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Yamareco

記録ID: 3320610
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

蛭ヶ岳

2008年07月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
17.9km
登り
1,781m
下り
1,764m

コースタイム

日帰り
山行
8:15
休憩
2:15
合計
10:30
6:15
35
6:50
6:55
20
本谷橋
7:15
7:20
60
710m
8:20
8:30
35
1100m
9:05
9:20
40
10:00
10:15
30
10:45
10:50
55
11:45
12:35
55
13:30
13:40
30
14:10
14:25
115
16:20
16:25
20
本谷橋
16:45
塩水橋
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2008年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
塩水橋に駐車。
コース状況/
危険箇所等
天王寺尾根の下りは迷いやすいので要注意。
その他周辺情報 秦野・ほたる

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 飲料 ハイドレーション ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ
共同装備
調理用食材 調味料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具

感想

7月6日 晴れのち曇り

 君津1925-2025綾瀬0310-0525塩水橋

 塩水橋0615(35)0650本谷橋0655(20)0715 710m? 0720(60)0820 1,100m 0830(35)0905天王寺尾根分岐
 0920(40)1000丹沢山1015(30)1045休憩舎1050(55)1145蛭ヶ岳1235(55)1330休憩舎1340(30)1410丹沢山
 1425(1:55)1620本谷橋1625(20)1645塩水橋 (計8:15)

 塩水橋1700-1800秦野1950-2115君津

 海老名SAで朝食。厚木ICで降りて宮ヶ瀬湖経由で塩水橋へ。宮ヶ瀬湖から塩水橋までの道は車1台がやっとの狭い道だったが、幸い対向車は無かった。
 0525塩水橋に到着。先着の車が2台路肩の広くなった場所に停めてあった。登山者かと思ったら渓流釣りの人だった。同じ場所に車を停め、準備をして0615出発。天気は快晴だ。気温19℃で涼しく爽やかだ。
 今回は丹沢の最高峰・蛭ヶ岳に登るのが目的だ。塔ノ岳や丹沢山には何度も登っているが、百名山の丹沢山は丹沢山塊全体を指しており、その代表が丹沢山なのか最高峰の蛭ヶ岳なのか、意見が分かれている。このような場合、一般的には最高峰を百名山とする事が多い。那須の三本槍しかり、九重の中岳しかりである。今回は丹沢山経由で蛭ヶ岳に登るので、文句なしだ。
 もう一つの山行目的が、最近購入した新兵器山道具のお試しだ。ハイドレーションパック、日除け付き帽子、イータパワーの3つである。
 ハイドレーションパックは出発時から使用したが、歩きながらいつでも給水できるので便利だ。 バイトバルブは先端部分を軽く噛むと飲みやすい。
 塩水橋からヤビツ峠方面に200m〜300mほど行くと、塩水林道が右に分岐しており、一般車通行止めのゲートがある。ゲート右側に人が通れる通路があるので、そこから林道に入る。林道は舗装されているが、傾斜がやや急だ。途中、右に分岐するが、これは堂平に行く道なのでそのまま直進する。塩水橋から35分ほどで本谷橋に到着。本谷橋は本谷川に架かる大きな吊り橋だった。ここから右に天王寺尾根の登山道が付いているはずだが、見あたらない。本谷橋をしばらく行き過ぎても見あたらない。GPSは空が狭いせいか位置が正確に検出できていない。戻ってみると 本谷橋手前の天王寺橋の袂に登山道入口があった。とても目立たない入口なので見逃してしまったようだ。このコースはあまり整備されていないようだ。
 取り付きはいきなり急斜面で、喘ぎながら登る。鬱蒼とした森の中で風が通らず蒸し暑い。鹿の食害防止の柵が張り巡らされているが、登山道は概ね柵沿いの尾根を登るようになっている。
 途中、柵を桟橋のような通路で乗り越える場所が2ヶ所あった。土の急斜面に木の根が張っていて歩きにくい。途中、ルートが不明瞭になるが、GPSで確認しながら登る。
 樹林帯ながら陽差しが入るので、新兵器その2の日除け付き帽子を着用。というか、着脱式の日除けを帽子に取り付けた。去年の8月に聖と魚沼駒ヶ岳に登った際に、後頭部を強い陽差しに炙られ続けて参ってしまい、途中からタオルを帽子に挟んで日除けをした事があり、今回は着脱式の日除け帽を買ったのだ。妻からは「敗残兵みたい」と言われ、見た目はちょっと間抜けっぽいが、陽差しの中でも後頭部が涼しくて具合が良い。
 ずっと誰にも会わなかったが、天王寺尾根分岐で休憩している時に1人年配の方が登って行った。今日は塩水橋から丹沢山往復とのことだった。
 丹沢山の少し手前で宮ヶ瀬からの道と合流するが、この道は32年前に初めての山行の際に下った ルートだった。32年前といえば22才、懐かしい!
 1000丹沢山山頂着。出発時は快晴だったが、尾根を登っている間に曇ってしまい、山頂からの展望は無し。時間が早いせいか、山頂には我々を含めて5〜6人しかいなかった。
 寝不足なのでここで昼寝をしたい所だが、今回は蛭ヶ岳が主目的なので、気を取り直して出発 する。
 丹沢山〜蛭ヶ岳間には不動ノ峰(1,614m)、棚沢ノ頭(1,600m)、鬼ヶ岩の頭(1,608m)などなどいくつものピークがあり、アップダウンの連続で寝不足の身体には堪える。
 丹沢山から30分ほどのところに休憩舎があり、通常なら素通りするところだが、ここでも休んでしまった。
 蛭ヶ岳が近づく頃にはガスが切れはじめた。蛭ヶ岳手前の登山道脇に鹿の死骸があり、異臭を放っていた。丹沢には鹿がたくさんいるが、人目に付く場所で死んでいるのは珍しい。
 1145蛭ヶ岳(1,672.7m)に到着。丹沢山から1時間25分かかっているが、コースタイムは1時間20分なので、まあまあか。
 蛭ヶ岳山頂は広く平坦な広場になっており、低めのテーブル兼ベンチが数基置かれている。
 先着していた人にシャッターを押してもらい、ツーショットの記念写真を撮った。
 それからビールで乾杯。蓄冷材と一緒にクーラーバッグに入れて来たので、冷え冷えだ。後半の行動と運転を考え、ノンアルコールビールのキリン・モルトスカッシュだが、身体に染み渡る。
 昼食は「岳食」の「カレーうどん」だ。ここで第3の新兵器「イータパワー」の登場だ。イータパワーはプリムスが最近売り出した新しいバーナーシステムで、鍋底に熱効率を高めるための「ヒートエクスチェンジャー」という熱交換機を装着し、風防付きの専用バーナーと組み合わせ て使うもので、お湯が早く沸かせ、燃料消費も従来の半分という優れものだ。1箸凌紊2分30秒で沸き、2人前の食事を1日3食5日分作って、ガスカートリッジは250g1缶で足りるという広告がヤマケイに出ていた。欠点は鍋の中にバーナーや風防を収納するので、他のコッヘルが入れ子に出来ないことと、鍋を上げないと炎が見えないので、火力調節が難しいことだ。
 実戦は今回が初めてだが、組立は簡単で、なるほどお湯の沸くのがすごく早い。
 「岳食/カレーうどん」も三輪そうめん製なので、さすがにシコシコ・ツルツルで食感が良くとても美味しい。値段は\430とかなりお高いが、カップめんとは次元の違う美味しさだ。
 食後はお昼寝をしたいところだが、そうもいかないので、1235下山開始。
 アップダウンがほぼ同じ割合なので、復路も往路とおなじ1時間25分掛かって1410に丹沢山に到着した。丹沢山山頂には誰もいなかった。賑わうのは塔ノ岳までか?
 ハイドレーションパックはいつでも飲めてしまうので、消費量が多いと思ったが、いっぺんにたくさんは飲めないので、休憩毎に水筒で飲むのと消費量はあまり変わらないようだ。
 丹沢山に着く前に持ってきた水2人合わせて3箸鬚垢戮動んでしまったので、みやま山荘で500ccのペットボトル入りの水を1本買った。\300もしたが、冷蔵庫で冷たく冷やされていてとても美味しい。
 天王寺尾根の下りは迷いやすいので、GPSをこまめにチェックしながら下った。ネットの山行記録にも道迷いしたとの記事があり、先週登った桂さんも下山時に1時間もロスしたとのことだった。気を付けていたが、それでも一瞬1筋違う小尾根に迷い込みかけてしまった。なんとなく雰囲気がおかしいのでGPSを見るとルートから逸れていた。1分ほどのロスで済んだので事なきを得たが、登山道がはっきりしないのが原因だ。このコースは蛭ヶ岳への最短ルートだが、 あまり整備されていないようだ。今回は雪道以外でもGPSが役に立つ事が判った。「持ってて良かったGPS」である。
 1620本谷橋着。そこから林道を20分歩いて塩水橋に到着した。
 塩水橋から蛭ヶ岳往復は、登り4時間35分、下り3時間40分。距離18km、累積標高差3,600mの、 日帰りにはとってもタフなコースだったが、丹沢最高峰の蛭ヶ岳に登る事ができて満足だ。
 帰りはヤビツ峠経由とし、護摩屋敷の名水を汲んで家へのお土産とした。
 秦野の東海大近くの温泉「ほたる」で汗を流し、近くで夕食を食べた。
 帰りは東名、保土ヶ谷バイパス、首都高ともに渋滞なく、2115に我が家に着いた。

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