記録ID: 321581
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無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊
谷川連峰縦走(吾策新道〜茂倉新道)
2013年07月14日(日) ~
2013年07月15日(月)
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,559m
- 下り
- 1,574m
コースタイム
7/14
5:11茂倉新道登山口〜6:18吾策新道登山口〜9:03大ベタテノ頭〜10:14井戸小屋沢ノ頭〜11:58万太郎山〜12:55大障子の頭〜13:15大障子避難小屋
7/15
4:55大障子避難小屋〜6:10オジカ沢ノ頭〜7:21肩の小屋8:20〜8:49谷川岳トマ、オキノ耳〜9:48一ノ倉岳10:10〜10:33茂倉岳〜10:44茂倉岳避難小屋〜15:25茂倉新道登山口
5:11茂倉新道登山口〜6:18吾策新道登山口〜9:03大ベタテノ頭〜10:14井戸小屋沢ノ頭〜11:58万太郎山〜12:55大障子の頭〜13:15大障子避難小屋
7/15
4:55大障子避難小屋〜6:10オジカ沢ノ頭〜7:21肩の小屋8:20〜8:49谷川岳トマ、オキノ耳〜9:48一ノ倉岳10:10〜10:33茂倉岳〜10:44茂倉岳避難小屋〜15:25茂倉新道登山口
天候 | 7/14 曇りのちガスと雨と強風 7/15 強風、ガス、小雨時々曇り、下山後麓は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
新潟側(吾策新道)から登り、谷川連峰を縦走し新潟側(茂倉新道)に降りてくる群馬側を通らず新潟側だけを通る谷川岳周回ルート。 7/13 夜23:30茂倉新道登山口到着し24:00過ぎに車の中で寝る。夜空に星が見えたので明日は晴れると期待する。 7/14 朝4:00頃、車の屋根に土砂降りの雨が叩きつける音で目覚める。 帰ろうかと一瞬思ったが4:30頃に雨が止んだので急いで朝食を取り、準備して出かける。 帰りは茂倉新道で下りてくる予定なので車は茂倉新道登山口に駐車。 まず、関越道の上下線を越えて茂倉新道登山口から吾策新道登山口に移動。 〔仭區憩仕仍蓋駐車場〜吾作新道登山口。 一旦、舗装道路を下り、関越道の上下線の下を通っていくのだが大回りする為、 1時間も掛かった。雨あがりで非常に蒸し暑く、登る前に汗ダク。 吾策新道登山口〜大ベタテ頭 少し急な尾根を九十九折れにブナ林の中を登って行く。非常に蒸し暑くバテ気味い。 B腑戰織謄瞭〜井戸小屋沢ノ頭 細尾根で爽やかな風が吹き歩きやすく気持ちの良い尾根道。時折、群馬側(南側)から明るい日差しが差し込みトンボが沢山飛んでいて虫が全然いなく快適。 上(谷川連峰)に登れば晴れてると期待が膨らむ。 ぐ羝余屋沢ノ頭〜万太郎山 ここからは気持ちの良い尾根歩きが終わり、急登坂登りとなり小雨、ガス、風が強くなる。 最初は岩場の斜め登り、岩がボロボロくずれてザレていて歩きづらい。 ザレが終わると本格的な岩場登り。ストックをしまい、三点支持で10回ほど岩稜を越え、急登を登りきると谷川連峰の主稜線である万太郎山頂手前の分岐に出る。体力の限界の上、ガスって雨と風が強くなってきた為、万太郎山頂は諦め、大障子に向かう。 ニ太郎山〜大障子ノ頭〜大障子避難小屋 雨が激しくなりとても座って休める場所もないので急いで大障子の頭を越えて大障子避難小屋に向かう。避難小屋で乾いた下着に着替え、昼飯を食べて先に行こうとしたが、吾策新道で体力を使い切ってしまいもう動けない。 2時間ほど横になり体力を回復させるも外は半端ではない強風と雨で先に行くのを諦め、ここで一夜を過ごすことに。 日暮れ前の夕方5時頃に30分間だけ風が止みガスが消え、谷川連峰が一望できた。 北側には茂倉新道の尾根と土樽の街(関越道?)南側には俎堯覆泙覆い燭阿繊忙確如△修靴董東側にはオジカ沢ノ頭、茂倉岳〜一ノ倉岳、谷川岳の頭部分だけが見えた。 この2日間でガスが消えたのは、後にも先にも、たったこの30分間だけだった。 7/15 朝4時起床、朝食を済ませ準備し、いよいよ谷川岳に向かい出発。 相変わらず、ガス、強風、小雨と最悪の状態だったが行くしかない。 β臂禹卮鯑饐屋〜オジカ沢ノ頭〜肩の小屋 ガスで風が強くほとんど先が見えず歩いても歩いてもあまり景色は変わらないが登山道の両脇には黄色い綺麗なニッコウキスゲが一面に咲いていたり、シャクナゲや色んな花が咲いていてて元気がでる。 笹に覆われた同じような尾根山のアップダウンを何度も繰り返し、オジカ沢の避難小屋を過ぎた付近から厳しい岩稜が続き、なんとか肩の小屋に着く。 風と雨が止まないのでロープウェイで下山しようかとも考えたが暖かいコーヒーを飲みながら小屋の主人と話し(1時間ほど)谷川のことを色々教えて頂く。 *これから一ノ倉岳までは緑の蛇紋石が雨で濡れると滑るので注意! *蛇紋石の近くにはウスユキソウ(エーデルワイス)が咲いている。(どんな花か判らない、見つけれなかった) *この辺はオコジョが出て、人間が近づいても逃げないから居たら写真がとれる(しかし出てはこなかった) *今日は風が強くて14mくらいだろ・・感覚的に判らないので時速に換算すると50km/h(なんとか歩けそう) 朝一番のロープウェイで来ても終点到着7時、そこからここまでは約2時間半かかるので客がここに着くのは9時半過ぎとのこと。今はまだ7時半。 と言うことで予定通りのルートで帰ることに決める。 Цの小屋〜トマ〜オキの耳〜一ノ倉岳 ガスと小雨と風が凄くなり前が見えないがとりあえずトマ〜オキの耳に来た証拠写真を撮り更に北側の尾根を降りていくと緑の蛇紋岩が現われ雨に濡れてツルツルと滑るので結構危ない。鞍部まで降り、鞍部からまた登り返し一ノ倉の山頂に着く。 ┛譽料匈戞遡仭匈戞遡霈譴瞭〜茂倉新道登山口 ここから先は昨年ピストンで登ってきたことがある道なので緊張が緩み、肉体的にはきついが精神的には安心して下山できた。 一ノ倉岳から茂倉岳の途中には雪渓があったのでわざと雪渓を通り気持ちよく降り、登り返して茂倉岳山頂。 山頂からは笹の草原を下りるとまもなく茂倉避難小屋に着く。気温は16度。 この避難小屋は広く8間に区切られていて16人以上は泊まれそうである。 裏にはトイレが2つあり、その10mほど下(約1分下る)には水場があり。 今日は3連休最後の日でガスって見えず雨で風も強い為、避難小屋には誰もおらず。 矢場の頭まで降りるとガスってはいるが雨も風も止み歩きやすくなる。 下に降りて標高が下がるにつれ段々と暑くなり大きな木の根がある登山道が終わった付近からレインウエアを脱ぐ。 茂倉新道登山口まで降りると太陽が出て晴れている、上はガスっていて雨風があんなに強かったのに麓では晴れていて暑いとは予想していなかった。 吾策新道〜万太郎山〜肩の小屋まではかなり厳しい所もあったが肩の小屋〜谷川岳〜一ノ倉〜茂倉新道はそれほど厳しい所はなかった。 |
写真
撮影機器:
感想
せっかくの谷川縦走、ガス、雨、強風と非常に残念な条件の天候であり、初めてのルートでもあり、一ノ倉岳まではず〜と緊張しっぱなしの山行だったが一番恐れていた雷が一回も鳴らなかったこと、初日の夕方30分だけだがガスが晴れ、谷川連峰を見ることができたこと、ほとんどガスで先が見えなかったが登山道の周りには色んな花が沢山咲いていて気分も少しだけ華やかになり元気づけられた。
新潟に来て間もなく2年、一つの目標としていた新潟側周回の谷川連峰縦走を達成できた満足感に今(次の日)浸っている。
秋の天気の良い日にでもまた、回って見たいルートである。
谷川岳の次の目標は・・・・・・
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コメント
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谷川岳はピストンでのコース取りだけをイメージしていましたので
今回のようなループ山行はかなり参考になります、ありがとうございます。
天候だけが残念でしたが十二分に満喫されてきたことが写真で伝わります。
特に小屋のご主人との2ショットではlizhiさんの安堵の表情が良いですね
それに雨風の中のトマ・オキもきっちり押さえられてますし(*・∀・)b
やはり下山後にガス&雨が晴れる法則が発動ですか・・・(汗
個人的には快晴ではない山行の方が記憶に残る気がします。
道中はかなーりしんどいんですが( ´_ゝ`)
雨でないとシーズンの避難小屋は満員なんですよね?
その時はテン泊に変更でしょうか・・・。
いずれにせよ魅力的な山行です。
今回もお疲れ様でした〜!
念願の変則馬蹄型縦走に成功されましたね!
前からねらってましたからね、おめでとうございます。
目標に向けて、着々と実行されている姿が頼もしいです。
また、5月に登った谷川岳の様子がちょっと懐かしくもありました。
谷川岳の次の目標は・・・
これはもしや、あの山に挑戦されるのでは!?
しかし、あの山は今の季節はほぼムリ・・・
ということは・・・
通常の馬蹄型周回をやらないところがlizhiさんらしいですね。
晴れなかったのが残念ですねえ。それでもあの天候の中ちゃんと歩き切ってしまうところもすごいです。
秋にまたリベンジですか?ちょっと、上の二人を連れて一回コラボを見せて下さい。
僕?その日はちょうど用事が
なんてね、僕も一度ご一緒してみたいです。
でわでわ
強い風雨の中、ソロで歩ききっちゃうなんてスゴイですね
心身ともにたくましー!
谷川岳、縦走はムリだけど行ってみたいです
でわでわ
こんばんは、今日も雨です。
毎日毎日、よく降りますねぇ〜。
梅雨明けの真夏の猛暑になるよりは、朝晩涼しいので過ごし易いかもしれませんね。
肩の小屋まではガスと強風の中「この先どんな道になるのか」不安で緊張しっぱなしでしたが、小屋の主人にこの先の道の状況などを詳しく教えてもらい精神的にかなり楽になりました。
今回はず〜とこんな天候でしたのでどこの避難小屋にも人はいませんでしたが、(避難小屋では必ず休憩した)晴れた日には満員になるのでしょうね、何しろ数名しか泊まれない避難小屋が多い上にこの稜線はテン泊禁止ですから。
やっぱり山は晴れているほうがいいですねぇ
こんばんは、ありがとうございます。
新潟に来てからず〜と登ってみたかった谷川岳・・・。
強風、ガス、雨の中の山行でしたが達成感があり自分の中では結構満足しています。
次の目標は?、あの山は残雪期でないと無理だし八海山か佐渡山脈ですかね、でも焦らずゆっくりいつか行くことにしています。
まずは刈谷田川の北側の里山でも制覇することにしますか。
こんばんは。
そうなんです、何かするときは、人と同じことをするのではなく自分なりに少しでも人と何か違うことをしたいといつも思っています。
と、いいつつも角田山や米山に真似して登ったり、鬼が面ルートで登ってみたいとか、人の真似して登ってみたいとか頭の中は優柔不断で支離滅裂かも・・・・
そうですね、こんど新潟のご近所さんメンバーで一緒に登るのもいいですね、秋の角田山とか海が見える山にでも
こんばんは。
いえいえ
ましてへびに触るなんてもってのほかです。
谷川岳、縦走せずとも天神平のロープウェイで天気の良い日
私も見たことのない
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