北岳 広河原〜大樺沢〜八本歯〜草すべり

2013年07月10日(水) [日帰り]

• GPS: 08:30
• 距離: 12.5km
• 登り: 1,841m
• 下り: 1,856m

コースタイム

6:00広河原−8:05二俣−10:45八本歯のコル−11:40北岳山頂−12:05肩の小屋−13:20草すべり・二俣−14:30広河原

15:30のタクシーで16:20芦安駐車場着

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

車で芦安の市営駐車場（無料）へ。そこから乗り合いタクシーで往復。片道1100円。

コース状況／危険箇所等

詳細は南アルプスNETでお調べください。
http://www.minamialps-net.jp/

登山道の状況は他の方が詳細に書いてくれてあるので省略
http://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=1856

先日立ち読みしたP誌別冊の100名山ガイドには・・・逆回り
登り：草すべり、小太郎尾根
下り：八本歯コル
が紹介されていたと思うが・・・（記憶違いだったらごめんなさい）

少なくとも7月中は八本歯から二俣までの雪渓を下るのは危険です。
雪山や残雪期登山に慣れた人でなければ安全に降りられません。

日帰りを想定した記事じゃないからだろうな(^_^;)

写真

7/10 5:57

同じ金額ならタクシーの方が快適ですよね。最終便を逃したら林道を延々と歩いて帰る覚悟。

7/10 7:29

落ちたら嫌なので走って渡る。

7/10 7:43

はやる気持ちを抑えながら、のんびり行きます。登山というものは下山時にどれだけ余力を残すかが最も大切なこと。

7/10 7:44

崩したい。時々「ドス、ドス」と雪渓が崩れる音がします。

7/10 8:02

二俣。トイレあり。右へ行けば草すべりから小太郎尾根・肩の小屋へ。帰りはここに降りてきます。

7/10 8:09

二俣を振り返る。この辺りから夏道が消えて雪渓を真っ直ぐ登ります。10本爪アイゼン、ピッケル持参。

7/10 9:13

なかなかの急傾斜。雪渓の上は涼しくて気持ちが良い。いちおピンクテープの着いた目印サオが続いています。

7/10 9:30

ノーアイゼンでステップを切りながら登りました。おかげでペースは鈍るけど、心肺機能的には楽ちん。500mlのペットボトルより重いアイゼンは、ただの荷物で終わりました。

7/10 9:43

100名山(観光地)なので、今日は頭にタオルを巻いていません。

7/10 9:54

そしてハシゴの連続地帯へ。育ちの良い方は公園とかのジャングルジムで練習してから、このコースに挑んでください。

7/10 9:59

コイワカガミや

7/10 10:00

ツガザクラでお花見しながら

7/10 10:01

宇宙を目指して

7/10 10:14

お立ち台から

7/10 10:15

バットレスと呼ばれる600mの岩壁を眺めたり

7/10 10:15

何かの取材に遭遇したり

7/10 10:23

憧れの間ノ岳を眺めたり

7/10 10:28

先月登った富士山の圧倒的存在感に嫉妬したり

7/10 10:54

再びミヤマオダマキや

7/10 10:55

ハクサンイチゲ、イワベンケイ、シナノキンバイでお花見しながら

7/10 11:18

自宅や猛烈推奨の前茶臼山を眺めながら

7/10 11:34

仙塩尾根や本命の両俣コース状況を偵察しながらランチをして

7/10 11:38

混雑する山頂にひるみ・・・

7/10 11:40

混雑してたので2分間の滞在。いや、山頂に居た人が騒いで煩いとかではなく、ただ貸切じゃないと満足できないだけです。タバコも吸いにくいし。

7/10 11:41

三角点タッチは次回縦走時の楽しみとしてオアズケし

7/10 11:44

登ってきたルートを見下ろして

7/10 11:49

チョウノスケソウやハクサンイチゲの群落を眺め、キタダケソウが咲き誇る過去の北岳を妄想し

7/10 11:52

昨年、2日連続で登った仙丈ケ岳や、途中敗退している甲斐駒ケ岳を眺め

7/10 11:58

なんとも奥深くて黄色っぽい色に心を奪われ

7/10 12:06

肩の小屋でやっとタバコが吸えて
無限軌道マシンの組み立て作業を眺め
次はここでテント泊だなと思いつつ

7/10 13:09

専用車で滑るも、あまりに危険すぎて中止し

7/10 13:35

今朝渡った雪渓はさらに侵食が進み

上流部に橋を架ける作業をしている男性に見送られ

7/10 14:02

下界の暑さにうんざりして、ウォータースライダーに飛び込みたくなる衝動を抑えつつ

7/10 14:28

無事に下山。次のタクシーを1時間も待たねばならない。

7/10 16:51

そして温泉。駐車場が広い割には浴場のキャパシティー不足。しかも山梨県価格。

信州の日帰り温泉の安さと快適さは素晴らしいなぁと、改めて思う。

撮影機器：

CX3 RICOH

感想

nucchi

先月、須走から富士山に日帰りで登れたから次は2番目の北岳へ・・・

いかにも初心者らしいことを言うので、色々と味合わせてやろうという企画。


私も他の大多数の登山者と同じ認識です。
今回の初心者さんも同じことを感じてくれたはずです。


さて、残す3000m峰は間ノ岳、農鳥岳、聖岳となってしまいましたが・・・
今回の北岳は想定していたルートじゃないので、ノーカウントでもいいかな。

キタダケソウ、葉っぱはたぶん見ました。
みなさん花を見ないと満足できないのかもしれませんが・・・
登山道から逸脱する方が少なからず居るようで残念でした。
と、登山道の無い山を歩きまくっている私が言うのは説得力なし(笑)

知識も興味もない私にはハクサンイチゲの大群生を眺めながら・・・
盗掘される前は、キタダケソウもこんな感じだったのだろうと妄想するだけで十分。

妄想族で良かった♪

コメント

サク姉

妄想族
nucchiさん、藪や崩壊レポートではなくて
正統派の山記録ですね。
映像的にはきれいですが、nucchiさんの記録としては
ちょっと物足りないです 。

でも新人さん（？）、体力ばっちりですね。

yama-take

訪問者数1249！
多くの人が見ているもんですね。

わたしのレコは32。この差は・・・・・・当たり前か。

kokuzoo

歩荷も
nucchiさんには珍しいハフパン！頭タオルなし。ヤマヒルの心配ないもんね

「富士山の次に北岳！」は今更ないでしょうけど・・・と思ったらまさかのそれだったんだ！
同行者さんの意向だとしても、ワタシも山を登りだした時の新鮮な気持ちが蘇った感じ。
うん、 フレッシュでいいですね

高山で登山道を外れるのと、登山道の無い低山を歩くのとは違うと思うんだけど？
どうでしょう？
薪・山菜・キノコ・猟で人間も山に入って道なき道を歩くので。
でも、難しい問題ですね。
結局、ルールを守れる人がどんだけいるかって言う。。

nucchi

本当はノーマルなんです。
sakusakuさん、こんばんは。

藪や崩壊は仮の姿です。
本当は育ちの良い山ボーイですから

初心者を安全に連れて帰って、やっと一人前の登山者ですから。
私は鬼軍曹なので「歩幅が広い！姿勢が悪い！ペースが速い！」
などと、後ろから容赦なくピッケルで突き刺します
流行りの体罰ってやつですかね(笑)

次から竹刀にしようかしら

nucchi

問題発言でも。。。
あったんでしょうかね
そんなに興味を煽るタイトルや内容ではないと思うんですが。

まぁ80%は女性ファンだと思いますけど

連休が近いし、どうも雪渓で滑落事故もあったようなので
皆さん気になるのでしょう。

yama-takeさんも、たまには人ごみの山に出没してみては？
おニューのカッパの出番ですよ

千畳敷ロープウェイに熊出没レコとか期待

nucchi

北岳の次は、やはり奥穂が定番
と、どっかの記事で読みました。

まぁ富士山が初めての登山っていう方も多いでしょうから。
昨年、奥穂前穂に行ったときも初心者は実際に多かったです。
我々が普段歩いて？漕いで？いる山に比べればアルプス
の方が遥かに安全ですから、悪いことではないかと

生活のために山へ入るのと、レジャーで入るのは違いますよね。
最近の若い登山者はマナーが良いから、将来は明るいはず。

kokuzooさんの授血シーン、皆さん期待しているのでぜひリベンジお願いします