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記録ID: 315037
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ハイキング
甲信越

金城山(水無-滝入コース)−イワキ頭

2013年06月29日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:39
距離
11.5km
登り
1,369m
下り
1,367m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

■水無コース
4:50駐車場−4:55登山口−6:20五合目−7:43最高点付近−7:45避難小屋−8:00山頂標識
■イワキ頭往復
8:10山頂標識−8:18避難小屋−8:20最高点付近−8:40避難小屋−10:30-11:00イワキ頭−12:45最高点付近−12:52避難小屋−13:00山頂標識
■滝入コース
13:25山頂標識−13:42長崎高棚方面分岐−13:57雲洞観音山方面分岐−14:03五合目−15:16登山口−15:19駐車場
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大倉(五十沢)登山口手前の駐車場。
10台ほど駐車可。
コース状況/
危険箇所等
〈登山ポスト〉

登山口のポストに用意してきた登山届を入れた。
用紙はなかった。

〈道の状況〉

■水無コース
しばらく河原を進んでから登山道に入るところに、はっきりした赤ペンキの目印がある。
六合目の上の岩壁のトラバースは、登るのはともかく下るのはこわい。
金城山の最高点付近には、ミズバショウとツツジの生えた水たまりがあった。
山と高原地図「越後三山」2011年版は、金城山の避難小屋の位置が実際とことなっていた。
避難小屋のマークが最高点の北側にあるが、実際の避難小屋は最高点の南西だ。
避難小屋のドアは雪囲いの板を外していなかったが、鍵は開いており、板を外せば利用できそうだ。
金城山山頂の標識のある広場は最高点ではない。

[追記(2013年7月3日)]
金城山などの登山道について、最新情報が南魚沼市商工観光課から発表された。
それによると、水無コースは「下山禁止」とされている。
また、避難小屋の天水タンクを「今年は設置していない」とのこと。
南魚沼市内登山道状況一覧について(2013年7月1日更新)
http://www.city.minamiuonuma.niigata.jp/soshiki/shoko-kanko/tozan-summer.html

■イワキ頭往復
イワキ頭には三等三角点がある。
晴れていれば眺めは悪くないはずだが、割引岳は尾根ピーク1475Mに隠れてしまう。
金城山から見ても、イワキ頭は尾根ピーク1475Mの手前にあって目立たない。
登山道がないので、ヤブをこいで向かう。

ヤブの入口をしめす踏み跡やテープのたぐいは見つけられなかった。
南側の急斜面に沿って進めばまちがいないと思い、避難小屋付近からヤブに入った。
最高点から避難小屋にかけてのヤブは、なだらかで広くて迷いやすい。
ヤセ尾根に乗ってしまえば、それなりに踏み跡がある。
見た目にはほとんどわからないが、そこを歩くと進みやすさが歴然としているので踏み跡だとわかる。
イワキ頭手前などの尾根の広がっているところは、ヤブこぎもきつくなる。
そういうところでは踏み跡などどこにあるやらわからない。

危険箇所としては、沢の源頭部で白い土の露出しているところがあった。
白い土は固まっているがもろく、手がかりにも足がかりにもならない。
ずるずると滑りだそうものなら、草木の生えていない滑り台のような沢をはるか下まで落ちていきかねない。
土の上を登り下りせず、そのわきのヤブを通ること。
ヤブには踏み跡があった。登ればわかる。
帰り道の安全を期して、登ったポイントに目印をつけた。

ザックに完全に収納しないものは、ヤブに持っていかれる可能性がある。
ふつうの登山道ではめったに解けない靴ひもが何度も解けた。
ザックの底までさし入れたトレッキングポールが紛失した。
おそらく木の枝の中を滑り降りるようにして下っていたとき、ザックからわずかに突き出たバスケットが引っかかって抜き取られたのではないか。
ショルダーベルトのケースに入れたカメラも紛失するところだった。
ケースからはみ出たコードが枝に引っかかり、カメラが引っぱり出された。
ザックにくくりつけた携帯蚊取線香ケースのふたを気づかないうちに落としてしまい、帰り道で拾った。

ヤブの中に虫はいなかったので、蚊取線香のたぐいは不要だった。
ヤブの中ではレインウェアを着てもたいして暑くなかった。
天気が曇りだったのと、ヤブの中が外よりも少し涼しいことによる。

■滝入コース
登るにしろ下るにしろ、概して水無コースよりも歩きやすそうだ。
ただし、五合目より下では小さな沢を通る箇所が多い。その岩がとても滑りやすかった。
ほかの人のレポートにもそう書かれているものがあったので、私の靴のソールのせいばかりではなさそうなのだ。

〈下山後の温泉〉

さくり温泉健康館
入浴料: 370円
http://www.moegien.jp/Sakuri.html
ファイル
天気図2013年6月29日9時
(更新時刻:2013/07/01 07:31)
登山ポスト。用紙はなかった。
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登山ポスト。用紙はなかった。
河原から水無コースの登山道に入るところに、赤ペンキのマーク。
河原から水無コースの登山道に入るところに、赤ペンキのマーク。
水無コース二合目。
水無コース二合目。
水無コース四合目。
水無コース四合目。
水無コース五合目。
水無コース五合目。
水無コース六合目。
水無コース六合目。
トラバース。クサリとステップが設置されているが、下りでは通過したくない。
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トラバース。クサリとステップが設置されているが、下りでは通過したくない。
水無コース八合目。
水無コース八合目。
水無コース九合目。
水無コース九合目。
水無コース九合目付近から尾根ピーク1475Mが見える。その手前、尾根の曲がり角にある目立たないピークがイワキ頭。
水無コース九合目付近から尾根ピーク1475Mが見える。その手前、尾根の曲がり角にある目立たないピークがイワキ頭。
金城山最高点付近の水たまり。
金城山最高点付近の水たまり。
金城山避難小屋。
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金城山避難小屋。
祠の向こうの小高いところに山頂の標識が設置されている。
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祠の向こうの小高いところに山頂の標識が設置されている。
祠付近の岩。一帯を「おむろ」というらしい。
祠付近の岩。一帯を「おむろ」というらしい。
金城山山頂の標識の向こうに見えるこんもりしたところが実際の最高点。
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金城山山頂の標識の向こうに見えるこんもりしたところが実際の最高点。
イワキ頭はこんな小ピークをいくつか越えていく。ここだけ見ると気持ちよさそうな尾根道だ。
イワキ頭はこんな小ピークをいくつか越えていく。ここだけ見ると気持ちよさそうな尾根道だ。
この白い土の上は登り下りしないこと。
この白い土の上は登り下りしないこと。
このピークを下るとヤブがいっそうひどくなる。
このピークを下るとヤブがいっそうひどくなる。
シャクナゲはさいわい少なかった。
シャクナゲはさいわい少なかった。
ヤブから突き出た小さな岩。
ヤブから突き出た小さな岩。
イワキ頭に到着。
イワキ頭に到着。
イワキ頭の三等三角点。
イワキ頭の三等三角点。
滝入コース九合目。
滝入コース九合目。
長崎方面分岐。
水場。60M下るらしい。下からは水音が聞こえた。
水場。60M下るらしい。下からは水音が聞こえた。
滝入コース八合目。
滝入コース八合目。
雲洞方面分岐。
滝入コース七合目。
滝入コース七合目。
滝入コース六合目。
滝入コース六合目。
滝入コース五合目。
滝入コース五合目。
滝入コース四合目。
滝入コース四合目。
大滝でいいのかな。
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大滝でいいのかな。
大滝の下から。
滝入コースニ合目。
滝入コースニ合目。
登山口からすぐ皆沢川を渡渉して杉林の登山道に入るところに、赤ペンキのマーク。
登山口からすぐ皆沢川を渡渉して杉林の登山道に入るところに、赤ペンキのマーク。

装備

個人装備
トレッキングポール
1
腕時計
GPS
etrex20
デジタルカメラ
35リットルザック
山と高原地図
越後三山・平ヶ岳・巻機山
電子国土地形図
コンパス
2L
スポーツ飲料
0.5L
イボ付軍手
ホイッスル
ナイフ
細引き
5M
目印用赤ひも
救急用具
コムレケア
おにぎり
行動食
非常食
補助ロープ
8mm×20M
ハーネス
ATC
カラビナ
2
スリング
120cm
ツェルト
シュラフカバー
薄小銀マット
ヘッドランプ
予備電池
蚊取線香
携帯ケース
防虫ネット
防寒着
タオル
レインウェア
つば広帽子

感想

ヤブこぎは意外とおもしろい。
腕でヤブをかき分け、全身でヤブの抵抗に逆らうためか、疲れ方がいつもの山歩きとはちがう。
水泳の後の疲労に似ている。
十分に満足した。
ヤブこぎはもうたくさん。
そう思ったのに、ザックの底までさしこんだトレッキングポールをなくしてしまった。
大事なもの(家族の思い出の品)なので、秋になったら探しに行こうかな。

金城山山頂標識の広場におおぜいの人(7人くらい)がいて、水無コースの様子を聞かれた。
トラバースが危険だといったら、滝入コースを引き返そうかという相談をはじめた。
話をきいていると、みんな少なくとも毎週のように山に登り、八海山や荒沢岳や剣岳などにも登っているようだ。
だとしたら、水無コースのトラバースくらいはなんでもなかったかもしれない。
もしも滝入コースを引き返してしまったとしたら、申し訳ないことをした。

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