木曽駒ヶ岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 4.1km
- 登り
- 493m
- 下り
- 473m
コースタイム
- 山行
- 1:55
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 3:45
- 山行
- 1:35
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 2:10
天候 | 7/18:晴れ、19:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
極楽平から千畳敷への下りの雪渓は要注意 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
|
---|---|
共同装備 |
調理用食材
調味料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ポール
テント
|
感想
7月18日 晴れ
君津21:15-1:55菅ノ台バスセンター5:55-6:25しらび平7:35-7:42千畳敷
千畳敷8:00(35)8:35遊歩道分岐8:45(25)9:10乗越浄土9:30(30)10:00駒ヶ岳頂上山荘10:45(15)
11:00木曽駒ヶ岳11:35(10)11:45駒ヶ岳頂上山荘 (計1:55)
気象庁が九州北部から関東甲信越までの梅雨明けを発表した。ドンビシャである。
21:05に出発。代々木〜高井戸間で渋滞したが、あとは順調に走行し、駒ヶ根ICで高速を降りてIC近くの ローソンで朝食を購入し、1:55に菅の台バスセンター駐車場に到着。駐車料500円を先払いするが日帰りでも一泊でも同じようだ。
300台収容の大駐車場だが、80%くらい埋まっている。意外に多い。
ビールを飲んで仮眠。
4:00起床。外は結構寒い! 既にバス待ちの行列が出来ている。急いで朝食と身支度をして外に出ると、100m位の行列が出来ていた。外気温は18℃。
約1時間待って5:55にバスに乗ることが出来た。始発は5:12だが、5:00頃から臨時バスが次々に出て行く。補助席を空けたまま発車したのでヘンだと思っていたが、黒川平の駐車場で補助席分の7〜8人を乗せたが、バス停には数十人が行列していた。
約30分でしらび平に到着。ロープウェイは1時間待ちとのことで、整理券を受け取り、番号呼び 出しがあるまで自由に待つ事が出来る。
整理券番号は572と573で7:15の予定だった。60人乗りゴンドラで標高差950mを所要7分30秒で結 ぶが、9分ピッチのピストン運転だ。7:20頃に番号が呼ばれ、7:35発のゴンドラに乗った。
千畳敷に着くと帰りのロープウェイは3時間待ちの予想だと放送していた。日帰り客は朝晩とも長時間待たされるようだ。
7:42千畳敷に到着。気温18℃でとても爽やか。千畳敷は東側が開けているので、南アルプスが一望に出来て素晴らしい眺めだ。甲斐駒、仙丈、北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳、荒川岳、赤石 岳、聖岳まで全部見える!
西側には千畳敷カールと宝剣岳が聳えており、素晴らしい景色だ。宝剣岳山頂の登山者が見てとれる。
今日は木曽駒までの約2時間の行程で急がないので、遊歩道でカール底の剣ヶ池まで行く。池には宝剣岳が逆さに映って綺麗だ。千畳敷から稜線の乗越浄土までは1時間、ほぼ数珠繋ぎ状態で登る。やや急登だが、30分ほどなのであまり辛くはない。
9:10乗越浄土に到着。剣ヶ池から約30分だった。
乗越浄土からの展望も素晴らしい! 千畳敷を俯瞰し、はるかに南アルプスと富士山が望める。 乗越浄土には宝剣山荘と天狗荘の2軒の山小屋が建っている。
乗越浄土から中岳を越えると、中岳と木曽駒ヶ岳との鞍部に頂上山荘とテン場がある。
まだ10:00で時間が早いせいかテントは6〜7張りと少ない。
小屋で受付をし、幕営料600円/人を支払う。小屋の人によると2〜3日前までは大雨でバスもロープウェイも運休していたとのこと。梅雨明け直後に来た我々はラッキーだ!
トイレは200円の有料だが、宿泊者と幕営者は無料で、洗面所の水は飲料水だった。水2.5箸 担いで来て損してしまった。
テントを設営してからビールを持って木曽駒山頂へ。約15分で山頂に到着。ちょっと贅沢なヱビスビールで乾杯。木曽駒は77年の8月に松川さんと登って以来33年ぶりだが、前回はガスで何も見えなかったので、初めての眺望だ。
御嶽、乗鞍、穂高、槍、南アルプス、富士山がすべて一望に出来る。素晴らしい!
山頂からテン場に下る途中、山スカの母子に出会った。最近山スカが流行っているらしいが、 山で実物を見たのは初めてだ。
約10分で下り、おでんで昼食。
昼頃になるとガスで周りが見えなくなってしまった。テン場の中岳よりの斜面に雪渓があり、 綺麗な雪をコッヘルに入れて夕食のビールを冷やす。
13:20頃からテント内で昼寝。気持ち良い!
16:30頃起き、夕食開始。アジの桜干しでビール。17:30現在の気温20℃。テントは約50張に増えている。意外に多い。
夕食はカレーとオニオンスープ。カレーはアマノフーズのフリーズドライカレー「瞬間美食・ 香る野菜カレー」と「香るチキンカレー」。どちらも美味しいが、チキンは辛さが強く、野菜カ レーは野菜の甘みがあってより美味しい。とろみは少ないが、とても美味しい。8月のトムラウシには野菜カレーを持っていこう。尾西のα白米の2人前袋だったので、食器に移してカレーをかけて食べたが、カレーは食器の汚れが落ちなくなるので、1人用のチャック付き包装の白米が良い。
18:30夕食完了。外気温14℃。フリースにインナーダウンを着ても涼しい。
日没前に中岳への中腹から夕陽を見て写真を撮った。オレンジ色の空と雲が美しい!
20:00就寝体勢に入る。テント内の温度は11℃。2:30に目覚ましを設定する。
23:00頃起きると空には満天の星が輝いていた。約30分間星の写真撮影をした。気温はテント内外ともに7℃で結構寒い。
Tシャツ+フリース+インナーダウンで今回は軽量化の為シュラフカバーだけにしたが、下半身が寒く、カッパのズボンを穿いても寒かった。やはりシュラフが必要だ。
7月19日 晴れ
駒ヶ岳頂上山荘4:20(15)4:35木曽駒ヶ岳4:55(10)5:05駒ヶ岳頂上山荘5:30(20)5:50天狗山荘6:00(15)
6:15宝剣岳6:25(40)7:05極楽平7:20(20)7:40千畳敷 (計2:00)
千畳敷7:50-7:58しらび平8:02-8:35菅ノ台バスセンター9:05-14:35足立14:40-15:40君津
2:30起床。テント内10℃、外は風が強いがピーカンで、空には満天の星が輝いている。まだ夜なのだ。
寒くて眠れず、聖とシュラフを交換して30分だけ眠った。
夜食のような朝食はコーヒーとマジックパスタ。カルボナーラとペペロンチーノだが、聖はカルボナーラが、私はペペロンチーノが好みだ。それから目玉焼き、みそ汁。デサートはFDの「 杏仁豆花」と「黒ゴマしるこ」だが、どちらも美味しかった。
ザックをパッキングし、テント撤収のみ残して日の出を見に山頂へ。山頂では100人位の人が日の出を待っていた。太陽は八ヶ岳の向こうから昇るが、地平線に雲が多く、やや残念。
でも御嶽、乗鞍、北アルプス、八ヶ岳、南アルプス、そして富士山が雲海の向こうにあって素晴らし い! 山頂の気温は6℃となかなかクール!
山頂で20分ほど過ごし、テントに戻って撤収。
宝剣岳への登りはクサリ場の連続するスリリングな岩場だが、なかなか楽しい。35年前はガスの中だったが、今日はピーカンだ。
極楽平への下りもクサリ場の連続で楽しいが、ビビリの聖は生きた心地がしなかったようだ。
岩場を越えると三ノ沢岳への分岐があり、その先の極楽平まではほぼ水平の稜線漫歩だ。
分岐と極楽平の中間点付近で千畳敷から登ってきた人とすれ違った。今朝の一番で上がって来 た人達だろう。その後も次々とすれ違う。我々と逆コースの人も多いようだ。
空木岳方面は池山尾根コースが登山道崩落のため通行止めになっていた。35年前は空木岳から池山尾根を下ったのだ。
稜線はかなり風が強いが極楽平の分岐を少し下ると風が弱くなるので、そこで休憩。
極楽平からの下りは雪渓が2〜3ヶ所あるが問題なし。20分ほどで千畳敷に到着。今日も大勢の登山者と観光客で大賑わいだ。ロープウェイは上りは満員だが、下りは15人しか乗っていない。
しらび平に着くと上りのロープウェイに乗る人は4〜5人だけ。駅の外に出てもだれもいない。 昨日とは大違いだ。
菅ノ台行きバスには約25人が乗った。下る途中、すれ違うバスは満員だったりガラガラだったりで、混雑は一段落した後のようだ。
菅ノ台バスセンターの売店でおみやげを買い、出発。温泉に寄っていこうとしたが、時刻はまだ9:00。温泉の営業は10:00からとのことで、温泉は断念して帰路に着く。
駒ヶ根ICから名古屋方面に行き、となりの松川ICで降りて「飯田」を国盗りした。
諏訪湖SAで早めの昼食を摂り、10:30に出発。午前中に出れば渋滞に遭わないと思いきや、既に始まっていた。断続的な渋滞が延々と続き、足立に着いたのは14:30だった。東京都内は37℃もある猛暑で、今朝の木曽駒山頂との温度差は実に30℃!
首都高、アクアラインは渋滞なく、約1時間で我が家に到着。
梅雨明け直後の晴天に恵まれ、素晴らしい展望と快適な山行が出来た。来月はいよいよトムラ ウシだ!
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