ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 328094
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

常念岳・蝶ケ岳(三股から日帰り周回)

2013年08月02日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
15:52
距離
15.1km
登り
2,041m
下り
2,027m

コースタイム

4:20 三股登山口無料駐車場ー04:40 三股登山口ー09:00 前常念岳ー 10:00 常念岳ー 途中昼飯 ー12:55 蝶槍 ー13:45 蝶ケ岳ー17:20 三股登山口ー17:45 三股登山口無料駐車場
天候 小雨混じりのくもり時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三股登山口無料駐車場は70台ほど停められる。
あいてなかったら、林道の路肩。
なお、登山口駐車場までの林道は、ちょくちょく時間を区切って工事通行止めがある。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは、三股登山相談所にあり。
記入用紙、鉛筆付き。

いきなり急登スタート。
岩稜帯では、特にガスが多い時はペンキ印を見落とさないように。
全般的に標識、踏み跡はハッキリしたルート。
ただ、三股〜前常念、蝶ヶ岳〜三股の登山道は、
泥のぬかるみや、濡れてすべりやすい木の根、岩が続くので、注意が必要。

なお、蝶ヶ岳から三股の下りは、コースタイム以上に時間が掛かります。
登山口駐車場では、下山予定時間から1時間近く待たされていたタクシーが止まっていました。下山中、携帯はつながらないので、タクシーの配車時間は、よく考えて連絡しましょう。
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
4:00の駐車状況。半分位埋まっている。
ゲートを越えて林道を歩く。
2013年08月02日 04:22撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
1
8/2 4:22
4:00の駐車状況。半分位埋まっている。
ゲートを越えて林道を歩く。
三股登山口。トイレあり。
三股登山相談所で登山カード記入、提出。
湿気を含んでいて備え付けの鉛筆では、
しっかりと書き込めません。
2013年08月02日 04:40撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/2 4:40
三股登山口。トイレあり。
三股登山相談所で登山カード記入、提出。
湿気を含んでいて備え付けの鉛筆では、
しっかりと書き込めません。
三股分岐。
左は蝶ヶ岳。
右の7.2キロある常念岳へ。
ヘッデンに頼りながらの、いきなり急登スタート。
2013年08月02日 04:42撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/2 4:42
三股分岐。
左は蝶ヶ岳。
右の7.2キロある常念岳へ。
ヘッデンに頼りながらの、いきなり急登スタート。
木々の間から朝日が差し込んできます。

2013年08月02日 06:24撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/2 6:24
木々の間から朝日が差し込んできます。

沼地のような結構嵌るぬかるみが幾度も出てきます。
恵那山の比ではありません。
スパッツ装着は必須。
道は木の根、岩、泥の繰り返し。
2013年08月02日 06:43撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/2 6:43
沼地のような結構嵌るぬかるみが幾度も出てきます。
恵那山の比ではありません。
スパッツ装着は必須。
道は木の根、岩、泥の繰り返し。
森林を抜けると、前常念が姿を現しました。
岩ばっかり。
2013年08月02日 07:11撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
3
8/2 7:11
森林を抜けると、前常念が姿を現しました。
岩ばっかり。
ホームセンターでよく見かける、
アルミ製の脚立を利用した梯子。
ここから岩稜帯歩きの始まり。
2013年08月02日 07:12撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/2 7:12
ホームセンターでよく見かける、
アルミ製の脚立を利用した梯子。
ここから岩稜帯歩きの始まり。
ペンキ印をたどって、山頂を目指します。
先行者と後続者がいることに気がつきました。
2013年08月02日 07:18撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/2 7:18
ペンキ印をたどって、山頂を目指します。
先行者と後続者がいることに気がつきました。
前常念石室。
これを越えると、三角点。
2013年08月02日 07:58撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/2 7:58
前常念石室。
これを越えると、三角点。
前常念岳山頂。
三角点があるのみ。山頂の標識は朽ち果ててしまったのか、ありません。
ちょっと残念。
2013年08月02日 08:01撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
1
8/2 8:01
前常念岳山頂。
三角点があるのみ。山頂の標識は朽ち果ててしまったのか、ありません。
ちょっと残念。
常念小屋への分岐。
ひたすら稜線の岩場を歩きます。
常念岳がハッキリ見えます。
2013年08月02日 08:18撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/2 8:18
常念小屋への分岐。
ひたすら稜線の岩場を歩きます。
常念岳がハッキリ見えます。
勝手に命名『ライチョウ岩』
残念ながら、御嶽山に続き、今回もライチョウにめぐりあえず。
2013年08月02日 08:26撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
3
8/2 8:26
勝手に命名『ライチョウ岩』
残念ながら、御嶽山に続き、今回もライチョウにめぐりあえず。
一ノ沢、常念小屋からのルートに合流。
登山者が増えます。
山頂までもう少し。
2013年08月02日 08:52撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/2 8:52
一ノ沢、常念小屋からのルートに合流。
登山者が増えます。
山頂までもう少し。
常念岳山頂。
ガスで全く眺望がありません。
雨も降り出しました。
登山者はざっと20人くらいいました。
2013年08月02日 09:04撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
2
8/2 9:04
常念岳山頂。
ガスで全く眺望がありません。
雨も降り出しました。
登山者はざっと20人くらいいました。
これから蝶ヶ岳へと歩く縦走道。
岩場のアップダウンがキツそう。
2013年08月02日 09:52撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
1
8/2 9:52
これから蝶ヶ岳へと歩く縦走道。
岩場のアップダウンがキツそう。
山あるあるで、雨具を着ると、雨が上がるというのがありますが、今回はまさにそれ。
天候がコロコロ変わります。
カラフルな雨具が白い岩場に映えます。
2013年08月02日 10:13撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
1
8/2 10:13
山あるあるで、雨具を着ると、雨が上がるというのがありますが、今回はまさにそれ。
天候がコロコロ変わります。
カラフルな雨具が白い岩場に映えます。
これは?ペンギン?イルカ?
自然の創りだした造形ってすばらしい。
2013年08月02日 10:28撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
1
8/2 10:28
これは?ペンギン?イルカ?
自然の創りだした造形ってすばらしい。
コバイケイソウの群生。
蝶ヶ岳までの縦走路で、群生地が5箇所ほどありました。
2013年08月02日 11:37撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/2 11:37
コバイケイソウの群生。
蝶ヶ岳までの縦走路で、群生地が5箇所ほどありました。
2592ピーク。常念岳〜蝶ヶ岳の中間点。
ニッコウキスゲに囲まれながら、昼食。
ガスが切れて、蝶槍が。
2013年08月02日 11:45撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/2 11:45
2592ピーク。常念岳〜蝶ヶ岳の中間点。
ニッコウキスゲに囲まれながら、昼食。
ガスが切れて、蝶槍が。
雲が切れ始めて、穂高の山々が見えるようになる。
高度とともに、テンションも上がってきます。
2013年08月02日 12:42撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
5
8/2 12:42
雲が切れ始めて、穂高の山々が見えるようになる。
高度とともに、テンションも上がってきます。
岩稜の先に、目指す蝶槍はすぐそこ。
2013年08月02日 12:52撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
1
8/2 12:52
岩稜の先に、目指す蝶槍はすぐそこ。
蝶槍。
穂高の山々を正面に、小休止。
2013年08月02日 12:57撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
3
8/2 12:57
蝶槍。
穂高の山々を正面に、小休止。
横尾分岐の先で、ついに槍様お出まし!!!
歓声とともに、皆さん急いでシャッターを切る!!
2013年08月02日 13:19撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
3
8/2 13:19
横尾分岐の先で、ついに槍様お出まし!!!
歓声とともに、皆さん急いでシャッターを切る!!
瞑想の丘から蝶ヶ岳ヒュッテ。
この向うの最高点へ。
2013年08月02日 13:39撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/2 13:39
瞑想の丘から蝶ヶ岳ヒュッテ。
この向うの最高点へ。
蝶ヶ岳山頂。
標識の文字のバックにそびえるのは、乗鞍岳。
この左手では、どこかの高校の山岳部が校歌を歌ってました。
2013年08月02日 13:47撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
2
8/2 13:47
蝶ヶ岳山頂。
標識の文字のバックにそびえるのは、乗鞍岳。
この左手では、どこかの高校の山岳部が校歌を歌ってました。
槍様と蝶ヶ岳ヒュッテ。
この右手に望めるはずのここまで歩いてきた常念からの縦走路は、ガスで振り返ることは出来ず。
2013年08月02日 13:48撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
4
8/2 13:48
槍様と蝶ヶ岳ヒュッテ。
この右手に望めるはずのここまで歩いてきた常念からの縦走路は、ガスで振り返ることは出来ず。
蝶ヶ岳ヒュッテのテント場にある、長塀山との分岐。
いつか穂高に登るぞと誓いつつ、三股へ下山開始。
2013年08月02日 14:15撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
1
8/2 14:15
蝶ヶ岳ヒュッテのテント場にある、長塀山との分岐。
いつか穂高に登るぞと誓いつつ、三股へ下山開始。
岩と木の根の連続。
濡れていてすべりやすい。
また、テン泊の方がこの時間も大勢登ってくるので、すれ違い回数も多いです。
2013年08月02日 15:04撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/2 15:04
岩と木の根の連続。
濡れていてすべりやすい。
また、テン泊の方がこの時間も大勢登ってくるので、すれ違い回数も多いです。
名物ゴジラみたいな木。
2013年08月02日 16:50撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
3
8/2 16:50
名物ゴジラみたいな木。
最後の最後に力水。
冷たくておいしい♪
しかしこのあと、ここから流れ出た水に濡れた岩でコケました・・・
2013年08月02日 16:58撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/2 16:58
最後の最後に力水。
冷たくておいしい♪
しかしこのあと、ここから流れ出た水に濡れた岩でコケました・・・
駐車場。
トイレ横の水場で、靴とスパッツを洗う。
朝と同じくらいの台数が駐車。
太陽が沈む前に戻ってこれてよかった。
2013年08月02日 17:46撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
1
8/2 17:46
駐車場。
トイレ横の水場で、靴とスパッツを洗う。
朝と同じくらいの台数が駐車。
太陽が沈む前に戻ってこれてよかった。
撮影機器:

装備

個人装備
ヘッドランプ
1
予備電池
1
ガイド地図
1
コンパス
1
1
筆記具
1
保険証
1
飲料
2l
ティッシュ
1
バンドエイド
1
タオル
2
携帯電話
1
計画書
1
雨具
1
防寒着
1
医薬品
1
水筒
2
時計
1
非常食
1
ファーストエイドキット
1
カメラ
1

感想

初めての北アルプス。
以前から常念岳には行きたいと思っていたのですが、
あわせて蝶ヶ岳にも行ってみたい。
登山地図のコースタイムだと、17時間かかるのだけど、
ヤマレコを読むと日帰りできそうなので、あえて前常念岳〜常念岳〜蝶ヶ岳の周回を選びました。

登ってみて分かったのですが、この周回コース、意外にメジャー。
前常念岳への岩場では、私の前後に登山者がお一人ずついましたし、
蝶ヶ岳でシャッターを押すのをお願いされたトレランの女性も、
そしてまめうち平で休憩されていたご年配の皆様も・・・

前常念への岩場で手こずると予期していたのですが、予定よりも早く走破できました。
常念岳〜蝶ヶ岳の縦走は、なめてかかると痛い目に遭います。
アップダウンの厳しいガレザレ歩き。
途中でシャリバテ気味の方が言ってました。
『甲斐駒ケ岳「黒戸尾根」よりキツイ』

最も足取りが重くなったのが、三股への下り。
木の根や濡れた岩で足元が悪く、慎重に下りていったら、予想外に時間が掛かりました。
さすがに、まめうち平に着いた時には、ちょっと焦りました。

長い周回コースでしたが、なんとかおひさまの出ているうちに戻ってこられ、達成感いっぱい。

これからの山歩きの自信になりました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:11434人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 甲信越 [2日]
蝶ケ岳〜蝶槍往復
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
常念岳−蝶ヶ岳(三股登山口)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら