■おばあちゃんに完敗【越後駒ヶ岳】山開き初参加
- GPS
- 08:58
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,282m
- 下り
- 1,282m
コースタイム
天候 | くもり時々晴れ時々ガス 稜線上はとにかく暑い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
http://www.pref.niigata.lg.jp/uonuma_seibi/1306702933276.html 舗装されてますが、道は細く対向車とすれ違えるのは待避所となります。 私はこういう道好きなので往復しましたが、少し遠回りになりますがシルバーラインを使うと少し楽だと思います。 枝折峠が通行止の場合は駒の湯ルートでどうぞ。 コンビニは小出ICを下りてルート上に7-11がありました。 枝折峠駐車場。30台ほどのスペース。無料。 綺麗な新しいトイレあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は残雪ゾーンでしょうか。 一箇所だけ朝早いうちはまだ雪質が固いのでトラバースするのに注意です。 軽アイゼンぐらいはお守りで持っていた方がいいかも。 トイレは、駐車場、駒の小屋にあります。 |
写真
感想
越後駒ヶ岳へのアプローチ拠点の1つである枝折峠。
やっと通行止解除ということで行ってみることにしました。
この日はちょうど山開き。
枝折峠は30台ほどしか駐車スペースがないというので気合が入ります。
先週も関越。
最近ずっと関越です。
先週よりさらに先の小出ICで下りて枝折峠に着いたのは3時前。
探すと空いているスペースがあったので止めてちょっとだけ仮眠。
準備して薄暗い中ヘッデンつけて予定どおり4時頃出発。
出発時、駐車場に着いたばかりの若者たちが騒いでいた。
まだ車中で寝ている人もいるんだけどなぁ。。。
あと別件だけど、限られた駐車スペースにテントを張ってるのも見かけた。
トイレの脇に登山道があり、整備された道を登って行く。
登山口である枝折峠の標高が高いのですぐに稜線を歩くことになる。
少し歩くと眺望のいいところで若者1人が三脚立てて撮影待機。
「おはようございます! ^^」
私たちの姿を見てとても元気で爽やかな挨拶をしてくれた。
「おはようございます〜。あれは何て山?」とその写真を撮ろうとしている彼に訊くと「荒沢岳です。僕はこれから登りに行きますw」と言ってました。
まだ日の出前。雲海に浮かぶ荒沢岳。朝日に照らされる荒沢岳を撮るつもりなのかな。
彼の元気な挨拶でちょっと気分よく登れそうな気がする。
明神峠を過ぎるとご来光を拝むことができた。
雲が多いのだけどその隙間から真丸な朝日が顔を出してくれた。
少しずつ登り坂になるが相変わらず視界はいい。
目指す越後駒ヶ岳にも朝日の光があたってオレンジ色に染まってきた。
木道が整備されている箇所も結構ある。
また残雪箇所もあり、時間的にまだ固く、キックステップで登る。
もし滑って落ちたら池ポチャでずぶ濡れになっちゃいそうな箇所もあった。
今年初めての可愛らしいイワウチワがたくさん咲いている。
今回もデジイチ頑張って持ってきましたが、いまだザックの中。
今回は9時間超えでちょっとロングなので帰りに撮ろうなんて思ってました。
途中、後ろからきた女性に道を譲る。
ものすごい速さ。
しかもどこかで見た覚えが。。。(こういうパターンはいつもヤマレコだな。。。)
その後、賑やかに登ってきた若者たちにも先に行ってもらう。
静かに登りたいので、、、先に行って欲しかったのですが、、、
同じ場所で休憩するしーw。。。
ごめんね、若いし楽しいのはわかるけど、だめなんだ。賑やかなのは。。。
ここずっと稜線上だからずーーっと下から声が聴こえてたの。(´Д`)
あと後ろから人にピッタリ追いかけられるのも嫌なんだ。。。ごめんね。お先にどうぞ。
そんな気持ち。。。
ふー、、、思いのほか休んでしまった。
そしてまた残雪トラバース地点。
下はずっと雪渓が続き、滑るとどこまで行くかな〜という感じ。
ここが一番難儀しました。
アイゼンつければマシなんですが、、、短い距離なので面倒で。。。
先行者の小さな踏み跡をキックしながら横切るのではなくて上に登ります。
雪に半分埋もれた樹の枝などを頼りに通過。
ストック使えばまだ楽だと思いました。(これも面倒で出さなかった。。。)
ここ、小倉山なんですが、山頂標識がわからずそのままスルー。
帰りに道を逸れたところで小倉山の山頂標識見つけました。
6時半を過ぎると暑くなる。
やはり夏は朝早く行動し始めないと暑さにやられてしまう。
虫たちもお目覚め。
虫除けネットを被ります。
結構知らない間に首筋とか刺されてるんですよね。。。
小倉山を過ぎると少し樹林帯に入ります。
カタクリ、イワカガミの群生あり。
今回カタクリの花の写真撮りましたが、綺麗でなかったのでボツ。
たくさん咲いてましたよ。
百草ノ池。
この辺りから花の写真を撮ろうと思っていたのですが、まだ池は雪の下で。。。
ヒメシャガ、アカモノ、スミレ系は咲いていました。
ヒメシャガ地帯を抜けるとまた視界が開ける。
今度は岩の急登。
青空が広がってきた♪
残雪模様が美しい山肌。
シャチがいっぱいいるようでw
気持ちよく登れているはずなのですが、なぜかこの辺り記憶が飛んでます。
山頂はまだまだ先だから頑張らないとという意識が強くて景色を楽しむ余裕がなかったのか??
似たようなお山が多くて、近づくにつれてどれが越後駒ヶ岳の頂なのかがいまいちわからなくなってました。(汗)
「あれかな?それともあそこまで行かなきゃだめなのかな?」みたいな。。。
そして残雪のせいで途中でルートから外れてしまった私。
登りやすい箇所を見つけて登っていたらかなりルートから外れてました。。。
ごめんなさい。
正規ルートにやっと合流。
熊笹の中の道を登って行くと、すぐに小屋。
全然下からは見えなかったのでちょっとびっくり。
ああ、小屋に着いたんだ〜。。。
駒の小屋。
なぜか今回写真を撮っていなかった。。。(´Д`)
会津駒ヶ岳と同じ小屋名ですね♪
今日は山開きなので小屋前でお守りをいただく。
あと山バッジも購入。
小屋の方が、ここから先についていろいろ話してくれました。
お花はまだまだこれかららしい。
ハクサンコザクラが一輪だけ咲いてるって。。。w
あと頂とは反対側に歩くとハクサンチドリも咲いてるらしい。
あと15分もあれば山頂だって。
小屋前で休んでいると青森、八戸から来た人、そして出張ついでに福岡から来た人なんかもいらっしゃってちょっと和気合い合い。
本当はここからデポして行きたかった。
小屋の人も置いていけばいいよって言ってくれたのだけど、
サブザック忘れた。
今回はデジイチもあるし、なんやかんや置いていけないなと思ったので
そのまま登ることにする。
すぐだし!
雪の登り坂。
小屋の人が広めのステップを切ってくれていてとても登りやすかった。
ありがたい。
頂への稜線に出ると何を思ったかそのまま雪渓を歩いて頂に向かった私たち。
実は間違い。
樹林帯に木道があるのに気付かなかった。(;゜−゜)
どうりで雪上に足跡が無いと思った。。。
正規ルートに戻って山頂到着。
すぐでした。
山頂から見える八海山はうーーん、、、雲がちょっと邪魔してますが見えました。
それほど広い山頂ではないし、これから人が増えるのですぐ下山。
小屋前でゆっくりしよう。
おっと、一輪だけのハクサンコザクラ見つけました。
一輪だけ咲いててくれてありがとう♪
雪のステップを下っていると、おばあちゃんが登ってくるのとすれ違う。
失礼かもしれないけれど、お腰は曲がっていらしても足取りはかなり軽い。
すごいな。。。何度も登ってるのかな?と思わせるような足取り。
小屋前で休憩。
雪融けの冷たいお水をいただく。
この時間になると人がどっと増えてきた。
20分程休憩して下山。
下りは登り時より景色を見ながら歩く。
それにしても暑い〜。。。(´Д`)
ほぼずっと稜線上を歩くので日陰が少ないのです。
風もなく、今年一番暑い〜。(´Д`)
珍しくハイドレーション空になりました。
あとは水筒のお茶で凌ぐ。
歩いていると後ろからあのおばあちゃんが追いついてきた。
すごい。。。
明らかに速いので先に行ってもらう。
私がもしおばあちゃんの立場だったら山に登ってるかな?
あの年齢であの速さ、、、絶対私には無理だ。。。(´Д`)
というか、私は普段がほとんど歩かない生活だから、、、もっと足腰鍛えなきゃこのままじゃだめだ。毎週山に登ってても‘老い’に負けてしまう。。。
なんてことを考えながら歩いてました。
それでも途中どこかで休憩していたのか、おばあちゃんに追いつきます。
だってこんだけ暑いし。。。
普通に熱中症になっちゃう。。。
おばあちゃん大丈夫かな。
道を譲ってもらいましたが、その後もずっとおばあちゃんとは付かず離れずの距離でした。恐るべし、、、おばあちゃん。。。
お疲れさま、おばあちゃん。
13時前に無事下山。
駐車場は車でいっぱいでしたが、路駐も2,3台で思ったより混雑してないなと思いました。
まだ山頂のお花咲いてないしなぁ。。。
小屋の人曰くあと1ヶ月ほどしないと山頂の雪は無くならないみたいです。
4年前、観光で筑波山に登って下りでズタボロになった。
そんな時、70歳くらいのおばあちゃんがスイスイ元気に登ってるのを見て「このままではいけない」と思ったのが山登りを始めたきっかけ。
今回会ったおばあちゃんを見て、そのことを思い出した。
あきらかに去年より脚力、体力、精神力が落ちている私。
普通に毎週山に登ってるだけじゃだめだなと思った次第です。。。
今回はほぼ稜線歩きで、アップダウンもそれほど無く予定より早い時間で登って下りてきました。
ただ、これからの季節、稜線上は暑いので、涼しい時間帯にどれだけ歩けるかだと思います。この日は風もあまりなく、雪渓からの涼風もありませんでした。
登山道にある程度お花は咲いていますが、山頂部のお花はまだまだこれからで、一ヶ月先くらいが見頃と小屋の方が言ってました。
こんちわ
膝のリハビリで去年、近くの金剛山へ。千早道は階段の道で〇千回登頂とかの看板が頂上にあります。
そこで、膝が悪いとはいえ・・おじいさん、おばあさんに抜かれること、抜かれること。ザック12kg担いでいるとはいえ、軽装の年配の方にすいすい抜かれて自信失いかけました
いるんですねぇ・・お元気なお年寄りが・・
ふふふ・・古希を迎えてテンポ良くアルプス歩きたいものです
でわでわ
楽しくレコ読ませていただきました。(⌒▽⌒)
私も同じく静かに自分のペースで登りたい方
なので気持ちよくわかります。
後、おばあちゃん凄いですね〜。
この前丹沢に登った時、すっごく早い
年配の女性がスタスタと追い抜いて行きました。
その後その方にお会いする事はありませんでした。
縦走だったのか?
負けないぞ〜と頑張って歩いたのですが…。
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
全く追いつけなかったです。( ̄▽ ̄)
元気なおばあちゃんになりたいですね。
(⌒▽⌒)
こんばんは。^^
コメントありがとうございます。
ほんとお元気なお年寄り多いですよね。
今ニッポンはお年寄りが一番元気な気がします。
今回のことでまたも自信失いそうですよw
毎週山に登ってるのにまだまだってことです。
私も長生きするならあんな風に元気に年を取りたいものです。
コメントありがとうです。
できれば人の声、車の走る音などが聴こえない。
聴こえてくるのは鳥たちのさえずりや蝉の鳴く声だけというのが理想の山行です。
大勢いたらもちろん楽しいからつい賑やかになっちゃうのもわかりますけどね。。。
私も長生きするなら元気なおばあちゃんでいたい。
軽快に縦走できるお年寄りになれれば怖いもの無しですね。
丹沢、特に大倉尾根って健脚なお年寄りが多くてびっくりですよね。
週に何度も登ってるとかザラで、それだけでもすごいと思ってしまいます。
あんな風に元気でいたい〜。
こんばんわ、mizutamariさん、yukidamariさん
服装・・などはっきりは覚えていませんが・・
なんとなく記憶が
コースタイム的に一緒頃ですしね
小屋前で、若者達と一緒に写真 撮りました。。彼らの年齢聞いたら、息子と同じぐらいでしたので、元気でいいなぁ〜〜なんて感じていました。
同じ日に登って、『おばあちゃん』と言う文字に、えっ、私の事かな??、完敗は関係ないけど って、ちょっとドキッ!!っとしました
写真、とても綺麗ですね
こんばんは、mizutamariさん。
以前笠取山のレコでコメントを頂いたmuscatと申します。
精力的に山に行っておられますね〜
私は仕事を溜めてしまっていたこともあるんですが
この週は天気予報を軽く眺めて「こりゃダメだ」と簡単にあきらめ
どこにも行きませんでした。しかしこんなに写真の綺麗なレコを
拝見してしまうと、「勿体ないことしちゃった…」とちょっと後悔
それにしても越後駒もいい山ですね。南関東からだと少々アクセスがキツいですが
これも登りたい山リストに載せること決定です。今年のうちに行けるかな
こんばんは。
ヤマレコ上では初めましてですが、越後駒ヶ岳ではお会いしてます!!
記事の中ですごい速さで歩いていかれた女性というのがpikachanさんです。
ヤマレコで写真を何度か拝見したことがあるのであれ?っと思ったのですが、写真よりお若く見えたのでいまいち記憶に自信がありませんでした。
やっぱりそうでしたね〜。
おばあちゃんというのは別の方でもっともっと高齢の方です。
まぁ確かにpikachanさんにもしっかりと‘完敗’なんですが。
今までにも記録を拝見したことがあって、速いお人だと思ってはいました。
今回それを目の当たりにするとはwwwwww
若者たちは全然悪い子たちじゃないです。
でも駐車場ではやっぱり賑やか過ぎだったかな〜。
「山では賑やかに感じてしまう人もいる」ということを知って欲しかったので敢えて記録に残しました。仲良し同士集まるとどうしても楽しいし、賑やかになりますよね、若いですし。(たまに若くなくても賑やかな団体いますけど。。。 )
またどこかのお山でお会いするかもしれませんね〜。
こんばんは。
お久しぶりです。
しっかりと覚えています
そしていつも拍手ありがとうございます。
今年は梅雨らしくない天気が続いているので比較的お山の選択が易しいです。
しかもレンタカー族なので車を借りたとなるとそう簡単には諦められないというのもあります。(笑)
今回は新潟は天気は良さそうということで行ってきました。
越後駒ヶ岳、気に入っていただけたみたいでよかったです。
ぜひぜひ足を運んでその目で景色を堪能してくださいね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する