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記録ID: 32297
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

那須岳(茶臼岳、朝日岳、三本槍岳)

2008年07月05日(土) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 福島県 栃木県
 - 拍手
GPS
04:43
距離
10.8km
登り
927m
下り
920m

コースタイム

5:30峠の茶屋駐車場-6:20茶臼岳山頂(休憩15分)-7:01避難小屋-7:29朝日岳山頂(休憩10分)-8:19三本槍岳山頂(休憩10分)
8:29下山開始-10:13峠の茶屋駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2008年07月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
峠の茶屋駐車場はトイレも有りかなり広いが、下山時はほぼ満車であった。シーズン中の茶臼岳はロープウエイからの観光客が大挙してやってくる8:30前に終わっておきたい。
三本槍まで、岩場のトラバースや稜線、清水平の湿原歩きなど、見晴らしの良いバリーションに富んだ山行を楽しめる。
今回は暑くなる前の午前中の内に下山をしたが、このコースは、途中日陰も水場も無い稜線歩きとなるので、夏場は水の携行は多めにした方が良いと思う。

下山後は、最初に休暇村那須に行ったが、入浴時間は12:00からであり、もう少し先の鹿の湯(400円)で汗を流した。風情がある温泉だが、石けん、シャンプーは使用NGで洗い場も無いことから、登山後の利用にはイマイチかも。湯上がりに殺傷石のある湯元谷を散策した。
那須岳登山口。駐車場には既に20台以上。人気のある山だけになるべく早い時間のスタートが良い。
那須岳登山口。駐車場には既に20台以上。人気のある山だけになるべく早い時間のスタートが良い。
中の茶屋跡あたりから見通しが良くなる。先に峰の茶屋避難小屋が見えてきた。登山道の左側に茶臼岳を直登している踏み跡があり、進んでみることにした。
中の茶屋跡あたりから見通しが良くなる。先に峰の茶屋避難小屋が見えてきた。登山道の左側に茶臼岳を直登している踏み跡があり、進んでみることにした。
踏み跡は茶臼岳の尾根を直登する。足下はしっかりしており登りやすい。途中ペンキの跡もあったため、かつては登山道だったのかもしれない。(このルートは残雪期のみのルートであることが後日判明)
踏み跡は茶臼岳の尾根を直登する。足下はしっかりしており登りやすい。途中ペンキの跡もあったため、かつては登山道だったのかもしれない。(このルートは残雪期のみのルートであることが後日判明)
茶臼岳山頂。一度山頂の祠まで行き、東側に三角点を探したがなかなか見つからない。地図を見ると、山頂は1915mで、三角点は1897.6mであり、約17m低い場所にあるはずである。山頂からかなり東の方へ戻った平らな部分にやっと三角点を発見して再度山頂に戻り、そのまま火口を一周する。百名山としての登頂対象は茶臼岳なので、一応本日の目的は達成した。
茶臼岳山頂。一度山頂の祠まで行き、東側に三角点を探したがなかなか見つからない。地図を見ると、山頂は1915mで、三角点は1897.6mであり、約17m低い場所にあるはずである。山頂からかなり東の方へ戻った平らな部分にやっと三角点を発見して再度山頂に戻り、そのまま火口を一周する。百名山としての登頂対象は茶臼岳なので、一応本日の目的は達成した。
山頂の西側からは激しく水蒸気が噴出している。朝日に照らされて水蒸気に映った自分の影を撮影してみた。万歳。あまり意味がないかも。
山頂の西側からは激しく水蒸気が噴出している。朝日に照らされて水蒸気に映った自分の影を撮影してみた。万歳。あまり意味がないかも。
火口を半分周り、茶臼岳方向を見る。茶臼岳には登山者の影は全く無し。先行者は殆ど三本槍方面に向かっているのだろう。
火口を半分周り、茶臼岳方向を見る。茶臼岳には登山者の影は全く無し。先行者は殆ど三本槍方面に向かっているのだろう。
茶臼岳火口より峰の茶屋方向を見る。峰の茶屋の先の剣ヶ峰の右側にトラバース道があるが、その先は尾根を縫うように登山道が延びている。
茶臼岳火口より峰の茶屋方向を見る。峰の茶屋の先の剣ヶ峰の右側にトラバース道があるが、その先は尾根を縫うように登山道が延びている。
峰の茶屋避難小屋。小屋のあるコルに降りてくると登山者が数名休憩していた。小屋の後ろでジイさんが立ち小便をしていたのでフレームから外す。登山道は剣ヶ峰の右側を巻いているが、尾根にも踏み跡がある。帰りは剣ヶ峰経由にしてみるつもりであったが、取り付き部分が良く判らず結局巻道で帰ってきた。
峰の茶屋避難小屋。小屋のあるコルに降りてくると登山者が数名休憩していた。小屋の後ろでジイさんが立ち小便をしていたのでフレームから外す。登山道は剣ヶ峰の右側を巻いているが、尾根にも踏み跡がある。帰りは剣ヶ峰経由にしてみるつもりであったが、取り付き部分が良く判らず結局巻道で帰ってきた。
朝日岳山頂。朝日の肩から大した距離ではなかったが、荷物を軽くするため肩のベンチの上に水筒をデポしておいたら、後から登ってこられた方が、忘れ物だと思って、わざわざ上まで持ってきてくれた。本当にご迷惑をおかけしました。これ以降、デポする荷物には「デポ中」と書いた荷札を付けることにしている。
朝日岳山頂。朝日の肩から大した距離ではなかったが、荷物を軽くするため肩のベンチの上に水筒をデポしておいたら、後から登ってこられた方が、忘れ物だと思って、わざわざ上まで持ってきてくれた。本当にご迷惑をおかけしました。これ以降、デポする荷物には「デポ中」と書いた荷札を付けることにしている。
朝日岳山頂よりの茶臼岳。雄大な景色である。
朝日岳山頂よりの茶臼岳。雄大な景色である。
朝日岳の下りで熊見曽根方向を見る。朝日の肩から先はなだらか道が続く。
朝日岳の下りで熊見曽根方向を見る。朝日の肩から先はなだらか道が続く。
清水平を越えて、北温泉分岐点から茶臼岳方向。
清水平を越えて、北温泉分岐点から茶臼岳方向。
三本槍への登りはハイマツと笹の中の抉れた登山道を進む。このあたりで、やたらと足の速い単独行のおじさんが抜いて行った。
三本槍への登りはハイマツと笹の中の抉れた登山道を進む。このあたりで、やたらと足の速い単独行のおじさんが抜いて行った。
三本槍岳山頂。1916.9mの一等三角点がある。山頂には多くの登山者が休憩していた。那須には冬を中心に年間10回以上来るというその足の速いおじさんは、駐車場からここまで1時間20分で来たそうだ。冬は清水平をショートカットできるのでもっと早く歩けるらしい。本日日帰りで三斗温泉を周回するとのこと。健脚である。
三本槍岳山頂。1916.9mの一等三角点がある。山頂には多くの登山者が休憩していた。那須には冬を中心に年間10回以上来るというその足の速いおじさんは、駐車場からここまで1時間20分で来たそうだ。冬は清水平をショートカットできるのでもっと早く歩けるらしい。本日日帰りで三斗温泉を周回するとのこと。健脚である。
三本槍から北側を望む。旭岳の先は甲子山。ロングの縦走も可能である。おじさんは休む間もなく大峠に下っていった。山頂でしばし景色を楽しんだ後こちらも来た道を下山開始する。
三本槍から北側を望む。旭岳の先は甲子山。ロングの縦走も可能である。おじさんは休む間もなく大峠に下っていった。山頂でしばし景色を楽しんだ後こちらも来た道を下山開始する。
1900峰のケルン。この先熊見曽根で下を見ていたら、先ほどのおじさんが三斗温泉の方からもう登ってくるのが見えた。速すぎる。こんな健脚と勝負をするつもりはないが、再会も恥ずかしいのでこちらも少しペースを上げて下山した。おかげで膝はガクガクになった。
1900峰のケルン。この先熊見曽根で下を見ていたら、先ほどのおじさんが三斗温泉の方からもう登ってくるのが見えた。速すぎる。こんな健脚と勝負をするつもりはないが、再会も恥ずかしいのでこちらも少しペースを上げて下山した。おかげで膝はガクガクになった。
下山後、鹿の湯で汗を流し、殺傷石まで硫黄臭い遊歩道を散策した。
下山後、鹿の湯で汗を流し、殺傷石まで硫黄臭い遊歩道を散策した。

感想

下山途中、登山口近くで小学生の遠足とすれ違った。登り優先ですれ違うときに止まって休憩していたら「もうすぐだからがんばってください」と励まされてしまった。三本槍からの戻りは高低差はあまりないが距離が結構あり、足に来ていたので疲れて見えたのだろうか。それとも、自分では若いつもりでも50前のオジサンは小学生から見たら老けて見えるのだろうか。精神的にダメージを受けて山行を終えた。

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