トレーニング;二十六夜山(秋山)〜二十六夜山(道志)へ(二十六夜山−朝日山−菜畑山−今倉山−二十六夜山)
- GPS
- 10:30
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 1,992m
- 下り
- 1,998m
コースタイム
天候 | 曇、ガス多し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・下山口、戸沢から赤坂駅へのバスは17時台迄は運行している。(”芭蕉月待ちの湯”で検索すると一発で検出できる。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・危険箇所無し。 ・一部トレースが薄い箇所もあるが、注意すれば迷うことはないが、棚ノ入の朝日山方面と、雛鶴峠方面の分岐には一寸注意が必要。(感想内の記述参照) ・このコースは、分岐点や頂上以外は指導標が非常に少ない。(秋山)二十六夜山先から、菜畑山付近まではピンクテ−プもほとんど無い。 ・ガイドブックでは、ヤブが多いとの記述があるが、今回はそれ程ヤブが多いとは感じなかった。 ・天候の為か、唐沢尾根に入ってから、ブヨの様な非常に小さい虫が沢山居る。休憩すると直ぐに集まってきて、手足や顔、耳の中や目の中にも入って来て、飲食は不可能に近い。虫に弱い人は対策を準備されることを推奨。 |
写真
感想
7月初めの平ヶ岳で、バテて途中敗退してから、そろそろ山に行けなくなる年齢か等と考えて、どうも戦意が湧かない。
確かめるべく、頑張って少し長目のルートを歩いてみることにした。
地図を見ていたら、二十六夜山(秋山)から、二十六夜山(道志)と言うのが、何となくゴロが合う(?)ので、出かけてみた。
・上野原駅発のバスが遅いので、ゆっくりと自宅を出発。土曜日とあって、電車は結構混んでいる。しかし、上野原駅からのバスに乗車したのは、自分を含め3名だけ。途中からは唯一登山姿だった自分だけになってしまった。
・親切なバスの運転手さんに、下山予定地のバス便などを教えて貰う。
・下尾崎のバス停20m程先に、”二十六夜山”の指導標がある。部落内には、この指導標が要所に有る。
・登り初めは、植林帯の中をつづら折りに登るが、暫くするとミズナラ等の落葉樹の林になる。
・二十六夜山の分岐から、頂上に寄る。今回は早速此処で休憩し、軽く早めの昼食を摂るが、いつもの通り余り上手く食べられない。
・今回のルートのコースタイムが、ガイドブックでは結構長いので、少し早めに進むことにした。しかし、これが失敗で、二十六夜山を過ぎて暫くしたら、”沼沢”を示す指導標があった。良く確認せずに、指導標が表示していない方に下り始めた。
・歩きながら考えたが、棚ノ入山方向が主ルートなのに、指導標が無いのがおかしいと思えてきた。ガスで周囲の状況は見えないし、コンパスで確認しても良くわからない。
・やはり沼沢方向に少し進むべきかと思い直し、登り返して進む。
・しかし、そのうちに急な下りに入ってしまった。これでは、沼沢の部落に下ってしまうと判り、再度引き返す。
・最初のルートに戻り、引き返し点から10mも行かないうちに”三日月峠”の表示。
・落ち着きの無い行動で、20分程ロスしてしまった。
・棚の入り山の頂上には立派な指導標があり、10mも行かない内に、手作りの指導標で”赤鞍ヶ岳”と、”雛鶴峠”の分岐表示があった。注意していないと赤鞍ヶ岳方面のトレースが薄いので、真っ直ぐに雛鶴峠方面に入ってしまう。
(*山と高原地図では、棚ノ入山から、暫く行かないと”サンショ平”に着かず、ここが分岐点になっている。
5分ほど手前に10m程低いが、山頂風の箇所がある。山と高原地図では、ここを棚ノ入山と表示しているのかもしれない。高度計では、現地の指導標が合っている。
逆に、現地指導標は、棚ノ入=サンショ平に、棚ノ入山の表示をしているのかもしれない。
いずれにしても、地図を鵜呑みにせず、現場の状況に注意する必要がある。)
・道志方面の霧が低く、これから向かう方向も霧で上は見えない。12時頃から登山道にも霧が立ちこめてきた。
・ひたすら歩くだけ。朝日山は、”赤鞍ヶ岳”の表示で、朝日山やブナダツマの表示は何もない。
・菜畑山迄はアップダウンが多く、疲れるとの事前情報で覚悟していたが、何も景色は見えないし、花も殆ど無いので、只歩くだけで、疲れる。
・富士山の絶景ポイントと言うパラソルの有る、菜畑山頂上も何も見えない。丹沢方面は道志部落近くまで霧が降りている。
・唐沢尾根の最初は急な下りだが、その後はなだらかなアップダウンで歩きやすい。ガイドブックでは、”ヤブ”の表示が多いが、殆ど気にならず、歩きやすい。
・しかし、ピーク毎に休憩を取るので、ペースが上がらない。
・木々で囲まれた今倉山から、二十六夜山に向かう。二十六夜山の表示は、金属製の古い指導標だけに示されている。(金属製は塗装が劣化で消えている場所も有った。今は木製?木製擬き?に彫り込んであるので、そう簡単には消えはしないであろう)
・展望が良いと言う、赤岩には山岳同定盤が有ったが、今日は役に立たない。
・急な下りを暫く下ると、林道に出る。
・20m程北に歩くと、二十六夜山の登山口になる。
・小さな虫が少なそうなので、舗装道路の真ん中で休憩。
・二十六夜山迄は、林道から見上げた感じよりは簡単に着けた。
・整備された山頂は、南面と北面が少し見えるようになっているが、やはり何も見えない。
・疲れた足に急な下りが続き辛いが、明るい内に林道に出られそうなので、頑張る。
・つづら折りの途中に、仙人水が出ている。岩に開いた穴から結構な水量が流出している。飲んでみると甘く美味しいが、冷たくない! わき水=冷たい、と言う期待があり、その点は今ひとつ。
・念の為、ここでヘッドランプを用意する。
・つづら折りが終わると、スギの落ち葉の歩きやすい道になり、程なく林道に出る。
・結局誰一人遇わず、山行終了。この山域は人気が無いのだ!?
・ここからが、嫌いな舗装道路歩き。しかも下り。歩かないと帰れないので嫌々歩く。
・念の為、芭蕉月待ちの湯の循環バス時刻を確認するが、一時間前に終バスは終わっている。
・暗い夜道をトボトボと赤坂駅に向かう。沢山の車が往来するが、乗せてあげようか?と言う声を期待するのはこちらの身勝手だ。
・幸い赤坂駅から直ぐに電車が出る。富士山帰りと思われる乗客で一杯。1/3位は外国人だ。
天候が悪く、ひたすら歩くだけの、絶好の?トレーニング環境だった。歩行そのものは、何とか歩けたが休憩ばかりの情けないトレーニングになってしまった。
<本日の実歩行時間>8時間40分;山と高原地図コースタイム;12時間15分
<本日の歩数> ;54,600歩
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