2021年6月 八ヶ岳(桜平〜オーレン小屋テント場〜硫黄岳・天狗岳・横岳)
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,720m
- 下り
- 1,724m
コースタイム
- 山行
- 4:55
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 6:18
天候 | 1日目曇り、2日目曇り時々雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道も分かりやすく特に危険個所ないが、横岳手前に鎖場、梯子の難所。登山道には残雪皆無。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
毛帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
水筒
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
テント
テントマット
シュラフ
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感想
一日目、夏沢鉱泉までは車道を歩く。夏沢鉱泉ではそばなど食事がとれる。その先から登山道になりオーレン小屋までは緩やかな登り。受付してテントを張る。スノコが確保できたのは良いが、スノコの下に金属板が敷いてありペグが打てずに苦労した。
オーレン小屋で昼食にボルシチライスをとって再出発。箕冠山までは緩やかな傾斜の樹林帯を進み、眺望はないが苔むした北八ヶ岳らしい雰囲気で、鳥のさえずりも心地よい。
箕冠山を過ぎると突然樹林帯が消え開けた場所に出た。風が強く急に寒くなる。
根石岳まではガレ場の急登。山頂から振り返ると明日の予定の硫黄岳、横岳、さらに奥には八ヶ岳最高峰の赤岳が見え、目の前には東西の天狗岳とその間で美しい弧を描く稜線がきれいに見える。
根石岳から下って東天狗岳に登り返し。山頂手前にかけられた橋は右手が深く切れ落ちていて足がすくんだ。東天狗岳山頂は狭いが360℃開けていて賑わっている。蓼科山や遠くアルプスまで望めるがこの日は雲にかすんでいた。
東天狗岳から西天狗岳までは先ほど見えたきれいな稜線を進む。山頂まではなかなかの急登。山頂では東天狗岳と天狗岩の眺めがおもしろかった。ここからは来た道をテントまで戻って一日目終了。
二日目、早起きして4:30に出発。夏沢峠までは樹林帯の緩やかな登り。夏沢峠では秩父山塊の奥に朝日が美しい。補充した小屋の水場の水は調理では気にならなかったがなまで飲むとかなり塩素臭い。
夏沢峠からはつづら折りの登りが続く。樹林帯を抜け森林限界に入り、視界が開けてくる。雲海と雲の隙間から昨日はよく見えなかった中央?アルプスや昨日登った天狗岳も見える。
稜線に出ると眼下に爆裂火口が現れた。火山の凄まじいパワーを感じる。
硫黄岳山頂はあいにくガスの中で、どの方向も視界はなかった。
硫黄岳山荘まではガレ場の下り。少し降りるとガスが晴れてきて少しずつ視界が戻ってくる。硫黄岳山荘で朝食。清潔で感じの行き山小屋だったのでいつか泊まってみたい。コーヒーがとても美味しかった。
食後に横岳に向けて出発。しばらくはガレ場の登りが続く。稜線に出ると少しガスも晴れてきた。
途中から高山植物が咲き始め、ハクサンイチゲがきれいに咲いていた。山頂手前は鎖場と梯子の難所が続く。落ちたら命はない。
山頂でこの先にツクモグサが咲いていると教えてもらい、少し先までいってみると半咲きだったが目の前でツクモグサが見れた。他にも色々な花が咲いていた。
途中で引き返して横岳から硫黄岳山荘まで戻る。注意してみてたらツクモグサがたくさんあったが、天気が悪いと開かないそうできれいに花が開いているのは残念ながら見つからなかった。だんだんガスが濃くなって霧雨も降ってきた。
硫黄岳山荘で休憩がてらもう一度コーヒー。本当に美味しい。それと山荘のスタッフはみな感じがいい。雨上がったがガスの中を硫黄岳まで登り返す。
硫黄岳山頂は依然ガスの中。下りは赤岩の頭経由で樹林帯に戻る。一雨あったので苔が元気になっていた。オーレン小屋に戻って小雨の中テント撤収。満杯だったテント場もほとんど残っていなかった。あとは来た道を駐車場まで。
長い行程をよく歩いた二日間だった。
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