北アルプス縦走周回 飛越新道〜北ノ俣〜黒部五郎〜三俣蓮華〜鷲羽〜水晶〜祖父岳〜雲ノ平〜薬師沢〜太郎平〜飛越新道)
- GPS
- 58:47
- 距離
- 56.1km
- 登り
- 4,347m
- 下り
- 4,341m
コースタイム
6:26飛越新道登山口 - 8:03寺地山 - 10:01北ノ俣岳 - 10:32赤木岳 - 12:21黒部五郎岳 - 13:45黒部五郎小舎 - 15:32三俣蓮華岳 - 16:03三俣山荘
7/14
6:00三俣山荘 - 6:56鷲羽岳 - 7:19ワリモ岳 - 7:45ワリモ北分岐 - 8:02〜8:10水晶小屋 - 8:31〜8:35水晶岳 - 9:21〜9:25ワリモ北分岐 - 9:53祖父岳 - 10:31スイス庭園 - 10:53〜11:03雲ノ平山荘 - 12:53〜13:22薬師沢小屋 - 15:20〜28太郎平小屋 - 15:45 薬師峠キャンプ場
7/15
7:25薬師峠キャンプ場 - 9:05北ノ俣岳 - 9:15〜9:20北ノ俣分岐 - 10:15〜10:25北ノ俣避難小屋 - 11:00寺地山 - 13:00飛越新道登山口
天候 | 7/13 曇り時々雨(稜線は強風) 7/14 曇り時々雨のち一時晴れ(稜線は一時強風) 7/15 雨のち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は到着した時点で5〜6台。 帰りは大渋滞(中央道30辧17)。迂回し6時間(14:00〜20:00)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 飛越トンネル登山道入口にポスト有 【コース状況】 ・飛越新道〜寺地山 緩急の斜面と数か所短い下りがあります。 途中から泥濘が点在。踏み場所を誤るとくるぶし上まで埋まる場合もあり。 ・寺地山〜北ノ俣岳 寺地山から少し下ります。泥濘は避難小屋まで気を抜けません。避難小屋から池塘群まで短い木道。その後、沢筋の悪路〜太郎平からの合流点まで急坂。北ノ俣までは緩やかです。 ・北ノ俣〜黒部五郎 アップダウンが意外とキツイです。黒部五郎の急斜面は長いですが歩き易いです。 ・黒部五郎〜黒部五郎小舎 この日、カールルートの通行は禁止されていました。山頂直下の岩場はちょっとした難所です。岩場を過ぎると雪渓の緩斜面を下ります。雪渓に小舎への目印(木片)が等間隔で置かれているので辿って行きます。雪渓から沢を下ると小舎前のテン場ですが、沢の水量が多く石の上を歩くので転倒注意です。 ・黒部五郎小舎〜三俣蓮華〜三俣山荘 三俣蓮華の巻道ルートは通行禁止と、強雨の中すれ違った方が教えてくれたので稜線ルートを進みました。三俣山荘までの下りは雪渓のやや急斜面を下りましたが赤い染料の目印とステップが切られていてアイゼンは使用せず。 ・三俣山荘〜鷲羽岳〜ワリモ北分岐 鷲羽岳まではひたすら急登ですが難しい箇所はありません。強風時注意。 ・ワリモ岳分岐〜水晶岳 水晶小屋先までは歩きやすい道ですが、水晶岳直下の岩場は注意が必要です。 ・ワリモ北分岐〜祖父岳〜雲ノ平 雪渓の緩斜面のアップダウン、横断がありますが難しくはありません。アイゼンも使いませんでした。染料目印はありますがコースロストに注意。木道は雲ノ平山荘前が雪渓に埋まっていました。踏み抜きに注意。 ・雲ノ平山荘〜薬師沢小屋 しばらくは庭園を見ながらのんびりとした木道歩き、その後木道は無くなり急斜面の下り。苔むした滑りやすい岩場でかなり神経を使い時間もかかりました。 ソールの素材にも原因がありますが今回の核心部だったかも? ・薬師沢小屋〜太郎平小屋〜薬師峠キャンプ場 木道部分が多く楽です。沢を登り詰めて太郎山までは急登。太郎山から小屋及びキャンプ場までは良く整備されています。 ・太郎平小屋〜北ノ俣分岐 急な部分もありますが、木道が多く楽です。 ・北ノ俣分岐〜寺地山〜飛越新道 下りは滑りやすいので特に注意です。二日間の雨で泥濘がひどくなっていました。。 |
写真
感想
テン泊2泊で黒部五郎、鷲羽、水晶を踏破する計画を立てていました。
起点は都内から遠くはなるが飛越新道。
新穂高起点では駐車場の問題等で予定変更や遅れを余儀なくされる可能性があるため除外しました。
コースは当初、水晶岳までのピストンを考えましたが、調べるうちに雲ノ平、薬師沢経由であわよくば薬師岳も登ることができるこのコースを挑戦してみることにしました。
ただし条件があり・・
1日目は三俣山荘まで行くこと。できなければ雲ノ平へは下らずピストンする。
2日目は太郎平まで行き、3日目は気象条件や体調に応じて軽装で薬師岳ピストン。
エスケープルートは新穂高と折立。
結局、薬師岳のピストンは朝までの雨と疲労により断念しましたが、ほぼ計画通りに行動できました。
ルートログは携帯アプリの山旅ロガーを行動中起動していましたが、飛んでしまっている箇所があります。
そのまま載せますが合計57辧1〜2劼らいと思われます。
飛越新道の泥濘対策は古いトレランシューズを裸足で履いて臨みました。
結局1日目はその靴で三俣まで。
過去の記録にもありますが長靴で北ノ俣避難小屋まで歩き、デポする方法もあると思います。
三俣から鷲羽、水晶は三俣に荷物をデポして軽装でピストンの予定でしたが、山小屋スタッフに尋ねたところ三俣〜雲ノ平ルートは雪渓コースのため踏み抜き等危険なためおススメできないとのことでした。
(踏み抜きというレベルではなく最悪2メートルくらい落ちるそうです)
結局、鷲羽を越えワリモ北分岐に荷物をデポして水晶まで軽装備でピストンしました。
天気は結局3日目の朝方まで降ったり止んだり。
2日目の夜は雨でろくに眠れずでした。
行程中は手袋がギリギリ無くても大丈夫なくらいの気温でした。
ウェアは上下ゴアテックスが無難で、稜線ですれ違う方も皆そのような装備でした。
行程を通してアイゼンは使用しませんでした。
富山側の木道整備はかなり頑張っています。
ロングコースを踏破できたのもこの木道のおかげだったと思います。
薬師沢から雲ノ平に登られているグループが意外と多かったのは、木道が整備されているからでしょう。
残念だったのは薬師岳。
3日目は晴れたのに断念することになってしまいましたがまた来る理由ができました。
3日目、北ノ俣からの下りで前後して下った岐阜在住の方と下山後しばらく楽しい山談義。良い思い出ができました。
またどこかでお会いできたら嬉しいです。
火曜から金曜まで奥飛騨を周回してきました、はるかに長距離+悪天候×三日間!素晴らしい体力に敬服いたします!(´・_・`)
今朝のライブカメラは最高の天気みたいです(笑)!
うまくいかないものですね〜!
もしかしたら、リベンジに行ってるんでしょうか???
(^O^)
これからも楽しい山歩きを!
nekojigen様
少し前に大キレットを歩かれていたのですね。近いうち挑戦してみたいコースです。
今回は体力の限界を知るテストでもありました。
おかげで3〜4日は足がパンパンに浮腫んでいました。
おまけに最後の下山時に膝に違和感が出てしまったのでしばらく休養です(^^;
ここ半年ほどほぼ毎週のように登りに行っていた疲れが出てしまいました。。
お互い安全に山を楽しみましょう!
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