蓼科山、北横岳(竜源橋から周回)
- GPS
- 06:34
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,588m
- 下り
- 1,586m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:25
天候 | くもりのちはれ、一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
竜源橋から女ノ神茶屋登山口まではビーナスライン(舗装路)を歩く。歩道はなく昼間は交通量もそれなりで、かっ飛ばしたバイクなども通るので注意がいる。 女ノ神茶屋から蓼科山まではほぼ一直線だが登りは緩急がある感じ。幸徳平付近に崩落地方面に進んでしまいそうな道があった。山頂直下は大岩ゴロ地帯。 将軍平から大河原・赤谷分岐まではほぼ平坦。赤谷方面は廃道になっており草木が生い茂り倒木もある様だった。その先は立ち枯れした木の間を通る。木道になっているところもあるが雨天時は水溜りや泥がすごそう。斜面はゴロ、大河原付近は熊笹が生えていて虫が多かった。 大河原から双子山方面の入り口だけ若干笹が濃いめ。 双子池から北横岳方面は序盤は苔生した鬱蒼とした中を進む。ところどころ虫が大量に沸いていた。樹海のようで、マークがなかったら道迷いしそう。天狗の露地は岩の上を進むので滑らない様に。距離の割には時間がかかる。 大岳から北横岳までは山頂付近以外はほとんど平坦。北峰、南峰間は平坦で一瞬で着く。北横岳から亀甲池までは、山頂直下はガレ、その後樹林帯の急斜面が続く。 亀甲池から分岐までは笹が濃いめのところもあるが、平坦な気持ちの良い道もあり基本的には歩きやすい。 亀甲池分岐から将軍平分岐を通って竜源橋までは滝ノ湯川沿いを進む。基本笹の平坦路、路面はぬかるんでいるところもそこそこある。枯れ沢を渡ったりするので大雨時は注意。竜源橋付近の方が傾斜がある。 |
その他周辺情報 | 大河原には無料のトイレがあった。去年は蓼科山七合目登山口と大河原峠間は通行止めだったが今年は通行は可能らしい。 |
写真
感想
先週の天狗岳・硫黄岳に続き今週も八ヶ岳へ。蓼科山だけでは物足りなさそうなので、北横岳にも登ることに。
日の出前に竜源橋に到着。自分の他に1台だけ車が停まっていた。交通量がほぼない早朝のうちに舗装路を歩いて女ノ神茶屋登山口まで歩く。女の神展望台からは八ヶ岳や街並みが一望できた。こちらの登山口の駐車場の様子は見れなかったが、1人登山者がいるのは見えた。
序盤の枯れ笹?ススキ?のところはそこら中に鹿がいて、ガサガサ音に驚かされた。登りは等高線ぶち抜きの直登でそれなりだったけど、歩き始めの舗装路や平坦なコースが良いウォーミングアップになっていてそこまでキツくなかった。
早朝のためか蓼科山山頂では先客が一人、休憩している間に二人ほど来ただけだった。昨年来た時は山頂を示す柱はボロボロでほとんど読めなかったが、その柱に新たに山名が書かれた板が打ち付けられていた。百名山なんだしもうちょっと立派なのを建ててほしい気もするが…山頂って市町村や県の境になっていることが多いから、こういう柱や碑の建て替えって地味に面倒くさいのかなぁ…
将軍平までの間には5人ほどとすれ違った。蓼科山荘辺りで小雨が降ってきたが雨雲レーダーを見るとすぐに止みそうだったのでそのまま突き進む。赤谷分岐の方を覗いてみたが草木が生い茂り倒木もそのままで完全に廃道と化していた。いずれこのルートも通ってみたい。さらに進むと枯木帯でなんだか物悲しい雰囲気。立ち枯れた木は風になぎ倒されて、空が開けていて気持ちいいんだけど、どこか不安になる景色だった。いきなり人が出てきたのでビックリしてしまった。大河原付近は笹が生えていて風もあまり入ってこないのか虫がすごかった。結局将軍平から大河原までですれ違った人は3人。このコースはあまり人気がないのかな?
大河原の駐車場は満車とまではいかないもののけっこう埋まっていた。その割には蓼科山方面に向かう人はほとんどいなかったので皆北横岳に向かっていたのだろうか?
双子山の山頂は開けた原っぱになっていて、景色もよくとても気持ちの良い場所だった。ピクニックでもしたい気分。
双子池の雄池のほうは荷物持ち込み禁止だった。おそらく双子池ヒュッテの水は雄池の方から引いてるからだと思う。
双子池から北横岳方面への道は天狗の露地までは苔の世界で鬱蒼とジメッとしていてマークが無かったら迷ってしまいそうで少し怖かった。まるで富士の樹海のようだった。
天狗の露地は大岩の上をぴょんぴょん進むような感じで最初は楽しかったが、陽を遮るものも無くちょっと暑くなってきて、岩にも飽きて段々とダルくなってきた。
大岳は風が強かったが日差しで汗ばんでいたため冷たくて心地よかった。さっきまで歩いてきた天狗の露地も一望でき、周りの山々の景色も見れた。誰もいないので岩の影で風を避けながら座っておにぎりを頬張った。
北横岳は景色はよく見えるものの、よくある平らな山頂で特出すべき点はなかった。ネームバリューで言えば北横岳のほうが有名だけど、個人的には大岳の方が好きな山頂かな。ロープウェイがあるから北横岳は激混みかな?と思ってたけど2〜3人しかおらずかなり空いていた。
午前中には家に帰りたかったので、下りはヒョイヒョイ下りる。亀甲池の周りは少しぬかるんでおり、増水時は通行が大変なのかもしれない。
亀甲池から分岐までの間に男女の登山者とすれ違い、どこかでもすれ違った気がするがハッキリと思い出せない。多分蓼科山から下るときに大河原付近ですれ違った人たちのような気がするが、そうだとしたら結構な健脚だ。
天祥寺原もぬかるんでおり、鹿と思われる足跡が沢山あった。途中大きな水溜りのような箇所があったが迂回路のようなものがあり問題なく通行できた。天祥寺原からも蓼科山へ登る登山口があるけど、駐車場から遠いし人気なさそう。
竜源橋の駐車場はほぼ満車で道を挟んで反対側の空き地にも駐車している車があった。
無事11時前に到着し、昼前に家に帰ることができてよかった。土曜の早朝から山に行って午前中に家に帰れると、まるで三連休になった気分で得した気持ちになる。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する