記録ID: 328801
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
荒川三山を経て聖岳まで
2013年07月29日(月) ~
2013年08月03日(土)
長野県
静岡県
- GPS
- 768:00
- 距離
- 42.1km
- 登り
- 4,833m
- 下り
- 4,782m
コースタイム
7月29日
椹島ロッジ6:00−清水平10:30−千枚小屋14:08
7月30日
千枚小屋7:00−千枚岳8:00−丸山9:00−荒川東岳10:00−荒川中岳12:00−荒川前岳12:15−お花畑12:50−荒川小屋13:30
7月31日
荒川小屋5:20−小赤石岳7:20−8:20赤石岳9:20−百諒10:45−百間洞山の家
11:45
8月1日
百間洞山の家6:00−百瞭兇悗硫執濺7:00−(濃霧と強風で本日の行程を断念)−大沢岳山頂11:10−百間洞山の家12:45
8月2日
百間洞山の家5:45−中盛丸山7:45−兎岳山頂9:45−聖岳山頂13:20−聖平小屋
16:00
8月3日
聖平小屋6:00−聖岳登山口10:15
椹島ロッジ6:00−清水平10:30−千枚小屋14:08
7月30日
千枚小屋7:00−千枚岳8:00−丸山9:00−荒川東岳10:00−荒川中岳12:00−荒川前岳12:15−お花畑12:50−荒川小屋13:30
7月31日
荒川小屋5:20−小赤石岳7:20−8:20赤石岳9:20−百諒10:45−百間洞山の家
11:45
8月1日
百間洞山の家6:00−百瞭兇悗硫執濺7:00−(濃霧と強風で本日の行程を断念)−大沢岳山頂11:10−百間洞山の家12:45
8月2日
百間洞山の家5:45−中盛丸山7:45−兎岳山頂9:45−聖岳山頂13:20−聖平小屋
16:00
8月3日
聖平小屋6:00−聖岳登山口10:15
天候 | 29日 雨 30日 曇り 31日 快晴 1日 雨 2日 快晴 3日 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
畑薙第1ダム−椹島ロッジ 東海フォレスト送迎バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
総体的に登山道は厳しい。崩落の激しいザレ場も多いし、急こう配で険しい岩場が続く場所も多々ある。特に厳しく感じたのは兎岳から聖岳への急降下、荒川三山の稜線の岩場はストックを格納して四つん這いで進んだ。悪沢の名前がよく分かる。 どこの山でも同じであろうが、天気の急変で霧が巻いてルートを見失う危険が多々ある。自分もしばしば遭遇したが、登山道と林道、更にけもの道が所々で交差している。29日と1日は雨ばかりでなく、霧も濃かった。尾根筋は物凄い突風である。下手に動けなくなると低体温症になりかねない。29日の千枚小屋まで行程では、椹島で同室だった方が清水平付近で林道に騙され迷ってしまったため、12時間も歩く羽目になり、夕方6時にやっと千枚小屋に到着となった。かなりの経験者で普段テニスで鍛えているとのことで全身日焼けしたタフそうな方だった。 自分も今回山で知りあった方に、途中でエスコートしてもらうことができたから完走できたが、一人ではとても危険であることを実感した。 特に人が少なく、小屋と小屋のインターバルの長いこのルートでは地図とコンパスのがまともに使えなかったの大いなる反省点でもある。 |
写真
感想
非常に長い山旅だった。3千メートル級の峰々をつなぐ稜線は時に登り時に急激に落ち込む。余裕のあるつもりの日程を組むつもりでも、山小屋と山小屋の間隔が非常に長いところもあり、10時間以上の行動を余儀なくされた日もあった。
兎に角山の天気は変わりやすい。今年は特にかしれないが、梅雨が明けたと言われても晴れが3日と続かない。ある程度の雨は覚悟していたが、百瞭胸海硫箸馬泊せざるを得なかった。いったん計画を強行しようと思ったが、引き返すことを決心して、現在では縦走路から外されている大沢岳を回ってきた。半日コースではあるが、尾根で吹かれる厳しさは厭と言うほど体感した。
代わりにと言うことだろうが、翌日の景観の素晴らしさは言葉に尽くせないくらいの感動ものであった。話が前後するが、荒川岳から荒川小屋へ降る途中のお花畑の見事さも感動ものであった。どこかの飲料メーカーが宣伝文句に使っているが、南アルプスは天然水が豊富で実にうまい。とは言っても予定行動時間に必要とする水はしっかり準備してほしい。連日最低でも5時間は歩く羽目になったので、多少ザックが重くなっても、毎日1.5から2リットルの水を背負って歩いた。
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コメント
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senさんコンバンワです。
かなりの距離を歩かれましたね、素晴らしい事です。
長距離・長時間は天候との駆け引きとなります。全ての日程で好日なら良いのですが、停滞は致し方ないかと思いますので、無理をしなくて正解ですね。ヽ(^o^)丿
最終日は南アルプスは南端「池口岳」から見守り申し上げました。(冗)
南アルプスは奥深いですね。
<追伸>
もしやして?と思い他の記録を見ていた所、百間洞山ノ家で今話題の方とご一緒していますね。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail.php?did=327689
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