日光白根山 - 久しぶりのガッツリ山登り。でも山頂だけはガス。(泣)
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- GPS
- 09:05
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,253m
- 下り
- 1,255m
コースタイム
- 山行
- 6:51
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 9:02
07:35 弥陀ヶ池
07:52 座禅山
09:25 日光白根山
10:16 五色沼避難小屋
10:36 地震観測小屋(昼食)
11:54 前白根山
12:33 五色山
13:04 国境平
13:40 金精山
14:23 金精峠
15:20 菅沼登山口(駐車場)
天候 | 曇りのち晴れ。ただし山頂はガス。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<菅沼登山口 〜 弥陀ヶ池> 徐々に傾斜がきつくなります。大きな石を乗り越えなければならなかったり、なかなか自分のペースで歩けません。道迷いの心配はないでしょう。 <弥陀ヶ池 〜 座禅山> 問題ありません。きれいなすり鉢状の火口は、底まで降りられるようでした。 <弥陀ヶ池 〜 日光白根山> 一部ザレ場もありますが、多くは岩場の急登です。手掛かり足掛かりは十分なので、岩の丸印や誘導ロープを頼りに慎重に登れば問題ないでしょう。 <日光白根山 〜 五色沼避難小屋> 濃霧の山頂では方向を見失いやすいので注意が必要です。ザレた下りは非常に滑りやすいです。黄色の花畑と五色沼の景観が素晴らしいです。 <五色沼避難小屋 〜 前白根山> 岩の多い登りですが問題ありません。地震観測小屋はお花畑の中にあり、男体山と中禅寺湖の眺望もよく、昼食場所としてお勧めです。前白根山直下はザレ場の急登です。滑りやすい上、落石にも注意が必要です。 <前白根山 〜 五色山> 鞍部までの下りは、やはりザレた下りで注意が必要です。プチ縦走気分が味わえます。晴れていれば、鞍部からの五色沼と日光白根山の景観が見事です。道迷いの心配はありません。 <五色山 〜 国境平> 五色山から尾根が分かれますので分岐に注意しましょう。右が国境平方面で、案内板では湯本方面になります。植生が変わり、穏やかな笹の道の下りになります。 <国境平 〜 金精山> 崩落場所のそばを通るので注意が必要です。金精山直下は一気の急登です。山頂からは男体山を見る方角が北西となり、手前には湯ノ湖を見ることができます。道迷いの心配はありません。 <金精山 〜 金精峠> 数ランク難易度が上がります。ロープ、ハシゴが設置してあり、それに頼らないと降りられない荒れたルートです。浮石も多く自分自身はもちろん落石の危険もあり、最大限の注意が必要です。道迷いの心配はありません。 <金精峠 〜 菅沼登山口> 石ゴロゴロの歩きにくい道です。ゴール間近で足首を捻らないよう注意が必要です。道迷いの心配はありません。 |
写真
感想
考える時間が無く、企画済みの山行が前回の鹿岳で底をついてしまった。
こりゃー、ガイドブック頼みで、涼しい高山だな。
ということで、奥日光の日光白根山に行くことにした。ただし、登って下るだけではつまらないので、金精峠まで足を延ばす欲張りな周回ルートです。
菅沼登山口から6時過ぎに出発しましたが、さすが百名山、既に車も10台ほど来ていて、どんどん出発して行きました。
弥陀ヶ池から本格的な山登りになるのですが、分岐の案内板の「座禅山火口」に誘われ、座禅山に寄り道してみると、だいぶ年月が経過しているのでしょう、だいぶ木々に覆われてはいましたが、見事なすり鉢状の火口でした。地形図で見ると、同心円の等高線が何重にも描かれているので、一見すると綺麗なピークの山頂のようにも見えますが、実際には中心に向かって高度は下がっているんですね。改めて地形図を良く見ると、最も小さい円の内側には崖を表す記号が付いているので、なるほどと思いました。
本当に久しぶりの「山登り」気分で、白根山山頂に到着しましたが、濃霧で視界は20〜30mくらいです。当然ながら期待の眺望はまったくありません。午後には晴れたようだったので本当に残念でした。
前白根山に向かう前に、地震観測小屋の前で昼食にしました。そこは登山者も少なく(休憩中に2組ほどが通りました。)、お花畑の中にある3畳ほどの小さな原っぱで眺めも良く、昼食や休憩には絶好の場所でした。天気も良かったので、色白の私は少しでも肌を焼こうと上半身裸で、男体山や中禅寺湖を正面に眺めながら、1時間ほどゆっくりしました。(ミツバチとかは、それなりにいましたが)
ザレた斜面を登った前白根山からは、金精峠までプチ縦走です。日光白根山山頂からの眺望が無かったからかもしれませんが、やっぱり私には、稜線歩きの方が性に合ってるなぁと改めて思いました。
国境平では、チョットしたハプニングがありました。
休憩しているところに、単独の女性がやってきて、分岐の案内板の写真を撮ろうとしたのですが、私は案内板にぶら下げていたストックをどけなくちゃと思い、「あ、(ストックを)取りますよ。」と言うと、すかさず「大丈夫です。」との返答。ほとんど同時に、私はストックを外しましたが、???妙な空気になりました。そっか、彼女には「撮りますよ。」に聞こえたんですね。ま、返答が「大丈夫です。」だから実害はないか。(笑)
金精山から金精峠までの下りは、急斜面に無理やり登山道を作ったかのようで、非常に危険で神経を使いました。2〜30cmくらいの石がゴロゴロしている急斜面をロープ伝いに降りるのですが、ほとんどの石が動くので、ロープに体重を預け、足を斜面に直角にしながら降りなければなりません。とてもハイキングレベルではなく、家族連れではやめた方が良いでしょう。
そんなこんなで、下界では40度にもなった当日でしたが、さすがに2000mから上は風もあり涼しく、プチ縦走もあったし、それなりに満喫できた約9時間でした。
ただ、左足外側のくるぶしの痛みは、回を重ねるごとに確実に悪化しています。インソールを少し厚めのものに変えただけなんですけどねぇ。来週までに何らかの対策を講じなければ。
と同時に、どこを歩くか早く検討せねば。
コメント
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kinoeさん、おはようございます。
何か久々にメジャーな山に登るkinoeさんを拝見したような気がします、お疲れ様でした
菅沼駐車場・・・忘れもしない僕がデジカメなくした場所です、思い返す度に記憶が甦りますね!!
分岐から火口まで行かれるとこがkinoeさんらしいなあと思いました。
そこの分岐から頂上まではかなり急登ですよね、僕もフウフウ言いながら登りました。
僕が頂上行った時のほうがもっとガスガスでしたね、そういう意味ではまた晴天の時に行きたいと思います。
足のほうよくなることを願ってます
drunkyさん、おはようございます。
デジカメ見つかりませんでした。m(__)m
感想でも書いたように、ネタが底を突いてしまい、今回はガイドブックに頼ってしまい、久し振りに多くの人を見ました。(-.-;)
私も天気が確かなら、また行っても良いのですが、確かだと思って行った結果がアレですからね。やはり山は天気に限らず、行って見ないとわかりませんね。(>_<)
ありがとうございました。(^_^)v
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