和名倉山
- GPS
- 29:40
- 距離
- 35.3km
- 登り
- 2,057m
- 下り
- 2,055m
コースタイム
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 8:51
- 山行
- 5:27
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 6:41
テント場50張 トイレ 水場あり
天候 | 24日晴れ 25日曇り時々小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自宅04:24発→民宿みはらし07:20着(132.2キロメートル) 帰り(2021.4.25) 民宿みはらし13:47発→自宅16:22(122.3キロメートル) トータル走行距離:254.5キロメートル |
コース状況/ 危険箇所等 |
「民宿みはらし」までは0553-35-2109の電話番号でナビしました。 山梨県甲州市塩山一ノ瀬高橋526 現在、一ノ瀬川入り口の林道は崩落の為通行止めです。(現在、復旧工事中) https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/03/23/documents/14.pdf ナビは此処を通るように案内してしまいます。 R411からは作場平方向に入り作場平経由か犬切峠先を右手に折れるかして行く必要があります。 距離はありますが作場平経由の道が安心です。 帰りは民宿みはらしのおばちゃんのお勧めで犬切峠に出るショートカットルートで帰りました。 https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-913 登山道:西仙波の手前に崩落個所が一箇所あります。ザレたベントの斜面です。ゆっくり通れば大丈夫ですが、滑ると登り返しが大変そうです。 |
その他周辺情報 | 緊急事態宣言発令を尊重し、今回はどこにも寄らず自宅にまっすぐ帰りました。 のめこい湯:https://nomekoiyu.com/ 大菩薩温泉:http://daibosatsu.heteml.net/bath/ いずれかを利用と計画はしていました。 |
写真
装備
MYアイテム |
24c
重量:-kg
|
---|---|
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
ポリゴン防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック65リットル
ザックカバー
夕食
昼ご飯×2
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
携帯
時計
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
GPX(ガーミンeTrex30xJ)
薄荷スプレー
テント
シュラフ
シュラフマット
夕ご飯
朝ご飯
手拭
アタックザック
|
備考 | 昼食用ランチパック3個を自宅に忘れてしまい、予備食で何とかやりくりしました。 |
感想
○二百名山の和名倉山に登ってきました。
初のテント泊、そして16キロ以上の荷物を背負っての登山経験値を積むのが今回の山行目的でした。
和名倉山に前日登った翌朝、将監峠への登り返しは身体が動かず荷物がとても重く感じました。唐松尾山に登頂後は大分重さに身体が慣れました。自宅に帰ったら足裏にも少しダメージがありました。もっと軽量化をしなくてはと実感しました。
○和名倉山は笹藪漕ぎがポイント
西仙波までは沢山笹藪漕ぎやシャクナゲトンネルの道を進みます。
斜面に付けられた登山道が笹藪の場合は滑りやすいこと、かつ獣道があることで一寸ルートロスの危険もあります。
○将監小屋のテント場は寒かった
日中はポカポカと暖かく、夕暮れまでは快適でした。
夜中に寒さで目が覚めてしまい、12時半から4時半までは余りの寒さに眠れませんでした。防寒対策をもっと確りするべきだったと反省しました。
夜空には星と月が出ていて晴れていたので放射冷却で寒かったのだと思います。
・和名倉山(わなくらやま) / 白石山 標高2036m
「和名倉山(わなくらやま)は埼玉県秩父市にある標高2,036mの山で、奥秩父の山の一つ。別名白石山(しろいしやま)。国土地理院の地形図には白石山とあるが、和名倉山が古くからの秩父側の呼称である。日本二百名山に選定されている。
四方に谷を刻んだ巨大な山体が特徴的である。かつては奥秩父の秘峰としてその原生林の美しさが讃えられたが、戦前に山林の権利が大滝村(現秩父市の一部)に移ったあと、1950〜60年代の森林伐採と山火事で山域の荒廃が進んだ。かつて美林を誇ったコメツガの原生林は、大滝村の皆伐と伐採事業に伴う火災によりほぼその全てが失われており、尾根筋の大半は平凡な唐松の植林とスズタケの密藪に覆われている。辛うじて伐採を免れた県境付近では、石楠花の群落が見られる。」
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=127
・東仙波(ひがしせんば)標高2003m
「ひらけていて、とても眺めが良いところ。三等三角点将監がある。」
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=7160
・西仙波(にしせんば)標高1983m
「山頂の南西30mに山名板がある。シャクナゲのトンネル手前に本当の山頂があるが、登山道からは西に数m外れた位置である。」
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=7161
・唐松尾山(からまつおやま)標高2109m
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=3584
・笠取山(かさとりやま)標高1953m
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=322
※将監(しょうげん)
近衛府の三等官。またはそれにちなんだ武家官位。官位に由来して百官名にもなっている。
日本の地名
将監 (仙台市) - 宮城県仙台市泉区の町丁。
将監 (印西市) - 千葉県印西市の大字。
将監町- 静岡県浜松市東区の町丁。
将監峠 - 埼玉県と山梨県にまたがる峠。
https://www.weblio.jp/wkpja/content/%E5%B0%86%E7%9B%A3_%E5%B0%86%E7%9B%A3%E3%81%AE%E6%A6%82%E8%A6%81
※仙波(せんば)とは、日本の苗字、地名である。
地名
埼玉県川越市仙波町
栃木県佐野市仙波町
愛媛県伊予郡砥部町仙波
○埼玉のNさん
たまたま民宿みはらしから登るタイミングが一緒となったNさんと和名倉山を一緒に登りました。長い時間の山行を一人でなく会話をしながら登れたことで、時間的に短く感じました。常に先行していただき私は大変歩きやすかったです。父親くらいの年齢の私と一緒に歩いてくれ、昼食用ランチパック3個を自宅に忘れた私に行動食をくれたり、何より沢山話ができて楽しい思い出深い山行となりました。ありがとうございました。
○比較的ハードに分類される山行
和名倉山はアップダウンを繰り返すので、それが少し厳しかったです。
唐松尾山から笠取山までもそれなりにアップダウンを繰り返します。
テントを背負っていなかった和名倉山の方が身体への負担は楽でした。
○笠取小屋
缶バッジを購入し、管理人のおじさんともう一人若い従業員と少し話をしました。
民宿みはらしに下山するなら黒えんじゅ経由がずっと早いから良いよ、と教えてくれました。7月1日からは手拭いを販売するそうです。
○民宿みはらし
道路のカーブにも駐車できる箇所が何箇所か有りました。
民宿みはらしは、民宿の直ぐ横に5〜6台ほどの駐車スペースが有り、その30メートルくらい上にさらに5台くらい駐められるスペースがあります。
1日500円なので私の場合は1,000円お支払いしました。
此処のおばちゃんがとても親切でした。下山後はお茶をごちそうになり、少し話をしました。和名倉山の山バッジは無く、少し前に亡くなった将監小屋の管理人さんが(今頃山バッジを買う人はいねえ)といって作らなかったので無いそうです。おばちゃんは作った方が良いと言ったのですが結局作らずじまい、何処にも無いそうです。
民宿みはらしもこの方が体力的に出来なくなったら閉めるそうです。和名倉山登山の環境は厳しくなりそうです。お世話になりました。
今回はNさん、笠取小屋のおじさん、民宿みはらしのおばちゃん他、山中で行き会った方々に大変お世話になりました。
笠取小屋から民宿みはらしまでの黒えんじゅ経由の登山道は良く整備されていましたが出会う人は全くなし、静かで素敵な下山道でした。
途中行き会った方々、登山道や施設整備の方々、いつもながら山の神様と家族に感謝の山行でした。
ありがとうございました。(久し振りにタフな山行でした。)
16キロ以上の荷物を背負っての山行、お疲れ様でした。私も先月、テントを購入しましたが、まだ使用していません。テント泊はテントだけでなく、付属する物も必要なので、どうしても重くなりますね。私も今後、テントデビューする時、寒さ対策など参考にさせていただきます。
また、いろいろな人との一期一会の出会い、大切にしないといけませんね。
和名倉山、いつか機会があれば是非行ってみたくなりました。
ありがとうございました。
amsy10tさん、コメント有り難うございました。
amsy10tさんも、丹沢山蛭ヶ岳といった丹沢山塊のメジャーなルート(表丹沢)や天城山への遠征、連続ですから大変お疲れ様でした。
でも流石の速さで踏破されていますね。
蛭ヶ岳は檜洞丸や大室山から、もしくは青根辺りの裏丹沢から登るのが最もタフなのです。
まあでも一度登れば十分でしょうか。東京や神奈川の人にとってはトレーニングの山の一つです。
天城山も海が綺麗ではありませんでしたか。
今回、食事(パン3個:昼食用朝食用)を忘れるというとんでもない失策を犯してしまいましたが、予備食で何とか切り抜けました。前日にまた不眠症状で2時半まで眠られず4時に起きてボーッとしてスタートしたのが敗因です。
和名倉山は奥秩父の山深いところにあって、展望もあまりなく玄人好みの山です。
登山者が少なく、でも足元はふかふかの土なので一度は登ってみたかった山です。
何処のテント場で初テントとするか迷っていましたが、将監小屋のテント場にしてみました。
水は豊富、トイレは綺麗なので(かつ今はただ!)東京近郊の方にはお勧めの山です。
岐阜からは一寸遠いですかね。
今年もコロナの影響で南アルプス他の山行計画を立て直しているところです。
また、amsy10tさんのレコを楽しみにしています。
ありがとうございました。
同道させていただきました埼玉のNです。
3か月もたってのご連絡となり恐縮ですが、ご容赦くださいませ。
こちらこそ、長い道のりに一緒に歩いて頂けて心強かったです!
テントサイトから和名倉までは長く、独りだとかなり倦んでいただろうと思います。
またどこかの山域でお会いしましょう!
和名倉山では大変お世話になりました。
私はその後月に二回程度山歩きをしていますが、最近はまた自律神経失調症が顔をのぞかせることもあって一寸不調な状態です。でもいよいよ夏山本番なので、ペースをゆったり目で頑張ってこようと思っています。
またどこかでお会いした際はよろしくお願いいたします。
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