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Yamareco

記録ID: 3143667
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

蕎麦粒山 (鳥屋戸尾根→棒杭尾根)

2021年05月04日(火) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 埼玉県 東京都
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:48
距離
12.3km
登り
1,378m
下り
1,303m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:17
休憩
0:31
合計
5:48
距離 12.3km 登り 1,378m 下り 1,303m
7:45
104
9:29
9:30
3
9:33
14
9:47
9:48
4
9:52
4
9:56
9:57
25
10:22
10:23
17
10:40
10:41
8
10:49
11:04
13
11:17
11:19
22
11:41
4
11:45
59
12:44
12:48
11
12:59
13:04
28
13:32
1
13:33
ゴール地点
天候 快晴微風の登山日和でした
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路: JR奥多摩駅前から東日原方面行きバスで川乗橋下車
復路: 倉沢からJR奥多摩駅前までバス利用

余談ですが、この日の早朝電車と鹿の衝突事故があったらしく、電車が10分程度遅れていました。しかし奥多摩駅7時00分発の鴨沢西行きは定刻に発車してしまったようで、乗り遅れた方々の救済のために臨時バスが出ていました。
コース状況/
危険箇所等
ほぼすべて樹林の中でありまして、眺望がよいのは蕎麦粒山頂上だけです。新緑をめでる以外は歩行と読図に徹しました。

●鳥屋戸尾根 (上り) 破線ルート
川乗橋から蕎麦粒山をまっすぐ目指す長い尾根。全体的になだらかで、路面も悪くありませんでした。迷いそうなところはありますが、下山時に万一間違えると尾根を外しそうな重大箇所には小さな私設道標が取り付けてありました。
●蕎麦粒山→棒杭尾根の頭
いちおう一般登山道です。
●棒杭尾根 (下り) バリエーションルート
山と高原地図では赤太破線から黒細破線に格下げされたようです。下部の倉沢林道が荒れているからか、通行量が少なそうで全体に頼りない踏み跡です。地形図とコンパスをしっかり見ていれば大きな問題はないとは思いますが、それでも標高1150m付近はちょっと分かりにくかったです。あと、倉沢林道上部は廃道好きにはテンション上がるかも。
その他周辺情報 時節柄、立ち寄りなし。
川乗橋バス停から歩き始めて100mそこらで、左に地味な分岐があります。すぐ上で3人追い越しましたが、その後は蕎麦粒山頂上まで誰にも会いませんでした。
2021年05月04日 07:47撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 7:47
川乗橋バス停から歩き始めて100mそこらで、左に地味な分岐があります。すぐ上で3人追い越しましたが、その後は蕎麦粒山頂上まで誰にも会いませんでした。
標高800m付近。淡々と上がっていきます。
2021年05月04日 08:28撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 8:28
標高800m付近。淡々と上がっていきます。
標高850〜900mあたりは急斜面です。ここにはロープ数本が張られていました。
2021年05月04日 08:36撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 8:36
標高850〜900mあたりは急斜面です。ここにはロープ数本が張られていました。
標高900m、急坂を登り終えると広場。ここで休憩。
2021年05月04日 08:39撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 8:39
標高900m、急坂を登り終えると広場。ここで休憩。
この広場には私製の道標が掛けてありました。ここから張り出している支尾根に迷い込まないようにとの意図だと思います。この後も数回、要所で目にしました。
2021年05月04日 08:39撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 8:39
この広場には私製の道標が掛けてありました。ここから張り出している支尾根に迷い込まないようにとの意図だと思います。この後も数回、要所で目にしました。
標高950m付近、東京市の石標。尾根上にいくつかありました。
2021年05月04日 08:52撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 8:52
標高950m付近、東京市の石標。尾根上にいくつかありました。
標高1030m付近、露岩帯です。ここを過ぎて道は尾根を外れ、トラバース気味に左へ進むようになります。
2021年05月04日 08:59撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
5/4 8:59
標高1030m付近、露岩帯です。ここを過ぎて道は尾根を外れ、トラバース気味に左へ進むようになります。
トラバースが終わって再び尾根上に出てきました。振り返ればそこには私製道標。道も塞いでありますが、このようにしていないと下山時に直進しそうです。
2021年05月04日 09:07撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 9:07
トラバースが終わって再び尾根上に出てきました。振り返ればそこには私製道標。道も塞いでありますが、このようにしていないと下山時に直進しそうです。
東京市その2。
2021年05月04日 09:10撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 9:10
東京市その2。
標高1220m付近で振り返ったところ。下山路は左奥を向きます。ここにも私製道標が設置され、正面の神庭尾根(別のバリルート)に迷い込まないように配慮されています。
2021年05月04日 09:27撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 9:27
標高1220m付近で振り返ったところ。下山路は左奥を向きます。ここにも私製道標が設置され、正面の神庭尾根(別のバリルート)に迷い込まないように配慮されています。
笙ノ岩山に着きました。ここまで2時間弱。静かな頂です。
2021年05月04日 09:34撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 9:34
笙ノ岩山に着きました。ここまで2時間弱。静かな頂です。
標高1260m付近。尾根が左右に分かれるのですが、ここは分かりづらかったです。小ピークが連なっていて現在地特定がややこしく、道標はあるわけもなく、また左への道(正しい道)を倒木が塞いでいます。
2021年05月04日 09:51撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 9:51
標高1260m付近。尾根が左右に分かれるのですが、ここは分かりづらかったです。小ピークが連なっていて現在地特定がややこしく、道標はあるわけもなく、また左への道(正しい道)を倒木が塞いでいます。
木立の間に蕎麦粒山が見えてきましたよ。
2021年05月04日 10:24撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 10:24
木立の間に蕎麦粒山が見えてきましたよ。
標高1410m付近で振り返ったところ。広くてなだらかな別の尾根に引き付けられそうですが、本道は右。私製道標さん、ありがとうございます。
2021年05月04日 10:39撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
5/4 10:39
標高1410m付近で振り返ったところ。広くてなだらかな別の尾根に引き付けられそうですが、本道は右。私製道標さん、ありがとうございます。
間もなく巻道との十字路に着きました。
2021年05月04日 10:40撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 10:40
間もなく巻道との十字路に着きました。
ものものしい警告。
2021年05月04日 10:41撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 10:41
ものものしい警告。
天目山(三ツドッケ)ですかね。
2021年05月04日 10:42撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 10:42
天目山(三ツドッケ)ですかね。
山頂へ最後の登りです。
2021年05月04日 10:45撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 10:45
山頂へ最後の登りです。
川乗橋から3時間余、着きました。蕎麦粒山頂上。
2021年05月04日 10:49撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 10:49
川乗橋から3時間余、着きました。蕎麦粒山頂上。
山頂の東側は木々が刈り払われていて展望がききます。防火帯になっているようです。正面は川苔山でしょうかね。
2021年05月04日 11:01撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 11:01
山頂の東側は木々が刈り払われていて展望がききます。防火帯になっているようです。正面は川苔山でしょうかね。
蕎麦粒山で少し休憩したら今度は尾根づたいに西へ向かいます。ここから稜線通しに登れば仙元峠のはず。
2021年05月04日 11:12撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 11:12
蕎麦粒山で少し休憩したら今度は尾根づたいに西へ向かいます。ここから稜線通しに登れば仙元峠のはず。
仙元峠に着きました。本当はここから秩父へ下りたかったのですが、今日は都内完結を目指します。
2021年05月04日 11:18撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 11:18
仙元峠に着きました。本当はここから秩父へ下りたかったのですが、今日は都内完結を目指します。
巻道。奥秩父あるある的な、極細で急傾斜のトラバース道です。
2021年05月04日 11:25撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
5/4 11:25
巻道。奥秩父あるある的な、極細で急傾斜のトラバース道です。
棒杭尾根分岐に着きました。最上部は広々とした明るい尾根です。
2021年05月04日 11:43撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 11:43
棒杭尾根分岐に着きました。最上部は広々とした明るい尾根です。
ツツジですね♪
2021年05月04日 11:47撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 11:47
ツツジですね♪
標高1290m付近。ちょっと開けた土地になっています。ここで倉沢から上ってきたという人たちとすれ違いました。棒杭尾根もほかには誰にも会わない、静かな山道でした。
2021年05月04日 11:58撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 11:58
標高1290m付近。ちょっと開けた土地になっています。ここで倉沢から上ってきたという人たちとすれ違いました。棒杭尾根もほかには誰にも会わない、静かな山道でした。
標高1150m。道の右手に看板が現れ、正面が藪になりました。
2021年05月04日 12:09撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
5/4 12:09
標高1150m。道の右手に看板が現れ、正面が藪になりました。
踏み跡は左へ折れ、下降を続けていました。いったん尾根線を外れます。
2021年05月04日 12:10撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
5/4 12:10
踏み跡は左へ折れ、下降を続けていました。いったん尾根線を外れます。
折れた少し先にある支尾根の入り口。引き込まれそうですが、これは騙しでした。画面右側へともう少しトラバースを続けます。
2021年05月04日 12:11撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
5/4 12:11
折れた少し先にある支尾根の入り口。引き込まれそうですが、これは騙しでした。画面右側へともう少しトラバースを続けます。
すると落ち葉の下に古い桟道が隠れているのが見えました。この道で間違いなさそうです。
2021年05月04日 12:12撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
5/4 12:12
すると落ち葉の下に古い桟道が隠れているのが見えました。この道で間違いなさそうです。
やがて明確な踏み跡になりました。これで標高1150m帯は脱出。
2021年05月04日 12:15撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
5/4 12:15
やがて明確な踏み跡になりました。これで標高1150m帯は脱出。
このあたりから先、道形はわかるのですが、通行者が少ないせいか踏み跡が見えにくくなっています。
2021年05月04日 12:26撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
5/4 12:26
このあたりから先、道形はわかるのですが、通行者が少ないせいか踏み跡が見えにくくなっています。
標高900m。画面左奥から降りてきた道が突然細い枝にさえぎられました。踏み跡は大きく向きを変え、右奥に続いています。谷への下降開始です。
2021年05月04日 12:36撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
5/4 12:36
標高900m。画面左奥から降りてきた道が突然細い枝にさえぎられました。踏み跡は大きく向きを変え、右奥に続いています。谷への下降開始です。
植林地の中を右へ左へと向きを変えながら、やがて倉沢林道に下りてきました。
2021年05月04日 12:46撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
5/4 12:46
植林地の中を右へ左へと向きを変えながら、やがて倉沢林道に下りてきました。
振り返ったところ。林道の崩壊地が登山道の取り付き点(左上へ)になっています。よくみると地味な赤色のテープが巻いてありましたが、気づきにくいかもしれません。
2021年05月04日 12:47撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 12:47
振り返ったところ。林道の崩壊地が登山道の取り付き点(左上へ)になっています。よくみると地味な赤色のテープが巻いてありましたが、気づきにくいかもしれません。
倉沢林道を下ります。実は廃道好きです。
2021年05月04日 12:50撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 12:50
倉沢林道を下ります。実は廃道好きです。
古いコンクリート橋。燃え上がる廃道愛。
2021年05月04日 12:53撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 12:53
古いコンクリート橋。燃え上がる廃道愛。
地蔵橋です。
2021年05月04日 12:55撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 12:55
地蔵橋です。
地蔵橋のたもとは路盤崩壊を起こしていました。
2021年05月04日 12:56撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
5/4 12:56
地蔵橋のたもとは路盤崩壊を起こしていました。
これはもう少し下流の魚留橋。これも路盤崩壊。廃道の雰囲気を身体に感じながら速足で林道を下り、倉沢13:37のバスに間に合いました。
2021年05月04日 13:05撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 13:05
これはもう少し下流の魚留橋。これも路盤崩壊。廃道の雰囲気を身体に感じながら速足で林道を下り、倉沢13:37のバスに間に合いました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト カメラ

感想

このコースは山と●谷誌5月号の奥多摩特集で採り上げられておりました。東京都内で完結です。他県に行きづらくなった哀れな都民のためにこういうルートの紹介にしてくれたんですかねぇ?まさか(笑)

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