会津朝日岳再訪（半世紀ぶり）

2021年06月11日(金) [日帰り]

• GPS: 08:13
• 距離: 10.3km
• 登り: 1,344m
• 下り: 1,344m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:32
• 休憩: 0:37
• 合計: 8:09

距離 10.3km 登り 1,345m 下り 1,344m

4:45 会津朝日岳登山口
5:47 5:49 三吉ミチギの水場
6:59 7:00 人見ノ松
7:21 7:26 叶の高手
7:56 8:11 会津朝日岳避難小屋
8:46 バイウチの高手
9:24 9:27 会津朝日岳
10:26 小幽沢ノカッチ
10:39 10:40 会津朝日岳避難小屋
11:09 叶の高手
11:25 11:30 人見ノ松
12:05 12:10 三吉ミチギの水場
12:53 会津朝日岳登山口
12:54 ゴール地点

天候

快晴・涼風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

片道220km　4時間半
駐車場で前泊（車中泊）

コース状況／危険箇所等

只見町いわなの里から300m先に駐車場あり。
トイレはいわなの里に設置されている（駐車場にはありません）

写真

6/10 15:44

田子倉ダム湖越しに朝日岳を見たいと思ったが、国道252号線からは難しい。（スノーシェッド内に車を停めるのは無理）

6/10 16:41

JR只見駅の看板。只見町を代表する山らしい。

6/10 16:42

河井継之助終焉の地。

6/10 16:46

小出駅からディーゼルカーが3往復のみ。

6/10 17:16

平成28年に復旧したという「いわなの里」
平成23年7月の豪雨か？

6/11 4:54

ここから6/11当日の写真。駐車場は結構広い。
昨夜は天の川まではっきり見えた。
天文ファンには有難い暗い夜空。

6/11 5:00

この木橋を渡ってスタート。

6/11 5:04

林道の幅があり、歩きやすい。

6/11 5:07

木橋はふたつだけで、渡渉が4か所だった。

6/11 5:12

大学1年の時に生物研究会の合宿（植物採集など）で来たときスノーブリッジを初めて見た。

6/11 5:24

ここに4人用テントを12張り、食糧テント1張りを張り、40人以上で1週間近く滞在。
51年ぶりに来てみると地形が変わっていた。

6/11 5:27

チョウは全く分からない。気温が低く動かなかった。
(訂正：キンモンガ）

6/11 5:30

この滝つぼに食料(野菜）をネットに入れて漬けておいたら大雨で増水し、あわてて引き上げたと聞いた。

6/11 5:30

登山道はとても歩きやすく、熊さんもいないようだし、ヘビも見なかった。

6/11 5:36

渡渉は4か所。下りでポチャをやらかす。

6/11 5:45

サンカヨウがきれい

6/11 5:58

三吉の水場。下りの時に飲んでみた。
マシソヨ！

6/11 6:05

九十九折の道を登っていく。

6/11 6:05

木陰の登山道は快適だ。

6/11 6:07

葉っぱの形が面白い。

6/11 6:08

ウダイカンバ

6/11 6:08

葉が大きくてシラカンバと簡単に見分けられる。

6/11 6:31

雪が解けて枝が起き上がり持ち上げた？

6/11 6:51

タムシバは終わりかけ

6/11 7:08

遠くまで見えるが目立つ山はない。

6/11 7:10

イワカガミ

6/11 7:10

ムラサキヤシオツツジ

6/11 7:13

浅草岳

6/11 7:14

人見の松あたりか？

6/11 7:26

イワウチワ　SONY　RX100　M3は花を撮るときわざわざ地面にピントを合わせる。これは手動で微調整したもの。

6/11 7:27

M3もこれくらい離れて撮るのは得意らしい。

6/11 7:34

叶の高手（かのうのたかて）

6/11 7:36

ネズコは厳しい環境に耐えるヒノキ科の樹木だが寄る年波には勝てず。他人事とは思えぬ。

6/11 7:43

これも同じ

6/11 7:43

名のある木

6/11 7:43

左奥が守門岳、中央が浅草岳

6/11 7:44

全貌を現わした会津朝日岳

6/11 7:50

ベニサラサドウダン

6/11 7:53

イワウチワも終わりか？　

6/11 8:00

タムシバが多い山だ。

6/11 8:11

雪田の先が避難小屋

6/11 8:14

避難小屋。登山道補修のスコップがあった。

6/11 8:27

ツバメオモト　接写したのは全滅。モードを自動にして撮るとダメ。

6/11 8:43

サイクリング＆登山というお方

6/11 9:03

カタクリ　信州だともっと低い場所に咲くのだが。

6/11 9:19

さて核心部に来ました。ここで引き返す人あり。

6/11 9:25

画像に分度器をあててみると斜度は30°

6/11 9:32

12本爪アイゼンで不安感なしでした。

6/11 9:32

アイゼンとピッケルをデポして頂上を往復。

6/11 9:33

山頂への道がちょっと悪い。

6/11 9:33

山以外はなにもないのが奥会津

6/11 9:36

隣の丸山岳1820m。左に会津駒ケ岳

6/11 9:36

越後駒と中岳か？　左は兎岳らしい

6/11 9:39

東京東雲（しののめ）山岳会寄贈の展望盤

6/11 9:39

田子倉ダムと国道252号線がちょっと見える

6/11 10:07

会津駒ケ岳　ここは登ったことあり。

6/11 10:07

洗戸沢奥壁か？　険悪な（岩質が悪そうだ）岩場で、
東雲山岳会が開拓したようだ。

6/11 10:10

記念写真のシャッターをご夫婦にお願いした。

6/11 10:31

斜度30°　高低差80mの雪渓　
4本爪の簡易アイゼンでは危険だと思う。撮影地点に滑落停止のロープが張ってあったが雪に埋もれていた

6/11 11:17

子山羊が左向きに立ち上がっている、という雪形。
右上に伸びるのを尻尾に見立てるとキツネになってしまうので無視。
首のところを登って稜線に出た。

6/11 11:17

雪形が子山羊に見える。

6/11 13:07

無事下山しました。
先行するのはアイゼンを忘れて引き返したというお方。
本日の登山者は4名のみ。

6/11 13:43

いわなの里にある登山者用洋式トイレ

6/11 14:41

帰りに田子倉ダム湖にて

撮影機器：

DSC-RX100M3 SONY

装備

個人装備

頂上直下の雪渓は危険です。簡易アイゼン（4本爪やチェーンスパイク）ではザラメ雪には利きません。

感想

sima

大学1年の時に生物研究会というサークルの合宿（植物採集など）で行ったのが会津朝日岳でした。当時は植物も昆虫も興味がなかったのですが、工学部に関係ない人たちと友達になりたいと思ったのがきっかけでした。

予定地に着くなり鎌で草を刈って敷き詰めテントを張り、離れた場所にトイレの穴を掘り、流木を集めてナタとのこぎりで薪を作って飯盒でご飯を炊き、毎晩酒を飲み（足りなくなって白沢まで買い出しに行った）、大雨で食料を流されそうになり・・・と思い出は尽きません。

頂上直下の雪渓が危険だという情報で、ピッケルとアイゼン（爪が長くないと効かない）を持っていったのは正解でした。
グリセードでも下れそうですが、捻挫などの軽いけがでもおおごとになる山域なので控えたほうが良いでしょう。

コメント

テヘ

50年ぶりのお山、感慨深いでしょうね。
simaさんこんばんは😄

会津朝日岳、未踏のお山ですが山頂直下の残雪の雪形、キツネに似てると思います。

50年ぶりという事は登山歴は50年以上。
レコを拝読して思った事は、私も歳が近い。
33/64の写真のキャプションで「寄る年波、、
相通ずるものが有ります(￣∇￣)
上げたつもりが上がって無くてつまづいたりさっきまで使ってた物を何処かに置き忘れ、、

私は出身が福島県、科目の電気の実習で田子倉ダム等行きました。ほんと何も無く山ばかり。岩手県に次いで二番目の広い県。
私にも別な意味思い出多き所です。

sima

Re: 50年ぶりのお山、感慨深いでしょうね。
teheさん今晩わ。読んでいただき有難うございます。
僕も発電所が好きであちこち見学しています。フランシスタービンなど展示してあれば必ず触ります。

雪形は最初の印象ですね。僕は山羊だと思いました。山羊は立ち上がるので。