北岳 キタダケソウは終わりハクサンイチゲ


- GPS
- 34:20
- 距離
- 33.9km
- 登り
- 2,959m
- 下り
- 2,963m
コースタイム
→12:50アルキ沢橋登山口→17:30池山小屋着
23日 5:00小屋出発→8:00峰城→10:00砂払→11:00ボーコン沢の頭
→12:00八本歯コル →12:40北岳山頂→13:00トラバース道
→13:30八本歯コル→14:10大樺沢→17:20広河原→20:20夜叉神峠駐車場
天候 | 22日晴れ 23日晴れ16時から雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・鷲ノ住山入口は鷲の住山バス停(慰霊碑ある所)から100m広河原寄り ・野呂川吊り橋を渡り林道への取り付きまで要注意最初の岩溝にはじかれる ・いたるところでツガの木が倒れ登山道をふさぐ ・八本歯の頭 岩場要注意 ・大樺沢コース 雪渓はまだまだ10本アイゼン以上必要 ・雪渓リボンを頼りに左岸を詰め樹林帯へ ・左岸樹林帯から一度出されたら右岸樹林帯へトラバースここで間違うと大変 再度左岸樹林帯に渡る単管足場で組んだ橋を渡り込んだら広河原へ迷いなし **左岸から右岸に渡る印をはっきり判る様立て看板をお願いしたい** |
写真
感想
初日寝坊して2時間半も寝てしまった。小平6時半出発となった。夜叉神峠10時半
出発まだ広河原までまだバスが通っていない。いつかは辿りたかった池山吊尾根コースバスが運行していたらこのコースはなかったでしょう。朝から広河原まで林道歩きのコンクリート道は体力を無くす。今回は池山吊尾根しかないと思った。
夜叉神ゲートで管理者に「自己責任 入、下山」と書かされ出発。トンネルを抜け鷲ノ住山から入山、朝一の山歩きに戸惑う。
野呂川吊橋の前後は注意したい。特に吊橋を渡った直後林道に上がるまでこの道最大の難所(笑)といっていい。林道に上がって昼食。さあ あるき沢から核心部へと入っていく。全然道標はない赤リボンが頼りであるが探すのに苦労する。基本的に沢沿いの尾根歩きである。280°にコースをとってからはツガの木が多くなり倒木が行く手を阻む。傾斜が緩やかに下り気味になると宿泊地池山小屋である。
この湿地帯どこかの避暑地と見まごうほどの平地、池といううより湿地帯で樹林の向こうに小屋がある。地図で見ると小屋は登山道の右にある様に書いてあるが実は左にある。先着がいて新しい地図で確認したがやはり左に位置していた。今日は私も含め2名で御殿場のT口さんとのこと。彼は小屋に荷物をデポ、北岳ピストンして来たとのこと。夕食は最近キーマカレーとしている。
結構独特の香辛料がきつく食欲が増す。御殿場のT口さんは冬がこのコースはいいらしい。山談義に花が咲いたが明日の長丁場を思うとほどほどにして寝ざるを得ない。5時出発T口さんにさよならして、森林限界点をぬけるまで長い、やっと抜けたら太陽がまともにあたり、日焼け止めクリームをと思い気や忘れている。あきらめて進むしかない。しかし朝食から4時間経過、ザックを下し腹ごしらえ。間ノ岳、農鳥岳、北岳山荘から続く尾根が素晴らしい。ボーコン沢の頭から見る北岳勇装に歩くことを忘れシャッターなりっぱなし。大樺沢雪渓からガスが湧き、バットレスめがけ吹き上げる。いつ撮るの?「いまでしょ!」・・・。
八本歯の頭はこのコース最大の難所、鎖がないこの岩場、慎重に通過、やがて八本歯のコルへ。ここで荷物をデポしてピークへと向かった。
幾度となく重なる縦列ハシゴ、空荷でグングン高度を稼ぐ。キタダケソウは残念ながら来週はないだろう。ハクサンイチゲはこれから、まさに白色競演といった所。ピークには追い越して行った若者が2人しかおらず、なんとピークに3人。2日もすれば広河原までバスが通りこうは行かないだろう。トラバース道にも足を伸ばしてさわやかな空中散歩であった。八本歯のコル広河原に下りるところで昼食をとり担ぎあげた5Lの水も残すところ一口となった。大樺沢はたっぷりの雪渓に急斜面、10本アイゼン装着して下山。ガスの間から見える白根御池小屋との高低差と距離を考えるとやはりこちらが有利、注意事項で述べたことを守れば断然有利。しかしそれが判らず雨も降ってきて飛んだ苦難を強いられた。まあ明るいうちに広河原に出られたから良かったy。広河原山荘で温かいお茶のサービスありがとうございました。感謝します。後はどんなに暗くなろうとも長い滑り台を逆走すれば夜叉神峠へとつながる。それを思うと夜の林道歩きも苦しいながらも心地良かった。
・登山後5日目にして耳の後の皮がむけました。
・写真はWクリック拡大して見て下さいね。
麗嶺
コメント
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すれ違った夫婦です〜
三脚お持ちデシタヨネ
そうです。三脚を背負ってた男です。
お疲れさまでした。夜叉神まで早かったですね。
互いの息はぴったりでしたよ。すれ違っただけでも判る夫婦意気また何処かのテンバでテント越しに乾杯しましょう。赤布ありがとうございました。
麗嶺
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