西穂高岳で初の山小屋泊 晴天のパノラマと満天の星空とお花畑
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- GPS
- 09:53
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,021m
- 下り
- 1,030m
コースタイム
・自然散策道周回10:00〜10:55
・13:53西穂高口-15:25西穂山荘
2日目
・西穂山荘〜西穂高岳ピストン
5:27西穂山荘-5:53丸山-6:57西穂独標7:06-7:15(10峰)-7:20(9峰)-
7:32(8峰)ピラミッドピーク-7:45(7峰)-7:49(6峰)-(5峰)-
8:01(4峰)チャンピオンピーク-8:07(3峰)-(2峰)-
8:27西穂高岳9:06
9:43チャンピオンピーク-10:01ピラミッドドピーク-10:22西穂独標11:16丸山-
11:34西穂山荘
・西穂山荘〜西穂高口
12:16西穂山荘-13:31西穂高口
ハイキング+山行合計8時間49分
・散歩:55分
・西穂高口〜西穂山荘:1時間32分
・西穂山荘〜西穂高岳ピストン:5時間7分
・西穂山荘〜西穂高口:1時間15分
天候 | 1日目:曇り時々晴れ 2日目:快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
しらかば平ロープウェイ駅を目指して車を走らせると、案内人の人がいて「観光・登山」と聞かれ、「登山・2日」と言うと600円を支払い砂利の登山者用駐車場に案内される。スペースは50台以上と思われる。 ロープウェイは往復2700円。支払い前にJAF会員を提示すると少し安くなりました。観光客が多く、昼は10分に1便、それ以外は「臨時便」でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
西穂独標までにも岩場があります。小学低学年・幼稚園のお子さんと同伴で登られるグループがものすごく多いので、お子さんに注意してあげてください。すれ違う場所はたくさんありますので待ってあげましょう。 独標から西穂高岳は岩場の連続。あれっと思っても◯のルートを行くと安全です。特に下りは◯重視です。難易度は中レベル。両神山八丁峠のほうが危ないです。あくまで落石を落とす他の人がいない条件ですが。岩慣れしていない人を避けようと×に行くと危険。観光登山は怖いですね。 なお、西穂高岳から先に行く人と来る人はヘルメット常備されているので見てすぐわかります。彼らはハイペースで歩いて来られているので渋滞に慣れていません。できたら道を譲ってあげましょう。 |
写真
感想
数日前、同窓のT君からメーリングリストに「西穂高に1泊に行く人いる?」の案内がありました。一も二も無く了解の連絡を入れ、11日に現地集合が決定。
メンバーは滋賀のT君、奈良のK君と恩師のH先生、総勢4人。
新穂高ロープウェイまで群馬から行くには上高地分岐で駐車場の沢渡を通らないといけない。悩んだ結果、中途半端な時刻じゃなく最善最速出発にしました。私にとっての最善最速とは、朝から犬の散歩に行って出てくる時間。だいたい4時半から5時。でもって、4時半に出発して松本ICを降りて途中休憩を入れ、問題の沢渡(さわんど)は8時すぎ。満車じゃないので駐車待ち渋滞は無くサクサク通過。9時少し前にしらかば平に到着できました。
車の経路は、新穂高ロープウェイホームページの説明PDF通りで分かりやすかったです。終点らしきところに人がいて600円を払い登山者用駐車場に駐車しました。
さて集合時間まで暇です。自然散策道を回りコーヒーも飲みご飯も食べて足湯もつかり。広場の椅子でうとうとしてたら「もう切符買ったけどどこにいる?」と電話があり、急いで階段を登って切符を買ってすぐに搭乗。あっという間に西穂高口に到着。
いつもソロばかりで4人以上のパーティーは実はまだ2回目。メンバーのT君は百名山も数座の経験者だけど、2人は運動はしているけど自称山初心者。この二人の様子を見ながら西穂山荘まで休憩を4回ぐらい入れて到着。フルマラソンと登山は違うんだなぁとヘッポコハイカーは納得したのでありました。
初の山小屋。予約と山荘との交渉は全てT君がやってくれました。夕食後に持ってきたバーナーでコーヒーをいれて休憩。このときは空は下界と同じで星はまばらでした。8時過ぎに確認のため外に出たらびっくり。T君とK君を呼び3人で観賞会。
★雲ひとつない満天の星空★
天を横切る天の川。星が多すぎて白鳥座がわからない。ベルセウス流星群の時期だからなのか9時頃でも流れ星を3つ見ました。
写真を撮ろうと悪戦苦闘するも画面に点々が残るだけ。目に焼き付けるんだと30分以上見上げ、9時の消灯でも非常灯で完全闇夜にならないので寝ることにしました。
山荘受付のボードによると当日は1.5人/布団の表示。しかし予約者布団優遇を受けることができ、足を伸ばしてゆっくり寝ることができました。夜中は暑いぐらいで皆さん半そでシャツになっていました。
朝ごはんを食べてすぐに出発。日の出を撮影するT君ら大半の人はどんどん先に行ってしまいます。K君とH先生と3人は丸山に到着前に記念撮影ばっかりしていて、気がついたら日の出になっていました。(山の向こうから太陽が顔を出すので、気象庁の日の出よりかなり遅れる)
丸山からは風が出てきたので体が冷える前に全員防寒の上着を装着。ところどころで写真撮影で立ち止まりましたが、急ぎの人たちはとっくに先に行っていて追い抜かれることは無く、独標まではすれ違うことも無いのでゆっくりと歩くことができました。
独標で二人はリタイヤ。T君と2人で西穂高岳へ出発。ルートには○×がついているので間違うことはありません。数か所で浮石があるのに注意すればよかったんですが、その1か所でロープ講習会されているパーティーがリュックのステンレスボトルを落としてしまいました。5m下には3人いて1m横をボトルが通過。頭に当たらず事無きを得ましたが、人の多い観光登山の怖さが身にしみました。迷うことはあっても落石で人に迷惑をかけることのないマイナーな藪山は気楽でいいです。
西穂高岳に到着。シャッターをお願いしてお願いされて雑談しているうちに30分も滞在してしまいました。夏のこの時期としては雲ひとつない360度パノラマが見渡せて大満足でした。
西穂山荘でお昼の穂高ラーメンを食べてたら、豪州から来た2人連れが横に座りました。すると英語の堪能な恩師が話しかけ、負けてならずとT君も話しかけ、なんだかんだで30分。独標まで行って上高地に下る忙しい2人のはずなのに、おじさん4人につき合わせてごめんなさい。
西穂高口では2階展望台は観光客だらけ。槍ヶ岳が見えるので、ここに来るだけで北アルプスに来た実感を得ることができます。ここでも30分ほど。
ロープウェイは長い行列でしたが、10分待ちで次の便に乗ることができました。車に戻り、下ってすぐの日帰り温泉に入り3人と別れることになりました。
特に大きな渋滞も無く松本を通過し群馬県に入りました。ところがあと1時間以内だというところでゲリラ豪雨。高速は規制が出ずとも80km以下に減速。西の方ではイナズマが見えない雷。テレビでは東京が大停電だと言ってる。と言ってるうちに無事に家まで戻りました。
これから4人の写真を共有化してもらう予定。景色や人物は他のカメラのほうがいいので、写真はこのあと大幅入れ替え(追加)をする予定です。修正タイミングはお盆明けですがね。
さて、今回は初の山小屋泊を堪能できました。企画してくれたT君に感謝。今回の山行が素敵過ぎたのでK君もH先生も次誘えばご一緒できそうです。10人ぐらい集めて木曽駒で同窓会やってみたいなぁ。貧乏人なので一人テン泊かもしれませんが。
追伸
ソフトバンクは山荘周辺はほぼ入らず。でも西穂高岳ではLTEでした。
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