折立〜雲ノ平〜水晶岳〜鷲羽岳〜新穂高


- GPS
- 104:00
- 距離
- 40.1km
- 登り
- 2,956m
- 下り
- 3,197m
コースタイム
2日目 10:00発−12:30薬師沢小屋着13:00発−15:30アラスカ庭園−16:30雲ノ平山荘着
3日目 アルプス庭園散歩−8:45発−11:15祖父岳−13:10岩苔乗越−14:30水晶小屋着 水晶岳往復
4日目 6:00発−7:50鷲羽岳−三俣山荘(巻道ルート)13:00双六小屋14:00発−15:45鏡平山荘着
5日目 6:00発−8:55わさび平小屋−9:50新穂高バス停
天候 | 7/31(水)晴れ 夕方から雨 8/1(木)朝から風雨強く雷も 午後晴れ 8/2(金)朝は小雨 午後晴れ 8/3(土)朝快晴 午後ガスガス 8/4(日) 朝曇りのち雨 午後晴れるが雲多し |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
飛行機
【帰り】新穂高から平湯までバス 平湯バスターミナル14:30発新宿行高速バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
〇航空運賃はANA旅割55で10700円 〇富山空港から折立までタクシー15800円 〇有峰林道ゲート料金1800円、大雨だとゲート閉まってしまうそうで注意が必要です(前日まで4日間閉まっていたとか??)。なるほど下りてくる方が少なかったわけです。 〇今回はメンバーの希望をききながらTさんが早くから綿密な計画をたて、太郎平小屋→高天原山荘→雲ノ平山荘−双六小屋と予約も入れ、切符の手配等も全てやっていただいてた。 〇元々は2010年に皆で雲ノ平に行こうと盛り上がったものの山荘の改築時期にぶつかりお流れとなった計画のリベンジ。当時のメンバーの思い出、せっかくだかから高天原温泉もプラスしようよ等々、我々としては最長の5日間という行程となったものであった。 〇前日になり突然メンバーSさんの体調不良による不参加のアクシデント、2日目の荒天によるコース変更等により、あの計画は何だったの?というくらい性格の違う山行になってしまった。 〇帰りの切符が購入済みだったため、それに縛られはしたが、天気や参加メンバーの性格や好みで全く違う山行になってしまうのが面白いと思った。 〇帰りは平湯バスターミナル隣りの「ひらゆの森」でまったり。古民家のたたずまい、森の中の露店風呂、広い休憩所、畳敷きの廊下等気分よく過ごせて入浴料は500円と安い。 |
写真
感想
折立登山口から入るのは3回目です。
2008年に黒部五郎から新穂高へ縦走、
2009年に薬師岳から立山へ縦走、
2013年の今年は念願の雲ノ平へ。
過去2回は夜行バスで体調崩したため、今回は富山まで飛行機で行く案がでました。最初はなんて贅沢なと思いましたが、歳をとると体力不足をお金で解決するのも仕方ないことかなあ…
それにしても初の4泊5日のロング山行
果たしてどうなることやら不安だらけでしたが
何とか奇跡的に体力持ちましたね。
山に入った途端ドーパミン放出??思わぬ力に突き動かされるように歩き通せてしまいました。筋肉痛も無かったです。
直前に友人が胃腸壊して山行キャンセルすることになってしまったのが残念でしたが、行く行かないは自己判断なので仕方ありません。
一日目、予報とは裏腹で晴れてるでないですか?
前日まで雨で有峰林道のゲートが開かなかったのだそうで、えーそんなことあるんだと初耳でした。すれ違う人もまばら、太郎平小屋にはさすが大勢の人がいましたがキャパの大きい小屋ですからゆったり個室状態で、あまりの居心地の良さに翌朝の暴風雷雨に連泊するのもいいんじゃないと思ってしまうほどでした。
でも現実はそんな甘いものでなく、前線があり梅雨があけていないような状況では天気の予測もはっきりぜず、朝食時、富山県警の人は慎重な行動をするよう話があり、小屋の人からは雨のときは薬師沢はすぐ増水するので通れませんと言われ、さてどうしたものかと他のグループほど深刻には考えず、コーヒーいれて飲んだり談話室や食堂でだらだら…嵐の中出発する人達をえらいなあでも危険だよなあなどと見送り一日寝て過ごそうと連泊の申込みに行ったら、下は降っていないのでゲートが開き大勢の人が登ってきますので昨夜の場所には泊まれませんと言われ初めて焦りました。
やがてタイムリミットの10時が近づいてきます。外を見るとなんか小雨となり明るくなってきているような…小屋の人に雲ノ平への道も今ならOKと言われたのでバタバタと出発。こんなとき3人でいると心強い。そしてこの人数なら状況に応じて簡単に動けるのもいいですね。
ええい!!いよいよ最奥部へ踏み込むよ!!
本当にこのとき決断してよかった。
不安定な天気の中、一瞬の晴れ間に雄大な景色を見ることができたのは
このとき雲ノ平へと歩を進めたからですもの。
途中女子二人組を追い越したけど自分達がこの日の最終組でした。
午後の降雨確率50パーセントである意味賭けではあったけど
雲ノ平に来られて本当に嬉しかった。
おまけに高天原温泉行をあきらめたおかげで
一日余ってしまい百名山ハンターTさんの提案で水晶岳に行くことができました。
デジブック作成しました
↓
コメント
この記録に関連する登山ルート

こんにちは!mattyanさん。
4泊5日で北アとの事だったので、雲ノ平かなぁなんて思ってましたがビンゴ
実は僕も30日北アinはやめてmattyanさんと同じ31日inで徳本峠〜前穂・奥穂と歩いてきたんですが、折立〜雲ノ平〜読売新道を3泊4日でというルートも出発直前まで迷っていたんです。
mattyanさんとお会いできるチャンスを逃してしまいましたー
それにしてもいいレコを見させてもらってありがとうございました。
雲ノ平、水晶、鷲羽、三俣、双六、黒部五郎、裏銀座。北アルプスの中で一番好きな山達です。毎年でも訪れたい場所です。あー、やっぱ頑張っていけば良かった
8/2の午後から8/3にかけては雲は多めながらもほんと素晴らしい天気でしたよね。
僕も奥穂の肩から夕日を眺め、朝日を拝んでました。ほんと燃えるような太陽でしたね。
8/4は晴れ予報が出てましたけど天気×だったんですね。山の天気はほんとわかりませんね。
でも8/3の素晴らしい景色でオールOKだったのではないでしょうか。青い空、美しい雲。
素晴らしいお写真
富山に入った日の前日まで4日間雨が降り続いていたのだそうです。
でも束の間の晴れで翌朝は暴風雷雨。
高天原に行く予定をあきらめざるを得ませんでした。
でもまあ結果オーライといいますか
予定になかった水晶や鷲羽を歩くことができて
最高に幸せでした
また雨の中歩いていてガスが晴れていく瞬間に出会うのもいいものですね
天気も景色も変化を楽しめた山旅でした。
今回一緒に行けなかった友達のために写真多く載せてしまいましたが見ていただきありがとうございました。
テン泊装備の単独行の若い男性に会うともしかして…とじっと振り返って見つめてしまったりしていましたが
zawadaさんは穂高にいらしたんですね。
でも同じ夕日と朝日を共有できて嬉しかったです
mattyanさんのお写真
美しいです〜!
拝見しながら、またまた回想モードにチェンジ
気の合う方達との臨機応変な行動。
信頼しあえるからこそですし、また絶景もより素晴らしく感じられますよね!!
再び、いいえ三度め以上の回想をありがとうございました!!
単独行にグループ登山
形態も性格も様々いろんな山行があるものですね。
行く前は行程表とメンバーから
どうなることやら想像もつかなかったんですが、
リーダー、副リーダー不在となったことで
かなりお気楽、よく言えば自由自在な山旅となりました。
リーダー達は天気が不安定なので常に心配し続けてくれたようです。
とにかく一番の目標であった雲ノ平には行けました。
高天原経由では通らなかったであろう
奥日本庭園付近が私的にはヒットでした。
秘境感もたっぷり
後から思うと薬師沢からの登りも体験しておいて良かったです。
辛かったねえ…とこうしてお話出来るのがまた楽しいです
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