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Yamareco

記録ID: 317693
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ハイキング
甲信越

金城山(観音山コース)−イワキ頭

2013年07月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:13
距離
14.1km
登り
1,371m
下り
1,366m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

4:10こぶし遊歩道入口―7:30山頂標識
7:55山頂標識―8:10避難小屋―8:13最高点付近(ヤブ入ル)―10:00-10:15イワキ頭―10:50-11:03撤退地点―11:40-11:50イワキ頭―13:40最高点付近(ヤブ出ル)―13:42避難小屋―13:55山頂標識
14:00山頂標識―16:03こぶし遊歩道入口
天候 曇り。
午頃から雲がかかり、一時霧雨。
夜になって激しい雨。
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
こぶし遊歩道入口近くの待避所のようなスペースに駐車した。
ほかの車はなく、正式な駐車場かどうかは不明。
コース状況/
危険箇所等
〈登山ポスト〉

こぶし遊歩道入口にポストがある。
備えつけの用紙はみあたらなかった。

〈道の状況〉

■観音山コース
観音山コースは2011年豪雨災害の影響が少なく、整備も行き届いて安心して歩ける。
多少急なところもあるが、水無コースなどよりはずっとゆるやかだ。
所要時間については、先週の水無コースの登り、滝入コースの下りよりも、それぞれ時間がかかった。
今回の荷物が前回より1kgほど重かったせいかもしれない。
重いといっても10kgだが、私にとっては山歩きを再開して以来の重さの記録を更新した。
三合目と四合目の間で小さなマムシが出た。
四合目から急坂があらわれるが、そういう箇所にはトラロープなどが設置されている。
雲洞コース分岐点(七合目)手前の迷いやすいところには、赤テープの目印があった。
九合目の先で水害による崩落箇所のすぐ脇を通るが、登山道が安全な位置に作りなおされていた。
整備してくれた方のブログ記事:
金城山登山道整備 その1(越後のヤマウサギのブログ)
http://blogs.yahoo.co.jp/moti3111369/9356674.html
山頂標識のある広場は見晴らしがよいが、標高は1350Mほどで、金城山の最高点ではない。
最高点は避難小屋の少し先、ミズバショウの水たまり付近のヤブの中。

■イワキ頭のヤブこぎ
ヤセ尾根に乗ってしまえばそれなりに踏み跡がある。
踏み跡がなくてもなんとか進んでいける程度のヤブ。
それでも登山道にくらべると進むのに骨が折れる。
金城山までの復路には往路と同じくらいの時間と体力を要する。

尾根を下るとき、まちがって斜面を下らないように注意。
進みやすいルートがつねに踏み跡であるとはかぎらない。
雲がかかると、尾根の方向がいっそうわかりにくくなる。
こまめに地図で現在位置を確認していればよいのだが、なかなかそうする余裕がない。

ヤブが浅くなって体が出ると、たちまちブヨのような虫がよってくる。
完全にヤブに入って進んでいるときには虫はいないが、ヤブの中で座りこんだりするとよってくる。
ヤブの中でビバークをするにはやはり相当の虫対策が必要だ。

〈下山後の温泉〉
金城の湯
清水街道291号線で魚野川を渡る旭橋から入ってすぐ。
山と高原地図にも「金城の里」と表記されている。
入浴料: 320円
http://www.asahi-net.or.jp/~ck4t-hri/kydo/kydo/kinjyo.htm
ファイル
(更新時刻:2013/07/08 02:45)
(更新時刻:2013/07/08 02:47)
観音山コースは、こぶし遊歩道、石仏観世音参拝コースと重なっている。
観音山コースは、こぶし遊歩道、石仏観世音参拝コースと重なっている。
明け方の金城山。
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明け方の金城山。
二合目には24体の観音さまの石仏。
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二合目には24体の観音さまの石仏。
384.9Mの三等三角点。
384.9Mの三等三角点。
三合目。山と高原地図にも記載されていた松の巨木が折れて道をふさぎ、撤去されていた。
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三合目。山と高原地図にも記載されていた松の巨木が折れて道をふさぎ、撤去されていた。
中央に小さなマムシ。こちらが立ち去るまで、ジーと音を立てて威嚇し続けた。
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中央に小さなマムシ。こちらが立ち去るまで、ジーと音を立てて威嚇し続けた。
四合目。
トラロープのある急坂。
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トラロープのある急坂。
五合目。
六合目。
雲洞コース側に2011年豪雨災害の崩落箇所。
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雲洞コース側に2011年豪雨災害の崩落箇所。
まちがえやすい箇所に赤テープ。道は右前方に続く。
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まちがえやすい箇所に赤テープ。道は右前方に続く。
七合目は雲洞コース分岐。雲洞コースはまだ復旧していない。
七合目は雲洞コース分岐。雲洞コースはまだ復旧していない。
大月、五十沢(滝入)コース分岐。大月コースは廃道。
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大月、五十沢(滝入)コース分岐。大月コースは廃道。
八合目。
60M下に水場。帰りに確認するつもりだったが、へとへとだったので確認せず。
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60M下に水場。帰りに確認するつもりだったが、へとへとだったので確認せず。
九合目。
豪雨災害の跡。
崩落箇所すれすれの道はふさがれて……
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崩落箇所すれすれの道はふさがれて……
……新しい安全な道ができていた。
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……新しい安全な道ができていた。
金城山から割引岳まで縦走できたら、さぞ気分がいいことだろう。
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金城山から割引岳まで縦走できたら、さぞ気分がいいことだろう。
金城山最高点の小山。手前に岩峰群。
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金城山最高点の小山。手前に岩峰群。
岩峰の祠は、左から三霊山、御嶽神社、八海山神社、摩利支天。
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岩峰の祠は、左から三霊山、御嶽神社、八海山神社、摩利支天。
山頂標識の広場は断崖の上。
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山頂標識の広場は断崖の上。
避難小屋の雪囲いの板は撤去されていた。
避難小屋の雪囲いの板は撤去されていた。
避難小屋の内部。
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避難小屋の内部。
ヤブの中。
左からイワキ頭、1475Mピーク、割引岳。
左からイワキ頭、1475Mピーク、割引岳。
登山道のない尾根。
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登山道のない尾根。
イワキ頭手前の小岩。
イワキ頭手前の小岩。
1475Mピークの後ろにかろうじて牛ヶ岳と割引岳が見える。
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1475Mピークの後ろにかろうじて牛ヶ岳と割引岳が見える。
イワキ頭の三等三角点。
イワキ頭の三等三角点。
越後三山。
間近に見る1475Mピーク。これを登るのに何時間かかるやら。
間近に見る1475Mピーク。これを登るのに何時間かかるやら。
越後三山。
目の前にあるはずの金城山が雲で見えない。
目の前にあるはずの金城山が雲で見えない。
登山道に戻ると、最高点付近の水たまりがいとしく感じられる。
登山道に戻ると、最高点付近の水たまりがいとしく感じられる。

装備

個人装備
腕時計
GPS
etrex20
デジタルカメラ
35リットルザック
山と高原地図
越後三山・平ヶ岳・巻機山
電子国土地形図
コンパス
3L
スポーツ飲料
0.5L
イボ付軍手
ホイッスル
ナイフ
細引き
5M
目印用赤テープ
救急用具
コムレケアなど
おにぎり
行動食
非常食
補助ロープ
8mm×20M
ハーネス
ATC
カラビナ
2
スリング
120cm
ツェルト
シュラフカバー
薄小銀マット
ヘッドランプ
予備電池
蚊取線香
携帯ケース
防虫ネット
防寒着
タオル
レインウェア
つば広帽子
ロングスパッツ
携帯AMラジオ

感想

先週金城山からイワキ頭まで往復したので、さらにその先へ。
イワキ頭の先は、ヤブのきつい急な下りが連続する。
あわよくば1475Mのピークまでと夢想していたが無理だった。
1475Mピーク手前の鞍部すら到達できなかった。
11時の時点でまだ少し時間の余裕はあったが、疲れたので引き返した。

水場のない稜線なので、水を3.5L用意した。
飲みたいだけ飲んでも1L近く残った。
ただし、もっと暑い日だったら飲みつくしたかもしれない。

天候は、この季節としてはほぼ理想的だった。
重い雲がたれこめ、それでいて雨は降ってこない。
それでもイワキ頭あたりからは高曇りで、薄日が差した。
するとたちまち暑くなり、体力を消耗した。
いくら水を飲んでも元気が回復せず、食欲もない。
スポーツ飲料を飲んだ方がよかったのかもしれない。
ヤブこぎに適する通気性があって丈夫なシャツがあれば、レインジャケットのかわりにそれを着た方がいい。

前回悩まされたヤブこぎで靴ひもが解けるという問題は、スパッツを着用することで解決した。
紛失したトレッキングポールは見つけられなかった。
涼しくなったら、トレッキングポールを探しがてらまた行ってみようかな。
下山したときにはもうこりごりだと思ったのだが、ノドモトは過ぎた。

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