The highest mountain in Japan 富士山(吉田ルート弾丸登山)
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- GPS
- 11:20
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,629m
- 下り
- 1,627m
コースタイム
4:35 六合目 標高2390m
5:20 七合目 花小屋 標高2700m 5:35
6:40 八合目 太子館 標高3100m 6:50
8:10 本八合目 富士山ホテル 標高3370m 8:20
9:05 九合目 久須志神社 標高3600m 9:20
9:50 「吉田口頂上」 標高3710m 登頂所要時間5時間50分
10:05 浅間大社奥宮(富士宮口頂上)標高3710m
昼食、昼寝で1時間
11:30 【日本最高峰富士山剣ヶ峰】標高3776m
時計まわりにお鉢めぐり
12:10 吉田口頂上 下山開始 12:25
13:05 本八合目 上江戸屋 標高3370m 13:15
下山道
14:15 七合目公衆トイレ 標高2630m 14:25
15:20 スバルライン五合目 下山所要時間 2時間55分
天候 | 五合目 午前4時 曇り 気温10℃ 五合目〜八合目 曇り、ガス、ガス 八合目〜山頂 晴れ70% ガス30% 気温8℃ 360°雲海 五合目(下山時)午後3時30分 雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
スバルライン、本日、午前3時営業開始の為、20分待ち。約30台既に並んでました。往復2000円。330台駐車可。7月〜8月、マイカー規制あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
スバルライン五合目には、無料水洗トイレ、電話、売店あり。山小屋は、7月1日の山開きに向け準備中ですが、トイレは、ほとんどの小屋で利用可(有料200円) スバルライン五合目〜六合目富士山安全指導センター 泉ヶ滝までは幅広い平坦路のゆるい下り坂。泉ヶ滝から石畳の登山道となる。 六合目〜七合目 大型側壁ぞいの幅広いジグザグ道、黒砂をザクザク踏みしめながら高度を上げ ていく。 七合目〜八合目 黒砂に溶岩の小石が混じる斜面となり、小さくジグザグを刻んで登って行く。 八合目〜吉田口頂上 溶岩の岩盤が露出した急斜面となる。幅の狭い階段状の急坂、飽きるほどのジ グザグに耐えながら登り続けると、吉田口頂上に達する。 吉田口頂上〜富士宮口頂上〜剣ヶ峰〜吉田口頂上 5時間ぶりの平坦路。お鉢めぐり、一周約1時間。山頂トイレ、7月5日まで 閉 鎖中。剣ヶ峰へ登る馬の背のザレた急斜面は、強風時には注意を要す。剣ヶ峰か ら大沢崩れ上部への下りには約200mですが残雪あり。雪が緩くアイゼン効きま せん、滑落すれば240m下の大内院の底まで行きそう。 吉田口頂上〜本八合目 上江戸屋 登りに1時間30分要した道を40分で下る。狭い道をトレラン者が行きかい注意 を要する。7月末の富士山マラソンの練習とのこと。 本八合目〜七合目公衆トイレ 溶岩の小石や砂に足をとられないように。スカイツリー(634m)以上の標 高差740mを一気に下ります。ジグザグコーナーを40数回曲がるのは、疲れ というより集中力が途切れます。トイレは7月1日から9月上旬のみ利用可。 七合目〜スバルライン五合目 六合目安全指導センターまで幅広い平坦路。六合目から泉ヶ滝を経由し往路を 戻る。 全行程 11時間20分(休憩3時間含む) |
写真
感想
7月1日、世界文化遺産登録後、初めての山開きを迎える富士山。日本の宝が、世界の宝になりました。大混雑を避けるべく、山開き前、最後の週末に富士山登頂をしてきました。富士宮ルートか吉田ルートか悩みましたが、御来光見たさに吉田ルートに決定。スバルライン料金所が、3時オープンとは知らず、30分のタイムロス。3時35分、スバルライン五合目駐車場に到着。星ひとつ見えない曇天です。4時20分の日の出時刻が迫っており、高度順応もそこそこに4時に出発。東の空は厚い雲に覆われたまま、本日一番の目的である御来光も日の出も見ることはかなわず。しかし、北西に八ヶ岳、北東に丹沢、東には箱根の山々を確認出来たので良しとします。
山開きの2日前にもかかわらず、そこそこの登山者数です。外国人が予想外に多いのには驚きです。6〜7合目ではバングラデッシュ人のグループ(埼玉大学の留学生)と会話をしながら、7合目〜8合目ではスウェーデン人とカタコトの英語で会話をしながら国際親善しつつ登りました。どちらの外国人も日本人以上に日本と富士山が好きなようです。バングラデッシュ人グループには、下山時、泉ヶ滝のそばで再会し(吉田口頂上で下山したそうです)、「Good job today.Plese come again MtFuji.」と告げて別れました。「よくがんばった。また山(富士山)においでよ。」と言ったつもりですが、通じたのでしょうか?
お鉢まわり中、天気は晴れたりガスったりでしたが、山頂から360°の雲海は感動ものの絶景でした。山頂に犬(レトリバー)が登って来たのも驚きです。犬は高山病にはならないのでしょうか。
数日前の山行記録で「日本一汚い山富士山」を目にし、山開きの前に微力ながらゴミ拾いをしてこようと思いポリ袋を持参しましたが、私の見る限りですがゴミはまったくというほど落ちてませんでした。これは、行政とボランティアの方々の努力の結果だと思います。今後も、登山者全員で日本一美しい山富士山を維持していければと思います。
ところで、最近、弾丸登山の禁止、入山料の徴収など登山者数の抑制について議論されております。そこで、私の提案は、登山経験の無い者は富士山に登らせない。マッターホルンのように指定された山を制限時間内に登れた者だけに登頂する許可を与えるというものです。富士山は、未経験者が安易に登れるあまい山ではないと考えます。と言ったところで私にはなんの権限も力もありませんが。
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