゼンは不要です。また、赤岩ノ頭の直下にも
  数10cm残っていますが、問題ありません。
 ○硫黄岳〜横岳〜赤岳
  昨シーズンと比較して、新たなザレ場等はありませんでした。また、
  くさり場、鉄ばしご、標識等、良好です。
  ※奥ノ院直下の鉄ばしごにぐらつき感がありました。一応全て固定
されていて、異常個所を見つけることはできませんでした。
  ※一部、植生上踏み込みを制限する緑のロープがはずれてしまっている
  個所があります。
 ○赤岳核心部〜行者小屋 ★無雪期整備前 階段下の歩行注意です★
  文三郎道分岐から先、通称マムート階段とその直下でのザレがはげしく、
  滑りやすい状況です。特に階段区間の終了後から河原に下る道の間で、
  赤土道の上にザレが堆積。確保できる足場がなく滑りやすい状況です。
  また、河原〜行者小屋の間に残雪区間があり、歩行に気をつけて進む
  必要があります。軽アイゼンは不要です。
 ○南沢〜美濃戸
  中間地点の祠を過ぎたあと、高度1900m〜1800mの間の約100mが、ガレ場、
  倒木、こけ、ぬかるみ等、登山道の荒れが目立ちます。
(2)6月10日現在のツクモグサの開花状況について ★中旬迄が見ごろです★
 ○開花時期 蕾状態のフワフワのツクモグサは、今週一杯の様子で、既に
大きく開花してしまっているものもあります。
 ○開花場所 主稜線上で、様々な方とツクモク情報の交換をしましたが、
  現状は下記です。
  分布は、奥ノ院〜台座ノ頭 10% 奥ノ院〜日ノ岳 90%
  いずれも、主稜線西側の崖付近に開花。台座ノ頭側からくると、1カ所
だけ、カニの横ばいをすぎて梯子を登ったナイフリッジで、相互通行
  の待機中、西側で目視できる崖上にあります。撮影は控えた方が無難。
  つぼみ個所は、三叉峰直下、石尊峰直下、日ノ岳直下の西側です。撮影
  に熱中するあまり、周りが見えていない方が多数います。少し危険な
感じ。それだけでなく、他の撮影者のことを考え、譲ってあげて。
(3)6月9日現在のキバナシャクナゲの開花状況
  赤岳から硫黄岳の大ダルミ間で、3分咲きです。特に、大ダルミと横岳の
  三叉峰 の間の主稜線脇の東側の開花が早いです。
(4)その他の高山植物
ウルップ草:間も無く開花、オヤマノエンドウ:満開
初夏の高山植物が最高な季節です。
(4)付近の施設
 ○登山届ポスト:八ヶ岳山荘前案内所(美濃戸口)、赤岳山荘(美濃戸)
 ○最終コンビニ:ファミリーマート諏訪南インター店
  インター左折、原村方面に向かってすぐです。
  http://cvs-map.jp/print/574193
 ○温泉施設
  美濃戸口に戻ってきての八ヶ岳山荘のお風呂も、いいですが、
原村内のもみの湯(大人500円 21時半まで、第3水曜日休み)
  美濃戸口から車で10分で、広くてオススメです。
 ○ガソリンスタンド:上記コンビニの隣にENEOSがあります。
価格は当然、山価格です。
  http://www.vill.hara.nagano.jp/www/info/detail2.jsp?id=1404
美濃戸(1700M)から林道を上がり、山の神から堰堤広場(2000M)まで30分。その先は北沢沿いに高度をあげるので、晴れていると清流と横岳岩峰群の眺めが嬉しいです。更に高度を上げると大同心が見えます。
2013年06月09日 07:51撮影 by  iPad, Apple
6/9 7:51
美濃戸(1700M)から林道を上がり、山の神から堰堤広場(2000M)まで30分。その先は北沢沿いに高度をあげるので、晴れていると清流と横岳岩峰群の眺めが嬉しいです。更に高度を上げると大同心が見えます。
※今回は夏山にあたっての登山道のチェックを行いました。【】の写真が該当です。不要な方は読み飛ばしてくださいね。
【チェック1】北沢の橋も木道も整備され良好です。
2013年06月09日 08:00撮影 by  iPad, Apple
2
6/9 8:00
※今回は夏山にあたっての登山道のチェックを行いました。【】の写真が該当です。不要な方は読み飛ばしてくださいね。
【チェック1】北沢の橋も木道も整備され良好です。
【チェック2】赤岳鉱泉直下の状況です。北沢には既に残雪はありません。
2013年06月09日 08:25撮影 by  iPad, Apple
6/9 8:25
【チェック2】赤岳鉱泉直下の状況です。北沢には既に残雪はありません。
赤岳鉱泉(2250M)に到着。アイスキャンディは既に倒壊しており、ロープが貼って撤去間近です。
2013年06月09日 08:30撮影 by  iPad, Apple
6/9 8:30
赤岳鉱泉(2250M)に到着。アイスキャンディは既に倒壊しており、ロープが貼って撤去間近です。
赤岳鉱泉からジョウゴ沢へ(2300M)。沢の北斜面の裏同心ルンゼに残雪があります。登山道は無雪です。
2013年06月09日 08:50撮影 by  iPad, Apple
6/9 8:50
赤岳鉱泉からジョウゴ沢へ(2300M)。沢の北斜面の裏同心ルンゼに残雪があります。登山道は無雪です。
【チェック3】ジョウゴ沢を渡った先にある階段も良好です。ここから傾斜がきつくなり、本格的な登りにます。
2013年06月09日 09:02撮影 by  iPad, Apple
6/9 9:02
【チェック3】ジョウゴ沢を渡った先にある階段も良好です。ここから傾斜がきつくなり、本格的な登りにます。
【チェック4】2400M越えたあたりから、残雪が残る登山道になりますが、軽アイゼンはいりませんでした。
2013年06月09日 09:11撮影 by  iPad, Apple
6/9 9:11
【チェック4】2400M越えたあたりから、残雪が残る登山道になりますが、軽アイゼンはいりませんでした。
【チェック5】2450Mあたりの登山道。一部踏みぬきがありますが、注意して歩を進めれば問題ありませんでした。
2013年06月09日 09:31撮影 by  iPad, Apple
6/9 9:31
【チェック5】2450Mあたりの登山道。一部踏みぬきがありますが、注意して歩を進めれば問題ありませんでした。
2550Mあたりで、森林限界をこえます。天気が良いので、2600Mでは阿弥陀岳、中岳、赤岳、横岳、硫黄岳がきれいに見渡せます。北沢〜の道は、午前中、この風景が感動モノです。
2013年06月09日 09:47撮影 by  iPad, Apple
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6/9 9:47
2550Mあたりで、森林限界をこえます。天気が良いので、2600Mでは阿弥陀岳、中岳、赤岳、横岳、硫黄岳がきれいに見渡せます。北沢〜の道は、午前中、この風景が感動モノです。
2650Mで赤岩ノ頭に到達。オーレン小屋からの道と合流するので、両側から登ってきて歓声がわきます。
2013年06月09日 09:52撮影 by  iPad, Apple
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6/9 9:52
2650Mで赤岩ノ頭に到達。オーレン小屋からの道と合流するので、両側から登ってきて歓声がわきます。
【チェック6】一部残雪が雪渓のように白く光ります。もちろん、登山に影響はありません。横岳方面からも残雪はくっきり見えます。
2013年06月09日 09:52撮影 by  iPad, Apple
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6/9 9:52
【チェック6】一部残雪が雪渓のように白く光ります。もちろん、登山に影響はありません。横岳方面からも残雪はくっきり見えます。
北八ヶ岳の青々とした森林群を眼下に、ザレ場をつづら折りに高度を稼ぎます。頂上まであと少し。夏沢峠側が見えます。
2013年06月09日 09:58撮影 by  iPad, Apple
6/9 9:58
北八ヶ岳の青々とした森林群を眼下に、ザレ場をつづら折りに高度を稼ぎます。頂上まであと少し。夏沢峠側が見えます。
いつもながら、八ヶ岳主稜線がくっきりの山頂(2760M)です。広い山頂には、意外にも登山者まばらです。
2013年06月09日 10:10撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
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6/9 10:10
いつもながら、八ヶ岳主稜線がくっきりの山頂(2760M)です。広い山頂には、意外にも登山者まばらです。
なんと、これから、阿弥陀岳まで日帰り縦走し船山十字路へ下山をする方と出会いました。5山かあ・・・。
2013年06月09日 10:12撮影 by  iPad, Apple
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6/9 10:12
なんと、これから、阿弥陀岳まで日帰り縦走し船山十字路へ下山をする方と出会いました。5山かあ・・・。
今年もやってきました爆裂火口。
2013年06月09日 10:13撮影 by  iPad, Apple
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6/9 10:13
今年もやってきました爆裂火口。
さて、私は今日は赤岳まで行きます。おまけにツクモグ撮影もあるので、長居をせず、硫黄岳を後にします。
2013年06月09日 10:23撮影 by  iPad, Apple
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6/9 10:23
さて、私は今日は赤岳まで行きます。おまけにツクモグ撮影もあるので、長居をせず、硫黄岳を後にします。
【チェック7】ケルン沿いのガレ場も安定して、足場はしっかり硫黄岳山荘方面へ続いています。
2013年06月09日 10:30撮影 by  iPad, Apple
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6/9 10:30
【チェック7】ケルン沿いのガレ場も安定して、足場はしっかり硫黄岳山荘方面へ続いています。
【チェック8】硫黄岳山荘が近づくとザレ道に変わりますが、良好です。
2013年06月09日 10:36撮影 by  iPad, Apple
6/9 10:36
【チェック8】硫黄岳山荘が近づくとザレ道に変わりますが、良好です。
大ダルミから台座ノ頭へ。杣添尾根の北斜面には、残雪が残りますが、このあたりの天然記念物キバナシャクナゲが主稜線上で、一番多く開花しています。
2013年06月09日 11:06撮影 by  iPad, Apple
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6/9 11:06
大ダルミから台座ノ頭へ。杣添尾根の北斜面には、残雪が残りますが、このあたりの天然記念物キバナシャクナゲが主稜線上で、一番多く開花しています。
高度を上げて大同心が大きくみえるようになります。いよいよ、台座ノ頭から奥ノ院へ。最初のツクモグサはなんとナイフリッジの西の崖上。こんなとこでは、カメラも出せない。
2013年06月09日 11:07撮影 by  iPad, Apple
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6/9 11:07
高度を上げて大同心が大きくみえるようになります。いよいよ、台座ノ頭から奥ノ院へ。最初のツクモグサはなんとナイフリッジの西の崖上。こんなとこでは、カメラも出せない。
横岳(奥ノ院2829M)から無名峰へ。峰の足下に大きく開花したツクモグサが。
2013年06月09日 11:40撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
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6/9 11:40
横岳(奥ノ院2829M)から無名峰へ。峰の足下に大きく開花したツクモグサが。
奥ノ院から2つの梯子で、無名峰へ。梯子の脇にあるミネズオウ。
2013年06月09日 11:52撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
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6/9 11:52
奥ノ院から2つの梯子で、無名峰へ。梯子の脇にあるミネズオウ。
オヤマノエンドウもいい感じです。
2013年06月09日 11:54撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
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6/9 11:54
オヤマノエンドウもいい感じです。
三叉峰直下のツクモグサの群落。
2013年06月09日 11:55撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
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6/9 11:55
三叉峰直下のツクモグサの群落。
ふわふわで、いい感じのツクモグサ。杣添側の空をバックに。
2013年06月09日 11:55撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
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6/9 11:55
ふわふわで、いい感じのツクモグサ。杣添側の空をバックに。
このあたり、交互にツクモグサとオヤマノエンドウが。
2013年06月09日 11:59撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
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6/9 11:59
このあたり、交互にツクモグサとオヤマノエンドウが。
開花が進むと、次第にふわふわが無くなっていきますね。
2013年06月10日 21:06撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
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6/10 21:06
開花が進むと、次第にふわふわが無くなっていきますね。
阿弥陀岳とツクモグサ。ここらあたりが比較的空いているので、昼食をとります。
2013年06月09日 12:09撮影 by  iPad, Apple
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6/9 12:09
阿弥陀岳とツクモグサ。ここらあたりが比較的空いているので、昼食をとります。
この付近は、右に左に撮りまくる方が多いのですが、ツクモグサ咲いているあたりは、全て西面の崖。ちょっとひやっとします。
2013年06月09日 12:30撮影 by  iPad, Apple
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6/9 12:30
この付近は、右に左に撮りまくる方が多いのですが、ツクモグサ咲いているあたりは、全て西面の崖。ちょっとひやっとします。
【チェック9】日ノ岳から地蔵尾根方面へ。くさりの状態も良好です。ぐらつきもありません。
2013年06月09日 12:41撮影 by  iPad, Apple
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6/9 12:41
【チェック9】日ノ岳から地蔵尾根方面へ。くさりの状態も良好です。ぐらつきもありません。
ようやく二十三夜峰が見えてきました。横岳岩峰群も終わり、今年初、赤岳の稜線が登場。ザ・八ヶ岳です。
2013年06月09日 12:43撮影 by  iPad, Apple
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6/9 12:43
ようやく二十三夜峰が見えてきました。横岳岩峰群も終わり、今年初、赤岳の稜線が登場。ザ・八ヶ岳です。
地蔵ノ頭に到着。ツクモグサを見る人は、赤岳方面から登ってくる人が圧倒的に多く、横岳奥ノ院と地蔵の間が一番混んでおりました。
2013年06月09日 12:55撮影 by  iPad, Apple
6/9 12:55
地蔵ノ頭に到着。ツクモグサを見る人は、赤岳方面から登ってくる人が圧倒的に多く、横岳奥ノ院と地蔵の間が一番混んでおりました。
地蔵から横岳方面を振り返ります。既に夏山ですね。
2013年06月09日 13:00撮影 by  iPad, Apple
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6/9 13:00
地蔵から横岳方面を振り返ります。既に夏山ですね。
赤岳天望荘から山頂を見あげます。さあ、3座目。気合を入れて登ります。
2013年06月09日 13:05撮影 by  iPad, Apple
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6/9 13:05
赤岳天望荘から山頂を見あげます。さあ、3座目。気合を入れて登ります。
赤岳南峰(2899M)から、北峰の赤岳頂上山荘を望みます。本日の最高地点です。今日は、久しぶりに午後にも関わらず、ガスが登ってこない梅雨の晴れ間。3座全て晴れは、今回が初めてでした。山頂でスタバのコーヒーを一杯。
さて、下山です。
2013年06月09日 13:46撮影 by  iPad, Apple
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6/9 13:46
赤岳南峰(2899M)から、北峰の赤岳頂上山荘を望みます。本日の最高地点です。今日は、久しぶりに午後にも関わらず、ガスが登ってこない梅雨の晴れ間。3座全て晴れは、今回が初めてでした。山頂でスタバのコーヒーを一杯。
さて、下山です。
先を歩いておられた、K氏は文三郎分岐で、中岳・阿弥陀方面へ。5座制覇は素晴らしい。とても私ではまねができないので、文三郎道のマムート階段を下ります。しかしこれが曲者でした。
2013年06月09日 14:13撮影 by  iPad, Apple
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6/9 14:13
先を歩いておられた、K氏は文三郎分岐で、中岳・阿弥陀方面へ。5座制覇は素晴らしい。とても私ではまねができないので、文三郎道のマムート階段を下ります。しかしこれが曲者でした。
【チェック10】マムートの階段、その下の階段と、連続してザレ場が続きます。その階段の直下に赤土道があるのですが、ここに崩れ落ちてきたザレが堆積し始め、危険な状態です。ザレの上に足を乗せないと下りる道がありません。当然滑ります。
2013年06月09日 14:35撮影 by  iPad, Apple
6/9 14:35
【チェック10】マムートの階段、その下の階段と、連続してザレ場が続きます。その階段の直下に赤土道があるのですが、ここに崩れ落ちてきたザレが堆積し始め、危険な状態です。ザレの上に足を乗せないと下りる道がありません。当然滑ります。
【チェック11】ザレ場赤土が終わると、残雪赤土道が現れます。特に最後の河原と行者小屋の間に残雪区間がありますので、足をとられないように、歩きます。軽アイゼンはいりません。
2013年06月09日 14:37撮影 by  iPad, Apple
6/9 14:37
【チェック11】ザレ場赤土が終わると、残雪赤土道が現れます。特に最後の河原と行者小屋の間に残雪区間がありますので、足をとられないように、歩きます。軽アイゼンはいりません。
ようやく行者小屋(2400M)。時間を考えて、計画通り南沢を下ります。
2013年06月09日 14:56撮影 by  iPad, Apple
6/9 14:56
ようやく行者小屋(2400M)。時間を考えて、計画通り南沢を下ります。
イワカガミの群生です。
2013年06月09日 15:42撮影 by  iPad, Apple
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6/9 15:42
イワカガミの群生です。
【チェック12】中間地点の祠へ。ここまでの道は安定しています。
2013年06月09日 15:51撮影 by  iPad, Apple
6/9 15:51
【チェック12】中間地点の祠へ。ここまでの道は安定しています。
【チェック13】最も、登山道が荒れていた、標高1900Mから1800Mまでの南沢の北側登山道。私はジュラシックパークの庭と名付けました。倒木、根、ガレ、河原石など、なんでもあり。歩きにくく、今回の登山道では、無雪期一番の荒れようでした。
2013年06月09日 16:14撮影 by  iPad, Apple
6/9 16:14
【チェック13】最も、登山道が荒れていた、標高1900Mから1800Mまでの南沢の北側登山道。私はジュラシックパークの庭と名付けました。倒木、根、ガレ、河原石など、なんでもあり。歩きにくく、今回の登山道では、無雪期一番の荒れようでした。
ホテイランの花、群落ではなく1輪だけでしたが、初めて見ました。
2013年06月09日 16:23撮影 by  iPad, Apple
6/9 16:23
ホテイランの花、群落ではなく1輪だけでしたが、初めて見ました。
美濃戸に戻りました。日帰り3座達成で、ソフトクリームです。
2013年06月09日 16:37撮影 by  iPad, Apple
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6/9 16:37
美濃戸に戻りました。日帰り3座達成で、ソフトクリームです。

装備

個人装備
ヘッドランプ
1
予備時計電池
1
筆記具
1
保険証・登山保険コピー
1
エマージェンシーシート
1
1
医薬品・ファーストエイドキット
1
水(2000ml)
1
お湯(800ml)・水筒
1
ティッシュ
1
SUUNTO方位磁石
1
SUUNTO高度計
1
携帯電話
1
docomo要所通話OK
GORETEX雨具上下
1
防寒具
1
ストック
2
時計
1
非常食・ゼリ・バー
1
サングラス
1
昼食(予備含む)
1
軍手
1
ハーネス・カラビナ・牽引ロープ
1

感想

○天気を読むのに、かなり苦労しました。梅雨、ツクモグサ、
 週末のみとなると登山できる日はかなり絞られます。特に、
 ヤマレコでの開花情報を毎日読んで、行く日を決めました。

○この時期の八ヶ岳は、初めてでしたが、既に山は初夏です。
 ツクモグサにひかれて登る方の気持ちがよくわかりました。
 いいですねえ。なんとなく、花を求めている人々が集うと、
 良い雰囲気になります。行きかう人、「咲いてました?」
 「あったよ」とか、「崖の後ろ側だからね」とか、秘密情報
 をお互い共有して、共同戦線ができあがるもの。
 しかし、ツクモグサは、横岳、それもナイフリッジ〜日ノ岳
 の間にほぼ群生しているので、岩峰群に登らないと観れない。
 登りなれている中級者以上は、観ることができても、梅雨空
 の天気次第では、いつ牙をむくかわからない季節。崖の近く
 ですので、雨天は慎重に、というかお勧めできません。

○しかし、私は、今夏の南北八ヶ岳の縦走チェックもかねて
 3座を歩いたのに、「しばらく来れないから阿弥陀まで行く」
 と言っていた奈良からのK氏。5座は凄いもんです。
 登りの急登でのストックワークを見させてもらいましたが、
 見事な腕前。確かにこのスピードならと、思いました。

○高尾山とは異なる、良いクライマーが集う山。八ヶ岳はいつも
 ほっとしますね。

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積雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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