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Yamareco

記録ID: 327569
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

大雨予報に薬師岳は断念、だけどお花見縦走は満喫−新穂高〜双六〜三俣蓮華〜黒部五郎〜太郎平〜折立

2013年07月26日(金) ~ 2013年07月29日(月)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
56:13
距離
36.3km
登り
2,890m
下り
2,626m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
 14:35新穂高温泉バス停〜15:40笠新道登山口〜15:55わさび平小屋(泊)
2日目
 5:00わさび平小屋〜5:20小池新道入口〜6:30チボ岩〜8:35鏡平・鏡平山荘9:00〜
 10:07弓折乗越〜10:50くろゆりベンチ(昼食)11:05〜11:45双六小屋12:00〜
 12:25双六岳分岐〜(巻道ルート)〜14:30三俣蓮華岳〜16:15黒部五郎小舎(泊)
3日目
 5:25黒部五郎小舎〜(稜線コース)〜8:50黒部五郎岳〜10:45中俣乗越(昼食)11:10〜
 13:00北ノ俣岳〜13:13神岡新道分岐〜14:55太郎平小屋(泊)
4日目
 7:40太郎平小屋〜9:50三角点〜11:30折立バス停
天候 1日目:曇り
2日目:曇り時々雨
3日目:雨降ったり止んだり
4日目:雨
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
高山からのバスで新穂高温泉下車
2013年07月26日 14:18撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/26 14:18
高山からのバスで新穂高温泉下車
2013年07月26日 14:55撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/26 14:55
日本三大急登にも数えられる「笠新道」の分岐
2013年07月26日 15:39撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/26 15:39
日本三大急登にも数えられる「笠新道」の分岐
1日目は、5kmほどの林道歩きで宿泊地のわさび平小屋に到着
2013年07月26日 15:53撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/26 15:53
1日目は、5kmほどの林道歩きで宿泊地のわさび平小屋に到着
二日目は、ガスが重く垂れ込める中、晴れを期待しながらスタート
2013年07月27日 05:19撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/27 5:19
二日目は、ガスが重く垂れ込める中、晴れを期待しながらスタート
林道と分かれて、双六への小池新道入口
2013年07月27日 05:20撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/27 5:20
林道と分かれて、双六への小池新道入口
アルプスらしく岩ゴロゴロの登山道を登る
2013年07月27日 05:28撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/27 5:28
アルプスらしく岩ゴロゴロの登山道を登る
秩父沢の大きな雪渓
2013年07月27日 06:10撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/27 6:10
秩父沢の大きな雪渓
2013年07月27日 06:58撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/27 6:58
キヌガサソウの群落はとても珍しいとのこと。ラッキー
2013年07月27日 08:15撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/27 8:15
キヌガサソウの群落はとても珍しいとのこと。ラッキー
本当なら槍の穂先を映す鏡平池
2013年07月27日 08:40撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/27 8:40
本当なら槍の穂先を映す鏡平池
鏡平小屋
2013年07月27日 08:42撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/27 8:42
鏡平小屋
笠ガ岳からの稜線と合流する弓折乗越
2013年07月27日 10:07撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/27 10:07
笠ガ岳からの稜線と合流する弓折乗越
2013年07月27日 10:28撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/27 10:28
ハクサンイチゲ、シナノキンバイ、コバイケイソウなどが咲き乱れる花見平
2013年07月27日 10:30撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/27 10:30
ハクサンイチゲ、シナノキンバイ、コバイケイソウなどが咲き乱れる花見平
昼食場所にしたくろゆりベンチ
2013年07月27日 10:49撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/27 10:49
昼食場所にしたくろゆりベンチ
文字通り何輪ものくろゆりが咲いていた
2013年07月27日 10:59撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/27 10:59
文字通り何輪ものくろゆりが咲いていた
広々とした双六小屋の建つ鞍部
2013年07月27日 11:40撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/27 11:40
広々とした双六小屋の建つ鞍部
槍ヶ岳からの西鎌尾根が合流する双六小屋
2013年07月27日 11:46撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/27 11:46
槍ヶ岳からの西鎌尾根が合流する双六小屋
山荘前から見える堂々たる鷲羽岳の姿には感激
2013年07月27日 11:50撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/27 11:50
山荘前から見える堂々たる鷲羽岳の姿には感激
鷲羽岳をバックにコバイケイソウの群落
2013年07月27日 12:29撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/27 12:29
鷲羽岳をバックにコバイケイソウの群落
三俣蓮華へは巻道コースを選択。鷲羽岳、水晶岳を望みながら
2013年07月27日 12:36撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/27 12:36
三俣蓮華へは巻道コースを選択。鷲羽岳、水晶岳を望みながら
イワカガミ、シナノキンバイ
2013年07月27日 12:40撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/27 12:40
イワカガミ、シナノキンバイ
巻道コースでは、何度か雪渓をトラバース
2013年07月27日 13:01撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/27 13:01
巻道コースでは、何度か雪渓をトラバース
硫黄岳の特異な山肌が印象的。中央やや左辺りに燕岳。右の大天井岳は雲の中
2013年07月27日 13:06撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/27 13:06
硫黄岳の特異な山肌が印象的。中央やや左辺りに燕岳。右の大天井岳は雲の中
チングルマ、コイワカガミ・・・
2013年07月27日 14:06撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/27 14:06
チングルマ、コイワカガミ・・・
三俣蓮華山頂直下で念願の雷鳥と遭遇。。子供を連れて
2013年07月27日 14:26撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/27 14:26
三俣蓮華山頂直下で念願の雷鳥と遭遇。。子供を連れて
三俣蓮華岳の山頂はガスの中
2013年07月27日 14:32撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/27 14:32
三俣蓮華岳の山頂はガスの中
2日目のゴール、黒部五郎小屋
2013年07月27日 16:15撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/27 16:15
2日目のゴール、黒部五郎小屋
山荘周辺のコバイケイソウの群落は見事。今年は当たり年らしい
2013年07月27日 18:33撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/27 18:33
山荘周辺のコバイケイソウの群落は見事。今年は当たり年らしい
三日目も5時過ぎに山荘を出発
2013年07月28日 05:26撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/28 5:26
三日目も5時過ぎに山荘を出発
黒部五郎岳のカールを右手に見ながら稜線コースを辿る
2013年07月28日 06:30撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/28 6:30
黒部五郎岳のカールを右手に見ながら稜線コースを辿る
なかなかに手ごわい岩稜コース
2013年07月28日 07:13撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/28 7:13
なかなかに手ごわい岩稜コース
黒部五郎岳山頂
2013年07月28日 08:58撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/28 8:58
黒部五郎岳山頂
カールの縁から雲が湧く
2013年07月28日 09:07撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/28 9:07
カールの縁から雲が湧く
2013年07月28日 09:20撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/28 9:20
2013年07月28日 09:44撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/28 9:44
2013年07月28日 10:16撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/28 10:16
2013年07月28日 11:07撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/28 11:07
北ノ俣岳
2013年07月28日 13:00撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/28 13:00
北ノ俣岳
2013年07月28日 13:12撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/28 13:12
2013年07月28日 13:20撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/28 13:20
北ノ俣岳周辺から太郎平に掛けては、一寸アルプスらしくないほどになだらかな湿原地帯が続く
2013年07月28日 13:54撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/28 13:54
北ノ俣岳周辺から太郎平に掛けては、一寸アルプスらしくないほどになだらかな湿原地帯が続く
ガスの中に太郎平小屋
2013年07月28日 14:49撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/28 14:49
ガスの中に太郎平小屋
太郎平小屋
2013年07月28日 14:57撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/28 14:57
太郎平小屋
2013年07月28日 17:38撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/28 17:38
夕方、チョッピリと北ノ俣岳が顔を覗かせてくれた
2013年07月28日 18:49撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/28 18:49
夕方、チョッピリと北ノ俣岳が顔を覗かせてくれた
ほぼ定員一杯らしく、この日は屋根裏の寝床で。
2013年07月29日 05:12撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/29 5:12
ほぼ定員一杯らしく、この日は屋根裏の寝床で。
前夜の天気予報でこの日は大雨。予定していた薬師岳登山は断念して、そのまま折立へ下山することに変更。朝から予想通りの強い雨足。。
2013年07月29日 07:36撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/29 7:36
前夜の天気予報でこの日は大雨。予定していた薬師岳登山は断念して、そのまま折立へ下山することに変更。朝から予想通りの強い雨足。。
天気が良ければ..と後ろ髪を引かれながら急ぎ足で下山
2013年07月29日 08:22撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/29 8:22
天気が良ければ..と後ろ髪を引かれながら急ぎ足で下山
あちこちで沢のようになった登山道をひたすら下る
2013年07月29日 08:59撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/29 8:59
あちこちで沢のようになった登山道をひたすら下る
薬師岳登山口の折立バス停。休憩所とトイレが設置されている
2013年07月29日 12:18撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/29 12:18
薬師岳登山口の折立バス停。休憩所とトイレが設置されている
撮影機器:

感想

梅雨明け十日の好天を期待して早くからこの時期の北アルプス縦走を計画してもらった今回の山行だったのだが。。。なぜか例年になく西日本、東海、関東に掛けては7月頭には梅雨が明ける一方で北陸から東北は梅雨明けも無いままに7月末を迎えてしまった。お陰で3泊4日、初日を除けば残りは雨具を手放せない行程に相成ってしまった。
2,500m付近にガスがかかり、とうとう槍も穂高も途中の三俣蓮華、黒部五郎、はたまた薬師といった名だたるピークは終に見ず終い、地図に書かれた大展望との文字を恨めしく眺めるのみであった。
それでも3日目の太郎平までは何とか行程を進め、翌日は愈々ハイライトの薬師岳登山となったその晩、山荘に張り出された薬師岳の天気予報は無情にも大雨(150mm以上)・・・・これでは薬師岳に登っても何にも見えず、また下山しても折立のバスの時刻(最終14時)には間に合いそうに無い、下手をすれば遭難の恐れも、ということでメンバーで相談の上、翌日は薬師岳登頂を断念して、おとなしく下山することを決定する。。涙、、涙、、
とは言え、4日間の行程を楽しませてくれたのは、素晴らしい高山植物の美しさであり、これはこれで何物にも代え難い光景であり、体験であった。
数百枚の画像としてデジカメに収めてきたそうした花々のほんの一部を写真として掲載させていただいた。
一昨年の唐松・五竜の縦走も雨だった。北アルプスは、どうも相性が悪いようであるが、今回断念した薬師岳のリベンジの意味も込め、必ず次の機会は好天と大パノラマを手にしたいものである。。

 1日目:歩行距離: 5.4km   累積標高: 418m
 2日目:歩行距離:14.3km   累積標高:1721m
 3日目:歩行距離:11.6km   累積標高: 914m
 4日目:歩行距離: 6.4km   累積標高: 57m
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 今回の総歩行距離:37.7km   今年の累積距離:288.0km
 今回の総累積標高:3,116m   今年の累積標高:21,969m

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